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エイリアンvsプレデターinCE_ナナシー氏_第08話

Last-modified: 2008-01-03 (木) 17:50:10

ターゲット8 『巣靴での攻防』

 

あれからどれだけ歩いたのだろう?俺はプレデターという異星人と一緒に
プラント内にいる「エイリアン」の駆逐をしている。名はシン・アスカ。
家族全員フリーダムに殺されてザフトに志願した兵士だ。MS駆逐での作戦は失敗し
僅か二人で戦う羽目になってしまった。だけど、フリーダムを倒すまでは死ぬ訳には行かないんだ!
マユの敵を討つまでは・・・死んでたまるか!!あ、因みにこのプレデターはMSを生身で倒した
すごいヤツ。俺にもそう言う力があったら今頃はマユを助けられたかも知れないし、何より
あのアスランをボコボコにしたんだからな。いつも狩りの事ばかりしか考えてない土人マガイのヘンなやつ。
そいつは、色んな事を俺に教えてくれる頼りがいある存在なんだ。そいつと一緒なら・・・戦って行けるような気がするんだ。

 

『着イタゾ・・・ココダ』
二人がたどり着いた場所、エイリアンの巣靴・・・中に入ると悪臭が漂い死骸の残骸が散乱していた。
「ううっ、臭い・・・!何だコレ!!」『虫ドモガ・・・食イ荒アラシタンダロウナ。行クゾ、小僧』
「あんた、恐くないのか!?」『コウイウ場所ハ、慣レテイル。オ前、本当ハコワインダロ・・・?プッ!』
「なっ・・・!?馬鹿にして!!あんたって人は!!!」顔を真っ赤にするシンをよそに奥へ進むプレデター。
「まっ、まてよ!置いて行くな!!」慌ててかけつけるシン・アスカ。びびってるのか?

 

突然、静止するプレデターに緊張が走るシン。「どうしたんだ、アンタ。」逸早く異変に気付いたプレデターは
通り道にトラップを仕掛ける。『虫ドモガ・・・来ル!それも・・・群レデ・・・』「何だって!?」
頭上からシンに目掛けてエイリアンが襲い掛かってきた!!「シャァァァアァアアア!」
不意を付かれたシンは重みでそのまま倒れこみ身動きが取れない状態に陥る。「うわあああぁ!やめろぉ!!」
口から隠し顎が飛び出しシンの顔に目掛けて喰いかかる。「うあぁ!コイツ!!」
銃でエイリアンの胴体を打ち込むシン。だが、エイリアンは怯まずなおも喰いかかる。
「くそぉ!コイツ、早くやられろ!!」
隠し顎がシンの顔に喰いかかろう時、頭上からスピアが突き刺さって断末魔が木魂する!!
「ギ、ギ ャ ァ ァ ァ ァ ァ ア !」シンに乗っかったまま絶命するエイリアン。
『ホントニ、囮トシテシカ使エナイナ・・・オ前ハ。』
スピアを抜き取って別のエイリアンを手際よく狩るプレデター。その戦い振りは正に狩人その物だった。
「アンタって、すごいんだな・・・・」プレデターの戦い振りに呆気に取られるシン・アスカ。
軍人とは言え生身での戦いは不慣れでMS戦しかしていないエース。それが今の自分・・・
「強く、なりたい・・・もっと・・・」同時に悔しさも込み上げ涙を流していた。脳裏に狩人の一言が響き渡る・・・

 

〜ホ ン ト ニ、 囮 ト シ シ テ シ カ 使 エ ナ イ ナ ・ ・ ・ オ 前 ハ。〜

 

129 名前:エイリアンvsプレデター IN CE[sage] 投稿日:2008/01/03(木) 13:43:48 ID:???
「おれは・・・おれは・・・囮じゃない。囮なんかじゃない!」拳を握り締め唇をかみ締めるシン。
「おれは、ザフトのエースシン・アスカだ!!フリーダムを倒すために戦ってるんだぁぁぁぁあ!!」
頭に何かが割れたような感覚がシンを覚醒に導く。彼はSEEDを発動させたのだ。
二本のアーミーナイフを取り出すシン!驚異的なスピードでエイリアンの群れに突っ込み
切りかかった。「オレは、オレはぁぁぁぁあ!!!」エイリアンたちを圧倒するシン。
「俺はフリーダムを倒すまで死んでたまるかぁぁぁぁあ!」
一匹残らずエイリアンをナイフのみで倒すのを見たプレデター『人間デコレホドノ戦士ガイルトハナ・・・・未熟ダガ素質ガアル。』

 

クィーン含む全ての群れを二人で残らず倒した。シンは疲れからか呼吸が荒い。生身での実戦に鳴れていないせいからだろう。
「やっと、みんなやっつけてやった。もう、囮って言わせないからな!」『戦士トシテハ・・・未熟ダガナ。』
指摘するプレデターにシンはまた顔を赤くして怒り出す。『ワカラナイノハ・・・オ前ガ何故、戦士ニナッタノカ・・・ダナ。』
プレデターの一言でシンの表情が変わる「家族を・・・妹を・・・マユを・・・殺されたからです。戦争で・・・フリーダムに。だから、軍人になったんです。」
だんだんシンが興奮するのを感じていたプレデター『ダカラ、戦士トシテ未熟ナノダ。御前ハ・・・狩リニハ情ハイラナイ。モシ、オ前ノ言ウ「ふりーだむ」
ヲ狩ルナラ家族ノ考エハ捨テロ。・・・デナケレバ、戦士ヲヤメロ!スグ虫ドモに喰ワレルノガオチダ。』
プレデターは全てを見抜いていた。シンが家族の仇を討つ為に戦士になった事もお見通しであった。
素質としては持っているが、このまま情に流されたまま戦ってもすぐ死ぬ事さえも判っていたからだ。
『ダガ、ソレデモ・・・戦士トシテ戦ウノナラ・・・コレヲヤロウ。戦士トシテノ証ヲ』プレデターが投げ出したもの
それは、ルナマリア戦で使われたプラズマキャノンをショットガンタイプに改良されたものだった。
レーザーマーカーをシンの額に当てるプレデター。『受ケ取レ・・・誇リ高キ「勇者」ヨ』
プレデターが武器を与える。すなわち、シンは戦士として認められたのだった。それも、勇者と言われたのは
ザフトレッドとして以上の喜びはこれ以上に無かったからだ。シンの瞳から一粒の涙が流れた。
「う、うぅう・・・・」何も言わずプレデターは巣靴を後にする。「ま、待ってくれ!俺も行く!!」
外は青空が広がり、ミネルバが救援に駆けつける。

 

後日、生物テロは3日後に鎮圧した。犠牲者は地のバレンタインをしのぐとも言われている・・・。
いまだ、テロの犯人は捕まっていない・・・。

 

ターゲット8 『巣靴での攻防』END

 

おまけ

 

『マタ、これくしょんガフエタ!フエタ!!』戦利品としてエイリアンの死骸を拾ってきた。
『皮ハグ。皮ハグ!』頭部の神経をいじって隠し顎を出し入れして楽しんでいた。
ミネルバクルーに悪戯で脅かすお茶目な一面を持っていた。
「イヤアアアアア!」絶えかねたタリアは逃げ回る。

 

「ア ン タ っ て 人 は ー ! 」 おしまい