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ステラ IN ワンピース 8氏_外伝01話

Last-modified: 2007-12-26 (水) 10:25:26

 とある町のよく晴れた日――

 

「シン!! またさぼりやがったな!!」
「げっ! 大佐!!」

 

 兵舎の屋上で昼寝していたアスカ・シン(軍曹)はうめいた。

 

「てめぇぇぇぇぇ!! 今日こそ覚悟しろ!!」
「うわぁぁぁぁぁぁぁっ、うげらっ!?」

 

 シンは“ホワイトブロー”をまともにくらい、ふっとばされた。

 

「いつもいつも訓練抜け出しやがって……罰として便所掃除だ!!」
「げっ、またかよおい……」
「減俸の方がよかったか」
「滅相もございません。了解しました、大佐」

 

 なぜ、シンが海軍にいるのか。
 ある日、たしぎが浜で倒れている赤服の男――シンを見つけ運んできた。
 数日たって、目を覚ましたシンは「ここは」「ミネルバは」「フリーダムは」などといろいろ言ってたが、たしぎがこの世界についてあれこれ説明すると驚愕して、そのあとすぐ納得して「俺をここにいれてくれ」と申し出た。
 スモーカー大佐を通して、晴れて海軍に入隊した。
 はじめは、「三等兵」だったが、赤服のこともあって優秀でいろんな武器を使いこなした。
 とくに大型サーベルを得意とし、1200万の賞金首「大槍のラミー」を無傷で倒す程だった。
 そのとき階級が一気に「軍曹」まであがった。

 

 その時から一目置かれるようになったシンだが、よくサボる問題児でもあった。
 しかもなぜかスモーカー大佐とたしぎ曹長以外の上司の命令には従わないのだ。

 

「ったく、本気で殴らなくてもいいのに……」

 

 その後、シンはしばらく黄昏ていた。

 

「レイとルナげんきかなぁ、アスランハゲてなきゃいいけど」

 

 元の世界の仲間が頭に浮かぶ。失礼なこともいってるが。

 

 がちゃっ

 

 たしぎがはいってきた。

 

「あ、たしぎ曹長」
「あなた、またさぼったの?これで何回目?」

 

 この世界で初めてコンタクトをとった人で、説明や入隊の手続きをとってくれた恩人だ。
 ここで最も親しいのは彼女だろう。

 

「何の用すか」
「買い物頼まれて、でも武器屋がどこかわかんなくて」
「いい加減覚えてくださいよ」
「うぅ……」
「ま、いいや。掃除終わったら付き合いますよ」
「じゃあ、後で私のとこまできてね。それから、これからはサボんないように」
「へいへい」
「はいは一回!」
「はーい」

 

 しばらくたって、シンは掃除にとりかかった。

 

 そんなシンの平和な海軍生活だった。

 

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