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ルナマリア◆yb4dHGjFao 21

Last-modified: 2017-02-22 (水) 03:30:21

暇つぶし
 
 
『暇よ!何か面白い事無いの!?』
 敵艦から自分宛の通信。何事かと思い、慌てて来て見ればこれである。
キッドはモニターに映るアホ毛にばれないように、そっと溜息をついた。
『もう一ヶ月近くも敵地に缶詰なのよ!飽きちゃったわよ!』
「そうは言ってもさ、皆忙しいんだよ…主にサウンドノベルとかで。」
『それでも私は今暇なの!盗んだクラウダで暴れだしたい位暇なの!』
 これは重症だ。今すぐストレスを解消しないと、メサイアを占拠して地球に落とす位はやるかもしれない。
「今すぐご飯とうなぎを用意するんだ。」
『…用意したわよ?』
「鰻を焼いてご飯に乗せて……」
『うな丼が出来たわね?』
「あれ?ひまつぶしが出来るはずなのに?」
『…アンタそれ本気で言ってる?』
 冷たい視線に耐えかねて話題を変えるキッド。
「…そんなに暇ならそこらの兵士とでも話してみたら?」
『そんなのとっくにやってるわよ!砂漠の虎に私の素晴らしさを三日三晩語ってやったわよ!』
「み、三日三晩……」
『本当はまだまだ語り足りなかったけど、『我、世界の真理を見たり!』とか言い出したから止めたんだけどね。』
「(哀れ砂漠の虎…)と、ところでこんな話を知ってるかい?」
『何よ?』
「キ○肉マンは二ヶ月間休載した時、キックを出した足が元に戻らなくなったそうだよ?」
『だから何?』
「別に一ヶ月位止まってたって、騒ぐほどの事じゃな……」
『…あんたにも私の素晴らしさを教え直さなきゃいけないみたいね。』
(イヤァァァァ…!)

一方その頃…

ディバイダーのビームがレオパルドの緑のボディを貫いた。
「なんでレオパルドはこんなに弱いんだろう?」
「……」
「せめてレオパルドデストロイだったら……」
「……」
「くっ!もう一勝負だ!」
「…はい。」
 ロアビィが、相手の行動を読めるティファとゲームで戦う事の無意味さに気付くのは何時であろうか?

「我が世の春が来たぁぁぁぁ!」
「サ、サラ、落ち着いて……」
「これはこれは、セリフどころか出番すらないトニヤにシンゴじゃないw」
((うわ、ムカつく!))
「やっぱりこれは人気の差…はっ!」
「機体どころかフリーデンすら破壊されて、月光号に間借りしてるニートの私を笑ってくれ……」
「あああ、キャ、キャプテ〜ン!」

「フハハハハ!これが!これがエアマスターの実力よ!」
「確かに強いよな。DXよりずっと使いやすいもんな。」
「もう餌なんて呼ばせねーぞ!」
「でもGファルコンDXは出るのに、エアマスターバーストは出ないんだよな。」
「言うな!言わないでくれ!」

「兄さん。」
「どうした?オルバよ?」
「僕達には対戦ゲームは向いてないんじゃないかな?」
「そうか…ならチェスでもしようか?」
「それも対戦だよ?兄さん……」

ロボットゲームに興じる者。

「ああ、だめよギル!私には夫も子供も……」

「何?コ○ドームが無くなった?」
「うぇい。」
「…シンは大丈夫なのか?」
「うぇい、シン元気!」
「……」
 全く謎の一部分を除いて衰弱し、虚ろな目で天井を見つめるシン。

「アスランさん、お昼ご飯ですよ!」
「…うな玉丼にすっぽん鍋、マムシ酒?」
「デザートはうなぎパイですからね♪」
(俺の人生ってなんだろう……)

大人の娯楽に興じる者。

「ハイネ・ヴェステンフルスのディナーショーだ!」
「ホイコーロー出来たぞ!」
「何故だ!何故この俺がウェイターなぞせねばならんのだ!」
「ガンダムでジンに負けたヘッポコパイロットは黙って働きなさい。」
「うっうっ…プラントのお父さんお母さん、やはり私は開発に戻るべきなのでしょうか?」
「ほらほら泣いてる暇なんて無いぜ?チンジャオロースー出来たぞ!」
「ああ、銀色マザコン、ピータンが心許なくなって来ました。作ってきなさい。」
「宇宙空間でどうやって作れと言うのだ!」

「そもそもブルーコスモス思想の原点とは……」
「私は別にブルーコスモス思想に共感したわけでは……」

『ただいまスク○ズの最終回を見ています。御用の方は『フォンドゥヴァォウ!』の後にメッセージをどうぞ。』

「ダコスタ君、今回のコーヒーはどうかね?」
「グハッ!辛ッ!何を入れたんですか!?」
「そうか、美味いか!今回は練りワサビを80%増やしたんだ。」
「医療班!バルトフェルド隊長が錯乱した!至急来てくれ!医療班!」

「う〜ん……」
「どうしたのですか?」
「いや、ヒゲが伸びたと思ってさ。」
「剃るのですか?」
「いや、剃ったら無精ヒゲキャラじゃ無くなっちゃうじゃない?」
「では伸ばすのですか?」
「それじゃヒゲキャラになって、無精ヒゲキャラじゃ無くなっちゃうじゃない?」
「無精ヒゲとは難しいものなのですね……」
「無精ヒゲを無精ヒゲたらしめる長さがあるからね。」
 

皆思い思いに時間を潰している。