Top > 901◆GbvohmL8bU_第16話
HTML convert time to 0.002 sec.


901◆GbvohmL8bU_第16話

Last-modified: 2014-08-03 (日) 04:21:38

無事にフラックが着陸し刹那が説教を受けている最中にオペレーターが報告を行った

 

「理事、レーダーの有効範囲が半分以下になっています。それと地上の回収班と連絡が取れません。」
「おそらくニュートロンジャマーの影響下だからでしょう・・・有線は問題ないのですね?」
「そちらは問題ありません。ホワイトハウスと繋がっておりますので、大統領があと5分ほどで通信に出られるそうです。」
「わかりました。出たらこちらに回してください。」
(ニュートロンジャマー・・・厄介ですね。原発が動かない、通信もレーダーも遠くに届かない
航行中の船舶は大丈夫でしょうか・・・?GPS信号も届かないはずですし・・・今は置いときましょう。このまま頬っておくと赤字が積み重なります。早く何とかしなくては・・・)

 

このような思考をしているとすぐに5分ほど立ち
「大統領が通信に出られます。そちらに回します。」
『アズラエル理事、挨拶は省略させていただく。非常にまずい、このまま電力不足が続くと北部では凍死の恐れが出てくる。もって3日だ。
他の地域から電力を送った場合食糧生産が間に合わずに餓死者が大量にでる恐れがある。このままいけば予想では世界中で合わせて最低数億は亡くなると予想されている。』
「何とか手を打ちましょう、適切に行動をしなくては会社が倒産するどころか食料が無くなりますからね」
『財閥が力になってくれるのはありがたい。ブルーコスモスとしては今回の件はどうするのだ?』
「地上にいるコーディネイターは保護して下さい。彼らが中立から味方に転じてくれればこの先楽になります。
この後に『地上のコーディネイターは被害者。悪いのはプラントにいるコーディネイター』と声明を出します」
『わかった。今回の件だが特例で法人税免除とする。それでよろしいか?』
「それで手を打ちましょう。電力の件は手がありましたら連絡を入れます」
『よろしく頼む』

 

「ふう・・・法人税免除、まあ妥当でしょう
戻ってきたティエリアさん、刹那さん、力を貸して下さい。」
「詳細を聞こう」「・・・・・・」
「ニュートロンジャマーの影響で原発が止まりました。現状のままいくともって3日ほどで凍死者が出てきます。他の地域から電力を融通できたとしてもそっちそっちでは食糧生産が危険になります。」
「・・・予想被害者数は?」
「最低でも数億はくだらないかと」

 

ティエリアは非常に迷っていた。対処する方法はあるがすぐに手を打つとなるとELSの力が必要になってしまう。
ある一線を超えて介入をするのか、それともソレをやらずに見殺しにするのか。だが刹那の一言で決まった。

 

「たとえ偽善でも命を見捨てたりはしない」
「刹那・・・わかった。アズラエル、衛星軌道上に使っていい小惑星はあるか?それと原発の敷地内に立ち入り禁止の指定を。」
「手があるのですね、分かりました。僕のコネを使って世界中から協力を取り付けましょう。」

 

被害を抑えるための戦いが始まる

 
 

【次】 【一覧に戻る】 【次】