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901◆GbvohmL8bU_第26話

Last-modified: 2015-03-16 (月) 00:54:11

ヘリオポリス住民の救助に向かっている救援部隊。
それの護衛にあたっているのがMS運用試作艦『エウクレイデス』の1番艦と2番艦に刹那とフラッグチームが搭乗している。

 

この船の形状は刹那たちが以前乗っていた『プトレマイオス』に酷似している。
オリジナルのものと違う点はコンテナの数が5つに増えたのと本体部分に2機分整備スペースがある。
あくまで実際に運用をし、問題点を洗い出し次に活かすことを想定しているのもで直接戦闘は想定されず、最低限の武装があるだけだ。
1番艦に6機、2番艦に4機のフラッグを載せている。

 

「ふう・・・」「はぁ・・・」「ふー・・・」
フラッグへの機種転換訓練を開始したばかりの3人がため息をついている。
「刹那教官・・・なんであんなに強いの?」
「俺たちはエースだエースだと周囲から言われてきたが・・・所詮、井の中の蛙か・・・」
「メビウスからフラッグに乗り換えて自分の手足のように動かせると思ったらボコボコにされたな」
「3人の弾幕はカスリもしない。射撃も嫌なところにピンポイントで撃ってくる。終いにいはなんで煙幕の中で高速で接近して斬れるのよ・・・」
刹那の教え方はプライドを粉々に粉砕し、その後に体に覚えさせているようだ。
「でもシミュレーターの最後に言ってたじゃないか。『君たちならこれぐらいできるようになる』と。期待されているんだ」
「他の2小隊もボコボコみたいだぞ。暗礁宙域で隕石を蹴って方向転換や加速は当たり前らしいからな」

 

刹那も訓練をしながら最短ルート、暗礁宙域を抜けヘリオポリス方面に向かっている先遣隊を追っていた。
その先遣隊の目的がヘリオポリス住民の救助のため、国際救難チャンネルで呼びかけを常に行っている。
そのため1度ザフトの戦艦が接近しフラッグチームに緊急発進がかかったが目的を理解するとザフトの戦艦が離れていったため発進することはなかった。
そして
「モントゴメリから通信です!地球連合軍所属艦アークエンジェルと通信が出来たとのことです!
また、避難民も乗せているとの情報があります!」
張っていた空気が緩んだ時、刹那がオペレーターに問う。
「オペレーター、先遣隊が接触するまでの時間は?またアークエンジェルはザフト艦に追われたりはしているか?」
「はい、接触までの時間は約3時間後、追われていたかは確認をとります。」
「頼む。追われている、もしくは戦闘を行ったかを聞いてくれ。」
「了解しました」
「・・・艦長、15分後にフラッグチーム全員でミーティングを行う。」
「ふむ。刹那さんは追われている可能性が高いと踏んでいるのですね?」
「ああ、俺なら合流するタイミングで襲撃をかける。確実に油断するからな」
「刹那さん、確認が取れました。戦闘を複数回行っており、追われている可能性もあるとのことです。」
「決まりだ。この速度のまま航行し、カタパルトの加速だけで先遣隊に向かって射出した場合の到着時間は?」
「えー・・・約30分で到着します」
「了解した、ありがとう。艦長、俺と1小隊で出撃し、2小隊を護衛に残す。」
「わかりました。ですが刹那さんのフラッグは目立ちます。マントを纏って出撃してください」
「了解・・・あの色は好きじゃないんだがな・・・」

 

その後、フラッグチーム9名とミーティングを行い1番艦から3機、2番艦から刹那のフラッグが出撃することが決まった。

 
 

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