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CCA-Seed_144◆BAcU0MCeFg氏_02

Last-modified: 2012-08-23 (木) 10:44:53

=第二話、白い悪魔の決意=

 
 

「ビーム兵器?」

 

現れたMSに対して、すぐに武装を確認する
目に付くのは、左側に装着された大型のビーム砲
これなら、やれそうだけど・・・
けど、それはこっちに来ないで現れた戦艦の方に向かっていった
MSが発砲する
当たる、と思ったけど、戦艦は船体を思いっきり右に傾かせて旋回、回避して見せた
仕留め損ねたことに腹を立てたのか、MSはこっちに向かってくる
銃口がこのMS…ガンダムを狙う
足元には、まだトールやミリアリア達も居るのに!

 

「伏せて!」

 

マリューさんの叫び声が聞こえた

 

「!」

 

慌ててガンダムの膝で庇う、けど、銃弾は容赦なく装甲を打つ
…ダメージは無いけど、少し揺れた
次に行動したのは戦艦だ
MS一機相手に、ミサイルを何発も撃つ
MSはそれを避けるため、一発だけ撃墜した後はヘリオポリスの支柱を盾にした
そのせいで、ケーブルが何本か切れる…このままじゃ、ヘリオポリスが!
「じょ、冗談じゃない!」
あの戦艦に任せておいたら、今度こそヘリオポリスが壊れてしまう!
MSを照準に入れ、ビーム砲の銃爪を…
「待って!それは!」
マリューさんが何か叫ぶけど、遅い
僕はそのとき、銃爪を…引いた

 

「ビーム兵器?」

 

キラ・ヤマトの呟きが聞こえる
と同時に、本体から背中の武装モジュールへアクセス
アグニ?…このスペックデータが本物なら、間違ってもコロニー内では撃てない
他に使えそうなのは…肩の機関砲だけか
ナイフよりはマシだが…
確認しているうちに、MSはホワイトベースによく似た、白い戦艦に攻撃を仕掛ける
かわすのは不可能だと思ったが、なんと…戦艦は、掠らせもせずにかわしてみせた
操舵手がよほど優秀なのか、戦艦の運動性が必要以上に高いのか…おそらくその両方だろう
その時不意に、悪意を感じて上を見る
MSがこちらに迫ってきていた
機体の性能のせいか銃口はややぶれているが、こちらを狙っていることははっきりわかる

 

「伏せて!」

 

MSの発砲と同時の叫び声
駄目だ、伏せただけじゃ助からない!
僕がそう思い、体を動かそうとしても、自分の意思ではこの体は動かせない
キラ・ヤマトが操作するのを、それから一瞬遅れて感じた…
装甲表面を打つ銃弾
さっき倒した、ジン…とかいうMSのものよりは威力があるが、やはりダメージにはならない
攻撃後の隙を突くつもりか、戦艦の方にも動きがあった
だが、それが取った行動は驚くべきものだった
ミサイルを発射したのだ、コロニー内だというのに!
案の定、MSがかわしたミサイルはコロニーに当たり、甚大な被害を与える

 

「じょ、冗談じゃない!」

 

続けて、恐慌をきたしたような、キラ・ヤマトの叫び
そして、起動するアグニ
まさか!やめろ!!
慌ててシステムを落とそうとするが、時、すでに遅し
一筋の光が、コロニーを貫いていた
その後のことは、よく覚えていない
マリューさんに言われるがまま、あの戦艦…アークエンジェルに着艦した
手のひらに乗せていたみんなを降ろす
僕も降りていくと、マリューさんと軍人らしい人たちが敬礼してた
どうも、自己紹介とかをしてるみたいだけど…ボーっとしてたから、名前と階級くらいしか覚えてない
そうしているうちに、マリューさんたちがこっちへ近づいてくる
また、何か話した後に、フラガ大尉、と名乗った人がすぐそばまで寄ってきた

 

「君、コーディネーターだろ?」

 

彼の浮かべている笑みが、表情だけの、どこか虚ろなものに見えた

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

自らのしたことに呆然としている、キラ・ヤマトに代わり体を制御する
彼に任せておいたら、彼の友人たちを握りつぶしてしまいそうだ
同時に、僕の中にはある決意が浮かんでいた…キラ・ヤマト…この少年を守る
そのためには…
元々のOSと僕の意識をリンク、火器管制も掌握
戦闘時、緊急時以外はパイロットの操作を優先するが、基本の細かい制御は僕が担当
足とコックピットの特殊装甲…フェイズシフト装甲というらしい、の出力を増加
そうしてこのガンダムの機構を把握、制御しながらアークエンジェル…と、データには記載されている、戦艦に着艦する
そしてキラたちを降ろした後、仕上げに各関節や武装に干渉を行う
アグニの出力を制御、これでもし、またコロニーで撃つことになっても被害は抑えられる
僅かにずれている照準も修正
一通りの作業が終わり、この世界の、ここ近年の細かい歴史についての情報を読み込んでいるときだった
キラに、無邪気な悪意が近づいていく
発しているのは…あの、金髪の男
ムウ・ラ・フラガと言ったか?
彼が発した言葉は、この世界の歴史を考えれば、ここで発するべきではない言葉だった

 

「君、コーディネーターだろ?」
「なんなんだよそれは!」

 

我に返ると、トールが僕を庇うように立っていた
軍人さんたちは、銃口を僕に向けている

 

「トール…」

 

その間に立ちはだかるトールの名を、思わず口にしていた

 

「コーディネーターでも、キラは敵じゃねえよ!さっきの見てなかったのか!?どういう頭してんだよ、お前らは!!」

 

矢継ぎ早に吐き出される、怒号
トールは、僕のために本気で怒ってくれていた

 

「銃を降ろしなさい!」

 

凛とした、マリューさんの一喝が飛ぶと、軍人さんたちは銃口を降ろしてくれた…

 

「ラミアス大尉、これはいったい?」

 

マリューさんに、バジルール少尉と名乗った女の人が食ってかかる
宥めるような、マリューさんの話が続く

 

「違う?キラ君」

 

急にふられて、驚いたけど、慌てて返事をする

 

「ええ、まあ…僕は一世代目のコーディネーターですから」

 

少し慌てたことは周りにばれてないらしい、そのまま話が続いていく
それからすぐに、物資の搬入とガンダムの整備が始まって…また、戦闘が始まるんだって思うと、気が重かった

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

ムウ・ラ・フラガの言葉を聞くと、すぐに銃口がキラに向けられる
もしものときは、僕が…そう思いながら、頭部を僅かに動かし機関砲を軍人たちに向ける
体を大きく動かすことは出来なくても、火器管制を掌握した今ならこのくらいは可能だ
だが、心配は杞憂に終わりそうだ
下では事態が終息に向かっている
あのマリューという女性、指揮官としてのカリスマ性は十分なようだ
そこに、またあの男が言葉を発する

 

「両親は、ナチュラルってことか…いや、悪かったなぁ…とんだ騒ぎにしちまって」

 

謝罪は、言葉だけのものだ
そこに感情は乗っておらず、へらへらとした笑みまで浮かべている

 

「俺は、ただ聞きたかっただけなんだよね…ここに来るまでの道中、これのパイロットになるはずだった連中の
シミュレーションを、結構見てきたが…やつら、のろくさ動かすにも四苦八苦してたぜ」

 

どこか嘲る様な調子…自嘲も混じっているように感じる…で続けながら、こちらを見上げる
僕と視線がぶつかり合ったとき、浮かべた笑みはどういう意味だったのだろうか

 

「やれやれだぜ…」

 

そう、最後に締めくくると艦の奥へと姿を消していく
彼の口振りだと、どうやら相手の隊長とは何度か面識があるようだ
程なく、追撃があるという
どうやらまた、戦闘が始まるようだ
さっきは相手の練度が低いこともあり、何とかキラでもやれたが…いざとなれば、僕がやるしかないだろう
物資の搬入とともに、この機体…ストライク用の装備、ストライカーパックも運び込まれてくる
一応出力制御できるようにしたとはいえ、ランチャーはやはりコロニー内で使うべきではない
装備と同様に、OSやシステム回りのチェックもされたが…僕の存在には気づかなかったらしい
キラの書き換えたOSを見て、普通の人間には扱えないなどといっている

 

「やっぱり、あの坊主にやってもらうしかねえな」

 

整備士の一人がそれを口にすると、何人かはあからさまに嫌な顔をした
自分たちナチュラルの兵器を、これ以上コーディネーターに触らせたくないということか
だが実際、彼にやってもらうしかないだろう
僕はどうやら、彼がコックピットに居なければまともに体を扱えないらしい
動こうとしても、指先すらピクリとも動かせない
自分の体を思うとおりに動かせない感覚は、酷く不快なものだった

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「お断りします!もうこれ以上、僕たちを戦争になんか巻き込まないでください!」

 

マリューさんを睨みながら、僕は怒鳴る
また、あんな物に乗れだって?冗談じゃない!

 

「キラ君…」

 

憂いを帯びた、優しげな視線すら腹立たしい

 

「あなたの言ったことは、正しいのかもしれない!僕たちの外の世界は、戦争をしているんだって…でも、僕らはそれがいやで!戦いが嫌で中立のここを選んだんだ!それを…」

 

最後までは、言えなかった
ブリッジから突然通信が入り、さっきの人…フラガ大尉の声が聞こえたからだ
また、ザフトのMSが攻めてきたらしい

 

「聞いてのとおりよ…また、戦闘になるわ」

 

マリューさんがこちらに振り向く

 

「シェルターはレベル9で、あなたたちを降ろしてあげることも出来ない」

 

事実なんだろうけど、どうしても納得できない

 

「どうにか、これを乗り切ってヘリオポリスから脱出することが出来れば…」

 

怯えたミリアリアが目に入る

 

「卑怯だ、あなたたちは…」

 

押し殺したような声が、思わず口をついて出る

 

「キラ君…」

 

また、憂いを帯びた優しげな目
それが僕の中の苛立ちを刺激するとも知らないで

 

「そしてこの艦にはMSはあれしかなくて、今扱えるのは僕だけだって言うんでしょう!」

 

OSを書き換えたのは僕だ
それに、機体の補助に使われていたシステムは登録制だったから、解除しないとまともに動かせない
頭ではわかっていたけど、やっぱり納得がいかない
だから、せめて…これくらい、言ったっていいはずだ
マリューさんは、何も言ってくれない
言い訳も、何も…ただ、顔を伏せて謝るだけだ

 

「…ガンダムのところに行きます」

 

意外だったのか、マリューさんが僕を驚いたような顔で見る

 

「あれを弄くったのは僕です…それに…」

 

サイ、トール、ミリアリア、カズィ…僕の、友達
それ以上言うのは気恥ずかしかったから、急いで格納庫に向かった
「三番コンテナ開け!ソードストライカー装備だ!」
整備士の人の怒声が聞こえる
ガンダムの真上と横が開いて、そこから出てくるのは大きな剣とオプション装備

 

「ソードストライカー?剣か…」

 

さっきの戦闘で、ヘリオポリスに穴を開けてしまったことを思い出す

 

「今度は、あんなこと無いよな…」

 

装着を確認すると、フェイズシフト装甲を起動

 

「やるしか…無い…」

 

そうして僕は…誘導に従って、戦艦から飛び出した

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

どれほど待たされただろうか…敵の接近を知らせる警報
俄然、慌しくなる格納庫
そして、向こうから走ってくるのは…キラだ
僅かに荒んだ目をしているのは…訓練も無しに戦闘を行えば、ナーバスにもなる
まして、まだ少年なんだ…当然のことだろう
だが、彼じゃなければ僕は機体の補助をすることすら許されていない
彼にはがんばってもらうしかないだろう
彼はすぐに乗り込み、僕の体を起動させる

 

「三番コンテナ開け!ソードストライカー装備だ!」

 

同時に整備士の威勢の良い声が聞こえ、大型の剣とバックパック、そしていくつかのオプションが装備された

 

「今度は、あんなこと無いよな…」

 

キラの呟きが聞こえる
どうやら、さっきの戦闘でのことを気にしているらしい
不謹慎ながら、微笑ましく思ってしまう
彼は優しい少年なんだ…戦うのだって、本当は嫌なんだろう
ならば、戦うのは…僕の役目だ
決意を新たに、僕たちは飛び出した
ザフトのMSが、迫ってきている

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

ストライカーパックから、剣…シュベルトゲベールを取り、構える
起動すると、ビームの刃が発生する…これなら、コロニーを傷つけずに戦える!
そう思った矢先、目の前のジンが長大な銃をこっちに向ける
形状からして、あれもビーム砲なんだろう
慌ててバーニアを噴かし、上方に回避するけど、僕が避けたビームはそのままヘリオポリスに当たる
ケーブルが切れ、落ちていくのが見えた

 

「あ、あぁ…」

 

動揺する僕をよそに、ジンはまた発砲してくる
それもかわすけど、今度は建物が吹き飛ぶのが見えた

 

「コロニーに当てるわけにはいかない…どうすりゃ良いんだよ!」

 

叫んでも、敵は待ってなんてくれなくて
慌ててシールドで防御したけど、光が凄くて…その後のことは覚えていない…
気が付いたら、目の前には赤いMS…アスランが奪っていった、ガンダムがボロボロになっていた

 

「キラ!これがお前のやり方なのか!」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

背の装備から剣を取り、起動する
手に取ってみて、はっきりわかった
この装備を選んだ整備士は、キラのことをまともに考えていない
機体バランスを損ねかねないこの剣は、経験の浅いキラに使わせるには荷が重過ぎる
何より、まともに突っ込んでもこの重量とストライクのパワーでは釣り合っていないため、振り遅れる
これで確実に決めるには…一瞬の隙を作り、そこを狙うしかない
そこまで思考したところで、ジンが発砲する
止まってでもいなければかすりもしない、馬鹿正直な射撃だがコロニーはそれを防ぐ術が無い
一発目はコロニーを支えるケーブルに
二発目は何かの施設に
このまま撃たせ続ける訳には!

 

「コロニーに当てるわけにはいかない…どうすりゃ良いんだよ!」

 

叫んでいる暇は無い、第三射が来る
恐慌状態で反応の遅いキラに代わり、シールドで防御
さらに、故意に対閃光防御をはずす
このくらいの光量なら気絶程度で済むし、失明の危険も無いだろう
思惑通り、キラはそこで気絶してくれたらしい…機体制御が、オートに切り替わる
即座に装備とエネルギー残量を把握
第四射が来る前に、左肩のビームブーメランを投擲
当たるわけがないが、それで良い
回避のために姿勢を崩したか、銃口はこっちを向いていない

 

『うおおおお!!』

 

バーニアを全開、姿勢の崩れたジンにダメ押しの蹴りを入れる
衝撃で、もう狙いをつけていられないのだろう
何とか体勢を立て直すが、遅い
ジンがこちらの姿を再び捉えたのは、剣の切っ先が背中まで貫いたときだった
そこに、ブーメランが戻ってくる
それをキャッチしたとき、強い怒りがこちらに向くのを感じた
そちらを見れば、そこにいるのは赤いMS…この機体と同じ、試作機のイージス
馬鹿な、せっかく奪取した機体をわざわざ実戦に投入してくるとは
データは要らない、ということだろうか?

 

「ストライク!何をやっている!こちらは敵の攻撃を受けている、至急援護を!」

 

バジルール少尉、だったか?
彼女の切羽詰まった声が聞こえる
イージスを放って置くのは危険だが、構ってる間に母艦が落ちたら、それこそ洒落にならない
だが、イージスはそんな思惑を知ってか知らずか、こちらに突っ込んでくる
その突進をかわしつつ、一撃を入れようとしたが通信が入る
イージスからだ

 

「キラ!キラ・ヤマト!」

 

キラの名を知っている?
もし彼の知り合いなら、迂闊に攻撃できない
親しい相手だった場合、キラの心に深い深い傷跡を残しかねないからだ
アークエンジェルの援護を優先し、その場から離脱する
こちらが何の応答もせず、身を翻していくのを肯定と取ったのか、通信はさらに続く

 

「やはりキラ…キラなのか!」

 

ストライクの背後を取っているというのに、攻撃する素振りはまったく見せない
ならば、こっちには好都合だ
バーニアを全開にし、アークエンジェルのそばへ
敵は残り二機
一機はアークエンジェルに任せ、下から狙うジンにアンカーを射出
捕まえるとすぐに引き寄せ、その手足に装備されたミサイルにバルカンを叩き込む
当然ミサイルは爆発し、さらに誘爆してジンを鉄屑へと変える
背後からロックオンされるのを感じ、確認するとやはりイージスが追い縋ってきていた
その銃口は正確にこちらを狙っている
距離が遠く、今のストライクの装備では近づかなければ…いや、手はある!
剣の柄をアンカーにセット、真上に向け射出し、ハンマーの要領で叩き付ける
マニピュレーターから離れたせいか、ビームの刃は数秒で消えてしまい、切断は出来ない
体勢を崩させたものの、イージスは構わずにビームを撃つ
当然ながらイージスが放ったビームは狙いをそれ、コロニーの支柱に当たる
そこに飛んできたのは、ミサイル…アークエンジェルの仕留めたジンが、最後に放ったものらしい
それにより支えを失い、ゆっくりと崩れ始めるヘリオポリス
だが、イージスを逃すわけにはいかない
食い込んでいる剣を掴むアンカーを引きながら、イージスをコロニーの地表に叩きつける
キラの知り合いだ、殺さずに鹵獲する
ワイヤーを巻き取り、一気に間合いを詰めるとイージスを踏みつけ、コロニーにうずめる
バーニアで脱出できないのを確認し、食い込んでいる剣の柄を握り再起動
左肩を叩き切ったところで、キラが目を覚ましてしまう

 

「キラ!これがお前のやり方なのか!」

 

そして、響く怒号
当然ながら、キラには身に覚えの無いことだ

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
気が付いたら、世界は一変していた
崩れていくヘリオポリス
罵声を放ち続けるアスラン
気を失っていたはずなのに、どうしてこんなことに…
僕の困惑をよそに、ストライクは宇宙へと吸い出されていった

 

間が悪いにも程がある、このタイミングで目覚めてしまうとは!
だが、まだオートモードのままだ…ならば
未だ罵声を放つイージスの通信を切り、宇宙空間へと脱出する
この、少年を…キラを護ってみせると、誰にともなく誓いながら

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次回、拭い去れぬ恐怖
宇宙の闇を、臆せずに飛べ!ガンダム!

 
 

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