Top > CCA-Seed_427◆ZSVROGNygE氏_外伝12
HTML convert time to 0.007 sec.


CCA-Seed_427◆ZSVROGNygE氏_外伝12

Last-modified: 2011-09-09 (金) 01:08:41
 

我々がしているのは戦争だ。事態を収束させるためには、無茶もしなければならない。
私は、日曜日の午前10時にバミューダ諸島の総督府で、
ここ数ヶ月煮え湯を飲まされた人物と対峙することにした。

 

オカルト好きには、魔のトライアングルとしての印象がはるかに大きいバミューダであるが、
一般には保養地として知られている。
もちろん私は魔のトライアングルについては、馬鹿馬鹿しい説であると一笑に付していた。
けれども補佐官たちはそう考えないようで、時間短縮のためトライアングルを通過させるように言うと、
部下たちはのらりくらりと受け流す。
馬鹿馬鹿しい。フィクションは娯楽として楽しむから成立するものなのだ。
私は強い太陽の光を浴びながら、これから始まる会議をどのように切り出すか考えあぐねていた。

 
 

失いし世界をもつものたち外伝12
「アダム・コートリッジのサンデープロジェクト」

 
 

小さなエントランスに入ると、総督府はやや冷房が効きすぎているように感じた。
受け入れ側が神経をとがらせているのだろう。
総督府とはいえ小さな設備であるこの場所が、現代史における歴史的な会談の舞台となるのだ。
対応している職員の苦労を思うとふっと笑みがこぼれる。
外の光から目が慣れると、いまや世界最大国家となった拡大ユーラシアの首相、ランズダウン侯爵が
バミューダ総督と共に出迎えるべく立っていた。
暑い場所のためか、クリーム色の麻で作られた、スリーピーススーツを着込んでいる。
私はというと、グレーのサマースーツである。
普段ならばネクタイをしないところであるが、今回は締めてきた。
自らを律するつもりでもあるが、この典型的なイギリス人相手には、
ボタンダウンのワイシャツすら舐められるような気がするのだ。
他のことならともかく、自分のことで皮肉を言われるのは不快そのものだし、
会話の主導権を奪われるのも癪だ。彼は、自然な笑みを浮かべて握手を求めてきた。

 

「ようこそバミューダへ。閣下、私はこの会談を双方にとって、満足すべき方向へと持って行きたく思う」
「同感です。侯爵、つまらないことに余力を割く状況でもありませんからな」

 

※※※

 

総督府といっても、所詮は孤島の設備である。
それほど大きくない会議室でいざ向かい合うと、相手を非常に近く感じる。
侯爵は活力に満ちた笑みを保ち、口火を切ってきた。

 

「随分、回りくどいことをされましたな。閣下」
「貴方ほどじゃないよ、侯爵」

 

そう、私は外務省のペローを用いて、スカンジナヴィア王国のリンデマン外相に仲介を要請し、
今回の会談にこぎ着けたのだ。
極秘で行うこと、加えてある程度人目もつかず、互いのスケジュール上、会談しやすい場所として、
ここバミューダが選ばれた。
なりふり構って入られない。結局のところ、このまま戦争が膠着状態になっても国民を不幸にするだけだ。
ランズダウン侯は、実務レベルで合意された文書の確認をしている。

 

「つまり、連携して今時大戦を終わらせることには同意して下さると?」
「元々、地球連合自体がそういう性格であったはずだ。私も戦後の問題を考える必要はあると認識している」

 

そもそも私に言わせれば、今時大戦のおかげで自らが望んだ国家運営が出来ていない。
私は別にブルーコスモスではない。
私は自国の民が神の加護の元に幸福な生活を享受することに貢献したいと思って政治家を、
そして大統領を目指してきたのである。
周囲は私を超現実主義者というが、人並みに神への信仰心を持ち合わせている。
問題は、聖職者でもないのに他人へ信仰を語る気がないだけだ。
いずれにせよ、自分が信じるところの政治が、大戦のためにうまく進められていないという点では、
砂時計の教条主義者どもには怒りを覚えている。
ともあれ、私がその手のイデオロギーや信仰には中立であると知っているからこそ、
先方もこの会談に応じたのであろう。

 

もっとも、私の判断基準に彼らの影響があることは否定できない。政治はバランスなのだ。
それに、関係があるからこそ出来ることもある。
会談に先立ち私は、参謀総長や国防相、ジブリールに対して譲歩を求めたのである。

 

アズラエルと接触し、貴様らの間で落としどころを付けろ。
付けないうちは政治に口を出すなと、はっきり言ったのだ。

 

そもそも、かれらの情報に誤謬があったこともわかってきたし、
アラスカの件では連中の企図がろくでもない結末になったことは、改めていうまでもあるまい。
もっとも、そのデータを信用した私も褒められたものではないが。
改めて共同歩調を取ることに関しての、合意文を読み終わると、侯爵は改めて疑問点を口にする。

 

「しかし、対外的にどうするおつもりか。
 両国間には、アラスカ事件以後、表だって武力衝突こそしていないが、
 様々な問題を抱えていることは確かだ」

 

全く持ってその通りで、行政的、経済的な混乱は、未だに収束していない。
それ故に我が国の状況は、株式市場に不安を与えている。
これだけ大混乱に陥っていても世界経済が破綻していないのは、
前半においては連合成立による統一市場出現への期待であり、
アラスカ事件後はひとえにEEFという連合とはまた違う市場の登場に対する期待である。
もっとも、私に言わせればそれは幻想といえよう。
今は高揚感でまとまっているが、かつてのEUよろしくいずれほころびが生じる。
侯爵もその辺がわかるからこそ、安易に我らと事を構えないのだ。
この混乱は、もしかすると世界経済システムが再び世界帝国の時代を迎える危険もあろう。
この戦争があと一年続き、経済システムが瓦解すれば、
我々は莫大な負債と共に混沌な世界帝国を築きあげなければならないだろう。
そこには個人の自由など望むべきもない。そのような統一国家など誰が運営するのか。
全く、市民とプラントだけが熱に浮かされているが、統治するたまったものではない。
大体、21世紀以後の戦争は所詮儲かるものではない。
国家が担う問題は多いのだ。そこに予測不能で膨大な軍事支出の垂れ流しなど正気の沙汰ではない。
双子の赤字ではないが、我らが先人たちの轍を踏むようなものだ。
もちろん、さすがに今度のような全面戦争になると、一概にそういえないが。
それでも私の基本理念は変わらない。
戦争が儲かる時代ではないのだ。
本来ならば、これほどまで拡大し高度な市場が形成されれば、世界システムの性格上、
十二分に諸地域と各人は充分に豊かな経済活動を享受できるはずなのである。
提唱者が企図したように、世界経済の先にあるものは、世界政府であるべきなのだ。
そこに至る道にはまだ障害も多く現実的には思えないが。

 

ところが再構築戦争によりまとまり始め、世界政府を人々が現実に意識を始めたこの時代に、
莫大な民需の対象であったプラントが、人類社会のフロンティアであり、宇宙開発の最前線であったそこが、
今度のことを引き起こした。
結局のところ人間の考えなど、古代ギリシアから進歩していないのだ。
全く、馬鹿のひとつ覚えで独立を叫ぶコーディネイターどもと、
同じく馬鹿のひとつ覚えで排斥を唱える教条主義者どものおかげでこの様である。
現実を見ることも出来ないという点では似たもの同士だ。
特にコーディネイターども、いや正確にはパトリック・ザラに代表されるプラント強硬派は、
よくも新人類を名乗れるものだ。
おこがましい。連中を排除しないことには、次の段階に世界は進まないだろう。

 

「で、あればこその再同盟と考えて頂きたい。
 この際、まずは今時大戦を終わらせるべきであろうと思う。そこは私も既に把握しているつもりだ。
 それに、現実に存在しているロンデニオン共和国の技術は、我ら人類に新しい希望をもたらす。
 今時大戦ですりつぶすことは得策ではあるまい」

 

正直なところ、私は神の存在こそ信じているが、時空転移などという超常現象は
全く論評するに値しないものと考えていた。
ところが、何度も彼らは私の現実、いうなれば幻想をぶち壊して見せたのである。
そして、外務省のペローやコープマン議員の報告により、
軍部からの報告には問題が含まれていることにも気付くことが出来た。
ならば、認めなければなるまい。彼らは現実に存在し、我々の世界に波紋を投げかける存在なのだ。

 

「貴方らしくない言い方ですな。希望とは何です」

 

侯爵は、始めて仕事としての顔ではなく、純粋な好奇心を持った様子で尋ねてきた。

 

「現実、我ら人類エネルギー問題を抱えている。
 侯爵もご存じだろうが、私の元々掲げていた政策は、宇宙開発による莫大なる民需の活性化だ。
 プラントと月面、さらには火星を開拓することで、人類は新たな段階に至ることが出来る。
 その時ロンデニオン共和国が持つ技術は極めて有用だろう。
 もちろん当面は、貴国にしか融合炉を売らないだろう。
 だが、彼らとて莫大な経済効果を理解すれば、時間が立てば軟化もしよう。
 そのためにはまずは戦争を終わらせねばならん」
「ふむ・・・」
「我々は、ここまで危険をはらんだ世界を次世代に託す責任がある。
 ロンデニオン共和国の技術は、我らの次世代が幸福な生活を享受するためには不可欠であろう。
 その技術の確かさは、彼らが存在し続けることで立証できている。
 それは希望と言っても差し支えないだろう。
 もちろん、科学的根拠もあろうが私にはわかる類の話ではない。
 現実にそこにあることから認めていく。これは、コーディネイターに対する姿勢でもある。
 だから、貴方と私はこうして妥協が出来よう」

 

ランズダウン侯爵はテーブルの前で手を組み、じっと聞いていた。
これは、今更ながら面接でも受けているような気持ちにさせられる。
私は、彼の組まれた手の右薬指が左手の指の付け根を叩く動きを見て、ふっと笑みを漏らす。
侯爵はそれに気付くと、彼もまた笑みを漏らす。
この会談で最も穏やかな空気が流れたような感覚を得たのは、誤解ではないだろう。

 

「さて、我々が再同盟するにしても、何らかの儀式は必要でしょう。何せ市民は、物語を欲する」
「全くだ。これはどうだろうか」

 

私は手を挙げ、補佐官からある計画書を受け取り侯爵に見せる。
彼はそれを読み出すと目を大きく開かせた。

 

「これは・・・」
「連合軍参謀本部は、貴国の行うコロニー群奪回作戦に乗じて
 海賊を装った大規模な威力偵察を検討している。
 つまるところ、EEFと組んだ段階でどのような戦術を採るのか気になるようだ。
 先の第2特務艦隊の敗北は、彼らロンデニオン共和国の連中を
 過小評価していたことを認める機会となった。
 ブルーコスモスの教条主義者どもですらな。
 ゆえに参謀本部は実力の正確な把握をしたいと考えている」

 

侯爵は、私の声に耳を傾けつつ作戦計画書を再び読み込んでいるようだ。

 

「そこで、その計画を利用し、この際両国間にある不和の象徴を共同で潰してしまおうと思う。
 両国間で最も骨に刺さっているのは、ガルシア少将の件だ」

 

事実上の冷戦状態が好ましいと考えていた両国に、微妙に抜き差しならない状況を作ったのが、
彼の亡命事件である。
彼はEEFの次期主力機候補を設備共々持って大西洋連邦に亡命してきたのだ。
報告によると、技術者たちはテストパイロットに恐喝されての行為と聞いている。
いずれにせよ、この件が両国を単なる冷戦状況とは言い難い環境を引き起こしてしまった。
ならば、その骨を取り除けばいい。互いの気持ちはどうあれ、手打ちには儀式が必要だ。

 

「そこで、彼を指揮官とする艦隊を編成し、威力偵察させる。
 これを反乱ないし脱走部隊として処理をしよう。その追撃を月面より出発させ、EEF艦隊と挟撃させる」
「しかし、事が露見すれば面倒ではないか」
「だから最小限の人数にしか知らせない。
 もちろん、ガルシアには派遣部隊を怪しまれても困るから、
 そこそこ優秀であるが我々には扱い難い人員で編成する」
「しかし優秀な人材では惜しくはないか」
「それでその後の世界状況が、安定するのであれば安価な投資だと思う。
 我々が望むべきは、戦後の安定だ。
 軍人として今後到来する新しい秩序の礎になるのであれば、彼らも本望だろう。
 むろん、彼らの名誉は最大限に保証する。それに・・・」

 

私とて政治家なのだ。結果責任はとらねばならん。理想を掲げようとも、公約を掲げようとも、
今ある事態をもたらしたことに対する責任は重いことは認めなければならない。
「それに?」
「この件に関しては、すべての責任は私がとる。侯爵、あなたは何も知らないことにしてほしい。
 私が大統領を退任した段階で、情勢が安定していれば、これを私の独断ということで公表するつもりだ」

 

補佐官も含めて全員が驚愕の表情を見せる。半ば退任宣言にも聞き取れたのだろうか。
少なくとも、次の選挙には勝利し得ないことは誰もがわかっていたのだろう。
ならば、その時期は、早くても来年にはすべての責任をかぶるつもりなのだと受け止めたのだ。
そのつもりなのだが、ここまで驚かれるのはやや心外だ。
私個人の尊厳など、議論をすべき段階ではないが、打算とてある。
戦後処理が速やかに行われ、戦後の復興をうまく運営できれば
次の選挙に有利に運ばせることも可能になる。
つまり退任が伸びすぐに公表という訳でもなくなる。今が絶望的なだけなのだ。
そもそも退任後の話であって、辞任を宣言したわけでもない。
侯爵も驚いた表情を見せたが、しばし目を閉じると、どこか納得した表情でふうっと息を吐いた。

 

「・・・では、アルテミス側にも、EEFの艦隊司令部にも伝えないのですな」
「そうじゃなければ、あなた方にも累が及ぶし、芝居にならない」

 

エクスマス提督や本多提督は優れた軍人だ。内心怒り狂っていても、指示には従うだろう。
それに、EEFが知っているのでは意味がない。連中にも驚いて対応してもらう必要があろう。

 

「これは儀式なのだ。
 戦争を速やかに終わらせるには、速やかに今残る力を結集して、戦争終結に向かうべきだ」
「わかりました。では、閣下の思う落としどころはどこにあると考えるか」
「ボアズとヤキンを落とせばいい。もっとも、どちらかが落ちても向こうの国力では継戦できまい。
このところの敗退でザラ政権の支持率にもかげりはある。
要塞陥落でそれにとどめを刺させ、和平派の政権を樹立させよう。
連中とて打つ手がなければ交渉には応じよう。
先日侯爵が述べたような条件で向こうが飲めば、それで終わる。
むこうとて愚かではない、条件付きにしろ独立を認められれば、講和を飲むはずだ」
「・・・概ね同意するが、黒幕殿はどう思われるかな?」

 

侯爵は彼らのことをいっているのだろう。私はもっともらしくうなずいて見せた。

 

「では、黒幕ふたりにも来て頂こうか」

 

私は、補佐官に目配せをすると、ゲストを会議の場に招き入れた。

 

「全く、政治家というのはどうしてこうも上から目線なんですかねぇ。
 侯爵は貴族だからという事もあるのでしょうが」

 

侯爵が、その声の主に皮肉気に応じた。

 

「それは君、我々を選んでいるような連中なのだからな。愚かにも見えよう?」
「ごもっともです」

 

ブルーコスモス盟主ムルタ・アズラエルは、降参したように苦笑しながら両手を挙げる。
その隣には、ロード・ジブリールが不満そうな表情を押し殺して我々を見つめている。
私は、あえて挑発に受け取られかねない言い方をすることにした。

 

「プラントを国家として残すことがそれほど不満かな?」
「失望ではありますが・・・盟主にはその有益点も教わったつもりです」
「ふむ、君が納得してくれてうれしいよ。あとは跳ね上がりに対する対応策か」
「大統領閣下それには案もあります。ブルーコスモスは人類社会とともにあってこその存在ですよ」

 

何がこの男をここまで変えさせたのだろうか。
CIAの報告にあったブライト・ノアというロンデニオン共和国の元首との対話か、
それともアラスカで話し込んだというアムロ・レイという最初のイレギュラーの存在なのか。
私の思考は、彼の説明する腹案よりも彼を変えたものに対する興味がわく。
そして、今更ながら現代で情報がいかに決定的なのかを思い知らされる。
そして、知っていながら足をすくわれた自分に笑いがこみ上げる。

 

「どうかされたか?」

 

ランズダウン侯爵は、怪訝そうに私をみる。
アズラエルの提案が終わり笑い出した私に不審を感じたのだろう。

 

「いえ、失礼しました。ところで、次にお会いするのは、
 正式な会談の場と言う事であるが、場所はどうしようか?」
「ケベックでどうか。双方にとって居心地の良い場所ではあるまい?」
「おっしゃる通りだ」

 

つくづく、皮肉がうまい方だ。私は侯爵のスタンスに苦笑いを隠すことが出来なかった。
侯爵はベストに忍ばせる懐中時計を見たのち、私に顔を上げた。

 

「まだ飛行機まで時間はある。昼食の後にもう少し詰めた話がしたいが」
「同感です」

 
 

会議を終えてホテルに戻ると、部屋には参謀総長が待っていた。

 

「元帥、先に亡命してきた連中を中心に編成した、第3特務艦隊を投入する。
 おそらくそれが、君にとって最後の仕事となるだろう」
「・・・後任は?」
「辞める人間が人事に口を出すものではない」

 

これでも温情だろう。私に人を見る目がなかったという事でもあるが。
少なくとも大戦勃発前の経歴からは、ここまで視野の狭い男には見えなかったのだが。

 

「しかし、傭兵はロンド・ベル相手に関して先の戦いで参加を渋る連中が圧倒的です。
 特にあのファースト・イレギュラー、アムロ・レイと、信じられない機動性を誇る
 ペーネロペーという機体を駆るレーン・エイムには、誰も立ち向かいたくないと」
「大金を積めばいい。所詮金で動くような連中だ。何だったら免税特権など、適当な権限も付けてやれ。
 どうせ生きて帰ってこないだろう。正規軍なればともかく、傭兵に質など問題外だ。数が揃えばいい」

 

私の任期はあと1年、このままでは次がないことくらいはわかっているし、その覚悟は出来ている。
私の統治で世界を混乱させたことは確かなのである。
だが、さっさと戦争を終わらせ最後の1年くらい、
自分が国民と契約し幸福に繋がると信じた政策を実施したい。
その上で、改めて国民に問いたいものだ。
目の前にいる連中も含めて、感情でしか動かない大衆が、何を思うのか。

 

自分が少しおかしいことになっていると思ったが、すくなともそれは私だけではないだろうと、
侯爵には勝てそうにない皮肉な面持ちで外を見る。
バミューダの海は美しく、退任したら純粋にバカンスできてみようと思わせた。

 

補佐官が室内にきて、飛行機の用意が調ったことを告げる。

 
 

「アダム・コートリッジのサンデープロジェクト」end.