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CCA-Seed_590 ◆4BazVYzDuE 氏_ある団員の暗躍

Last-modified: 2011-09-19 (月) 03:38:09
 

ある団員の暗躍

 

大気圏降下実験を行ったブリッツ、ストライク、リゼルの各機は
目的地である拡大ユーラシアのマダガスカル仮設基地に到着した。
途中でブリッツはパラシュートを破棄しリゼルの上に載っての到着であった。
(リゼルの大気圏飛行能力を試す為でもあった。)
今回の実験のためにロンデニオンから私を含めた複数のメカニックが現地に待機しており、
彼らも含めた多くの人々が3機のMSを出迎えた。

 

3機は即座に格納庫に納められデータの回収と機体の状態などをチェックされていた。
リゼルは大気圏飛行実験を行った後宇宙に戻されることが決まっている。
フライングアーマーも今の予定ではロンデニオンへ戻す予定ではある。
ストライク、ブリッツの2機も戻す予定ではあるものの配置換えになる可能性もあるらしい。
アークエンジェルの搭載機はリゼルとジェガンD型に更新されて、搭載されていたGM2改や
ストライクとブリッツもドミニオンに移るんじゃないかという噂もチラホラと聞く。

 

実際問題M1や前期GATシリーズは駆動系や火器などに類似点が多く整備に苦労はかからないものの
一番やっかいなMSがフリーダムだ。
「ザフトから強奪した核搭載MS」であるフリーダムは基本的に火器や駆動系の互換性が
前期GATシリーズともM1とも無い。
幸いエターナルに搭載されていた予備部品を提供して貰い現在の所は問題は無いものの
核分裂原子炉には常に気を遣う必要がある。
ニュートロンジャマーはその場所場所で効き方に違いがあり効いていないという想定で
整備をしないといけない。
アラスカでの戦いの後に「この機体に触らせない!」とかパイロットが言ったらしいが
予備部品も無い機体なんか消耗したらただの粗大ゴミである。
ジャンク屋経由で手に入れる?規格外で試作機の部品なんか
そうそう横流しなんか出来るわけないじゃないか。
その部品が君に届く保証があるのかい?その部品で君が整備するのかい?
それとも姉上に泣きつけばいいと思ってるのかい?

 

少々毒を吐いてしまったがプラントのネガティブキャンペーンに利用される可能性もあるようなMSは
個人的には出来ることなら返還するか封印してほしいものだ。

 

***

 

今回大気圏突入試験をした機体は7日後に拡大ユーラシアの旧フランス領 
ギアナ宇宙基地から輸送用シャトルが宇宙へ送り届ける予定である。
そこに行く足として輸送機も既に確保してありMSの整備の終了を待って搭載させる予定である。
この基地に居る間にアムロ中佐、フラガ少佐、アマルフィ少尉は
模擬戦の指導などでほとんど休む暇がない。
アムロ中佐はこれを見越してかあらかじめマニュアルを作製して持ってきており
それを元に指導を行っていた。

 

今回拡大ユーラシアはアムロ中佐やフラガ少佐、アマルフィ少尉達の為に
ロングダガー3機をこの基地に持ってきていた。
だが・・・アムロ中佐が本気で動かしたところ駆動系が悲鳴を上げてしまった。
その為仮設のテントから拡大ユーラシアのパイロットに無線で指導をしていた。
コーディネーターが乗っても大丈夫な機体な筈なのにと拡大ユーラシアのメカニックは
青い顔をして修理のために格納庫へ走っていった。

(マグネットコーティングをしていない機体を本気で動かさないでください・・・アムロ中佐。)

 

途中でアムロ中佐の指揮する拡大ユーラシアのパイロットとフラガ少佐、アマルフィ少尉で
集団戦闘訓練を行ったが乱戦に持ち込まれて負けてしまい、そのことで二人ともアムロ中佐に
コッテリと絞られていた。
逆に拡大ユーラシアのパイロットは「ロンド・ベルの白い流星」に褒められて異常に高い士気を保っていた。
訓練終了後のパーティーでは拡大ユーラシアのパイロット達が臨時の教官役を務めたアムロ中佐達を
胴上げしてシメとなった。

 

***

 

実はこの基地に来たのはメカニックとしての役目以外にも目的があった。

拡大ユーラシア連邦内部に存在する「嫉妬団」との交流であった。

ロンド・ベルの「死ね死ね団」とはやや異なり比較的穏健と言われてはいるが
「対リア充戦争」での協力体制の確認には大きな意味があった。
そして「嫉妬団」の手の長さには驚くべき物があった。
基地の外で拡大ユーラシアのパイロット達と二次会中のアムロ中佐達の
リアルタイムでの情報が筒抜けなのだ。
映像もあり見るとキャバクラで鼻の下を伸ばしているフラガ少佐や
赤い顔をしているアマルフィ少尉等々・・・
映像を提供して貰い即座にロンデニオンの同志へと送信するのあった。

 

「「クックック・・・フラガ少佐達には少々痛い目にあってもらいましょうかね。」」

 

その後無事ロンデニオンに戻ったアムロ中佐達であったが
フラガ少佐は帰った翌日頬に湿布を貼っていてその事について聞いても何も答えなかった。
アークエンジェルの艦内ではラミアス中佐の絶対命令で食事抜きだそうだ。(可哀想に・・・クックック)
アマルフィ少尉は少々溜息が増えたそうだ。(我らの天使に仇なす者に天の雷を!)
アムロ中佐は・・・何も変わっていないそうだ。(さすがはニュータイプだ)

 

我々の対リア充戦争は終わらない!なぜならそれは正義だからだ! 

 

(でもいいよな・・・恋人とかさ)

 

−終−

 
 

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