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Char-Seed_シャアとキラ_第03話

Last-modified: 2007-11-10 (土) 19:32:43

ミネルバ・展望ブリッジ〉
「以上が経過です」
「ありがとう。大変参考になったよ、グラディス艦長」
「いいえ」
タリアは救援要請に応じる形で、キラやシャア達を救援した。以外な事に、彼等の中に、ラクス・クラインがいた事であった。
そして、タリアが非常に気にをしたのがキラとシャアの二人であった。タリアは二人の身元紹介をカガリとアスランの二人に求めたが、口わ貝にして喋らず。ラクスとマルキオの二人も同様であった。
「問題なのは、彼等、テロリスト達がどうやって、あれだけの装備を調達できたのかが、問題になるな」
シャアはサングラスを取り猛禽類を思わせる威圧感のある鋭い目で指摘した。
「ええ、そうですね」
タリアはシャアが幾多の地獄を潜り抜けて来た男である事を瞬時に悟った。
「この事が、公になればプラントを疑う声が、世界中から湧いて来るのはさけられないだろう」
シャアの指摘に皆が、重苦しい沈黙をした。だが、そこでカガリがプラントの立場を弁護した。
「だが、あくまでも、ユニウス・セブンを地球に落とそうとしたのは一部の過激派だけで、プラントを丸事犯人扱いするのはフェアではない」
シャアはカガリが自分の立場を顧みずに、プラントを擁護した事に苦笑した。
「アスハ代表、私はプラントを丸事、犯人扱いする気はないよ。だが、プラントやザフト軍に、テロリスト達に協力した者達が皆無とは言い切れまい」
「そそれは、そうだが、だけど私は目の前で見たんだ。ミネルバを始めザフトがテロリスト達や、正体不明の強奪部隊からの攻撃に絶えながら、必死に地球を救おうとしたのを」
「それは当然でしょうアスハ代表」
「当然」
「そうです。彼等も、地球圏に属する者達である以上は地球を破壊してはならないのです」
自分にはそれを言う資格はないとは思いつつも、この世界の者達に、自分の世界の愚かさをして欲しくはなかった。

同時刻
〔ジブリール邸〕
『やれやれ、大分やられたのージブリール。パルテノン神殿が吹っ飛んでしまったわい』
「あんな古ぼけた建物等、どうでもいいでしょう」
『そうはいかんよ、地元に取っ手は観光収入源だぞジブール』
ジブリールの素っ気ない言葉にギリシャのロゴスの幹部は呆れた。
『だが、ジブリールどうするね。ギルバート・デュランダルは打つ手が思っていた以上に早いぞ』

プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルは、ユニウス・セブン落下事件が起きた直後から迅速に行動し、動けるザフト地上軍に手短かな被災地への救援命令を発し、
プラント本国からも救援物資や人員を満載した艦艇やシャトルが、地球とプラントをピストン輸送を開始始めていた。この情況は彼等に取っ手は非常に、このましくはなかった。

『結局は、原因不明の自然現象でしかなかったか』
「原因不明?、とんでもない、ククククク」
『どういう意味だジブリール、その笑いは』
この事態に不謹慎な態度を取るジブリールに、ロゴスのメンバーは一様に不愉快になった。
「皆さん、これを御覧になってください。ファントム・ペインが撮ってきた映像と写真を」
ジブリールがコンソロールのボタンを押すと、驚愕すべき映像と写真が流れて来た。その映像と写真にロゴスのメンバーらは一様に息を飲んだ。
同時刻
〔ミネルバ・レイニンクルーム〕
「中に入るな」「中を見させろよ」「艦長命令だ」「ほんの少しだけだ」

「凄い、人だかり」
ルナマリアはレイニングルーム前の人だかりと押し問答に呆然としていた。
「これでは、近寄る事もままならないな」
「んで、どうするのシン。これでは入口に近寄るのも大変よ」
シンはある事を知りたくラクスに用があったのだが、ラクスがいるレイニングルーム前は、警備兵とクルーでごった返して近寄る事すらもままならない状態であった。
「それに、艦長命令でラクス様とあの人達との接触は禁じられてるわよ」
「わかっているよ。だけど用があるんだ」
シンがラクスにどんな用事があるのかイマイチ理解が出来でいた。
「じゃあどうすんの」
シンは皆を、投げ飛ばしてでもラクスとの接触をしたかったのだが、数十人近い人だかりでは不可能であった。
「シン、今回は諦めろ」
これでは無理だ。と言ったレイの表情にシンは顔を曇らせる。
「それに彼等とのトラブルを避ける為に、艦長が接触禁止命令を出したのを忘れたのか」
「ツ、」
「シン」
レイが我が儘も好い加減にしろの表情でシンを咎める。そのレイの表情を見てシンは断念するした。
「わかったよ」
シんは悔しさを滲ませて自室に向かう。
「もうシンは駄々っ子なんだから」
「…………」
レイは内心、厄介な事になったと思った。そして彼が心酔するデュランダルはどうするのだと考えたのだが、それを表に出すレイではなかった。

〔ミネルバ・展望ブリッジ〕
「艦長、アスハ代表、国際救難通信を通じて、オーブ海軍から本艦に通信が入りました」
メイリンからの知らせにカガリが身を乗りだした。
「それは本当なのねメイリン」
「はい艦長、間違いありません」
「では回線を開いて」
「はい」
メイリンが通信回線を開くとオーブ海軍からの通信が入った。
「こちらはオーブ海軍所属第28護衛隊、ザフト軍ミネルバ応答されたし。繰り返す。こちらは……」
ようやっとミネルバは孤立無援に近い状態から開放されたのであった。

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