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GUNDAM EXSEED_B_58

Last-modified: 2015-11-28 (土) 23:39:45

「なぁハルド、少し聞きたいんだが」
アッシュは先ほどまでと違い、落ち着いた声でハルドに話しかけた。
「俺も聞きたいことがあるが、先にどうぞ」
ハルドも落ち着いた様子だった。
そして、二人の機体はというと、それまで苦戦していたはずのジークシード十二機の連携攻撃を全く相手にしていなかった。
ヴァリアントガンダムはジークシードの射撃を容易く回避し、接近してくる機体の攻撃も何のことはないといった感じで避けていた。
キャリヴァーはビームライフルを撃ちながら、接近してくる機体に対して、自らも突進して、敵機と交差して、その後ろを簡単に取っていた。
アッシュとハルドの機体はジークシードの部隊に対して、余裕を見せていた。
アッシュは尋ねる。
「MSの操縦シミュレーター、最高レベルはいくつだ?」
「そりゃ、決まってる。そっちだってそうだろ?」
ハルドが尋ね返すと、アッシュは勿論と答え、そして二人は声を合わせた。

 

「「レベルMAXだ!」」

 

そう二人が言った瞬間に、一機のジークシードはヴァリアントガンダムのブレイドライフルの刃に切り裂かれ、そしてもう一機はキャリヴァーのビームライフルから放たれたビームでジークシードのコックピットを貫かれ沈んだ。

 

一瞬にして手塩にかけたEXSEED兵が二機も撃墜され、わなわなと震えるバルドレンの後ろでロウマはそりゃそうだろという気持ちでモニターを見ていた。
ハルドとアッシュに関して言えば、それこそ狂ったようにMSの操縦技術を磨いてきた身だ。半端な奴らは実戦が全てというが、あの二人は実戦以外にも徹底してMSの戦闘技術を身に着けてきたような奴らだ。
寝食を惜しんで、パイロットとしての技量を高めてきただろうあの二人ならば、EXSEED兵の動きがどこかで見たことのある動きを単純に実行しているにすぎないことに、そのうち気づくだろう。軍の教本など、ハルドとアッシュは暗記しているに違いない。
二人ともパターンを思い出すまでに多少の時間はかかったが、ここから先はあの二人が遊び心でも出さない限り、バルドレン謹製のEXSEED兵も相手にならずに撃墜されるだけだろうとロウマは思うのだった。

 

「どうする最後までやるか?」
アッシュは、もはや適当といった感じで、ジークシードを相手にしていた。聞いたのは的にではなくハルドにだった。
「若いのに経験を積ませる機会だ。なにせ、アホみたいにお手本通りの動きしかしない連中だからな」
ハルドのヴァリアントガンダムは適当な感じにジークシードを蹴り飛ばしていた。言ってハルドは自分も若いと思ったが別に良いかと思い、蹴り飛ばしたジークシードにビームショットガンを向けると例のごとく、別のジークシードが割って入った。
だが、ハルドの狙いはそちらであった。ヴァリアントガンダムは一瞬で距離を詰め、シールドを構えるジークシードのシールドの内側に手を伸ばし、ビームショットガンで胸部を一発で吹き飛ばした。
「ゲームと同じでハメがきくな」
ハルドはノンビリとした口調で言いながら機体を軽く動かすとビームが機体の横を通り過ぎて行った。
「真面目に教本通りの動きを仕込んだだけといった感じだな」
アッシュは教本に書いてあった通りの敵の攻撃が来たので軽く避け、さらに、その後も教本通りの攻撃が来るので、面倒になり、とりあえず敵を蹴り飛ばし間合い開けた。するとこの敵たちは一瞬、動きが止まるのだ。
「たぶん最適なのを考えている時間なんだろ」
ハルドはそう言う。なんとまぁお粗末な兵だと思い、アッシュのキャリヴァーはジークシードの包囲網から容易く抜けると、セインとアルバに言う。
「交代だ。とりあえず戦ってみるといい。勉強にはなる」
そう言って、アッシュは一旦シルヴァーナに戻り無くした腕を付けてもらうことにしたのだった。

 
 

セインとアルバの機体は艦隊のMS部隊との戦闘の真っ最中だったが、セインに関して言うと、オーバーブレイズガンダムのバースト装備が想像以上の威力を発揮した。両肩と両脚のビーム砲は高出力の拡散ビームであり、広範囲の敵を一掃していた。
アルバのゴールドフレーム天ジンも、バックパックのマルチアームユニットに装備されたビームサーベルをビームガンモードにして、敵機を蜂の巣にし、
巨大な左腕をから発射される高出力ビームをで敵艦を一隻落としながら、左腕を振るい、MSを切り裂き、果ては左腕を有線クローとして伸ばし、敵機を掴むと握り潰し、戦闘能力を奪う。
アッシュのキャリヴァーが予備のパーツとして用意されていた、天ジンの左腕を装備して、戦線に復帰すると、セインとアルバはジークシードを殲滅させるためにハルドの方へと合流するために動き出すのだった。

 

「いや、こいつら強すぎですよ!」
「自分たちには無理です!」
ジークシードの部隊と交戦し始めると、セインとアルバはすぐに泣き言を言いだした。
ホントにしょうがねえ奴らだなととハルドは思いながら、ヴァリアントガンダムのバックパックにマウントされたソリッドライフルを左手に持つと、オプションとしてライフルに装備されているグレネードランチャーを乱射し、炸裂させると敵を分断した。
「とりあえず、二人で四機墜とせ」
そう言うとハルドは分断した六機のジークシードに相対するのだった。
セインは冗談じゃないと思いながら、機体の腰に装備された折りたたみ式のリニアキャノンを展開し、ジークシードの一機に連射しながら、背中のドラグーンを射出する。鋭角的な剣のようなシルエットをした赤いドラグーンが宙を舞い、敵機に襲い掛かる。
「そのまま、動きを止めていてください」
敵はオーバーブレイズガンダムの一斉攻撃で防ぐのに精一杯で動きを止めている。この瞬間ならばと、アルバは左腕ののビーム砲を発射しようと構えるが、別の機体が邪魔に入る。アルバはそれならと思い、即座にミラージュコロイドを使用した。
アルバの乗機天ジンは透明となり姿を消す。その瞬間に、敵機の動きに明らかな乱れが生じた。
アルバの天ジンは姿を隠したまま、オーバーブレイズガンダムから激しい攻撃を受ける、機体の後ろに回り込むと、シールドに内蔵されたアブソリュートカッターを伸ばし、敵機のを背後から串刺しにする。
「敵はブログラムに従って動いているようです。スタンダードに戦うより、思い切った攻撃や特殊な攻撃法の方が、効果的かもしれません」
アルバにそう言われ、セインはそれならと思い、あの言葉を口にする。
「コード:ブレイズ」
そうセインが言った瞬間に、ドラグーンは背中に戻ったが問題はないと思った。敵のMSは残り三機だ。一気にやる。
そう思い、セインはドラグーンを再び射出し、機体の周囲に待機させ、砲台として運用することにした。そして、ライフルと全ての武装を敵の集団に向ける。
「ブレイズフルバースト!いけぇ!」
セインがそう叫び、引き金を引いた瞬間、両肩と両足のビーム砲から巨大なビームの塊が撃ちだされ、
オーバーブレイズガンダムのビームライフルからは戦艦一隻すら飲み込みかねない量のビームが発射され、展開されていた六基のドラグーンからは戦艦の主砲クラスのビームが放たれていた。
圧倒的な面制圧力、それがレビーとマクバレルがオーバーブレイズガンダム・バーストに持たせた能力であったが。それは、三機のMSを相手に使うには充分を通り越して過剰な火力であった。

 
 

「ハルドさん。終わりましたよ!」
かなり早く終わらせることができた、これなら、六機を相手に特別な装備もないヴァリアントガンダムより早く殲滅できたはずだと思い、セインは報告したのだが、ハルドのヴァリアントガンダムの姿はなかった。
どういうことかと思っていると、ハルドから通信が入る。
「いつまで遊んでんだ。こっちは艦隊潰して、虎からの合図があったからコロニーん中だぞ」
セインは、ハルドのヴァリアントガンダムが戦っていた方を見ると、ありとあらゆる方法で無残に破壊されたMSの残骸があった。いくらなんでも早すぎだろうとセインは思ったが、直後に口元に笑みが浮かんだ。
まぁ、あの人はそうじゃなくてはと、セインの中には憧れから尊敬、そして今に至り、信頼というものが形作られていた。
セインは思う。まだ自分は弱い。だけど、それを嘆くことはない。弱いなら強くなればいい、真っ直ぐ、あのハルド・グレンのように。セインはそう思いながら、オーバーブレイズガンダムをアービルのコロニー内へと向かわせた。

 

セインはアービルのコロニー内でも戦いがあるだろうと考えていたが、それは完全に的外れなものだった。
セインのオーバーブレイズガンダムがアービルの市街に着地すると、アービルの市民が、花束を投げ、歓声を上げている。セインはコックピットの中で状況を掴めずにいたが、とりあえず、ハルドのヴァリアントガンダムに合流することにした。
ハルドのヴァリアントガンダムはアービルの広場にいた。セインがアービルの広場を見ると、民間人らしき人々が座らされ、その後ろには銃を持った男が声高に何かを叫んでいた。
セインは何をしているのか分からず、戸惑っていたが、ハルドはコックピットのハッチを開けると、そこからコックピットに積んでいる小銃で、叫んでいる男の銃を撃ち、弾き飛ばした。
ハルドは、すぐにコックピットから降りながらマイクで叫ぶ。
「その行為は、どこの法的機関が許可した!?」
ハルドの言葉はセインが今までに聞いたことがないくらい鋭かった。
「言っとくが、てめぇに裁判権も執行権もねぇぞ!少なくとも、アービルの政府が定まるまでな!」
それまで叫んでいた男は何かを言おうとしたが、ハルドが加減をして殴り、黙らせた。ハルドの全力の拳は人間を容易く殺傷するからだった。
ハルドはマイクの音量を最大にして叫ぶ。
「コロニー同盟は私刑、リンチでもなんでもいいが、勝手な判断による処刑を一切認めない!許されるのは法的に妥当と認められた処刑だけだ!そこらの民間人が勝手に人を傷つけるようなマネをしてみろ、俺がぶち殺す!」
そう叫んだあとハルドはどこか寂しげな様子でヴァリアントガンダムのコックピットに戻った。民衆からの歓声はなく、怯えを含んだ表情でアービルの市民はヴァリアントガンダムとオーバーブレイズガンダムを見上げていた。
「おまえは、ホントに間が悪いな」
ハルドの通信の声はいたって、穏やかだった。
「見なくていいもんを見る。それじゃ、これから先、ロクな人生を歩めねぇな」
セインはハルドの言葉になんと返していいのか分からなくなり黙っていた。
「別に沈黙が悪いわけじゃねぇよ。答えようがないことだってあるしな。
ま、勝手に説明すれば、座らされていた人間は、クライン公国の支配下で良い思いをしてた奴らだ。それを気に入らなかった奴らが、この機に乗じて殺そうとしてたって感じだな。
まぁ単純じゃない恨みや色々があるんだろうけどよ。でもそれを見過ごすのが法治国家として正しいかっていったらそうじゃないわけで俺は邪魔したわけだ」
セインはとりあえずハルドの行動を納得したのだった。
「とはいうものの、本音では、自分らが強い立場になった瞬間に、立場が弱くなった相手を虐げる性根が気に食わないってのが大きいけどな」
そう言ってハルドのヴァリアントガンダムは広場に待機するのだった。

 
 

アッシュはアッシュで中々に難しい、状況に立たされていた。それは、クライン公国軍の兵の相手をさせられていた、女性たちの相手であった。アッシュは優しく穏やかな声で尋ねた。
「お子さんが、お腹にいらっしゃるようですが、どうしますか?」
そう尋ねると、ほとんどの女性が堕胎すると言うのだった。それは、商売や身の安全のために身体を売ったという仕方ない事情があるだろうが、それでもアッシュは自らの身体に宿った命を簡単に殺すという女性の心理を理解できずにいた。
ここで、アッシュは余計な善意を働かせてしまった。失敗となるわけではなかったが、非合理的なアッシュの甘さが生んだ判断であった。
「お子さんだけ産んではいかがですか。お子さんをクランマイヤー王国が預かれば、それほど問題にならないでしょう」
アッシュは失敗だと考えながらも、そう言わざるをえなかった。まだ、未熟だとしても、この世に生まれた命だ。それを親や社会の都合で殺させるのはアッシュの心がどうしても認められなかった。
アッシュは、クライン公国軍の軍人との望まれぬ子供を宿した女性の全てに、そう言っていた。アッシュ自身、馬鹿だと自らを省みながらである。
「馬鹿か善人か?」
「バカダナ」
虎が短いながらも辛辣な言葉でアッシュを評する。それでもアッシュは命を大切にしたかったのだ。
「オンナタチ、バイタ、ヨバレル、タイサクアリ?」
女性たちが売女と呼ばれ、迫害されることはアッシュも想定の範囲内だが、対策は思いつかなかった。しばらくすればほとぼりが冷めるだろうと見越してあまり考えていなかったというのがアッシュの本音だった。
「まぁ、このコロニーの住人の良識に任せるしかないな」
アッシュはそう言って、アービルが速やかに自治機能を取り戻してくれることを願うのだった。

 

しかし、現実はアッシュの願いどおりにはいかず、クランマイヤー王国の部隊はアービルに一か月ほどの滞在を余儀なくされたのだった。
その理由は、アービルがかなりの期間に渡ってクライン公国の支配下にあったため、自治機能を回復するとしても、何から手を付けるべきなのか住民自身も理解していなかったためである。
そのうえ、ハルド曰く長年の隷属生活によって染みついた奴隷根性というものがアービルの住人の自発的な行動を妨げており、アービルの住人は皆が一様に指示待ち人間といった有様であった。
そして何かの勘違いから、アッシュがアービルを統治するといった話しまで出ており、アッシュのもとにはアービルの名士たちから娘の見合い写真が大量に送られていた。
アッシュは現状のまま、アービルを放っておくことは出来ないとして、なんとか民主的な選挙で代表と議員を決めるところまではケアするために残らざるをえなかった。
ハルドはハルドで、アービル自警団などという名前の有志の青年たちが集まった愚連隊の相手をする必要があった。アービル自警団という名前は立派だが、中身は荒れた若者や過激思想の持ち主たちの集まりであった。
アービル自警団はクライン公国支配下の時代にクライン公国と上手く関係を築いていた人々を対象に暴力や果ては殺害に至る行為に及んだため、ハルドや虎が即座に動いて、潰しにかかっていた。
ハルドも虎も一般常識的の部分では大幅に常識から外れているが、元々が正規の軍人であり戦後処理も学んでいるため、支配地域が解放された直後に起こりそうな惨劇を予測し行動を起こしていた。
しかし、それでも全ての悲劇を防ぐことは出来なかった。
ある日、クライン公国の軍人と関係を持っていたと噂される女性が、髪を引き千切られ、丸坊主にされたあげく、殴る蹴るの暴行を受けた上に顔に赤いバツ印の刺青を入れられ、アービルの市街を引きずり回されるという事件が起こった。
ハルドはとりあえず、手加減をする相手ではないと思い、暴徒鎮圧用のゴム弾の小銃をアービル自警団に対して撃った、ゴム弾と言っても姫に使ったのではなく、骨折など簡単に生じさせるものだった。そしてハルドは女性を救出して、保護した。
虎に関しては、「公国の奴とも寝たんだろ?だったら俺にもやらせろよ」などと下卑た言葉を発し、女性を路上で強姦しようしていた。男を殴り倒し、睾丸の一つを潰すなどしていた。

 
 

「品性が下劣な奴が多すぎる!」
ハルドはアッシュが何故かアービルの政務を行っている部屋を訪れると開口一番、そう叫んだ。
アッシュとしても報告は聞いているから、ハルドの言葉を否定する気にはなれなかった。だが、それでもという思いがアッシュにはあった。
「アービルが独立したコロニーとして、立ち直れば、人々の意識も変わるさ」
ハルドは適当に椅子に座ると憮然とした顔で言う。
「本当にそうか?ここの奴らは、まるで自分たちの力でクライン公国の支配から脱したみたいな感覚を持っている奴が多い。勝利を得るために何の努力もしていないのに、自分たちの力で勝利という名の果実を勝ち取った思ってるのがいる」
それは、確かにそうかもしれないとアッシュは思うところがあった。妙な自信を持っている人間が、アッシュが関わっていた人々の中でも多いような気がしていた。それはクライン公国に勝利したという自信である。
「先を読み違えたな。クリス」
ハルドは部屋から出ていこうとするクリスを呼び止めた。クリス自身も失敗を認めていたのだった。
「やるんだったら、もっと時間をかけるべきだったというのは反省しています。
ハルドさんかストームさんを送り込んで、レジスタンスを結成させ、それを後の政府になるように教育し、それが終わってから、レジスタンスの反攻作戦とクランマイヤー王国の部隊の二面作戦で、制圧すれば良かったんですけどね」
アッシュもまぁ、それが妥当だっただろうなと今のアービルの状況を見て思う。アービルの人々は目先の勝利に酔っているだけで先の展望がない。このコロニーの住民性なのかもしれないとアッシュは先のことを考えない住民性は仕方がないと思うことにしていた。
「まぁ、色々と片づけてさっさと帰ろうぜ。俺はここよりクランマイヤー王国の方がいい。メシも美味いし、そろそろアラン中佐の料理が食いてぇ」
そうハルドがいうと即座にクリスも賛成の声をあげた。
アッシュとしては、まぁ一通り、選挙や政庁関係の調整は終わったから帰っても良いかもしれないと思った。ただ、そう思った瞬間に、このコロニーでの仕事のやりづらさは何だったのだろうかと思いハルドに何となく尋ねてみた。
「クランマイヤーの人々と、アービルの人々の違いは何かな?」
「クランマイヤー人はどんくさいけど真面目だ。粘り強く仕事をするし、理解できないことはすぐに聞いて、理解しようとする。
アービル人は、素早いが調子に乗りやすい。勢いに流されやすいし勝手な真似をしがちってところか。まぁ人間なんざ一概にくくれるもんでもねぇから、その質問をしたオマエにダメ出しをしたいね俺は」
それはしくじったなとアッシュは苦笑すると、とりあえず今、手を付けている仕事を片づけたらアービルを離れようと思うのだった。

 

そしてクランマイヤー王国の面々がアービルを去る当日。宇宙港へは特に見送りなどはなかった。
「こういうものなんですか?」
セインがハルドに尋ねると。ハルドは意地の悪い笑みを浮かべながら、答える。
「こういうもんだよ」
もう解放者はいらないってことだ、ホントに分かりやすい住民性だとハルドは思い、シルヴァーナが出港するのを待つのだった。

 
 

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