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LOWE IF_592_小話01

Last-modified: 2007-11-11 (日) 22:51:53

「…今日の仕事は、戦争孤児となった子供達との交流を深めるため、孤児院に訪問して、子供達と遊んでもらいます、ラクス様」
「わかりました…。私が子供達を癒せるのであれば喜んで…」
「(…少し大人しくなられたか?ま、いいか)」

ドライバーは少しラクスの異変に気がつくが、それよりも仕事優先と車を孤児院に向かわせる。
そして孤児院にたどり着き、車から降りたラクスを迎えたのは、孤児院の子供達。しかし、その表情は明るく、ラクスを慕っているかのようだ。

「ラクス姉ちゃん!」
「ラクスおねえちゃん、ひさしぶり!」
「(…そう、一人目も来ていたのですね。ならば、その役目を引き継ぎましょう…。あの人が、安らかに眠れるよう…)
お久しぶりですわね、皆さん。暫く来れなくて申し訳ございませんわ。さあ、何して遊びましょうか?」

その子供達に囲まれながらも、笑顔を見せるラクス。さながら慈母のようだ。

「かくれんぼー!」
「えー前やったじゃん。ドロケイがいいよ」
「サッカー!」
「キックベース!」
「…(こういうのは男の子の遊びですわよね…ていうかドロケイとは?まあいいですわ)まあまあ…では、かくれんぼしましょう」

というわけでかくれんぼ開始。とりあえずラクスが鬼となり、8分くらいして、最後の一人を捕まえる。

「見つけましたわ」
「あちゃー。でもちょっと時間掛かったね。もしかしてラクス姉ちゃん疲れてる?」
「え、ええ?まあ…少しですが。でもどうしてですか?」
「だってラクス姉ちゃん隠れるの上手いからさ、俺達が一生懸命隠れても、そこラクス姉ちゃんが隠れてた場所だったりするからすぐ見つかっちゃうんだよね」
「酷い時なんか池の中に隠れようとしてたし」
「・・・(一人目…貴方は一体…)」

「ふぇっくしょい!あ、やば!」
「あーナタリー姉ちゃんみっけ!…っていうか、掃除ロッカーの中に隠れないでよ…ばっちぃ」
「だって見つかりたくないですもの。勝負は勝負ですから!」
「もー!」

「よ〜し、次はお歌!」
「(これは流石に大丈夫ですわよね)では…静かなこの夜に貴方を待ってるの〜♪」

思わぬパンチを受けたラクスだったが、気を取り直し、自分の持ち歌である「静かな夜に」を歌う。しかし、子供達は不思議な目でラクスを見ながら口を開く。

「あれ?何時もの曲じゃないの?」
「じゃないの?」
「え、え?ああ…ごめんなさい。実は私、この前頭を打ってしまいまして…記憶が錯乱していますの(我ながら嘘っぽいですわね…でも、未来のため…ごめんなさい)どんなお歌を歌っていたか…教えてくれますか?」
「ふ〜ん…ラクス姉ちゃんも大変なんだ。うん、じゃあ教えてあげる!前来たときはエルドラ5のテーマ歌ってくれたよ!」
「その前は太陽の真ん中へって言う曲、歌ってくれたよね」
「え〜それは前々前回だろ?前々回はShowDomeだろ?でも何時も歌ってくれるのは友達の唄だよな」
「うんうん。そうそう。でも、忘れちゃってるならなぁ…今度唄ってよ!」
「(ど、どれも知らない曲ですわ!?一人目は自分の唄を歌わないのでしょうか?)そうですわね…とりあえずじゃあ先ほどの唄で。
静かなこの夜に〜貴方を〜…」

最終的に、ラクスはふらふらになって倒れそうになりつつも、とりあえずその日を越す事ができたとさ。

一方のナタリーはというと

「はぁやすぎるときのぉぉ!!まばたきぃぃにさらされぇて!」
「独りでは届かない!願いなんて、消えそうな」
「コトバじゃぁぁぁ!」

「ナタリーちゃんノリノリだな。ていうか声量大きいな」
「ハイネの野郎も心なしか楽しそうだな」

それにしてもこの二人ノリノリである。

「(あ〜思いっ切り歌えるって最・高ですわ!)」