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Lnamaria-IF_赤き月の鷹_第08話

Last-modified: 2013-10-28 (月) 02:38:13

オーブ沖海戦

ミネルバは左を突破するらしい。

「シン! 左側に敵を追い込んで!」
「了解!」

あたしたちが突っ込むと敵MSは鳥が逃げるように散開する!

一機、二機! シンが射撃で落とす!

「逝けーーー!」

左に回りこみドラウプニル4連装ビームガンを両手から連射する!
シンに追われて逃げた敵に面白いように当たる! 撃たれて動きが鈍った敵をスレイヤーウィップで止めを刺していく!

ミネルバに被弾!?

「く、こんなことで……やられてたまるもんですかーッ!」

敵の密集した所へ所へと突っ込み、後ろを見せる敵をスレイヤーウィップでなぎ倒す!

確かに半端じゃない数だけど! それだけ逃げる場所がないって事よ!
敵に密着すれば、他の敵はあたしを撃てない! そう割り切って突っ込み、ドラウプニルを叩き込む!

左前方から何かが発進し、近づいてくる! あれは!大型のMA! あんなのがミネルバに取り付いたら終わりだ!

迎撃に向かおうとすると通信が入った。

『タンホイザーで敵大型MAと共に左前方の艦隊を薙ぎ払います! 気をつけて!』

あわてて射線から離れる!

敵大型MAは、前傾姿勢を取ると何か力場を発生した!?

タンホイザーの光が射線上の物体を包んで行く!
閃光が晴れた時――

「あぁ……! タンホイザーを、そんな……跳ね返した?」

若干沈んだ艦はあったものの、敵大型MAから後ろの艦隊はまったく無傷だった。

「シン! あいつをやらないと!」
「わかってる!」
「一部分でいい! 敵MAの対空防御に穴を開けて!そこから突っ込む!」
「了解!」

シンが突っ込む!敵MAの主砲らしきものと赤熱したクローがシンの方を向き、前傾して力場を張りながら攻撃する!
チャーンス! シールドを構え、テンペストを抜きながら上空から高速で降下し、敵MAの懐に入る!
テンペストは敵MAの分厚い装甲を容易く切り裂いていく!
――敵大型MAは落ちて行き海上で爆散した!

「シン! 次は艦隊をやるわ! 援護して!」
「了解!」

敵の艦に次々に取り付くと、あたしはブリッジを、砲塔を潰して行く!

「空母が沈めば!」

あたしは空母に取り付いた!ブリッジを切り裂くと、甲板にテンペストを突き刺し、切り裂く!
もう一隻! 次の空母に取り付き、切り裂く! 空母はグズグズと沈んで行く!

……そして、気がつくと敵全軍は撤退して行った!

……もう、これ以上の追撃はないかな?
あたしたちは帰艦した。

「ルナー!」

コクピットで休んでいると、ヴィーノが声をかけて来た。降りよっか。

「ん? あらら」

床に降りると私はへたりこんでしまった。

「あはは、よくやったな、ルナ!」
「お疲れさん」
「すげーな、おい」
「聞いたぜーこのー。すっげー活躍だったんだって?」
「いやーほんとよくやってくれたー」
「へへ、ありがと」

「さあ! ほらもうお前ら! いい加減仕事に戻れ。カーペンタリアまではまだあるんだぞ。パイロットも休ませてやらなきゃ」

エイブズさんが言うと、メカニックの人たちは散って行った。

「ほんと、今日はよくやったよ。スーパーエース級じゃないか」
「ありがと、ショーン。自分でも、ここまでやれるとは思わなかったわ。まぁシンが援護してくれてたから落ち着いて攻撃もできたし」
「なんにせよお前が艦を守った。生きているということはそれだけで価値がある。明日があるということだからだ」
「……ん。ふふ。ありがと、レイ」
「さあ、休憩しようぜ。じゃないといざって時動けないからな!」

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