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Lnamaria-IF_赤髪のディアナ_第06話

Last-modified: 2013-10-28 (月) 01:54:45

崩れた大地

『……応…答…』

ヘリオポリスは、あたしの目の前であっけなく崩壊した。
父さん、母さん、メイリン……無事だよね?

『応答…し…ろ!ルナマリア・ホーク!』

ナタルさんだ!あたしは通信に気づいた。

「はい!レッドフレーム、ルナマリアです」
『無事か?』
「はい。キラやアスカさんは無事ですか?」
『アスカ主任は無事だ。もう帰投している。キラは今確認中だ。こちらの位置は分かるか?』
「はい」
『ならば帰投しろ。……戻れるな?』
「はい」

キラ、無事だと良いけど。

帰投すると、キラ帰ってた!救命ポッドを収容していた。エンジンが壊れていたそうだ。
コクピットのハッチを開けると、ポッドの人たちが外に出てきていた。
あれ?あの金髪の子は……

「……お前……お前がなぜあんなものに乗っている!?」

あの子がこっちに向かってきたけど、その後ろ!メイリン!

「メイリン!無事だったのね!よかった〜!」
「お姉ちゃん!怖かった〜」

ほんと、無事でよかった。二人で泣きながら抱き合った。
金髪の子は、あーとかうーとか言ってたけど、キラを見つけてそっちの方に飛んでいった。

とりあえず、疲れたから食堂に行こう。
歩きながら、メイリンにこれまでのことを話した。さすがに驚かれ、心配された。
でもね、お姉ちゃん、メイリンを守るためにも、安全なところに着くまで、頑張るから。

「あーメイリン!」
「無事だったんだな!よかった!」

食堂には、みんなもいた。みんな、メイリンの無事を喜んでくれた。これでカトウゼミ無事全員集合ね!

ちょっと離れた席に、金髪のあの子が座って緑茶をすすっていた。そう言えば、どんな子なんだろう。

「ねぇ、キラ……」
「やぁ、ここにいたのか。ルナちゃん、キラ君、お疲れ様!みんなも、メイリンちゃんも無事でよかった!」

キラに金髪の子の事を聞こうとした時、アスカさんが現れた。

「アスカさんこそお疲れ様でした!そう言えば、もう一機いた、奪われたイージスですか、赤いMSはどうなりましたか?」
「ああ。やっぱり奪ったばかりじゃうまく扱えなかったらしくてね。なんとか片足を撃ちぬいたら撤退してくれたよ」

そばでため息が聞こえた。キラが、ほっとしたような複雑な表情をしていた。
アスカさんはそんなキラを妙にまじめな顔で見つめていた。

「なぁ、キラ君、ちょっと向こうで……え!?」

え?なに?アスカさんの視線をたどると、金髪のあの子がいた。

「もしかしてあなたは……」
「ちょっと待ったーーー!!!」

あの子はいきなり飛び上がると、アスカさんを食堂の外に引きずっていった。
いったいなんだろ?あの子?キラに聞いても、カガリ・ユラと言う名前以外はまだあまり話もしてないらしかった。

結局、またアスカさんに会えたのは食事を終えて、MSの整備をしていた時だった。

「あ、アスカさん」
「やあ、整備お疲れ様。私もストライクの整備に来たよ」
「そう言えば、食堂にいた金髪の子お知り合いですか?」
「あ、ああ。オーブ本土で、ちょっと知ってたんだ。まぁ、仲良くしてやってくれ」
「はーい!そういえば、今あたしたちってどこに向かってるんですか?」
「ああ、ここから地球連合の基地で一番近いのは、ユーラシアのアルテミス要塞だ。そこへ向かう案もあったんだが」
「え!?ユーラシア!?絶対嫌です!あたしたち!」
「まぁまぁ。そう言う案もあったんだが、私が強硬に反対して別の案になったよ。私だって、ユーラシアの奴らにオーブの機密を奪われる危険は冒したくないからね」

アスカさんは、最後の方は小声でささやいた。とりあえず一安心だ。

「じゃあ、どこへ向かってるんですか?」
「デブリ帯さ」
「そんなとこに?。」
「武器弾薬はそれなりに積み込めたが、避難民を収容したからね。水と食料に余裕がなくなったんだ」
「そうですか。いい案だと思いますよ。死んでる人間より生きてる人間の方が怖いから。ザフトの裏をかけてればいいですね」
「そうだな。じゃあ、整備頑張ろうか」

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