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SEED-クレしん_08-074

Last-modified: 2009-08-12 (水) 19:34:54
 

みんなで体の一部を試すゾ

 
 

風間君  「へえー。春日部市の郊外に、こんな大きなお寺があったんだ?」
マサオ君 「うう……な、なんか不気味な所だね? か、考えてみればなんで僕達ここに居るんだろ?」

 

ギル   「ふふ、それは」
園長先生 「もちろん……」
2人   「「夏といえばお約束の、納涼肝試し大会をするためでーす(だよ)!」」

 

マサオ君 「うわああ〜やっぱりィ〜〜?」
しん   「いやあ〜これから本物のお化けに出会えるかと思うと、おらドキがムネムネ〜〜〜!だゾ♪」
ネネちゃん「さすがに本物はでないでしょ。本物は……」

 

シン   「でも議長……肝試しするには人数が少なすぎる気がしますが?
      ここにいるのは俺にかすかべ防衛隊、後マユにエルちゃんにステラ。それだけですよ?」
ギル   「いやいや、当然他の連中も来ているよ。ここにいる君達は肝を試される役。ここにいない彼らは……」
シン   「肝を試す役、か。なるほど了解しました。俺は?」
園長先生 「子供達の付き添いですよ。さすがに夜中に子供達だけで歩かせるってのも、ね?」

 

ステラ  「イヤな空気……ステラ、なんか恐い(ひしっ)」
マユ   「だ、だからってマユの後ろに隠れないでくださいよう!
      もう、これじゃどっちが年上か分からないじゃない……ねえエルちゃん?」
エル   「ん〜……ん、だいじょ〜ぶ! いざとなったら、エルがお化け達を追い払ってあげます!」
マユ、ステラ「「はえ?」」

 

ギル   「よし、それじゃ出発したまえ! お化けのみんなによろしくな?」
しん   「ほっほ〜い! いってくるゾ〜〜」
ボーちゃん「それじゃあ景気つけに。かすかべ防衛隊、ファイアー」
風間君  「フ、ファイアー……」
ネネちゃん「ファイアー?」
マサオ君 「ふ、ファイアー……」
しん   「もう、みんな元気なさすぎだゾ! かすかべ防衛隊ファイアー!」

 

一同   「ファイアーーーーッ!」

 
 

〜その頃、墓地のあちこちで〜

 

ルナ  「さ〜て、いよいよね!しっかりお化け役をこなさなきゃ……
     1発〜!(ばきゅーん!)2発〜!(ばきゅーん!) ああ〜1発的を外したあ〜〜〜……」
レイ  「落ち着け。拳銃をブっ放すお岩さんなど、日本中どこを探してもいない」

 

シャニ 「ふっ……先祖伝来のちゃんちゃんことリモコン下駄を、こうして身につける日が再びこようとはな。
     ……おい、お前等もしっかりやれよ? 砂かけばばあ子泣きじじい
オルガ 「誰が砂かけババァと!」
クロト 「子泣きジジィだ! 調子こいてると殺すぞてめえ!」

 

アスラン「ある程度予想しなかった訳でもないが……俺の役はカッパかい!
     仮にも主人公のひとりだぞ俺は! もちっとマシな役はないのか!」
カガリ 「私の役は猿の神様か。だが……この頭の輪っかといい、手に持った棒といい、これはまさか……?
     なんだユウナ、その手に持っているデカいフォークみたいなのは」
ユウナ 「僕の役はブタの妖怪だそうだよ。
     ……もしかして、インドにお経でも取りにいけっていうのかい?これは……」

 

アウル  「俺は海属性のアビスだけに海坊主
スティング「んじゃ俺は宇宙属性のカオスゆえにバ○タン星人
アウル  「……お化けじゃねーじゃん」

 

イザーク 「真夜中の学校で、何故か走り出す二宮金次郎の像
ニコル  「真夜中の学校の音楽室で、ひとりでに演奏するピアノ」
シホ   「トイレの花○さん
ディアッカ「学校の○談シリーズかよ。
      あ、俺はオーソドックスに一つ目小僧な? メイクが楽でいいんだわこれが」

 

ムウ  「風を裂く真空の刃! かまいたち! シャッシャッ!」
マリュー「いや〜ん、まいっ○んぐ♪ あ、私はサッキュパスね?
     この悩殺ぼでーでしんちゃん達もメロメロよー♪」
サイ  「あ、あの。それは風紀上かなーりまずいんじゃあ……」
虎   「お前は虎だ!虎になるんだッ!はーーーッ! 虎頭の獣人、ここに見参!」
ダゴスタ「……ただのタ○ガーマスクじゃないですか。お化けじゃないですよそれ」

 

キラ  「えー最後に僕達ですが。実は僕、今ちょっと女装しております。何故かというと……」
ラクス 「ローラ……? どなたとお話しているのかしら?愛しのローラ……」
キラ  「は、はい!すいませんカーミラ様! ……と、まあこんなワケなんでして」
ラクス 「うふふ……この吸血鬼カーミラの元に、もうすぐ沢山の人心無垢な少年少女たちが来るのね……?
     楽しみだこと……」
キラ  (こ、恐わ!
     もしかしてカーミラのモデルとなった、エリザベート・バー○リーの霊でも乗り移ったのかなあ?)

 
 

ネオ  「お? みんな!来たようだぞ……
     ふふっ……ここまできたら、しんのすけ達には盛大に驚いてもらわないと、なあ?」
ルナ  「みんなの泣き叫ぶ顔が見たくてお化けに志願したんだもの! 後には引けないわ!」
ラクス 「ふふふ……血ぃ〜……血ぃ〜……!」
イザーク「あ、あかんでこりゃ。この女、完全にあっちの世界にイっちまってるがな」
ニコル 「言葉使いが変ですよイザーク。でもまあここは……」

 

??? 「あの〜」
アウル 「静かにしろよ。これからがいいとこなんだからさ」
??? 「あのー」
オルガ 「シン達が来やがったら思いっきり砂をかけてやるぜ……!」
??? 「むう〜〜〜〜!あーーーのーーー!」
アスラン「う、うるさいな! さっきから俺達の後ろでごにょごにょと……」
カガリ 「…………あれ?」

 

??? 「え〜と、その……ばあ♪」
お化け一同 「うぎゃああああああああああああああああああああ!?」

 

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

 

ギル  「……で? 幽体離脱したエル君に、お化け全員、残らず気絶させられた……と?」
エル  「す、すいません。ほんのイタズラのつもりだったのに……まさかここまでみんながびっくりするなんて!」

 

シン  「あ〜あ。見事なまでにみんな白目を剥いて気絶しているわ、こりゃ」
しん  「生き霊とはいえ、本物のゆーれいだもんね。エルちゃんのゆーたいりだつって」

 

ネネちゃん「いい大人がみんなして……もう! だらしないわねえ」
風間君  「いやあ……人を驚かすつもりの人が、後ろから不意打ちくらったらこんなものだと思うよ?」
ステラ  「いいなあ。みんな気持ちよさそーに寝てるし」
マサオ君 「これが羨ましい、の……?」

 

園長先生 「これじゃあ肝試し大会はもうできそうにもありませんね? どうしましょう」
ギル   「どうにもしようがないみたいですな。今日はこれでおひらきという事にしましょう……ただし!」
園長先生 「な、なにか?」 
ギル   「C.E.の世界では、ここに寝ている誰も彼もがいっぱしの戦士!
      で、ありながら幽霊如きに驚かされた挙句にこの様とは!
      バツとして彼等は起こさず、ここへ置いて帰りましょう」
園長先生 「は、はあ……」

 

   ※   ※   ※

 

 翌朝。
 キラ達はお寺の墓地で、体中を蚊や虫に刺されまくられた姿で目を覚ました。
 そして彼等はしばらくの間、地獄のよーな痒みに苦しんだという…… 

 

しん 「めでたしめでたし♪」
シン 「……じゃっ、そゆことで」

 
 

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