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SEED-クレしん_10-リレーSS・アスカ兄妹の里帰り_02

Last-modified: 2009-07-01 (水) 17:26:39
 

【その2】(作者:10代目スレ656氏)

 
 

 毎度おなじみ、またずれ荘にて。

 

イザ―ク 「……ふむ」

 

ディアッカ「お?どうしたよイザーク。旅の雑誌なんか熱心に読んじゃってさ」
イザ―ク 「いやな、せっかくの連休だし、ここはいっちょ旅にでも出てみようかと思ってな」
ニコル  「旅……ですか?」
イザ―ク 「そうだ!そんでもって地元で住み込みのアルバイトなんかしてだな、
      一度自分というものを見つめなおそうと……」
アスラン 「ああ、よくある自分探しの旅ってやつか?」
イザ―ク 「俺を今時の軟弱な奴等といっしょにするなッ!」
アスラン 「お、怒ることないじゃないか」

 

ディアッカ「でさ、旅ってどのあたりまで行くつもりなんだ?」
イザ―ク 「え?う、うむ………とりあえず長野あたりででもと考えてるが……」
ニコル  「電車で2時間ぐらいじゃないですか」
アスラン 「近ッ!どうせ旅に出るんならアメリカとかオーストラリアなんてどうだ?」
イザ―ク 「が、外国はどうも……」
ディアッカ「じゃあ北海道とか沖縄とか」
イザ―ク 「と、遠すぎないか?」

 

ディアッカ「あー煮えきらない野郎だな!じゃあ俺が超テキト―に決めてやるぜ!
     (雑誌をパラパラめくって)…………ここだ!」
ニコル  「うわッ本当に超テキト―だ!」
イザ―ク 「お、おい……」
ディアッカ「アスラン電話!」
アスラン 「おう」

 

ディアッカ「あ、もしもし。雑誌の広告見たんスけど……はい、はいはい………ではよろしくお願いします。
      グレィトッ!旅先が決まッたぜ!秋田県の農家に泊り込み農作業だ!」
イザ―ク 「い、いや俺は……」
ディアッカ「さあとっとと支度するぜ!イザ―ク、アスランにニコル急げ〜」
ニコル  「えッ!ぼ、僕たちも行くんですか?」
アスラン 「お、俺はコミケにワンフェスがあるから行けない、というか行きたくないのだが・・・・・・」
ディアッカ「心配すんなって!俺も行くからよ〜♪」

 

イザ―ク (え、えらい事になってしまった………ただの冗談だったんだがなあ)

 
 

〜その頃、秋田のシン達は〜

 

シン  「ひい〜ひい〜あ、暑ちィ〜喉が渇いた〜〜」
マユ  「お兄ちゃんふぁいと!そこの草刈り終わったらマユが畑からとった、冷た〜いトマトがまってるよ〜♪」
アスカ父「明日から臨時のアルバイトも来るから。がんばれシン」
シン  「ぜえ、ぜえ……や、やっぱり帰ってくんじゃなかった………」

 

   ※   ※   ※

 

 妙に静かになった春日部市外で、パトカーと4WD車の猛烈なカーチェイスが繰り広げられていた。

 

カガリ 「こら〜〜!そこの車、道路の端によれ……っていうか止まれ―――ッ!」
ナタル 「カ、カガリ巡査そんなに乱暴な運転をするな!」
サイ  「署から修理が終わったパトカーを受け取って帰る途中にとたんにこれかよ〜」

 

ギル  「な、なあタリア。警察もああ言ってることだしここは大人しくキップ切られた方が……」
タリア 「だまれシ○ア」
ギル  「……」
タリア 「そんな事だから貴様はレイに逃げられる羽目になるのだ………ひっく
ギル  (う、うかつだった!まさかタリアが昼から飲んでいるとは気がつかなんだ……)

 
 

カガリ 「こうなったら絶対捕まえてやる! 地の果てまでも追いかけてやるぞ!」
タリア 「ふふ、青臭いお嬢ちゃんに私が捕まえられるか? キ――――ンッ!」

 

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

 

 そして数時間後……

 

ギル  「ど、どうもすいません」
ナタル 「いや、こちらも行き過ぎた感があるのでな。今回の違反は大目に見よう……カガリ巡査!」
カガリ 「す、すいません! またしても県外まで容疑者を追いかけてしまいましたあ!」
タリア 「ううっあ、頭いたい〜。私なにしてたんだっけ……?」
サイ  「で、これからどうするんです?
     車は2台ともオーバーワークでエンストしてしまうわ、無線は通じないわで結講ピンチですけど」
ナタル 「むう……」

 

タリア 「しょうがないからそこの民家に助けを求めるってのはどうかしら」
サイ  「それしかないようですね。電話を貸してもらえれば、もよりの警察署に連絡とる事もできますし」
カガリ 「携帯はどうしたんだ?」
サイ  「……派出所に置いてったままですよ。本当ならすぐ帰れるはずだったんだから」
カガリ 「うっヤブヘビ……」

 

ピンポーン!

 

ギル  「ごめんください」
しん  「ほ〜い………あれ?ぎちょうのおじさんだゾ?」
タリア 「え……え? しんのすけ君?な、なんで君がこの家に?」
しん  「ここはオラのじいちゃんちだゾ」
ナタル 「何だと! じゃああれか、今回は春日部から秋田まで追いかけてきたってわけか?」
サイ  「カガリ巡査の伝説がまた1ページ……」
カガリ 「う〜〜」

 

ルナ  「しんちゃん、どうしたのー?……てあれ。店長に議長じゃないですか」
ステラ 「あ、ほんとだ」
レイナ 「ぎ……お、おじさま?」
キラ  「それにサイやナタルさんに……」
コニ―ル「カガリ姉まで。みんなもしんのすけとシンの実家に里帰りしに来たのか?」

 
 

 こうして何故か秋田にいつもの連中が集結していくのであった。

 
 

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