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SEED-クレしん_15-リレーSS01_01

Last-modified: 2009-04-23 (木) 21:41:06
 

2008年のお盆休み!だゾ
その1

 
 

シン 「あーもろこしうめー」
みさえ「ミネルバで買ったものだけど結講いいわね」
ルナ 「知ってます? 実はミネルバの野菜果物の何割かはシンの実家から出荷されたものなんですよ」
ひろし「言われてみれば……去年シン君達が田舎から帰ってきたときにもってきた奴と同じ味がするなあ」
しん 「いや〜あのときは豪勢だったゾ。もろこしにスイカ食べ放題〜♪」

 

ルナ 「シンは今年も実家に帰るの?」
シン 「……俺さ……ここ数年ラジオ体操で皆勤賞もらったこと、ないんだよな……」
しん 「だから?」
シン 「今年はラジオ体操に命を賭けようと思うんだ! そのためには実家なんかに帰ってられないよな?」
みさえ「要するに帰りたくないのね?」
しん 「畑仕事手伝わされますからなあ」
シン 「なんとでも言え! 今年はマユだけ行かせて俺はパスします!」

 
 

ルナ 「でも……そうはいかないのよねえ。これが」

 
 

シン 「え?」
ルナ 「ミネルバとシンのご両親との契約書にね、毎年シンを盆に帰らせるって契約項目があるの♪」
シン 「……は?」
ルナ 「つまりー、あんたが最低一年に一度家に帰らないとミネルバに商品が入荷されなくなっちゃうのよね」
シン 「えーと……つまり……」
ルナ 「タリア店長からも業務命令。シンはお盆に田舎に帰れって♪」
シン 「な、なんだそりゃあああああぁ!?」

 

ひろし「帰ってきたらまたお土産頼むな〜♪」
みさえ「おいしースイカにとうもろこし期待してるわよ♪」
シン 「……あ、悪夢だ……陰謀だあ〜〜」
しん 「まあまあ。今年もまたオラがついてってあげるから♪」
シン 「慰めになってないッ!」

 

   ※   ※   ※

 

 ……で、いよいよシン兄妹が秋田の両親の処へ帰る日。
 待ち合わせの春日部駅前で……

 

マユ 「おはよ〜〜♪お兄ちゃんしんちゃん支度できてる〜〜?」
シン 「げ……待ち合わせの時間きっかりに来やがったよ……」
しん 「おは〜♪」
マユ 「おは〜♪」

 

シン 「ああ嫌だ嫌だ帰りたくない帰りたくない…・・
    なんでせっかくの連休なのに、重労働しに田舎帰らないかんのだ……
    家でのんびり高校野球やオリンピック見てえ……クーラーのきいた部屋でおもいっきり昼寝もしてえ……」
ルナ 「往生際が悪いわねえ。いいかげん覚悟決めたら?」
シン 「てか、なんでルナまでここにいるんだよ!」
ルナ 「監視役みたいなもんよ。秋田には私も同行するから♪」
シン 「げっ……マジかよ……」

 

マユ 「ほらお兄ちゃんいくよ。まず電車で大宮駅までいって、そこから新幹線に乗るんだから早くしないと!」
シン 「くそ、この旅行で込み合うピークの時期になんで都合よく新幹線の予約とれたんだよもう……」
しん 「お、大宮いきの電車がきたゾ〜」
ルナ 「ほら切符買いにいくわよ!ぐずぐずしないのシン!」
シン 「う〜〜〜〜」

 

 そんで1時間後。シン達は無事に(?)秋田駅行きの新幹線に乗れたのであった

 

しん 「おお〜〜速い速い〜♪」
マユ 「あっちまで二時間ちょっとって感じかな?」
ルナ 「駅弁食べるシン?」
シン 「………じゃあ幕の内ひとつ」
しん 「ちなみに箱の横の穴をこうつまようじで突くと」

 

 ジュウウウウウ!

 

シン 「あ、熱いよお! 弁当箱があっついよお〜〜〜!」
マユ 「……なにそれ?」
シン 「……いや、ただのミス○ー味っ子ごっこだけど。マユ知らないのか?」
マユ 「しらなーい」
ルナ 「だ、そうよ。小さい子がわかるわけないわよねー……おっさん♪」
シン 「グサァッ! お、俺まだ17なのに………!」

 

   ※   ※   ※

 

???「む……? なんだ、どこかで聞いたような騒がしい声がすると思ったら……お前達か」
シン 「……え?」
???「しんのすけにマユにルナマリアに……どうしたんだお前等」

 

 前の席から顔を出したのは、アスランとカガリだった

 

しん  「おお〜ズラのおにいさんにカガリおねいさんだゾ」
マユ  「あれ〜〜〜? なんでアスランさんとカガリさんがこの新幹線に乗ってるんです〜?」
アスラン「え? い、いやまあ……
     そのだな、ちょっと前にしばらく春日部にいられないような事態が起こって……その」
カガリ 「う、うん。最初は北京に行ったんだか、観戦チケットとれなくてやむを得ず日本に帰ってきたんだ…・…
     で、次は高校野球にするかと大阪行ったんだが埼玉勢が2回戦で消えたんで見る気なくしてな」
ルナ  「それで?」
カガリ 「まだほとぼりが冷めてなさそうなのでまだ春日部に帰れない。
     しょうがないから日本全国をあちこちぶらぶら旅行してると、こういうわけだ」
シン  「……はあ。大変そうですね」
しん  「オラたちこれから秋田のじーちゃん達んとこへ行くんだゾ!」
アスラン「へえ……ああ、そういやもうそんな時期かあ。大変だなシン」
シン  「は、はは……いやあそれほどでも……ははは……」

 

 普通に心配して言ったのだろうが、ミネルバとシンの両親との『契約』の事をアスランは知らない。
 シンは乾いた笑いを浮かべるしかなかった……

 

カガリ 「う〜ん、そうだなあ………特に目的がある旅じゃなしな、私たちも行って手伝ってやろうか?」
シン  「え!? の、農作業を手伝ってくれるんですか!?」
アスラン「ああ。まあその代わりといっちゃなんだが、盆が終わるまでシンの実家で匿ってくれれば助かるんだが」
シン  「お、お安い御用っスよ!(いやったあああああっ!これで仕事が少し楽になる!)」

 

ルナ  「現金ねえ」
しん  「よほど辛い仕事させられてたんだね。シン兄ちゃん」
マユ  「そうかなーむしろ楽しいと思うけどな〜」

 

 そんなわけで新たにアスランとカガリを仲間に加えたアスカ兄妹一行は、一路秋田へ向かうのであった……

 
 

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