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SEED-クレしん_16-リレーSS・クレ種オー七夕_02

Last-modified: 2009-08-01 (土) 19:42:00
 

【その2】(作者:16代目スレ470氏)

 

二コル 「イザ―クもうやめてくださいッ」
ニール 「このままじゃ死ぬぞお前!」
イザ―ク「うるさァい!だ、黙ってろこの………コシニュケどもがァ!」

 
 

 我々川○探検隊は今、ここ中国四川省の山奥に来ていた。
 それは何故かというと……例の牽牛と織姫を会わせるために必要な「モノ」を入手するためだった。
 だがそんな我々の前に立ちふさがった巨大な影。その恐ろしいまでの力に我々は成す術もなかった。
 その巨大な影とは………!

 

??? 「グルルルル……」
二コル 「パ……パンダ……」
ヨハン 「にしてもデカいな。前に上野動物園で見たのより6〜7倍は大きい。それに妙に凶暴だ」
イザ―ク「……ちィ!肘撃ちッ裏拳正拳ットォリヤァ―――――!」

 

ぺちッ!

 

 イザ―クはパンダの張り手であっさり吹き飛ばされた。

 

ヨハン 「強い……!」
二コル 「そんな!徒手空拳ではこのスレ最強(たぶん)のイザ―クがこうも簡単にやられるなんて!?」
ニール 「なあ。パンダってあんなに強いもんなのか?
     こうもふもふ笹かじってゴロゴロしているイメージが強いんだが」
二コル 「さ、さあ?僕に聞かれても」

 

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 パンダ。
 『熊猫』と呼ばれるこの生物は熊の名のごとく、元来非常に好戦的かつ戦闘能力に優れた生物と言われている。
 1800年代における人間の乱獲にがきっかけでその眠れる戦闘力が開花、当時パンダ1頭殺すのにハンター50人の犠牲が必要とまで言われ、ゆえにその毛皮は非常に高額で取引されていた。
 特に100頭に1頭の割合で生まれるスーパージャイアントパンダの強さは想像を絶し、600キロの北極熊ですら敵わないという。
 さらに知能も素晴らしく人間の格闘技をも習得できるとさえ言われる。
 ちなみにこのスーパージャイアントパンダをモデルに近年アニメ作品として発表されたのが、かの「カンフーパ○ダ」である事は言うまでもない。

 

 〜民明書房刊 「知られざる地上最強の生物達!裏ムツゴロウ動物王国」より抜粋〜

 

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二コル 「……あのパンダは地元の人たちから『白カブト』と呼ばれ畏怖される存在。
     ならばこちらも切り札を出すしかないですね」
シロ  「ふるふるふる!(激しく首を横に振って嫌がってる)」
ニール 「しんのすけんとこの犬じゃないか。そいつが切り札なのか?」
二コル 「熊を倒すには勇敢な犬の戦士しかありません!さあいけシロ!流れ星となるんです!」
ヨハン 「いくぞ…………男の魂完全燃焼ッキャノンボールアタァァァクッッ!

 

 ヨハンはシロをむんずと掴むと白カブトめがけて思っきり投げた。
 泣きながら空を飛ぶシロ……

 

二コル 「さあ今ですシロ!今こそ犬族に伝わる超奥義!絶・天狼抜○牙を出すんです!」
ヨハン 「どうした……このままだとやられるぞ」
ニール 「お、お前ら借りてきた犬になんということを……」
シロ  「……………ッ!」
ヨハン 「目の色が変わった?出すか……!?」

 

ぽふ。

 

 なんか白いふわふわしたのが白カブトに当たって地面に落ちた。

 

二コル 「ち、ちゃうがなシロ……それは抜○牙やない。単なるわたあめや!」
ニール 「なぜに関西弁?」
シロ  「きゅ〜ん……」
イザ―ク「お、お前ら……いい加減にしろよ……ぐッ!」
二コル 「イザ―ク!?」
ヨハン 「いかん、頭からだらだら血を流している」
イザ―ク「う、うるさいッこれくらいな、なんでも……うっ」
ニール 「いかん、失血でよろけてる」

 
 

白カブト「ぐるるるる……」

 

ヨハン 「イザ―クにトドメを刺すつもりか」
二コル 「ロックオンさん狙撃を!あなたの腕なら一撃で仕留められるはずですッ」
ニール 「……」
二コル 「ロックオンさん?」
ニール 「ダメだ……!俺にはあんなもふもふした愛らしい生き物を撃つことなんでできないッ!」
ヨハン 「目が血走って、口からよだれだらだら流して、手の爪は血まみれで
     今にもイザ―ク食い殺そうとしているのだが」

 

イザ―ク(くそ……体が動かん。体を動かす何かが足りん。なにが足りないっておそらく血が足りん。
     そういえば俺は朝からなにも食っていないではない。それじゃ勝てるもんも勝てんではないか……!)

 

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

 

(今月の食費でけい○ん!のDVD全巻を全額前払いで予約してしまった。すまんな)

 

 くそ、このひもじさは貴様のせいかアスラン!

 

(俺の店経営厳しいから生活費入れるのは当分勘弁な!)

 

 お前が金を入れたことなど一度たりともないだろうがディアッカ!

 

(今日の晩御飯は僕の畑で採れた野菜のサラダだけですがそれがなにか?)

 

 なにか?ではないわニコル! 野菜ばかりで力が出るとでも思ってるのか!

 

(今こそ撃ってみい!我が流派東○不敗が最終奥義!)

 

 うるさいッ!糞ジジイはすっこんでろッッ

 

「ぐるるるる………きしゃあああああああッ!」

 

 吼えるなこのケダモノッ!すきっ腹に響くだろうがァ!ああくそ、なんで俺がこんな目に!
 とにかくなんか食いたいなんか食いたいなんか食いたいなんか食いたいなんか食いたいなんか食いたい……………

 

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

 

イザ―ク「くおアァァァ!石破!しゃぶしゃぶ天驚拳ンンンンンッッッッ!!
二コル 「なんかイザ―クの手のひらから巨大なしゃぶしゃぶ鍋ぽいものが発射された―――――!?」
白カブト「ぐしゃああああああ!?」

 

 イザ―クの一撃を真正面から受けた白カブトは……ゆっくりと、後ろに倒れこんでそして……動かなくなった。

 

イザ―ク「か、勝った……?」
シロ  「きゃん!きゃん!」
ヨハン 「すごいなイザーク。見直したぞ」
ニール 「こんなの相手によく素手で勝てたもんだ」
二コル 「時間がありません先を急ぎましょう。この先にあるはずです例のアレが」
イザ―ク「そうだな。俺達には時間がない……が、二コル」
二コル 「はい?」

 

イザ―ク「今すぐなんか食わせろ」

 

   ※   ※   ※

 

 その頃……春日部では

 

ルナ 「シン出来たわよ……はいこれ」
シン 「織姫の機織り機で作った織物、か。こいつで短冊を作ればいいんだな」
ルナ 「大変だったのよ〜?みんな使い方わからない中でがんばったんだから……
    肝心の織姫はビール飲んでばかりでちっとも手伝ってくれないしさ」
シン 「彦星のこと話したんだろ?」
ルナ 「女の面子にかけて、こっちから会いにいきたくはないし、向こうから来ても取り合わないって」
シン 「結局は例の儀式をしなきゃいけにのか……
    ああそれと、中国のイザ―クさん達から黄金の笹を入手したと連絡がきたぜ。
    これで3つの条件の内、2つまではクリアだ」

 

ルナ 「そう。じゃああとは天気、か……」
シン 「ここんとこ雨続きにしては珍しく晴れてはいるんだけどな」
ルナ 「満点の夜空じゃないといけないんでしょ?大丈夫かしら」
シン 「そのために公園で男はみんなが晴れ乞いの儀式をやってる」
ルナ 「は、晴れ…………!な、なにそれ?」
シン 「まず扇風機をかきあつめて、雲を吹き飛ばそうとしたり」
ルナ 「扇風機!?」
シン 「ハングライダーで空飛びながら掃除機で雲を吸い取ろうとしたり」
ルナ 「……」
シン 「最後は公園でキャンプファイヤー燃やして、みんなで火のついた棒もってその周りを踊りまくってるんだ。
    盆踊りとかコサックダンスとかリンボーダンスとかその他もろもろ」
ルナ 「……それで晴れるの?」
シン 「さあ?でもま、みんな妙に楽しそうだから別にいいかなと思わんでもない」

 

シン 「しかしまあ……
    エリートビートなエージェントのクールなダンスで応援してもらわないとイエース!にはならんかもしれん」
ルナ 「そんなD○の日本未発売の洋ゲーの話なんかしたってこのスレで分かる人いないわよ!」

 
 

(続く…………かもしれない)

 
 

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