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SEED-クレしん_16-165

Last-modified: 2009-04-19 (日) 14:49:36
 

 フレイがマンションの前で、散った桜をを箒で掃いてると……

 

ネーナ 「や、やあ。久しぶり……」
フレイ 「ネーナじゃない! いつ春日部に帰ってきたの?」
ネーナ 「ちょっと前にね。兄ィたちも見つかって、引越しもなんとか終わって……
     で、フレイに挨拶しとかなきゃと思って」
フレイ 「じゃあこれからはこの街に住むんだ?」
ネーナ 「う、うん。これからよろしくね」
フレイ 「こちらこそ」

 

 再会を喜ぶフレイとネーナのもとに、二つの影が近づいてきた。

 

ラクス 「こんにちは、フレイさん」
フレイ 「ラクス?それと……王留美さんだったっけ? どうしたのあんた達、散歩でもしてるの?」
ラクス 「いえいえ、留美さんに街を案内している最中でして……」
留美  「あらためて、どうぞよしなに……て、あらネーナ……? あなたどうしてここに」
ネーナ 「それはこっちのセリフなんだけど。うーん……なんかまだイマイチ人物関係がよくわからないなあ」
ラクス 「お花見の時は十分なお話ができませんでしたから、
     お互いの親睦をかねて、私の家でお茶しましょう♪」
フレイ 「ああいいわねそれ」
ネーナ 「あ、お茶受けはスイーツをお願いね♪」
留美  「あなたそういうの好きねえ」

 

   ※   ※   ※

 

 そんな訳で、かしまし4人娘はラクスの家でお茶することとなった…………で。

 

留美  「はあ……そちらも過去にいろいろあったのですね」
フレイ 「ほんとよ。昔の私なんかコーディといったら、毛虫がゲジゲジみたいに思ってたもの」
ラクス 「ゲジゲジ……」

 

ネーナ 「まあ大体分かったけどさ。でもなんていうか羨ましいわねー。
     そっちは平均年齢が低くて、若々しくてさー」
フレイ 「そう? まあ確かに種キャラは十代中頃から後半ばかりだけど」
ネーナ 「私たちなんかほとんど二十歳越えよ?」
留美  「ネーナなんか4年前と印象ほとんど変わってないからまだいいじゃない。
     私なんかオバさん呼ばわりよ……?」
ラクス 「まあ……苦労してそうですものねえ」
ネーナ 「はあ〜せめて……」
留美  「4年前あたりにでも若返れたら……」
ネーナ 「まあ無理だとは思うけどねえ〜〜はあ……」

 
 

「あら、若返れますわよ?」

 
 

 ラクスのさりげない一言に、ネーナと留美の目が点になる。

 

ネーナ・留美 「「…………は?」」
ラクス 「ほらフレイさん。むかし北春日部博士が作った……」
フレイ 「ああ『アレ』ね! どこに仕舞ったっけ?」
ラクス 「確か押し入れだと思いますが……ちょっと探すの手伝ってくださいません?」
フレイ 「おっけ♪」
ネーナ 「ちょ、ちょっと。それってどういう……」

 

 そして押し入れを捜索した結果……小さいドライヤーみたいな機械が発掘された。

 

留美  「……なんですか? これ」
ラクス 「昔、北春日部博士が作った『若返り装置』ですわ」
ネーナ 「はあ? そんなバカなこと」
フレイ 「本当よ。これで前に私たち幼稚園児ぐらいの子供になっちゃったことあるし」
ネーナ 「嘘……」
ラクス 「とはいっても若返られるのは二時間だけ。
     その後にエネルギーチャージが半月ほど必要という不完全なものですが」
フレイ 「んじゃ、試しに2人を4年ほど前に若返らせてみますか」

 

留美  「えッ!い、いきなりそれはちょっと……!」
ネーナ 「心の準備が出来てないわよ!」
フレイ 「問答無用!……ていッ」
2人  「きゃあああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!??」

 

   ※   ※   ※

 

〜またずれ荘・玄関前〜

 

 ミハエルと紅龍は、目の前の光景に驚きを隠せなかった……

 

「こ、これは……」
「お、おおおお………!」

 

 2人の前にはまだどことなく幼さが残る顔立ち、成長途中の身体、少し瞳が大きい、昔ながら(?)の……ネーナと留美の姿があった。

 

ネーナ 「ちょ、ちょっと変な感じだけど……」
留美  「どうですか?紅龍……じゃなくてお、お兄様」
ミハエル「うおおおおおッ真のチーム・トリニティ復活だァ!愛くるしいぞ我が妹よォォォ!
ネーナ 「ちょ!? ち、力いっぱい抱きしめないでよぉ! 苦しい&暑苦しい〜〜〜!」
紅龍  「もう少し……あともう少し、王家の当主になる前まで若返って、
     昔のように『お兄様大好き♪』と呼んでくれ留美ッ!
留美  「きゃあ! ち、ちょっと……うえ〜んいつもの紅龍じゃない〜〜〜!?」

 

ラクス 「あのー、制限時間を忘れないでくださいましね?」
フレイ 「にしても使えるわね、これ。
     キラあたりに頼んで(昔のことを持ち出して脅迫して)さらに改良してもらおうかしら?」

 
 

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