Top > SEED-クレしん_16-388_02
HTML convert time to 0.008 sec.


SEED-クレしん_16-388_02

Last-modified: 2009-06-11 (木) 18:11:56
 

「女湯への決死行!漢たちの挽歌だゾ」 前編

 
 

 ほのぼのくつろいでいる女湯とは対照的に……男湯ではムウがみんなを集めて演説していた。

 

ムウ 「いいかみんなッ! この間の温泉旅行でものの見事に我々は欺かれてしまったのだ!
    魅惑の露天風呂で、きれいな山やきわどい谷を垣間見れるかもしれない……という期待が裏切られたんだッ!
    ……とりあえず裏切り者に対する復讐はおわった」

 

 ムウが指差した先には、簀巻きにされてサウナルームに叩き込まれている紅龍の姿が。

 
 

紅龍  「んー! んん〜〜〜〜ッ!」
アウル 「お?お前俺とやる気か? よーし、どちらが長くサウナに入っていられるかで勝負だ♪」
紅龍  「んむ〜〜〜!? んむむむ〜〜〜〜!」

 
 

ムウ  「がしかし!このままではどうにもおさまらんものがある。それは我々の気持ちだ!やり場のない気持ちだ!
     せっかく盗撮ができるように色々用意しておいたのに………!これはどうしてもやはり!
     今日!女湯の覗きを果たすことでリベンジしなければならないと思う!」

 

キラ  「さんせーい! そうだッあの日奪われた僕らのフリーダムを今こそ取り戻すんだ!」
シン  「妙に詩的な表現だな」
しん  「その心はただの出歯亀&盗撮だけどね〜」
ギル  「いやー若い連中は盛り上がってるねえ。どうだい?ひろし君もひとつ行ってみては」
ひろし 「い、いやあ……この間やったギックリ腰がまだ痛いんで今日はやめとくぜ。いちち……」

 

ニール 「ま、俺も興味ないかな……ここは風呂に浸かりつつ、ゆっくりくつろがせてもらうか」
ムウ  「なに言ってんだ。お前は俺達と一緒に覗きにいくんだよ」
ニール 「な、なぜ?」
ティエ 「刹那不在の間は君が00勢の代表だろう?まあ当然の義務という奴だな。
     それに……大丈夫だ心配するなロックオン」
ニール 「ティエリア……?」
ティエ 「女の裸には興味はないが、なんか面白そうだから僕も付いて行ってやる」
ニール 「慰めになってねえ―――ッ!」

 

   ※   ※   ※

 

温泉旅行じゃ不覚をとったが、そんなんでくすぶってる俺達じゃあない!
そこに女湯があればどんな事をしてでも覗こうとする命知らず!
不可能を可能にし(ムウ談)自由の天地を目指して進む!(キラ談)
俺達!特攻出歯亀野郎Aチームッ!

 

ニール 「なんだ?このナレーションは……」

 

でーででっでー♪ ででーっででー♪

 

「俺の名はムウ・ラ・フラガ。コレプレコーディネィトと盗撮の名人。俺のような天才策略家でなければ
 百戦錬磨のクレ種00キャラどもの覗き部隊リーダーはつとまらん!」

 

ムウ  「……というわけで俺達A班は真正面から女湯に向かう。
     男湯のある後部格納庫からブリッジ近くの女湯まで、マリュ―の奴が数々のトラップを仕掛けていると思う!
     だがくじけずにいくぞッ番号!」
キラ  「1ッ!」
リヒティ「2ッ!」
ティエ 「3ッ!」
ニール 「4……はあ。なんで俺まで」

 

キラ  「で、ムウさん。さっそくなんですけどこの通路……怪しいと思いませんか?」
ムウ  「なにもないのが逆に不気味だな。赤外線感知の罠の一つや二つありそうだ………よし。
     なあ君、偵察に行ってくれないか?」
リヒティ「俺ですか? でも、もしトラップが仕掛けられていたら……」
ティニ 「そう言う君にこれを与えよう……!きっとリヒティの力になってくれるはずだ」

 

 とティエリアがリヒティに渡したのは…………大型テレビ用のものと思われる巨大ダンボール箱だった

 

キラ  「うん。これを被って隠れて進めばきっと見つからないよね♪」
リヒティ「そ、そんなバカなッ! いくらなんでもこれは……!」
ムウ  「なんだ君、未来から来た癖に知らないのか……?
     ダンボールはな、古今東西あらゆる凄腕エージェントが愛用した最高のステルス装備なんだぜ!」
リヒティ「そ、そうなんスか?」
ティエ 「ああ。かの有名な007もダンボールのおかげで数々の危険な任務を成功させてきたと聞く」
キラ  「大丈夫!君ならきっと無事通過できるよ♪」
リヒティ「う、うーん………みんながそうまで言うのなら……うしッ!俺行ってきます!」
ニール 「お、おいリヒティ……」

 

 こうしてダンボール箱を被り、のそのそとひとり先行したリヒティであったが……

 

ビー!ビー!ビー!(赤外線センサーが反応した音)
ドゴォォォォンッ!

 

リヒティ「うぎゃあああああ!?」

 

ムウ  「あー。やっぱマリュ―の奴、センサーで起動するタイプの地雷を床に仕込んでやがったか」
キラ  「リヒティさん見事にふっ飛びましたねえ〜。やっぱダンボールくらいじゃダメだったみたい」
ティエ 「地雷設置位置のデータが取れた。これから解除する」
キラ  「あ、お願いしますねティエリアさん」
ムウ  「まあサイボーグだから死にはしないだろう。んじゃ彼の尊い犠牲を無駄にしない為にも先を急ぐとするか」

 

ニール 「お、鬼かお前等……?」

 
 

「俺はアスラン・ザラ!自慢のルックスは錆びついたけど、得意の腕前で萌えフィギュアから萌えフィギュアまで揃えてみせるぞ!」

 

 その頃。天使湯のフロント近くに直結している『あ〜くえんじぇる☆』では。

 

??? 「また来たの?このバカ犬! さっさと席につきなさいよね!」
アスラン「く、釘○ボイス!? ル、ル○ズかあ……!こ、これは萌えるッ」
ネーナ 「早くしなさいってば!もう本当に愚図……
     ご主人様に恥をかかせる気? どうやらお仕置きが必要みたいね!?」
アスラン「あ、はいはいただいま着席します! ええしますとも!」

 

風間君 「あ。アスランさん?」
アスラン「え?や、やあ風間君……風呂にもいかないで君はこんな所でなにをしてるのかな?」
風間君 「そ、それは……えへへへへ」
アスラン「ふ〜〜ん?なんだかんだ言いつつも君も好きだねえ〜w」
風間君 「いやあアスランさんほどでは」
アスラン「いやいや風間君もなかなかのツンデレ萌えっぷりで」
風間君 「そ、それほどでも……でも萌え〜♪」
ネーナ 「ちょっと!注文はまだなの!」
2人  「はーい♪コーヒー2つお願いしまーす!」

 

ステラ 「お〜……すごいすごーい(ぱちぱち)」
ネーナ 「どう?客なんてものはね、こう強気でテキト―にあしらえばいいのよ」

 

ミハエル「なんでこんな所でウェイトレスしてるのかと思ったら……お前ツンデレの指導にでもきたのか?」
ネーナ 「まさかあ。今日限りのただの日雇いバイトよ。ここの天使湯のオーナーに頼まれたのバイト料いいしね」
ミハエル「なに? サ店の店長に……じゃなくてか?」
ネーナ 「そ。なんでかは知らないけど……さて、一段落して客の入りが落ち着いたら私たちもお風呂いこっか?」
ステラ 「うん」

 

 とまあネーナの事を露ほどにも知らないムウは、今頃必死に覗き行為に血道を上げていたのであった。

 
 

「イザ―ク・ジュール。貧乏の天才だ。デ○ルガンダムでも殴ってみせらあ!でもシホと母様にチクるのだけは勘弁な!」

 

イザ―ク「……狭っくるしいダクトだな」
痔悪化 「でも罠はなさそうだぜグレィト!」

 

 というわけでB班は天井のダクトを匍匐前進しつつ女湯を目指していた。

 

スティ 「天井裏を進むというのはマリュ―・ラミアスといえど盲点だろうな。
     このままノーマークでいければいいが」
クロト 「……なあ。本当にこのダクトは女湯のまで通じているのかよ?」
イザ―ク「やかましいわこのコシニュケェ!
     地図で確認しながら進んでいるから間違いはない!間違いは…………んん?」
痔悪化 「どうした?」
イザ―ク「……悪い。さっきの枝分かれの道、やはり右に行くんだった」
オルガ 「ふざけんなアッ!さっきって20分前に通過したとこじゃねーか!」

 

 とまあ、道に迷いながら天井裏を進むイザ―ク達であった。

 
 

「「ようおまちどう!俺達こそWしん!パイロットとしての腕前は天下一品だ!奇人?変人?だからなに?」」

 

シン 「んじゃ俺達はゆっくり行くとするか」
しん 「危険な道を避けて超安全ルートを行くんだよね」
シン 「その代わり、アークエンジェルの内周をぐるりと一周するほど歩かなきゃならないが……」
しん 「時間かかりそうだね〜」
シン 「目が血走ってた他のみんなが行かないわけだ。
    下手すると到着する頃にはみんな風呂から出てる可能性もあるからなあ」
しん 「まあいいんじゃない? それにオラ、アークエンジェルの中をじっくり見るのこれが初めてだゾ♪」
シン 「物見遊山気分だな〜ま、それもいいか」

 

 この2人だけは妙にマイペースだった。

 
 

俺達は道理の通らぬ女湯に敢えて挑戦する!コスプレ撮影とフリーダムな盗撮・覗きにゃ頼りになる
神出鬼没の特攻出歯亀野郎Aチーム!!助けを借りたい時はいつでも言ってくれッ

 
 

(「女湯への決死行!漢たちの挽歌だゾ」 後編に続く)

 
 

  戻る