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SEED-クレしん_17-344

Last-modified: 2010-03-20 (土) 00:46:57
 

「……の…け………なさい」
「ん〜むにゃむにゃ……」
「……のすけ……きなさいってば」
「くか〜」
「コラしんのすけ!起きなさいっての!」

 

 バターン!
 無理矢理ふとんをひっぺがされた。

 

しん 「な〜に〜?せっかくいい夢見てたのに〜」
みさえ「はやく朝ご飯食べてしたくなさい!今日はしんのすけの誕生日、王様に挨拶にいく日でしょ?」
しん 「…お?」

 

シン 「やあしんちゃんおはよう。俺はもう準備できてるぜ」
しん 「シン兄ちゃん?その格好なに……剣とかもっちゃって」
シン 「なにって今日は旅立ちの日だろ?俺としんちゃん、W勇者で魔王を倒す旅さ」
しん 「……?どゆこと?」

 
 

 〜剣と魔法の国《サイタマ》は平和な世界であった。
  だがある日魔王が現れ、世界を征服しようと企む。
  勇者ひろしは魔王に攫われた我が子ひまわりを取り返そうと魔王討伐の旅に出るが消息不明に。
  そして何年かが過ぎ……勇者ひろしの子である野原しんのすけとその相棒勇者シン・アスカがいま、大冒険に旅発つ〜

 
 

     ひまクエスト此仝犬里すかべ

 
 

シン 「と、いうわけなんだ」
しん 「なんでいきなり困覆痢」
みさえ「さあさ、2人とも朝ご飯たべたらとっととお城へ行く〜!」
しん 「えーオラまだなにも食べてないゾ!」
シン 「薬草食ってりゃそのうち腹もふくれるだろ。さあ行こうぜしんちゃん」

 
 

 そんなこんなで家の外に出たWしんだが。

 

しん 「お〜なんか本当にドラ○エみたいなまたたびーな風景だゾ」
シン 「それを言うならファンタジーじゃないのか。あ、そこにいるのは上尾先生だ。おはようございまーす」
上尾 「ようこそ、ここはかすかべの町です」
しん 「あれ?先生どうしたの」

 

上尾 「ようこそ、ここはかすかべの町です。
    ようこそ、ここはかすかべの町です。
    ようこそ、ここはかすかべの町です……」

 

シン 「うーんどうやら先生は村人Aらしい。このセリフしか言えないようだ」
しん 「なんか変なの」
シン 「悩んでも仕方ないさ。とりあえずフラグ立てにお城へ行こうぜ」
しん 「む〜」

 
 

ギル 「おおW勇者よ!よくぞ来てくれた」
しん 「王様役は議長のおじさんなんだね」
ギル 「魔王は日に日にその勢力を伸ばしておる……勇者よ一日も早く魔王を倒し平和を取り戻してくれ!」
シン 「わかりました議長」
ギル 「おおなんと頼もしい!ではまずこのお金で装備を整えるがよい。ネネの酒場で仲間を探すがいいだろう。
    では行け勇者たちよ!」

 

シン 「……100Gか。日本円に換算すると千円くらい?」
しん 「王様にしてはシケてるゾ」
シン 「ゲームバランス考えりゃ仕方ないさね。んじゃまずは仲間集めだな。ネネちゃんの酒場とやらに行こう」
しん 「ネネちゃん……ねえ」

 
 

ネネ 「あ〜らいらっしゃい。こういう店はじめて〜?サービスしちゃうからゆっくりしてってね〜♪」
しん 「酒場といいつコップについでるのはウーロン茶ですなあ」
ネネ 「ごめんね〜20歳になったらお酒飲ませてあげる♪」
シン 「いや、俺たちは酒じゃなくて、冒険の仲間がほしくて来たんだけど……」
ネネ 「あらそうだったの?そうねえ……えーと、まあ今いるのはこの人たちくらいかしら」

 

ネーナ「戦士ネ―ナ・トリニティでーす」
キラ 「遊び人キラ・ヤマト!フリーダーム!」
ステラ「僧侶ステラー。ですとろーい」
シン 「ちょっとまて。女2人はまあいいとしても遊び人ってのは……」
ネネ 「この三人しかいないのよ〜ごめんね〜?」
しん 「うひょーネーナおねいさんの女戦士姿〜〜♪」
キラ 「シン君、僕がパーティーに入ったからにはもう大船に乗った気持ちでいてくれていいよ♪はっはっは」
ステラ「ケガしたらステラがまほーで治してあげるね〜」 
シン 「……不安だ」

 
 

 結局シンたちはこの5人で魔王討伐の冒険に出ることにした。

 

シン 「で、一応装備を整えて町を出たわけだけど。これからどうすればいいんだ」
キラ 「さあ?」
ネーナ「さあって……まあこういう場合は一番近い町に行くとか、町の周辺でレベル上げとかするんじゃないの?」
しん 「んじゃレベル上げいっときます〜?」
キラ 「いいね。でもこの辺のモンスターはどんなのが現れるのかな?スライムかなにか?」
シン 「まあ定番だとそんなもんだと思うけど」

 
 でででででー。モンスターがあらわれた!
 

シン 「お、さっそくきた! さあ経験値を稼いでレベルを上げ……?」

 
 ザムザザーがあらわれた!
 

シン 「あげ……」
ステラ「おおきいねえ〜」
キラ 「うーん、この世界はモンスターじゃなくて、自動操縦のMSやMAがあらわれるんだね〜」
しん 「よーし戦うゾ〜♪さあシンにいちゃん!」
シン 「…………無理」

 
 シンたちはにげだした! しかしまわりこまれた!
 シンたちはにげだした! しかしさらにまわりこまれた!
 シンたちはにげられない! シンたちはにげられない!
 

シン 「なんだよこれ!序盤でなんでこんなのが出てくるんだよ!ゲームバランス滅茶苦茶すぎるだろ!」
ネーナ「あ。ビームの発射口が……ほらみんな、シンを囮にして逃げるわよ〜」
シン 「え?お、おいちょ……! の、のおおおおおおおおおおおお!?

 
 ザムザザーはビームをはっしゃした!
 シンは5028のダメージをうけた!
 シンは死んでしまった……


  ――ゲームオーバー――
 
 

「う……く、くせ……く……ぷああああああ!?」

 

ステラ「あ、生き返った」
しん 「生き返りアイテム『父ちゃんのくつした』はよく効くゾ」
ネーナ「鼻と口の上に置くだけで効果てきめんだものねー。まあ自分にやられるのは嫌だけど」
キラ 「ま、とにかく生き返ってよかったよシン君♪ははははは」
シン 「ははは♪じゃねーよ!よくも俺を置き去りにして自分達だけ逃げやがったな!」
しん 「まあまあ。勇者は何回死んでも生き返れるしいいじゃない♪」
キラ 「さあ勇者も蘇ったことだし元気出して魔王討伐の旅に再出発しよう♪」
ステラ「おー!」
シン 「もう帰りたくなってきたよ俺は……」

 

 〜魔王を倒すまでの道のりは果てなく険しい。
  だが頑張れシン!負けるなシン!頼りない仲間のせいで何回死んでも、しつこく生き返りいつか魔王を倒すのだ!〜

 

 * * *

 

シン 「……という夢をゆうべ見たんだが」
ルナ 「あんたゲームのやりすぎなんじゃないの?」
レイ 「魔王役が誰だったのかだけが少し気になる」
しん 「魔王役は……」
シン 「裏をかいて議長かも」
ネーナ「園長先生じゃない?」
キラ 「ラクスだったりして……」

 
 

(続きません)

 
 

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