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SEED-IF_4-5氏_61

Last-modified: 2009-04-24 (金) 18:20:18

えっと、あとがきです。
この作品は私の五作目の作品に当たりまして2008年の春から書いたお話です。
前作の話数を超えたんだなぁと、今更ながら感慨深いものがあります。
このお話は『そして、星を継ぐもの』と言うガンダムSEEDの世界にルナマリアが巻き込まれると言うお話の後に書きました。
『そして、星を継ぐもの』と言うガンダムSEEDのお話は一応満足いく物が書き上げられたので今度はガンダム機動戦士ガンダムSEED DESTINYのお話を書きたくなったのです。
さて、これは、ルナマリア主人公の作品と言われた事もありましたが、自分では群像劇を書きたいと言う思いで書いていました。でも、ルナマリアになると描写に力がこもっちゃいますね。自分がルナマリア好きだとあらためて自覚させられた作品でした。
このお話の構成は、二転三転しました。当初は題名『超種運命の大戦(仮)』と言う名前の通り、ミスターグレイがオーブに肩入れをしていくというお話を考えていました。ですが、ミスターグレイが本格介入すると話がすぐ終わってしまいそうで……結局資金と資源と若干の技術供与に押さえておきました。(しかし技術供与はお話に生かせず><)それに一般的に軽く――親地球連合派の作品でも――扱われるジブリールも書きたいと言う気持ちが沸いて来まして。そのせいで書きたい事が焦点がぼやけてしまったと言う後悔があります。
あと、スウェン達も、もっと書きたかったんですね。やはり、いまいち描写不足に終わったと言う後悔があります。

 

二回目に題名を付けたのは『金色(こんじき)の艦隊(仮)』で。『ヤタノカガミ』を付けたオーブ艦隊が大活躍する予定でした。でも、結局活躍が終盤になってしまいましたのが残念です

 

三回目に題名を付けた『不沈戦艦強奪作戦発動(仮)』『正規空母強奪作戦発動(仮)』これは、題名の作品を見て大笑いをしました。あれほど笑ったのはそうありません。完全に受け狙いの命名です。この回は真面目に読まないでください。笑ってください(笑)

 

正式な題名を考え付いたのは、ラストの構想ができてからです。
星空を見上げる、と言う光景を思いついた時に、正式な題名の案も浮かびました。

 

ザフトが負けるのは当初からの予定でした。末期戦万歳です。でもその中で、ルナマリアとアスランが一緒になると言うのも決めていた事でした。どうも自分、このカップルが好きみたいです。後、くっつけようと思っていたのはマリューとバルトフェルド。これは、前作で考えていたんですが果せず。この作品で実現しました。一時構想の中でバルトフェルドが死にそうになって際どい所でした。セトナとジブリールがくっつくのは当然ですね。これは、アズラエルに比べていまいちな描写のジブリールをセトナで補強したかった意味合いもありました。
後、テレビ本編ではなされなかった、結婚による、愛によるナチュラルとコーディネーターの融和。これを実現できて嬉しく思います。なんでテレビ本編がミリアリアとディアッカと言うネタを捨ててしまったのかわかりません。

 

ミリアリアと言えば、アークエンジェルに乗せませんでした。乗せても、モブキャラ化するだけだし、なんとかせっかくのジャーナリストと言う設定を生かしたいと思ったからです。今回はその設定を生かして書こうと思いましたがどうだったてしょうか。もう少し、ジャーナリストとして活躍させたかったなと思います。

 

キラが殺されるのは当初の予定からでした。だって、恨みって、そう簡単に消えるもんじゃないと思うんです。ううん、消えて欲しくない。アイシャの写真を飾っていたバルトフェルドには特に。
心の裏で、恨みを持ち続けていて欲しかったのです。無いように見えてもなにかのきっかけで現れて欲しかったのです。
ただ、最初はアスランに負けてラクスの元へ帰還、射殺。と言うシーンを考えていたのですがアスランが以外に人間的に成長してモビルスーツのパイロットに拘らなくなったのでこのような形になりました。

 

ノイマン。この人物も恨みを持ち続けていた人物です。種は前作を書くのに何回も見ましたが、アークエンジェルがドミニオンを撃つシーンはどう見ても愛する男を殺された復讐としか見えませんでした(撃つ事自体は戦場で当然なんですけどね)
ドミニオンにナタルが残っていた事を知ったノイマンはどう思ったでしょう? やっぱり、恨んで欲しい。その思いがこの作品のノイマンとなりました。

 

キラ。この人物は悲劇を表現しようと思って出しました。キラ。キラ自身は何も悪くないんですよね。ただ、先の戦役で心を病んでしまっただけ。でも。キラは最初はフレイの面影、後はラクスに依存しました。治るきっかけもあったんです。フレイの幻影から解き放たれた事。しかし、オーブは中立を宣言しました。そこでラクスは自分の野望を選んでしまった。キラは歪みが直らないまま戦い続けました。カガリの言葉も、アスランの言葉も届きません。最後に望んだ事はアスランに勝つ事、でしょうか。でも、アスランはとっくにそのモビルスーツパイロットと言う段階を過ぎていました。もし対決が実現していたら、アスランは後方で部隊の指揮を取り、冷静にキラを仕留めたでしょうか。ラクスの野望実現と言うキラにとって喜ばしい状況で死ねたのはあるいは幸せな事だったかもしれません。もし、ラクスが野望を抱かなかったなら、キラは回復して幼稚園の先生でもやっていたかもしれません。

 

ラクス、黒いです。ある意味、銀河英雄伝説のラインハルト・ローエングラムに似てるかも。種死の最初が、宇宙を征服した所で引っ込んでしまった。その結果なんですね。だから、彼女はその点については挫折感が無い、成功体験しかないんです。今回も、自分が望めば世界は手に入れられると信じていた。そしてそれはある程度事実です。そう、ラクスは天才なんです。種死の今回でもターミナルと言う組織を作り上げ、数々の計算違いを乗り越えてもう少しでまた世界征服してしまったかもしれない。アークエンジェルの乗員を薬漬けにしましたが、それは彼らがラクスにとってさほど価値がなかったからでしょう。マリューとカガリは前戦役の英雄と言うお神輿やってもらえばよかったわけですし。ラクスが当てにしていたのはターミナルの人員でしたでしょう。当然自分の陣営だと思っていたアイリーン・カナーバの裏切りが無ければ、コロニー落としに恐怖する地球はラクスと妥協したかもしれません。
あるいは愛する男を殺された女の怨念がラクスの野望を阻んだ、と言っていいかもしれません。
テレビ本編でラクスが民意を問うと言う正道を行かない訳をこの作品では、父が、民意によって失墜させられたから、としましたがどうでしょうか。そして、父を陥れるような行動をした訳は……。この事については後段におきます。
とりあえず自分の正義を疑ってないんですね。この人。本当に人類に責任感を持ってしまっている。ルドルフ・フォン・ゴールデンバウムです。だから、民意には問わない、武力で征服と言う考えが出てくる。その統治は策略有り謀略有りのものになるでしょうが。
ただ、仲間にはそれなりの仲間意識がさすがにあっただろうと、そしてキラとは純粋に愛し合っていたと思います。

 

ネオはどうしようかと悩みました。マリューがバルトフェルドとくっついてしまう予定で、地球連合が勝利する予定ですから。戦死してもらうのも忍びない。ですので、中の人ネタの美人の副官を付けてあげました。そのうち彼女とくっつくでしょう。
彼にはユークリッド隊を率いて戦ってもらおうかとも考えましたが、やっぱりルーデルみたいな人を出すのは……と言う事でユークリッドは二次大戦時の撃墜王達に頑張ってもらう事に。と言いながらノレーデルがw

 

マユ&シン
マユは当初死ぬ予定でした。死にキャラがいっぱいいたために生き残りました。それがなんと最後は乗機がデスティニーですよ! 作者もびっくりです。戦後はハイネとくっつくか?
実は、ルナマリアの位置を彼女の位置にするかどうかで悩みました。
シンは、シンちゃんと言った方がいいでしょうか。和みキャラ? 妖しい一面も。

 

ハイネ……彼も、当初は死ぬ予定でした。そしてアスランが彼の言う『群れて戦わなきゃいけないナチュラルの戦法』を取り入れるきっかけに、と思っていたのですが。アスランの成長が作者の予想より早く。死に時を逃しました。ラッキーですね。

 

ミーア。死ぬ予定であり、死んだ人物。もし、自分の好みがアスラン×ルナでなければ生き残っていたかもしれません。デュランダルの演説の時に殺されたので、内面を深く書く事ができませんでした。後悔しきり。

 

後。サブキャラ達。
ファントムペイン側――
ナイトハルト・ミラー……はい、銀英伝からですね。『ュ』が入るかどうかだけの違いです(笑)。無事、『鉄壁ミラー』の異名を得ました。

 

原田 左之助……新選組十番隊組長から。ニュートロン・スタンピーダで近藤達がやられる場面で、駆けつけるのはシャムスではなく原田にした方がよかったかもしれません。

 

ジョン・デイカー……はい、エターナエル・チャンピオンのエレコーゼの一般人として暮らしていた時の名前です。最後は無事? 冒険の旅に出たようです。大官寺と一緒ですから相当苦労するでしょうが。

 

井沢真秀(いさわ まほ) 出演作は『彼氏彼女の事情』です。最初はつっけんどんだった彼女も、最後にはナーエ達に『まほりん』と呼ばれるくらい仲良くなっていたようです。

 

ザフト側――
ショーン・ホワイト……ラストの話の通り、ウルトラマンマックスに登場した人物の役名です。本名はショーン・ニコルスと言うアメリカの俳優さんです。

 

ゲイル・リバース……ウィキペディアに出ています。ニュージーランド生まれの傭兵で、工作員、経営者、作家と多彩な活動をしています。元SAS隊員。航空輸送会社の経営、および特殊用途用の武器販売を手がけるそうで。一方で傭兵として、各国諜報機関の依頼で数々の対テロリスト工作に関わったそうです。 著書の日本語訳は主に作家の落合信彦が手がけたそうですので興味が湧いた方はご覧ください。

 

その他――
ガルト・デル・ホクハ……漫画での死に際が気の毒過ぎたので登場。ジャベリンを気に入ったようですがあれはオーパーツ過ぎました。ごめんなさい。

 

サース・セム・イーリア……ガルトのお供で登場。本当は、救国軍事会議との戦いをもっと詳しく書くつもりだったんですが、ザフトと地球軍+オーブ艦隊の戦いで心が満足してしまったのです。ごめんなさい。とりあえず、お家再興です。おめでとう!

 

そして……モロサワ、フクダ、タケダその他多くの名前を持っていた死にキャラ達……。
彼らもエターナル・チャンピオンでしょうか(笑)
ネタ元は、わかりますよね? 遠慮なく殺せる名前と言う事で何度も登場してもらいました。

 
 

スカンジナビア王国。これは、絶対にお話に絡ませようと思いました。参戦させようと思いました。だって、オーブより遥かに軍事力持っていそうで、ただの仲介役で終わるなんてもったいないじゃないですか。直接の切っ掛けは『かかってこい! フィンランド流血の夏』と言うHOI(ハート・オブ・アイアン)と言うゲームのリプレイを読んだ事でしょうか。燃えました。スカンジナビアの進撃路――ヨーロッパの地図を見るのは楽しかったです。

 

お話の終わりをどうするかには悩みました。地球連合の勝利で終わる事は確定だったんですけどね。それが決まったのは、東方不敗マスターアジアの台詞からです。あれで、シーゲルの行動が説明できると思ったんです。ニュートロンジャマーを過剰過ぎる程に地球に打ち込んだのも、最終的にプラントが負けるような行動を取っていたのもすべて人類絶滅のため!(笑)
でもシーゲルは死んでいます。復活はさせたくありませんでした。代行者が必要です。それが、アイリーン・カナーバ。彼女に決まった時、ラクスの死亡も確定しました。女同士のドロドロを書きたかったのです。
とはいえ、当初はアスランがラクスを殺すと言うシーンも考えていたのでラクスの死亡はかなり当初から決まっていましたね(笑)

 

復活した人もいますね。はい、ラウ・ル・クルーゼです。これは、私が以前に書いた『ポーの一族』とのクロス短編を流用しました。クローンで寿命が短いレイ。それになんとか救いを与えてやりたかったのです。

 

それから触れておかなければいけないのはやはり、老魔法王ベネディクトでしょう(笑)これは、最初は前作のエターナルフォ−スブリザードから検索して見つけた、単なるネタだったのですが、ラストがプラント全基の地球突入と言うアイデアが浮かんで、どう収拾をつけようと思ったところからキャラが出来上がりました。はい、デウス・エキス・マキナです(笑)
アンデルセン神父とアナキンはリクエストに答えて。登場させただけでそれ程活躍させる気はありませんでした。種死のキャラを食ってしまいますものね。
ちなみに、私はカトリックではありません。ただ、1年に一回ルルドのお水を10リットルお頒けしてもらうくらいです(笑)

 

マルキオ――正体はナイアルラトホテップ(笑) 実はこの案は前作の時に考えていたんです。でも前作ではマルキオはただのやられ役になってしまいましたので、今回はちゃんと這い寄る混沌になってもらいました。あまり活動はしませんでしたが。だって、彼がまともに活動したらお話が終わっちゃう(笑)
結構いい奴? な最後でした。
ちなみにわかると思いますが自分はタイムパトロール系の話が苦手です。結局夢落ちだと思うからです。
歴史改変を成功させる話は好きです。

 

……さて、後書きもだいぶ長くなってしまいました。
応援ありがとうございました。
そして最後に。
もし、もしもこの作品が気に入っていただけたとして。
もしもまた次の作品が書けましたら、いつの日か、また、お目にかかりましょう……。

 
 
 

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