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Seed-Crayon_3-384_2-2

Last-modified: 2008-06-19 (木) 00:10:24

ある愛の物語(シン編)・第2話
 
 昨日僕は素敵な女の子に出会った…名前はステラ
 彼女は野原さんの家から少し離れた大きな家で、お手伝いさんをやっているといっていた…
 僕と似たり寄ったりの感じだ(笑
 彼女も一昨日のことを気にしていたらしく、それがあの奇跡を呼んだみたいだ
 今日は、彼女と近くの公園で会うことになった…いわゆるデートだ。やばっ、緊張してきた…
 
〜公園〜
 
シン 「少し早すぎたかな…でも遅く来るよりはいいか…」
ステラ「シン!!シ〜〜ン!!」
シン 「ステラ! どうしたの?そんな走ってきて・・まだ待ち合わせの時間まで」
ステラ「はやく…会いたかったら…」
シン 「!?(えっそれって)」
ステラ「ステラ…今まで…お友達いなくて…だから…シンに会えてうれしい!!」
シン 「は、ははそうか(だよな〜〜〜そんな急にうまくいくとかはないよな・)」
ステラ「ね、どっかいこ?シン!」
 
 そう言うとステラはシンの腕を両手で捕まえ、彼を引っ張っていった
 
シン 「ちょ、ちょっと」
 
 慌てふためくシン
 そうしてシンたちが歩き出すと、茂みの中からしんのすけとアンディが頭をだした。
 
しん  「シン兄ちゃんなんかいい感じだぞ、アンディ」
アンディ「確かに。最初にしては上出来だね…しかし、もう1アクション起こさないとだめだな
     …あれでは友達で終わってしまう」
しん  「ほ〜う、流石アンディー。読みが深いゾ」
アンディ「少しベタだが、僕たちがアシストすべきだな…やるか、しんちゃん!!」
しん  「ブ・ラジャ〜!!」
 
〜噴水のあるところで〜
 
ステラ「でね〜そしてら、そしたらね!」
シン 「うんうん(はぁ何か違うな…ステラはわざとやってるのか?)」
 
シンの思考はステラが狙ってるのか、天然なのかの議論の真っ最中で、彼女の話は半分聞いていなかった…
 
アンディ「フフフ、やはり辛そうだな少年…待ってろ、今僕が…(作戦:定番のカップル襲撃急接近である)
     ん?…やめろしんちゃん、君は見張りをしてろと…ん?」
 
??? 「おい、おっさん!そこで何やっとんのじゃあ〜〜!!」
アンディ「!!?えっえっこ、これはね〜(しんちゃんはどこに?…)
しん  「へ〜いおねさ〜〜ん」
アンディ「やっぱり!!」
男   「ちょうどいいや、おれさ〜お金に困ってんのよ、悪いけど貸してくんない?」
アンディ「え!?いや、それは…」
男   「あ〜〜!!やだってのか!?なめてんのかおっさん!!」
アンディ「ひ〜〜〜〜〜!!」
 
 思わずシンとステラの前に飛び出してしまったアンディ
 
シン  「アンディさん!? 何やってるんですか?こんなことで」
男   「あ〜お前知り合いか?ならお前でもいいや、金かしてくれよ金」
シン  「へ!?」
ステラ 「シン…怖い…」
 
 そう言うとステラはシンの後ろにそっと隠れた…
 
シン  「…おいお前、そういうことやめろよ!!格好悪いぞ!」
男   「は〜?てめぇ、やんのかグゥレイト〜〜!!」
シン  「(種割れ)!!あれ?あいつのパンチが遅く…やれる!!」
 
その瞬間、シンは男のパンチをいなし、自分の拳を男のあごへヒットさせた!!
 
男   「ヘブシ!!…(ばた)…お、覚えてろよ〜〜」
 
そう男は捨て台詞をはくと、そそくさと退散していった…
 
シン  「なんだろ?この感じ…頭がクリアになる感じだ…」
しん  「シン兄ちゃん強いぞ!!見直したぞ!!」
ステラ 「…シン…カッコイイ!!」
シン  「…あ、あはは(照れ笑」
 
アンディ「予定は狂ったが、終わりよければ全て良しか…僕…カッコ悪いね」
 


 
 シンがステラと出会ってから、数週間が経った。
 今日二人は遊園地に行くことにしていた。
 
〜遊園地〜
 
 シンとステラを少し遠方から野原家族は見守っていた。
 
みさえ 「シン君も隅に置けないわね、あんなかわいい子と付き合ってるなんて…」
ひろし 「そうだ、そのとおりだ!!くそ〜〜うらやましい」
みさえ 「キッ!!(殺意のある眼差し)」
ひろし 「あ…すいません」
ひまわり「た〜い」
しん  「まぁまぁ、おあついお二人」
 
シン 「ステラは何が好き?、ジェットコースターとか?」
ステラ「ステラ…シンと一緒なら何でもいい」
シン 「赤面)…あ、あは…じゃ、じゃあ適当に乗ろうか?」
ステラ「うん!」
 
 そうして二人は色々な乗り物に乗ったり、話したりして瞬く間に時間は過ぎていった…
 しかしその間、ステラの顔色は少しづつ悪くなっているように見えたが、彼女はそれをシンに悟られまいと少しうつむき、隠していた。
 最後に二人は観覧車に乗っていた…
 
シン 「今日は楽しかった?ステラ?」
ステラ「うん…でもなんか疲れた…」
シン 「今日は一日中遊んたからね…あれ?ステラ、顔色悪いよ?」
ステラ「!?う、うん大丈夫…」
 
 ばれたのが気になったのか少し驚いたようだったが、また軽く頷いてシンに見られないようにしていた。
 
シン 「そうか…なら、いいんだけど…」
ステラ「あ、あのね、シン…」
 
 その状態で彼女は不意にシンに話しかけた。
 
シン 「ん?何?」
ステラ「ステラ…シンに言いたいことがね…」

 明らかに先程より顔色が悪くなりながらも、彼女は弱弱しい声で何か言わんとしていた
 
シン 「何だい?」
 
 シンは外をぼんやり見ながら相づちをうった
 
ステラ「ステラね…シンのこと…」
 
 …どさ…
 
 ステラは何か言いかけた途端、意識を失って力なく席に横たわった…
 
シン 「!!?す、ステラ!!ステラ!おい、しっかりしろステラ!!」
 
 彼女の顔はますます青ざめていく…
 シンは観覧車を降りると、すぐに彼女を抱えて、出口へと一目散に走り出した
 
シン 「誰か救急車を!!はやく!!
ひろし「シン君!一体どうしたんだい」
 
 出口付近にいたひろしがシンを呼び止める
 
シン「ひろしさん!!ステラが!!ステラが!!」
 
 シンは完全に困惑し、取り乱していた
 
ひろし「お、落ち着け!!な?救急車はオレが呼ぶから、君はここで待ってるんだぞ!」
シン 「は、はい!」
みさえ「あなた一体…」
ひろし「とにかくはやく救急車を!!」
 
 ――数分後、ステラは救急車で近くの病院に搬送された――
 
 
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