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Seed-Crayon_3-91_2

Last-modified: 2008-06-16 (月) 13:17:45

 ――シンが野原家で居候してから数週間がたった。
 そんなある日の午後――
 
シン 「えっ!?しんちゃんまだシロの散歩から帰ってないんですか?」
みさえ「そうなのよ〜いっつもあの子散歩嫌いだから、すぐ帰ってくるのに・・・
    ったくどこで油売ってるのかしら」
シン 「じゃあ、僕ちょっと探してきますね心配ですから(笑」
みさえ「ホント!?シン君悪いわね〜あ、後、今日の夕飯カレーだからしんのすけにも教えてあげてね」
シン 「はいわかりました。じゃあ行ってきます!」
 
 ――一方しんのすけは――
 
しん 「はぁ、母ちゃんも人使いが荒いぞ、オラにシロの散歩させるなんて!なぁシロ?」
シロ 「クゥ〜ン(苦笑?)!!アンアン!!」
 急に走り出すシロ
 
しん 「お、どうしたんだシロ?あ、お〜〜〜!」
 
ベンチに座る一人の少年・・・すこし痩せた感じだ
 
シロ 「アンアン!!」
しん 「コラ!ダメじゃないかシロ、人に吠えたりしちゃ、もう〜〜」
青年 「あれ?君、オレが見えてるの?」
しん 「当たり前だゾ〜そうじゃなきゃシロも吠えないゾ。
    で、どうしたの? 青少年がこんなところで? お名前は?」
青年 「あ、お、オレはショーンって言うんだ、君は?」
しん 「ショーンか〜変わったお名前だね、オラはしんのすけ、五歳!」
ショ 「しんのすけ君か〜今日は何しに?お散歩?」
しん 「そうなんだけど、母ちゃん行け行けうるさくてオラも大変だゾ〜」
ショ 「でもいいなしんのすけ君は、誰かがかまってくれて・・・
    オレなんか最近はじゃ、名前呼ばれたぐらいだし・・・」
しん 「ほうほう、それでこんなところで落ち込んでいたということですな?」
ショ 「ま、まぁね・・・」
 
しん 「ショーちゃん!!そんな暗いんじゃ誰も寄って来ないぞ、もっとスマイル、スマイル」
ショ 「えっ!?ショ、ショーちゃん?、け、けどオレなんかもうみんな忘れてるだろうし・・・
    今更明るくなんて・・・」
しん 「何を言ってるの?みんなが忘れても、オラはショーちゃんを見捨てないゾ!
    だからもっと明るくした方がいいソ」
ショ 「しんのすけ君・・・ありがとう・・・」
しん 「まぁいいってことよ、えっへん」
  
遠くからしんのすけを呼ぶシンの声が・・・
 
しん 「あっシン兄ちゃんだ!オラそろそろ帰らなきゃ、じゃあなショーちゃん!」
ショ 「しんのすけ君・・・ほんとにありがとう・・・」
 
シン 「しんちゃん、一体何やってたんだい?みさえさんが心配してたぞ」
しん 「ショーちゃんと話してたんだぞ」
シン 「えっ誰?ショーちゃん?」
しん 「ほ〜ら今そこのベンチ・・・あれ?」
シン 「誰もいないじゃないか?さては帰りが遅くなった言い訳か?こいつ〜(笑」
しん 「違うの!ほんとにいたんだってば〜〜もう〜」
シン 「はいはい(笑。あ、そうだ、しんちゃん今日の夕飯カレーだってさ」
しん 「お〜ほんと!?ほっほ〜いやった、やった〜〜」
シン 「さ、はやく帰ろ」
しん 「うん、シロ〜帰るゾ」
シロ 「アンアン!!」
 
 
 ――ひぐらしの鳴き声が響く、そんな不思議な夕方――
 
 
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