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Seed-Crayon_5-482

Last-modified: 2008-07-02 (水) 22:00:28

バレンタイン(2006年版)

 

 〜野原家〜
ルナ 「みさえさん、ちょっとお台所使っていいですか?」
みさえ「あら、もちろんよ。あなたの家でもあるんだから、遠慮はいらないわ」
ルナ 「ありがとうございます。さて…有給取ったし、準備は万端ね」
みさえ「ははぁ〜、シン君に渡すチョコを作るのね」
ルナ 「えぇ。シンがミネルバで働いてる間に作っちゃわないと」
みさえ「できたてを渡してもらえるなんて、シン君は幸せ者ねー」
ルナ 「出かける時『なんでルナだけ有給取ってるんだよ!』とか言ってましたけどね。
    いつもはデートする日とかに合わせて、二人で有給使ってましたから」
みさえ「シン君は鈍いから、今日何の日か気付いてないのね」
ルナ 「朝はちょっと喧嘩しちゃったけど…シンの喜ぶ顔が見たいから、頑張ります」
みさえ「うーん、いいわね、若いって。私もなんだかチョコ作りたくなってきたわ」
ルナ 「え?ひろしさんにですか?」
みさえ「この歳になって、とも思うけど。
    たまこういうことするのも、新鮮な驚きがあっていいんじゃないかしら」
ルナ 「じゃあ、一緒に作りませんか?」
みさえ「そうね。ルナちゃん、作り方教えてくれる?」
ルナ 「はい!」

 

         *         *          *

 

 〜そして夜〜
シン 「ただいまー。今日はなんだか菓子売り場のお客さん多くて大変だったよ」
ルナ 「おかえり。ごめんね、私だけ休んじゃって」
シン 「いいよいいよ。ルナにも色々やりたいことあるんだろうし。
    俺の方こそ、あのくらいで怒っちゃってごめんな」
ルナ 「うん…シン、今日何の日か分かる?」
シン 「いや、全然
ルナ 「今日はね……」

 

シン 「あー、そういえばステラがチョコくれたな」
ルナ 「……」

 

シン 「で、今日は何の日?」
ルナ 「鈍すぎ…はいコレ。わかった?」
シン 「え?ルナもチョコ…あ、バレンタインデーか!」
ルナ 「全く……ムードの無い渡し方になっちゃったわ…」
シン 「(聞いてない)うわー、今日休んだの、コレ作るためだったのか…
    ……なんか、うまく言えないけど…ありがとう、ルナ。俺嬉しいよ」
ルナ 「…味わって食べてよ?」
シン 「もちろん!」

 
 

ひろし「ただいま。ビールビールっと」
みさえ「おかえりなさい。ところであなた、今日何の日かわかる?」
ひろし「バレンタインデーだろ?いやーまいったよ。
    ○○部の××ちゃんに△△部の▽▽ちゃんがチョコくれたんだぜ!
    俺ってモテたんだな〜」
みさえ「……」
ひろし「もしかしてみさえもくれるの?チロルか?コンビニチョコか?」

 

みさえ「このバカッ!」
ひろし「ぐおっ!」

 
 

 ―青春期と倦怠期の違いが表れる一日だった―

 
 

 〜おまけ・デュランダル家〜
スティング「おーい、アウルー!
      ゲームばっかしてないで、チョコでも食わないかー?」 ←台所から声をかけている
アウル  「別にー!」

 

スティング「みさえさんからのチョコなのにかー!?」
アウル  「ええっ!? 食べる、食べるよー!」

 
 

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