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Seed-Crayon_5-531_1

Last-modified: 2008-07-02 (水) 22:55:19

アクション仮面・史上最大の戦いだゾ
【前編】

 

クルーゼ「うおおおおおおおおおお?!」

 

 ドンガラガッシャーン!ゴロゴログシャグシャガラガラ……ポキッ

 

剛太郎 「ク、クルーゼ!大丈夫か!」
AD  「監督!た、大変です!クルーゼさんが機材の下敷きに…!」
監督  「うっ…これはひどい。完全に足の骨が折れている…早く救急車を呼べ!」
剛太郎 「しかし監督、クルーゼが怪我をしたとなると、撮影ができなくなりますが…どうします?」
監督  「う〜む、確かにな。何より放送まで時間が無さ過ぎる。個性的な彼の代役など、そうそう……」
クルーゼ「いや…いる。私に代わって戦える戦士が…彼の、彼の名は……」

 

          *          *          *

 

 〜フラガ家〜
マリュー「……それで、アクション仮面のパートナー、クルーゼ仮面の代役をうちのムウに?
     クルーゼ仮面って、前に終わったんじゃないんですか?」
監督  「ええ、そうなんですが…クルーゼ仮面は結講人気がありまして、前々から再登場を望む声が高かったんですよ。
     それで今度放送される三週連続のスペシャル番組に複活させよう、という事になりまして。
     しかし……撮影中にあんな事故が起こるとは」
マリュー「仮面付けて、カツラ被れば確かにムウはクルーゼさんそっくりですもんね。
     まあ、父親のクローンとその息子だから当たり前と言えば当たり前なんだけど……」
ムウ  「俺はイヤだぜ。何であのヤローの代役なんかやんなきゃいけないんだ」
監督  「そう言わないでくださいよ〜
     このままじゃ、三週連続でアクション仮面の総集編を流すハメになってしまいます〜」
マリュー「アクション仮面はしんちゃん達が毎週楽しみに見てるのよ?ムウ、私からもお願い」
ムウ  「………ちょっと、台本見せてみろ」
監督  「は、はい!これです、はい」

 

 ムウはしばらく無言で台本を読んでいたが…

 

ムウ  「分かった……引き受けてやるよ。ただし!条件が1つある」
監督  「あ、ありがとうございます!して、その条件とは?」
ムウ  「俺の指定どうりに脚本を一部修正してほしい。俺が出る以上、最高のクルーゼ仮面を演じるつもりだからな!」
マリュー「う〜ん…期待できるような、不安なような…どんなアクション仮面になるのかしら……」

 

          *          *          *

 

 〜そして放送当日〜
しんのすけ 「シン兄ちゃん!早くしないとアクション仮面SP、始まっちゃうゾ!」
シン    「録画は当然回してあるが、やっぱりナマで見るのが1番だもんな。
       さて…どんな今回はどんな展開になるんだろうか…?」

 

 

 前後の辻褄がまったく合わない妄想垂れ流しのクソアニメを大量生産し、
 世界中をそのアニメ一色にしようとする秘密結社「サンフサイズ」。
 アクション仮面とクルーゼ仮面はその陰謀を知り、苦闘の末サンフサイズの拠点を発見。
 拠点の責任者である敵の幹部と壮絶な死闘を演じる。そして……

 

アクション仮面「死ガム博士!これまでだ…アクションビーム!」
死ガム博士  「ぐわあああああ!」
クルーゼ仮面 「やったなアクション仮面!…しかしここは敵の本拠地では無かったようだ。
        奴らの本当のアジトは一体どこに…?」
アクション仮面「うむ…だが、手がかりは見つけた。これを見てくれ」
クルーゼ仮面 「港の倉庫のカギ…?そうか!奴等のアジトは」

 

死ガム博士  「サ、サンフサイズの幹部はただでは死なん!せめてアクション仮面だけでも道連れにしてやる!
        死ガムビィィィィム!
アクション仮面「はっ!死ガム博士…まだやられてなかったのか!よ、避けきれん……!」
クルーゼ仮面 「アクション仮面はやらせん!うおおおおおおお!」
死ガム博士  「き、貴様…自分を盾にしただとう?ぐ、ぐはっ!」

 

クルーゼ仮面 「へへッ…やはり俺は…不可能をか…の…うに…」

 

 ドッカーーーーーーン!

 

アクション仮面「ク、クルーゼーーーーー!わ、私を庇って……ぐううう!許さん、許さんぞサンフサイズ!
        クルーゼ仮面の無念を晴らす為にも、必ず私がお前達を倒してみせる!見ててくれクルーゼ仮面!」

 

 ―CM―

 

しんのすけ 「…クルーゼ仮面、死んじゃったゾ……」
シン    「前半から衝撃の展開だな…後半も凄い事になりそうだ。今の内にトイレ行ってこよっと」
しんのすけ 「あ〜おらも、おらも〜〜!」 

 

 ―後半―

 

 アクション仮面はとうとうサンフサイズの本拠地に辿り着いた。
 この施設で大量のクソアニメが続々と作られている。そして間もなく世界中にバラ蒔かれるのだ…最早、一刻の猶予も許されない!

 

アクション仮面「クルーゼ仮面、私に力を貸してくれ!行くぞサンフサイズの戦闘員、アニメーターども!」
戦闘員    「イーー!」

 

 アクション仮面と戦闘員の戦いが始まった。しかし、彼らとてクソなアニメの製作に手を貸したくないのだ。
 アクション仮面は強制的に戦わせられる彼らに、心で涙を流しながら倒していくのであった……

 
 

アクション仮面「ふう、ふう、数百人は倒したが…これで全部か?」
???    「ふっふっふっ……さすが正義のヒーロー。強い、強い…」
アクション仮面「むっ!新手か…なっ!お、お前は……!」
???    「俺はサンフサイズの新幹部……ネオ・ロアノーク大佐だ!
アクション仮面「ク、クルーゼ!生きていたのか!し、しかしその姿は…
        黒い仮面、黒い服……それに幹部って、どうしたんだ?お前…」
ネオ仮面   「俺はあの時死んだ。だが、ヨメチアキー様の力で生き返ったのさ。そしてサンフサイズの幹部になった。
        アクション仮面!お前を倒すためにな!」
アクション仮面「そ、そんな…悪魔に魂を売ったというのか、クルーゼ……!」
ネオ仮面   「何とでも言え。ヨメチアキー様の恩に報いるために、アクション仮面!叩きのめさせてもらうぜ!」

 
 

アクション仮面「…我が友、クルーゼ仮面は死んだ。今、私の目の前に居るのはただの敵だ!
        行くぞ!アクションビィィィィム!
ネオ仮面   「ふっ……甘い!」
アクション仮面「何?奴の周りにバリアーみたいなものが!何だあれは…?!」
ネオ仮面   「はははは!これぞヨメチアキー様から授かりし俺の新しい力、『陽電子リフレクター』さ!
        これの前にはアクションビームだろうと、格闘だろうと、
        アクション仮面!お前のの攻撃は全て俺の体に届かん!」
アクション仮面「ぬう!だがそのバリアーがある限り、そちらからも攻撃できまい!」
ネオ仮面   「それはどうかな……?」

 

 ゴゴゴゴゴゴゴ………

 

アクション仮面「な、何だ?この地響きは……」
ネオ     「出て来い!お前たち!」

 

 海が割れて巨大な物体が現われた。それはまるで…

 

アクション仮面「き、巨大ロボットだと…?」
ネオ仮面   「大海の支配者、巨大ロボット・アビス!それだけではないぞ!空を見ろ!」

 

アクション仮面「鳥…?違う!これは…」
ネオ仮面   「大空の支配者、怪鳥カオス(MA形態)!そして…」

 

アクション仮面「ネオ仮面のそばに黒い犬が?いつの間に現われた!」
ネオ仮面   「大地の支配者、ガイア…これがヨメチアキー様から俺に与えられた忠実なる『3つのしもべ』だ!
        攻撃は全てコイツらがしてくれる!行け!」

 

 その瞬間、アビスの槍がアクション仮面に向かって振り下ろされた!しかし間一発、空に飛び上がってアクション仮面は逃れる!だが……

 

アクション仮面「(ガシッ)何?カオスの爪が私を捕まえただと?!」
ネオ仮面   「かかったな!種死じゃ設定だけで使われた事がなかったが、
        カオスの足のクローは敵を捕獲する為のものなのだ!とどめだ…行け!ガイア!」
アクション仮面「う…くっ!う、動けない…うおおおおおお!

 

 ドッカッーーーーーーーン!

 

 ・・・・・・・・・
 ・・・・・・
 ・・・

 

アクション仮面「う……ぐはッ…」
ネオ仮面   「…さすがだな。並のヒーローなら今の攻撃で死んだはずだ。かつてのよしみで命だけは助けてやる。
        これに懲りたら2度とサンフサイズに逆らわない事だ……」
アクション仮面「ま、待て…ネオ。まだ勝負は…(ガクッ)」

 
 

 遂に我らがヒーロー、アクション仮面が負けてしまう日が来てしまった!
 果たしてアクション仮面は再び立ち上がる事が出来るのだろうか?
 悪の秘密結社、サンフサイズの真の目的は?
 ネオ、いやクルーゼ仮面は本当に敵になってしまったのだろうか?
 次回、「アクション仮面・史上最大の戦いだゾ」 中編  お楽しみに!

 

 

しんのすけ「……アクション仮面、負けちゃったゾ?」
シン   「…そんなバカな。ら、来週!来週の放送できっとアクション仮面がリベンジしてくれるさ!
      なあしんちゃん、そうだろ?」
しんのすけ「そ、そうだぞ!次の放送でアクション仮面がカッコ良く怪人を倒してくれるに決まってるゾー!」
ルナ   「どうでもいいけど、ご飯食べてる時は静かにしてくれない?」

 
 

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