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Seed-Crayon_5-531_3

Last-modified: 2008-07-03 (木) 22:57:43

アクション仮面・史上最大の戦いだゾ
【後編】

 

 …アクション仮面はひたすらに中枢部めざして突き進む。
 何故か戦闘員はまったく現われず、罠もない。
 不審に思いながらも走り続けるアクション仮面。
 そして…アクション仮面は遂に施設の中枢に辿り着いた。
 そこには人影が…1つ。

 

アクション仮面「……!き、貴様がサンフサイズのボス、ヨメチアキーか!」
ヨメチアキー 「ふふ…ようこそアクション仮面。いかにも私がサンフサイズの総帥ヨメチアキーよ…
        あら?私のあまりの美しさにびっくりしたのかしら…?」
アクション仮面「いや、あまりにケバい厚化粧に呆れただけだ」
ヨメチアキー 「何ですって……!」
アクション仮面「それより答えてもらおう!
        世界中にサンフサイズ製のアニメを流そうとするお前の真の目的は何だ!何を企んでいる!」
ヨメチアキー 「…いいでしょう。冥土の土産に教えてあげるわ。
        いい?世界中にサンフサイズのアニメを無理矢理放送するという事は、つまり…
        他のアニメ作品は放送できない、という事でもあるわ」
アクション仮面「…!全世界のアニメ業界を乗っ取る、それがお前達の目的か!」
ヨメチアキー 「そんなものは副産物に過ぎないわ。私達の真の目的、それは、ただ1つのアニメ番組を抹殺する事。
        ……そのアニメとは……『クレヨンしんちゃん』
アクション仮面「な、何?!」
ヨメチアキー 「そう!私の可愛いキラきゅんやシンたんを奪いさった憎っくきクレしん……
        あの世界の連中だけは許せない!だから世界ごと闇に葬り去ってやるの!
        それが私、ヨメチアキーの真の目的よ!」
アクション仮面「き、貴様の身勝手で1つの世界を滅ぼそうというのか!」
ヨメチアキー 「ふふふっ…キラきゅん達が私の創った種世界に戻ってきたら…次から次へと戦争を起してあげるわ!
        そして彼らは新型のMSに乗って、いつまでもカッコよく活躍し続けるのよ!
        どう?素晴らしい理想世界だと思わないアクション仮面!」

 

アクション仮面「アニメの世界を侵略し、クレしんの世界を滅ぼし、種世界に無限の戦火を起そうとする……
        貴様は私が戦った悪の中でも最低最悪の存在だ!
        私の力の全てを使い果たしてでもヨメチアキー、貴様を倒す!」
ヨメチアキー 「面白い!腐女子のパワー、思い知るがいいアクション仮面!」

 

 ―CM―

 

ルナ     「ね、ねえ…さっきから一言もいわずに正座して見てるけど…
        2人共、今日はトイレ行かなくていいの?」
しんのすけ  「トイレはアクション仮面が始まる前に済ませておいたゾ」
シン     「ああ…今日は1秒たりとも見逃せないぜ。まさかこんな超展開になるとはな」
ひろし・みさえ・ひまわり 「………」
ルナ     「きゃっ!の、野原家全員で正座してテレビ見てるの?気がつかなかった…」
ひろし    「ルナちゃん、君もそこに座りなさい。家族みんなで一諸にアクション仮面を見るんだ」
ルナ     「……はい」(逆らえない……なぜだかわからないけど)

 

 ―後半―

 

アクション仮面「ぐわぁぁぁっ!こ、これは……」
ヨメチアキー 「おほほほ!そう、陽電子リフレクターよ!
        もっとも、ネオに与えたものより何十倍も出力が高いものだから、
        あなたの新必殺技じゃ破れそうもないようだけどね」
アクション仮面「どんな攻撃をしてもまったく通用しない!このままでは……」
ヨメチアキー 「そろそろ死になさいアクション仮面!チアキビーム!」
アクション仮面「…!しまった……避けられない……!」

 

 ビームがアクション仮面に当たった瞬間、閃光が走った。アクション仮面が目を開けると、そこには白い仮面の男が……!

 

???    「ふっ…お前らしくないぞ。こんな攻撃も避けられないとはな」
アクション仮面「お、お前は……クルーゼ仮面!体は大丈夫なのか?!」
クルーゼ仮面 「ふふっまあ…何とかな。
        私が来たからにはもうアクション仮面の敗北は有り得ない!覚悟しろ!ヨメチアキー!」
ヨメチアキー 「ネオ…いやクルーゼ仮面!生き返らせた恩を忘れたか!」
クルーゼ仮面 「だから一度はアクション仮面を倒したではないか…
        悪魔との共闘は一度きり、それが終われば正義の味方に戻るつもりだったのだ!」
ヨメチアキー 「ぐ…貴様!」

 

クルーゼ仮面 「ところで…アクション仮面、それにヨメチアキー。このカギが何か……憶えているかな?」
アクション仮面「それは確か、死ガム博士を倒した時に手に入れた倉庫のカギではないか。お前が持っていたのか……」
クルーゼ仮面 「幹部のフリをしながらどうにかコレだけは調べられたんだが…
        ヨメチアキー、死ガム博士は出来上がった作品の管理も担当してたらしいなあ……」
ヨメチアキー 「……それがどうだっていうのよ?」
クルーゼ仮面 「実際にその倉庫に行ってみたよ。出来上がったセル画やフィルム、PCデータその他が山積みされていた…」
ヨメチアキー 「……!ま、まさか…まさか貴様!」
クルーゼ仮面 「ご想像の通りさ!倉庫ごと派手に爆破した!お前の計画は全て破綻したのだ!」
ヨメチアキー 「き、貴様ァァァァ!ゆ、許さん!10倍チアキビーム!

 

 ヨメチアキーの怒りのビームをクルーゼ仮面のリフレクターでどうにか防いだ。しかし段々押されていく。このままでは……

 

アクション仮面「クルーゼもういい!このままではお前の体が持たないぞ!」
クルーゼ仮面 「……アクション仮面、お前は何だ?何者だ!答えろ!
アクション仮面「私は…私は正義のヒーローだ!それがどうしたというのだクルーゼ!」
クルーゼ仮面 「アクション仮面、お前は『クレヨンしんちゃん』における強さとカッコよさの象徴だ。
        お前が居るからこそ、春日部中の子供達が正義に目覚める…
        お前が居るからこそ子供達は正義に憧れる!
        お前の存在そのものが正義であり、希望なんだ!
        お前を死なせる訳にはいかん!その為ならば…私は2度でも3度でも死んでやる!
アクション仮面「ク、クルーゼ…お前まさか!」
クルーゼ仮面 「私の全てをお前にやろう……負けるなよアクション仮面!さらばだ!」 

 

 ・・・・・・・・・
 ・・・・・・
 ・・・

 

ヨメチアキー 「ふう…ふう…これだけのビーム攻撃を受ければいくらヒーローといえど……むっ?」
アクション仮面「……まさか再びこの姿になる日が来るとはな。
        クルーゼ仮面…お前の命、決して無駄にはしない…!」

 

 そこにアクション仮面は居なかった。そこに居るのはクルーゼ仮面の命で変身した幻の最強戦士…『アクション仮面フィーバー』!

 

ヨメチアキー  「アクション仮面?いや…わずかにデザインが違う。お前は一体!」
アクション仮面F「行くぞヨメチアキー!アクションパンチ!
ヨメチアキー  「ぐう?!」
アクション仮面F「アクションキック!
ヨメチアキー  「…ぐはッ!リ、リフレクターが全然通用しない…!な、何故!」

 

アクション仮面F「友の命が!私に新たなる正義のパワーを与えてくれたのだ!これで最後だヨメチアキー……

 

         アクショォォォンビィィィィィム!!

 

ヨメチアキー  「ぐ……ううううっ!こ、これしきのビームごときで…私の野望が…私の夢がァァァ!」
アクション仮面F「クルーゼ!この光は…お前と私の魂の輝きだ!うおおおおおお!!
ヨメチアキー  「わ、忘れるなアクション仮面…私を倒しても…
         この世に腐女子がいる限り…何度でもよみ…が…え……」

 

 ドッカーーーーーン!

 
 

 ……ヨメチアキーは倒れた。サンフサイズの施設も全て破壊され、ここに3つの世界を我が物にしようとした悪は滅びたのである。

 

アクション仮面「…見たかクルーゼ仮面。私はお前との約束を果たしたぞ。そしてこれからも世界の平和を守ってみせる。
        お前の分までな……」
ミミ子    「アクション仮面!遂にサンフサイズを倒したのね!」
アクション仮面「ああ、クルーゼ仮面と2人でね」
ミミ子    「じゃあアレをやりましょう!クルーゼさんの分まで!」
アクション仮面「うむ……そうだな!やろうミミ子君!」

 

2人    「ワ〜ハッハッハッ、ワ〜ハッハッハッハッ……」

 

 

Wしん 「ワ〜ハッハッハッハッ、ワ〜ハッハッハッ……」
ルナ  「あの…あの2人、番組が終わってからもず〜とああやって高笑いしてるけど…いいんですか?」
ひろし 「アクション仮面の真似をしながら余韻に浸ってるんだろ?
     俺も子供の頃に経験したからな…良く分かるんだよ」
みさえ 「ま、そのうち慣れるわよ。2人共アクション仮面が終わった後はいつもああなんだから」

 

 〜その頃、病院の一室で〜
クルーゼ 「どういう事だムウ!本来なら最後に2人で共闘してヨメチアキーを倒すはずだったのだぞ!
      まさか…貴様、脚本を……!」
ムウ   「ひっひっひっ、さあ何の事やら?」
クルーゼ 「くっ……やはり春日部に来てもコイツとは仲良くなれそうもない……!」
マリュー 「ふう、どっちも根は子供なんだから……やれやれ、ね」

 
 

 ―終劇―

 
 

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