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Seed-Crayon_6-161

Last-modified: 2008-07-04 (金) 22:26:52

シン兄ちゃんの好きなひと。だゾ

 

マユ  「ねえお兄ちゃん。ひとつ、聞きたい事があるんだけど」
シン  「俺のスリーサイズなら教えんぞ?」
マユ  「そうじゃなくて!

 

     ……ねえ、お兄ちゃんはルナさんとステラさん、どっちが好きなの?

 

シン  「ぶっ!

 

みさえ 「つ、遂にきたわね!みんな遠慮して今じゃ、誰もこの手の話題に触れようとはしなかったのに……!」
ひろし 「そこらへんの空気を知らない、新参キャラであるマユちゃんがとうとう言ったか!」
しんのすけ「こりゃあ、今日は久しぶりに我が家で修羅場ですかなあ〜〜えへへへ……」
ひまわり「たー!たーい!」

 

シン  「お、おいみんな!何をそんな無責任な……うお?

 

ルナ  「……」 ←何故か期待に満ちた目でだまってシンを見てる
ステラ 「……」 ←同じく

 

シン  「ル、ルナ…ステラ……お、お前らいつのまに野原家に来ていたんだ……?」
マユ  「さあ!お兄ちゃん!どっちが好き!?」
しん  「さあどっち!」
ひろし・みさえ「さあさあさあ!」
ルナ・ステラ 「……」 ←無言のプレッシャー

 

シン  「う、ううう……ご、ごめん!(ダッ)」
しん  「あッ!逃げたゾ!」
ルナ  「シン!」
ひろし 「追えー!今日こそどっちが好きか、何としても吐かせるんだ!
しん  「ブ・ラジャー!」

 

          *          *          *

 

シン  「た、たった5分でいきなり逃亡者になってしまうとは…どっちに逃げよう……あ、あの人達は!」
キラ  「やあシン君。どうしたんだい?ずいぶん急いでいるようだけど」
ラクス 「まあまあ、汗びっしょりですわよ。どうしたのですか?」
シン  「す、すいません!俺、今追われていて…
     追っ手がここに来たら住宅地の方に逃げたと言っといて下さい!それじゃ!」

 

キラ  「……行っちゃった。あいからわず色々な意味で忙しい人だなあ」
ひろし 「はあはあ……あっ!キラ君にラクスちゃん!
     ここにシン君が来たハズなんだが、どっちに行ったか知らないか?」
キラ  「ああ、それならじゅ」
ラクス 「駅前に向かってまっしぐらに駆けていきましたわ♪」
しん  「サンキューだゾ、ラクスおねいさん!出発おしんこ〜〜!」
ステラ 「ナスのぬかずけ〜……」

 

キラ  「……あいからわず、ラクスも腹黒いね」
ラクス 「ほほほほほほほ♪」 

 

          *          *          *

 

 ここは春日部駅の前。シンは迷うことなく、とあるハンバーガー屋に飛び込んだ。

 

クルーゼ「やあ、久しぶりだな少年。蝶サイコー!」 ←いつか温泉でカンタムから貰ったマスクを付けてる
ムネオ 「どうした坊主。息が荒いぞ?」 ←ネオの仮面と連合の黒い制服を着ている

 

 ズシャァァァァ! ←2人を見るなり盛大にコケた

 

シン  「な、何ですか!あんた達、その変な姿はッッ!」
クルーゼ「なかなかエレガントなマスクだろう?まさに 蝶 ☆ 究 極 だね♪」
ムネオ 「俺は、みんなと一諸に居るとき以外はこのカッコをすることに決めてんだ。何故なら…
     『そ の 方 が カ ッ コ イ イ』から!
シン  「………こんなのが客だと大変ですね」
某店員 「もう慣れましたから」

 
 

しん  「シン兄ちゃんが逃げ込むとしたらココしかないゾ!」
ひろし 「御免!」

 

クルーゼ「やあ、久しぶりだなみなさん。蝶サイコー!
ムネオ 「どうした坊主。誰か探しているのか?」

 

しん  「おうおう、ここはあいからわず賑やかだゾ」
ステラ 「シン、探しているんだけど……ネオ、知らない?」
みさえ 「店内には居ないみたいよ?」
ルナ  「じゃあ外ね!イスがまだ暖かいから、そう遠くへは行っていないはずよ!」

 

クルーゼ「おおっと、待ちたまえ」

 

ルナ  「な、なによ。私たち急いでいるんだけど!」
クルーゼ「私の場合もそうだったが……何事にも決着は付けるべきだ。
     なぜ彼を追う?面白半分でか?それとも……彼の本当の気持ちを知りたい?
     もしかしたら彼は君を選んでくれないかも知れないぞ?それでも、かね?」
ルナ  「うっ…そ、それ…は……」
ステラ 「分からない。分からないけど……聞いてみたいの。シンが、ステラ達をどう思ってるかを……」

 

クルーゼ「ふむ……少年は大通りの方を走っていったぞ。まあ、せいぜい頑張るがいい」
ステラ 「……ありがと」
ルナ  「は、早く追いかけるわよ!ああ見えてシンって走るのが速いんだから!」

 

ムネオ 「……どうした?お前らしくないなクルーゼ。お前がそんな優しいヤツだとは知らなかった」
クルーゼ「ふん。私の周りは貴様を含めて優柔不断な奴等ばかりだからな。
     たまには…そう、たまには口をはさみたくなっただけさ。それはともかく……」

 

みさえ 「あ、すいません。蝶○セット3つください。」
某店員 「毎度ありがとうございます!
     フェアー開催中につき、今なら3種類のフィギュアのどれかひとつをお付け致しますが?」
しん  「じゃあおら、このぶち○け女ってのがいい。」

 

クルーゼ「……彼らはここに居つくつもりか?」
ムネオ 「……みたいだな。」

 

          *          *          *

 

ルナ  「あ、いた!シーーン!ちょっと待ちなさいよーー!」
ステラ 「えい。捕まえた」
シン  「つ、捕まったあぁぁぁ……」
ルナ  「ねえ。シンがどっちを選んでも怒ったりしないから……聞かせてよ。シンのその、気持ちを」
ステラ 「……お願い」
シン  「ルナ…ステラ。俺は……俺は!

 

ネネちゃん「あら?あの3人は……」
マサオ君「何やってんのかな?」
ボーちゃん「なんか、緊迫した、空気を感じる」

 

シン  「俺は!ルナとステラ、両方丸ごと全部好きだあぁぁぁぁ!
ルナ  「……!」
ステラ 「……丸ごと、好き(ぽっ)」

 

マサオ君「うわあ!しんちゃんちのお兄さん、こんな大通りで愛の告白をしちゃったよ!それもあんな大声で!」
ボーちゃん「大胆、だね」
ネネ  「……ふう、甘いわね」
マサオ君「え?」

 

シン  「俺は!ルナもステラも、しんちゃんも、ひろしさんも、みさえさんも、ひまちゃんもシロも、
     ミネルバのみんな、キラさんたち、その他のみんなも全部丸ごと好きなんだ!
     だから、どれか一人を選ぶなんてこと俺には出来ない!

 

ステラ 「………みんな?」
ルナ  「つ、つまり…アレ?私たちの存在って、その他大勢と一諸ってわけ?」
ネネ  「やっぱりね。一目見たときから、そうじゃないかと思ったわ」
ステラ 「あ、ネネちゃん……」

 

ネネ  「いい?ズバリ言って……シンお兄さんは2人を恋愛対象として見てはいないわ!
ルナ  「な!そ、それって私たちに女としての魅力がないってこと?!」
ネネ  「違うわよ。あのおにーさんは多分、まだ恋愛感情ってもんがよく分かってないんじゃないかと思うのよ。
     私が思うに」
ステラ 「つまり…シンにとって恋人っていうのは、仲のいい友達を一人に絞るようなものだと思い込んでいる……?」
ネネ  「おそらく、ね」
シン  「な、なんだよ。女3人して内緒話して……」

 
 

ルナ・ステラ・ネネちゃん「この鈍感野郎!!!
シン  「ふぇ?」
しん  「やれやれ、シン兄ちゃんにも困ったものですな」 ←物陰からハンバーガー食べながら全て見ていた

 
 

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