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hate_seed_kirasama04

Last-modified: 2009-10-30 (金) 23:57:47

○フェイズ4「守りたいモノ」

 
 

ブリッジではナタルとマリューが何やら作戦会議をしている、ナタルが俺に気付いた。
「今は作戦会議中だ、そしてここは関係者以外は立ち入り禁止だぞ、食堂へ戻れ!」
マリューも俺に気がつく、しかしその俺を見る目は何か嫌な物を見た時の顔だ。
俺はとりあえずナタルに言葉を返す。
「もう関係者じゃないですか、ねぇ?ラミアス艦長?」
話を振られたマリューは「え、えぇ、そうね」とだけ言い、顔を伏せた。出撃前の事が
やはり気まずいのか、俺と目を合わせたく無いらしい。
「しかし艦長!」
ナタルは構わずキャンキャン吼える。俺はとりあえずバジ子を無視して話した。
「アルテミスの傘に行くのは止めた方が無難っすよ、それよりヴェサリウス振り切って
このまま地球軌道上の第八艦隊と合流した方がいいんじゃないすかね?」
俺が本来知らないはずの名前をポンポン出したので二人は驚いた。
「キラ・ヤマト!何故貴様がその様な事を知っている!?」
俺は一瞬返答に困った、あんまりここで変な事言うとザフトのスパイだと思われる
可能性もある。それに物語の進行もややこしくなるだろう、しかしアルテミスだけは
避けてもいいはずだ、スペエディでもカットされてるし、ウゼー目に合うし。
「俺のいう事は聞いておいた方がいいと思いますよ?」
「ふん、大方お前は軍事マニアか何かなのだろう?しかしこの艦は既にアルテミスへ
進路を取ってる、その為の作戦会議中だ、お前はさっさと食堂に戻れ」
ナタルの横柄な態度に俺はカチンと来た。
「あぁ?ババァ!何も知らないくせにキャンキャン吼えやがってウゼー、
そんなんだからその歳にもなって未だに処女なんだろうが!魔乳さんを見習え!
すばらしいテクをお持ちだぞ!」
俺の暴言にブリッジ内は静まり返った、クルー全員がこちらを見ている。それと
同時にナタルが顔を真っ赤にして俺に掴みかかってきた。
「き、きっさま〜」
しかし所詮はナチュラルの女の腕力、俺はひょいっとナタルを振り払うと
そのまま腕を捻り、その場へねじ伏せた。
「は、離せ!」
「嫌ですよ、凶暴なおばさんが怖いですから、顔真っ赤ですよ?図星でしたか?
俺が卒業させてあげてもいいんですが、生憎・・・忙しくて。」
と言ってちらっとマリューを見る、マリューは俺と目が合うと視線をそむけた。
俺は「かわいそうに」と言って空いている手でナタルの頭をナデナデしてあげた。
ナタルはさらに顔を赤めた、耳まで真っ赤だ。クルーの中には軽く笑っている
者まで居る。マリューはどうすればいいか分からずオロオロしていた。俺は手を
離してあげた、ナタルは俺を押しのけると凄い剣幕で俺を睨み付ける。
その時オペレーターの小太りが叫ぶ。
「大型の熱量感知。戦艦のエンジンと思われます。距離200、イエロー3,3,17。
マーク02、チャーリー!進路、0シフト0」
「気づかれたの!?」
「だがだいぶ遠い・・・・」
「目標、本艦を追い抜きます。艦特定、ナスカ級です!」
とこんな感じでこいつらは完全に俺を無視し始めた、俺はつまらなくなったので
みんなに気付かれない様にマリューを連れてブリッジを出た。
「・・・・何?」
マリューの俺に対する態度は明らかに悪い。これから俺が何を言うか大体
察しがついているのだろう。
「これから戦闘ですよね?じゃあまたお願いします」
「・・・・・・・・・・・・・」
マリューはかなり憂鬱そうな面持になる、しかし断れない。
「そんな嬉しそうな顔しないで下さい」
「・・・・・あの・・・手でするのじゃ駄目・・・かしら・・・?」
「駄目ですね、じゃあ今回はそのおっぱいで挟んでください」
「・・・・・・肋骨を骨折してるの・・・・それは・・・無理よ・・」
そういえばそうだ、しかしこの世界なら死なない程度の怪我の直りは
以上に早い。まるで忘れ去られたかの様に。なに、すぐに良くなるよ。
マリューに連れそられ俺達は使われていない倉庫へ入った。マリューは
俺のズボンのファスナーを降ろすと半立ちになった一物を取り出す。
「おお!積極的!やる気満々ですね、嬉しいっスよ」
「アナタの為じゃない・・・・この艦に居る私の部下を守る為よ・・・・・」
マリューは俺のペニスをパクっと咥える、そのまま頭を前後に動かしピストン運動を
する、相変わらずすばらしい、下手な風俗嬢顔負けだ。薄暗い倉庫の中、俺のペニスが
マリューの唾液でテカテカと光っている、そろそろ限界だ。俺はマリューの口から
ペニスを引き抜くとマリューの顔面へ向けて射精した、突然顔射されマリューは
精液が目に入ったのか「キャ」と言って顔をそむける。俺のドロっとした精液が
マリューの顔を滴り落ちる、勢い良く飛んだのでマリューの髪の毛や制服にもかかっていた。
「いきなり顔になんて・・・・ヒドい・・・・」
マリューは震えた声でそう言うと、ハンカチで顔を拭いていた。もっとも髪についた
精液はそう簡単に落ちない、制服についた分もそうだろう。
「ありがとうございました〜、んじゃみんなを守る為にもまたお願いしますね」
俺はマリューをその場に残し倉庫を後にした。
廊下を出て食堂へ戻ろうと来た道を戻っているとカズイとサイが地球軍の軍服で現れた。
「僕たちも艦の仕事を手伝おうかと思って。人手不足だっていうもので・・・」
俺は何も聞いていないがサイが勝手に答え始めた。
「ブリッジに入るなら、軍服着ろって言うんですよ」
カズイも着ている、ミリアリアは駄目だったんだろうな。しかしあんな奴に発進
シークエンス毎回任せてたらそれこそ呪われちまうかもしれんしな。・・・そろそろ
戦闘が始まる、いきなり1対4で少しきついが・・まあ、俺なら何とかなるだろう。
更衣室でパイロットスーツに着替えていると、ムウが声をかけてきた。
「ほぉ、やっとやる気になったってことか、その格好は」
「そうですね、でも結構初めからやる気はあったんですけど・・・」
「・・・・・・そうだったのか?だが意味もなく戦いたがるやつなんざそうはいない
戦わなきゃ守れないから戦うんだ、俺はな」
「俺は守りたいものは別に無いんですけどね・・」
「うん、そうか、なら作れ。よし、じゃあ、作戦を説明するぞ」

 

アークンジェルがローエングリンを撃ち放った、目標はクルーゼ隊だろう
遠距離なのでナスカ級は楽々と回避していたが、そもそもこれは距離の問題なのだろうか?
何故こんなバカでかいモノが高速で迫り来る飛来物を楽々避けれる?そのくせMSには
弾がドカドカ面白い様に当たる、まったく変な世界だ、もっともこちらじゃそれが普通
なんだろうけどな、りんごが木から落ちるのと同じで。じゃあ行きますか、装備はエールだな
作戦は兄貴が変態仮面の艦にこっそり近づいて攻撃するんだったな。俺はストライクへ
乗り込む、カタパルトにグリーンライトが出た。
「キラヤマト、ガンダム、出るぜ!」
カタパルトから勢い良くストライクが射出される、毎回思うのだがあまりGを感じない、いや
それなり圧力は感じるが、このクラス発射だと普通4〜5Gはかかるのが普通じゃないのか?
ジャットコースターが大体2〜3G、しかし今俺が感じたのはジェットコースターにも満たない。
これもプク様の無能が作り出した世界の原理か、まあ俺は楽でいいんだけどな。しかし
出撃時の台詞が決まらない・・・。「キラヤマト、ガンダム出るぜ」はやはりイマイチだ・・。
そんな事を考えていると前方からイージスが接近してきた。
「キラ!」
「コンバンワ凸、いやコンニチワか?宇宙だとイマイチ時間がピンと来ないよな?」
「やめろ、剣を引け!キラ、僕たちは敵じゃない。そうだろう!?なぜ僕たちが戦わなくちゃならない!」
「そうか、しかし俺は今それどころじゃないんだよ、出撃時の決め台詞を考え中だからな」
「同じコーディネーターのお前が、なぜ僕たちと戦わなくちゃならないんだ!」
「お前の出撃台詞は「アスランズラ・○○出る」だったよな?やっぱ「出る」じゃ無くて「行くぞ」の方が
いいのか?困ったねぇ・・・」
「やめろ、キラ!」
「でも「行く」より出撃の方がいいのか?あんまり複雑にすると言い難いだろうしなぁ・・・」
「お前がなぜ地球軍にいる!?なぜナチュラルの味方をするんだ!!」
いい加減にこの全く脈絡の無い凸との会話にも飽きてきたぞ・・・ってかよく会話として成り立ってるな。
どうやらプク田様はまだ敵である凸に完全なAIをお与えになられていない様だ。
「あのふねには!下僕達が・・・・俺の大切な肉便器達とその他おまけが乗ってるんだ!」
俺はそう叫ぶとイージスへビームサーベルで攻撃した、しかしヒョイっとそれを交す、流石は
アスランと言ったとこか。そこへデュエルが横槍を入れてきた、そういえばすっかり忘れていたな。
しかし所詮は遺作、アスランほどの腕は無いので簡単に避ける事が出来る。そろそろ
兄貴がナスカ級のどてっぱらに穴を開けてくれるはずだ、それまで持ちこたえるか。
適当にビームライフルでイージス、デュエルを牽制しながら2機と距離を取る。
見るとアークエンジェルはバスターとブリッツから攻撃を受けている、あの攻撃でも下っぱの
乗務員が何人か死んでるんだろうな〜哀れだ、しかし気を抜いてはいられない。
前回の戦闘とは違い今回は同性能のMSと1対2だ、もっとも動きはトロく感じるが。
そうしている内に、二機の動きが止まる、兄貴が奇襲に成功した様だった。
しかしそれでも攻撃の手を緩めないデュエル、弱い犬ほどよく吼えるとは正にこの事だな・・。
ちらっとエネルギー計を見ると先ほどまで7割以上はあったエネルギー残量がいきなり
1割を切っていた。ビームライフルを撃ちすぎた?いやいや、一応考えて使ったぞ
・・・・・・待てよ、確か今回の本編の題名は・・・「フェイズシフトダウン」・・・・・・。
そういう事かよプク田ァゴラァ!!俺はこの場から逃げようとしたがMA形態のイージスに
鷲づかみされる。
「気持ち悪い捕まえ方すんなよ凸!離せよ!この野郎!キモいぞ!」
「このままガモフへ連行する」
「えぇ?ぜってー無理!ザフトの制服ダセーし、クルーゼ隊はキモい奴しかいない!」
「お前はコーディネーターだ。僕たちの仲間なんだ」
「一緒にすんなハゲ!あんなキモくてダセー緑色の作業着みたいな制服いやだああああ!!!!」
「いい加減にしろ、キラ!!このまま来るんだ……!でないと僕は
お前を撃たなきゃならなくなるんだぞ!」
「黙れハゲ!へたれハゲ!きもいハゲ!死ねハゲ!」
「血のバレンタインで母も死んだ。僕はっ」
その時突然現れたメビウスゼロがイージスを攻撃する、被弾した衝撃でストライクを
離すと、MA形態を解除しMS形態に戻る。
「坊主!離脱しろ!アークエンジェルが、ランチャーを射出する!」
どうやら兄貴が救出してくれた様だった、なるほどなるほど、一応きちんと真面目に
本編通り行動すればやっぱり死んだりする事はまず無いみたいだな。
「後ろにも、まだでかいのがいるんだぞ!早く装備を確保!」
アークエンジェルからランチャーストライカーが射出された、・・・撃ち落されないか?
だがランチャーストライカーへ対する射撃のみ何故か当たらない、これが・・・
これが負債補正なのか・・、すごい、それに・・不自然だ・・・。しかしそんな事を
気にしている場合ではない、俺のストライクはすばやく装備を換装するとこちらを
狙っているデュエルをアグニで攻撃した、右腕に命中。その後もアグニを乱射し続けた。
4機は勝ち目が無いとビビッて逃走を図る、何とか勝った・・・。だがやはり予想通り
苦戦した。フリーダムを手に入れるまでは、これが延々と続く。補正があるので
負ける事は無いだろうがやはりめんどうだ・・・・・。俺は疲れた体を休める為にも
早くAAへ帰還しよう。カタパルトへ着艦すると毎度の様に整備士がわらわらと
集まってきた、みんなごくろうさん。しかし疲れた、やはり出撃前に射精するのは
良くないのか?それとも今回の戦闘がきつかったからか?俺はコクピットから
降りるのもダルかったのでそのままストライクの固いシートで体を休めていた。
俺がなかなか出てこないので外の奴らが何やら話しこんでいる。
「おやおや・・・、おい!なにやってんだ!こらぁ、キラ・ヤマト」
外からムウが心配してか声をかけてきた。
「もう終わったんだ。ほらもう、とっとと出て来いよ、お前も俺も死ななかった。
船も無事だ。上出来だったぜ」
いや・・・・動くのがめんどいだけなんだが・・・・。まぁいいや、俺はコクピットから出て
そのまま自分の部屋と言っても雑居室だが、そこへ帰ろうとした。ムウが
再び声をかけてくる。
「ちょっと、言い忘れてた」
「何を?」
「ストライクの起動プログラムをロックしておくんだ。君以外、誰も動かす
ことはできないようにな」
俺は軽くムウの腹を殴った、「うっ」という顔をする。
「いいけど人にモノを頼む態度では無いですな大尉?」
「・・・・あ、ああすなまかったなキラ。じゃあお願い出来るかな?」
ムウはあまり俺とはやりあいたく無いのだろう、気を使ってか態度が少し変わる。
「仕方ないな、まぁいいっスよ」
俺はストライクに再び乗り込むと起動プログラムをロックしておいた、って言うかこんな
事はテレビの電源を消すのと同じ行為だぞ!?何故ここの人間はそんな事も出来ない!?
まあいい、言い出したらキリが無い、少し寝るか・・・。そろそろアークエンジェルはアルテミスへ
到着した頃だろう、あまり時間は無いが一睡したい。俺はそのまま自分の寝床が
ある雑居部屋へ帰っていった。

 
 

○つづく