Top > 「第6話」
HTML convert time to 0.008 sec.


「第6話」

Last-modified: 2014-02-19 (水) 23:59:28

皆様お待ちかね、今宵もまたFate/stay GUNDAMfightを御覧頂きまことにありがとうございます
ところで皆様は「Fate」という言葉の意味をご存知でしょうか
Fateとは運命の事を指しますがDestinyとは違い、よりネガティブな意味を持ちます
言うならば「死を伴う運命」

 

魔術師達は自らの運命を懸けマスターとなり、万能の願望器「聖杯」を求め、聖杯戦争と称し殺し合います
聖杯戦争が従来の戦争と違うのはその規模が7人という極小規模なのもさることながら
自身の力を遥かに超えた存在である英霊をサーヴァントとして呼び出し使役し、戦い合わせる物であります
しかし、今回の聖杯戦争はなにやら様子が違うようです

 

天にも届く剣と、生物のような体を持つ銀の鉄巨人
全てを破壊する拳を放ち、巨大な機械馬と共に戦場を駆る黒き鉄巨人
他にも多数の鉄巨人が、この聖杯戦争の舞台となった冬木の街に蠢いているのです
彼等は一体何者なのでしょうか、このような英霊は過去どのような時代にも存在しておりません
何時の時代からやってきたのでしょうか、いや、何処の世界からやってきたのでしょうか
そして今もここに、マスターとなった者が鉄巨人に、否・・・ガンダムに戦いを命ずる

 

神父服を纏った聖杯戦争のマスター「言峰綺礼(ことみねきれい)」はどのような願望を聖杯に託すのか

 

それではFate/stay GUNDAMfight・レディィィィゴォォォォオオオオ!

 

聖杯戦争が始まる三年前・・・
言峰綺礼は年老いた神父に、自らの父に招かれ一人の男と引き合わされていた
会談相手の赤いスーツを着た男は、いかにも魔術師といういでたち男だった
彼の右手に刻まれた三つの令呪、自身の右手にも柄こそ違うが令呪と言える文様が三つ
それはサーヴァントを統べるために与えられた聖痕である

 

「そろそろ本題に入りましょうか」
赤いスーツを着た魔術師、遠坂時臣が意味ありげな言葉で老神父に先を促す。
その内容は第4次聖杯戦争において遠坂陣営を援護し、勝利に導く事
年老いた神父、自身の父である言峰璃正は聖杯戦争を監督する者だ、彼が遠坂陣営に加担する理由はいくつもある
恩義ある縁故、教会との教義の摩擦の有無、浅ましい欲望を叶えようとする輩への牽制
そして遠坂時臣の目的は{根源への到達}
この目的は言峰綺礼が所属する聖堂教会において容認できる内容であった
つまり遠坂時臣の悲願をかなえるため、聖堂教会にとって脅威となる願望器を使い潰すため
言峰綺礼は聖杯戦争のマスターになれという事だった

 

しかし重大な疑問が残っている
「何故、私がマスターに選ばれた」
彼には{聖杯に懸ける願望を何一つ持ち合わせていない}のだ
更に言峰綺礼は魔術師ですらない、では何の因果によって自身はマスターに選ばれたのだろうか
答えを知る者はいない・・・

 

遠坂時臣は此度の聖杯戦争において数多くのアドバンテージを持っている
一つは召喚するサーヴァントが従来の英霊外の者を呼び寄せる事ができるのを知っている事
二つは同盟者の存在、それは倒すべき敵が一つ減る事もさることながら共に戦える仲間が一つ増えるという事
三つは監督役である聖堂教会、言峰璃正との密通
四つは御三家としての特権・・・
通常の場合サーヴァントを倒されたマスターの令呪は聖杯の元へ還される
しかし御三家のマスターの令呪は回収されることなく残る、それはマスターを失ったサーヴァントが出た場合
即座に再契約できるという特権である、しかし彼がその特権に頼る事はないだろう

 

遠坂時臣が呼び出すサーヴァント・・・いや、ガンダムは従来のサーヴァントを物理的に凌駕する
たとえサーヴァント達が英霊たるシンボルである宝具に頼ろうともこのガンダムならばいかなる兵器であろうと封殺できる
もし相手が同等のガンダムたる存在ならば尚の事である
「私が招くガンダムは全ての敵に対し優位に立つだろう」
周到な計画に裏打ちされた遠坂時臣は絶対な自信を抱いていた

 
 

そんな折、一つの報告が遠坂・言峰陣営に届けられた、それは聖杯戦争に参加するマスターの情報
御三家の一つアインツベルンのマスター、衛宮切嗣
魔術師でありながら魔術師らしからぬ手段で魔術師を狩る危険な男、この聖杯戦争に打ってつけの存在
狙撃、毒殺、公衆の面前での爆殺、乗り合わせたターゲットごと旅客機を撃墜・・・殺し屋、暗殺者という表現が至極妥当だ
常に冷静な対応を心がける遠坂時臣もこの時ばかりは露骨な嫌悪と怒りを表していた
魔術師とは世間の法から外れた存在、だからこそ魔術師は己のルールを厳格に守る
しかし衛宮切嗣は魔術師としての誇りを一切持ち合わせていない、そんな手合いは断じて許せない
・・・だが、言峰綺礼は別の感想に行き当たっていた

 

衛宮切嗣は世界各地の出没しているが、そのタイミングは常に「戦況が最も激化した時」であった
それはもう誇り云々の話ではない、自滅的な強迫観念である
ならばこの男の目的はなんだ、間違いなく言えるのは衛宮切嗣という男に利己という思考は無い
実利とリスクの釣り合いが完全に破綻した行動原理・・・では何を求めて?
飽く無く事繰り返された戦いは9年前、アインツベルンとの邂逅により幕を閉じる
・・・つまり、そのとき彼は答えを得たはずなのだ

 

自身にまだ聖杯を求める願いは見つからない、本来そんな人間が令呪を宿すはずがない
だがあの男には問わなくてはならない、何を求めて戦い、何を得たのか
たとえそれが必滅の戦場の只中であろうとも・・・
言峰綺礼の聖杯戦争は、こうして幕を上げた

 

台本はこうだ
言峰綺礼は聖堂教会から派遣という形で魔術教会に転属し、遠坂時臣師の元で魔術の修行を行う
しかし聖杯戦争が始まる段になって令呪を宿した言峰綺礼に遠坂時臣は激怒し破門、袂を分かつ
利害がぶつかり合った魔術師どうしが殺しあうのは日常茶飯事のためこれを疑う「魔術師」はいない
今から行う戦いは茶番劇だ、彼がサーヴァントとして呼び出したガンダムの担い手はキャスター(魔術師)として現界した
彼は不死身の存在だ、しかし彼が差し向けたのはその使い魔たる存在、キャスター自身は召喚されて程なく聖杯戦争に興味を無くし
自身の城に引き篭もった、もっとも彼の使い魔達が問題なく動くため令呪をもって強要する必要はない
強力なサーヴァントを手にしたと思い込んだマスターが強引な手段で強襲をかけ、返り討ちに合う
敗れたマスターとして聖堂教会の保護を受け、安全な場所でキャスターの使い魔達を動かし諜報に当たる
そこにアクシデントが一つ・・・

 

「イヤッホオオオオオオオオオオオオオオゥ!」
同じく強引な強襲をかけた別の勢力であった

 

突撃槍と共に突進してきた鉄巨人は一撃の元にトリコロール色の機体を一突きにして仕留めた
「やったぜ!遠坂って奴のガンダムッ討ち取ったりーーーーー!」
歓声を上げる男の声が突撃槍をもった鉄巨人から響く、だがその後ろに青い羽のガンダムが動く
何時からそこに居たのだろうか、このガンダムこそ遠坂の頭首が招いたサーヴァント

 

「やめてよね・・・」
絶対零度の地獄の底から出した冷たい声、突撃槍をもった鉄巨人は動かない
「僕が本気で戦ったら」
遠坂時臣のガンダムがその羽の全てを向け
「誰も生き残れる訳がないだろう」
色とりどりの光が穿たれた

 

「なんじゃそッ・・・!」         
突撃槍をもった鉄巨人は

 

  ・・・・・・・・・・・・
「指先一つ動かす事も叶わず」光の中に消えた
トリコロール色の鉄巨人も同じ運命を辿った
後には、カケラ一つ残ることは無かった

 

青い羽のガンダムの主がコクピットから降りる
その目は常に虚空を見開き、どこか人間離れしたような印象を与える
それはある意味死人のような目であった
「さて、首尾は上々・・・と」
遠坂時臣は優雅に笑みを浮かべる
アクシデントも思わぬ戦果になった、これで倒すべきサーヴァントは残り4騎

 

「お美事です、キラ・ヤマト元帥」
それは青い羽のガンダムの主の真名、彼は自身のサーヴァントに対し臣下の礼を持って振舞っていた
そのクラスはアーチャー、三騎士の一角
「時臣さん・・・すぐさま他のサーヴァントを炙り出してください、この戦いを即座に終わらせます」
冷徹な強さが込められた声、それは幾ばくか狂気を纏っていた
尋常ではない苛烈な意思、彼がそこまで聖杯戦争に駆り立てるのであろうか
「お待ちください元帥、今宵の仕儀は煩瑣なお手間をかけぬよう今後に備えた露払いでございます」
常に余裕を持って優雅たれ・・・遠坂時臣の態度は洗練された貴族のように振舞われる
「元帥の威光を知らしめた今、もはや徒に噛み付く野良犬もおりますまい、聖杯戦争とは、最後の一匹を仕留めれば事足ります故」
それに対して無言を貫くキラ・ヤマト、彼が自分のマスターの声を聞いているかどうかは怪しい
「しばらくは野の獣どもを食い合わせ、倒すべき獅子を見定めます、どうかそれまで今しばらくお待ちを・・・」
アーチャーは単独行動の能力がある、それはマスター無しで現界することを許される能力
それ故にアーチャーはマスターを軽視することができる、たとえその関係が致命的な破綻にならなくても
魔力経路を絶たれたまま出歩かれては何処で何をされても把握することはできない、しかし・・・
今のところは予定通りだ、遠坂時臣はこの聖杯戦争の勝利を確信していた

 

アーチャー:キラ・ヤマト マスター:遠坂時臣 MS:ストライクフリーダム
筋力:B 耐久:D 敏捷:A+ 魔力:C 幸運:A 宝具:EX
クラス能力 対魔力:C 単独行動:B

 

御三家のマスター達の利点が聖杯戦争における特権や既に構築した陣地である
ならば飛び入りの参加者達は彼等に比べ不利なのであろうか、否である
対するマスター達のアドバンテージはその正体が秘匿される点にある
故に正体の知れた陣営に偵察のための使い魔を放つのは至極当然の事である
・・・しかし、この展開を予想できる者がいるであろうか
「2騎やられた・・・?」
聖杯戦争に参加した少年、ウェイバー・ベルベットは目をぱちくりとひらく

 

「おいライダー進展だ!2騎も脱落したんだ!」
興奮した声でまくしたてるウェイバー
「それでどうした?ウェイバーよ」
抑揚のない声で返す東方不敗マスターアジア
「どうしたって・・・2騎やられたんだよ!聖杯戦争はもうこんなところまで進んでいるんだよ!」
さらにまくしたてるウェイバー、しかしライダー:東方不敗マスターアジアの態度は変わらない
ふぅ、と溜息をつく東方不敗
「その2騎はどうやられた、その場の戦い、しかと見たのであろう?」
明確な問題点を告げる東方不敗、つまり戦況ではなく戦う相手そのものを知るべきと言っているのだ
提出された問題が予想外だったのかしどろもどろに話すウェイバー
「えっと・・・一瞬のことでなにがなにやら・・・グヘッ!」
東方不敗の鉄拳が飛んだ、落第点である

 

「たわけが!ワシ等が戦うとすれば勝ち残ったほうであろう、そちらを見ないでどうするこの馬鹿弟子が!だからお前はアホなのだ!」
マッケンジー家に怒声が轟く、もし家主に聞かれたらどうするんだよと突っ込むこともできない
さっきから頭の中がぐるぐる回っている
「とにかくだ、その生き残っている方に気になるところはなかったか?」
そんな事を言われても・・・あった、重大な事を言っていなかった
「ガンダムだった・・・」
ウェイバーがポツリと・・・
「そこにいたサーヴァント全てがガンダムっていう鉄巨人だと思った」
その場で起こった戦いの全てを思い出せる限り語った

 

夜はまだ終わらない、そして戦いはガンダム達のぶつかり合いに留まらない
ビルの屋上にてスナイパーライフルを構える男がいる、アインツベルン陣営のマスター:衛宮切嗣
標的は他の陣営のマスターである
ナイトビジョンスコープを付けたワルサーWA2000は300m先に標的の姿をとらえていた
それは御三家の一つ、間桐陣営のマスター・・・間桐雁夜は死人のような姿をフードで隠し街を徘徊している
この男については既に仔細な情報が集められている
一年前に急遽聖杯戦争のマスターになった男、この一年以外彼が魔術の修行を行っていた形跡は無い
今もこうやって無防備を晒している、魔術師としても戦士としても論外の存在
仕留めるのは容易い、標的以外に人影は一切無し、銃爪は引かれ、弾丸が吐き出される
それは真っ直ぐ間桐雁夜の心臓を捉えた・・・はずだった

 

「馬鹿な・・・!」
スナイパーライフルの弾丸を個人装備で防ぐのは不可能、たとえ遮蔽物に隠れたとしてもそれごと貫通する、ならば魔術を行使したのか?
魔術に一生を費やした天才的、かつ何代も血脈を重ねた魔術の使い手でもなければ防御不可能である
たった一年魔術をかじった者が為しえる結果ではない、疑問は雨のように降って沸くが結論には思い至らない
しかし現実はその体で弾丸を弾き返し、五体満足で地に脚をつける間桐雁夜
その目は怒りと憎悪に燃え・・・狂気の咆哮を上げる、それはこのビルまでに響いていた
切嗣の反応は遅れた、羽虫が羽ばたく音が聞こえる・・・それは間桐の使い魔であり
切嗣の居場所が知られた事を指している、牛骨すら噛み砕く肉食虫「翅刃虫」の大群が迫る

 

  タイムアルター
「固有時制御―――」
自らの魔術を発動させる切嗣、それは時間操作魔術

 

 ダブルアクセル!
「2倍速!」
時間操作魔術は本来煩雑で大掛かりな魔術である
しかし自分の体内の時間経過速度のみを操作することで、たった二小節の詠唱で戦闘中に発動が可能となっている
これは魔術師にとって極限の魔術、固有結界をごく狭い範囲で行使する事によって実戦的に使えるようにしたものである

 

その体を加速させ走り出す切嗣、ビルを飛び降り置き土産には火炎手榴弾、スナイパーライフルと・・・押し寄せる羽虫の軍勢を焼き払う
さすがは聖杯戦争のシステムを、サーヴァントを縛る令呪を作り出した一族か
使い魔を使役する能力は三流以下の魔術師ですらこれ程の能力をあたえるのか、しかし・・・蟲は体に油を含む、火に弱いのだ
スナイパーライフルも焼き払った理由は逃走に極めて不利なため、もし官憲の目に留まる事があれば銃の取締りが厳しい日本ではたちまち行動不能だ

 

ビルから落下する切嗣、自身は2流の魔術師だがある程度の落下制御は可能
着地点は花壇の上、鍛えられた運動能力の持ち主ならその衝撃はパラシュート着地とさほど変わらない
固有時制御の反動に耐えながら落下制御の魔術の行使・・・全身の血肉が沸騰しそうになる感覚

 

逃げ出す時間は稼いだ
用意したバイクに火を入れ逃走する・・・その前に間桐雁夜がその姿を晒す、それもたった50m先にだ
ビルから飛び降り、着地するまでにそこまで追い縋って来た事になる、いったいどのような身体能力であろうか
「ぉぉぉおおおおおお■■■■■■■■■■■■ーーー!」
またも狂気の咆哮を上げる間桐雁夜、それはまるで自身がバーサーカーになったかのごとく

 

更に押し寄せる蟲の大群、次こそ逃げられない
ならば切り札を放つ、相手をもう三流以下の魔術師などとは思わない、一流の力を持っていると仮定して戦う
相手が強い魔術を行使すれば行使するほど、それを逆手に取る秘術が切嗣にはある
懐から取り出されるのは一丁の銃、単発型ハンドライフル:トンプソン・コンテンダー
狙いを付け、銃爪を引き、発射された弾丸が間桐雁夜の体を捉える
だがスナイパーライフルをも弾き返したその体をたかがハンドライフルで仕留められるのであろうか
不可能だ、しかし可能である、それは銃にではなく弾丸にある

 

(起源弾、術者の魔力を暴走させ、死滅させる)

 

トンプソン・コンテンダーを物理的に防ぐのには装甲車クラスの防御手段が必要、現存する個人装備では不可能である
魔術を使えば可能だが起源弾は魔術を暴走させる弾丸のために不可能、正に悪辣であった

 

その弾丸が間桐雁夜の魔術回路を切り裂き、出鱈目に繋ぐ
羽虫の軍勢は術者からの魔力を失いパタパタと地面に落ちてゆく、予想の範囲外だったのは尚立ちふさがる間桐雁夜の姿であった
さらには魔力の供給が失われているはずなのにその使い魔が微かに羽を震わせている、このままでは復帰される?
もう一つの銃を取り出す、サブマシンガン:キャリコM950が火を噴く、しかし弾丸は悉くその体によって弾き返される
「コイツは・・・魔術の力無しで・・・ッ!」
確信した、間桐雁夜は魔術師ではない
この世に出た「悪魔」のような・・・おぞましい何かだ

 

「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ーーー!」
咆哮を上げる間桐雁夜、戦闘力は健在
現在持つ火器でこの男を倒すのは不可能、他の武装は一本のナイフと、手榴弾が一つ
絶対絶命である、そのときである

 

悪魔のような男に対し、バイクが体当たりを仕掛ける、切嗣の用意したバイクだった
その背には何者も乗っていない、そのバイクが間桐雁夜の体を撥ね飛ばしていた
「キリツグ、ニゲルゾ!ニゲルゾ!」
カコッカコッと音をたてながらバイクが喋りだす、そして猛然とこちらに走り寄ってきた
何が起こってるのかすらわからない
しかし乗るしかない、このバイクでこの場を逃げ出さなくてはならない、その背に跨る切嗣
「アッシュクリュウシ、カンゼンカイホウ・・・トランザム!」
赤く輝くバイクが冬木の街を疾駆する、人影はいない・・・もっと早く気付くべきだった、人がいないその理由を

 

後ろに響く轟音、先ほどいた場所に蠢く巨大な何かが大地を割り現れる
蛇のような何かだ、何匹も何匹も集まる、逃げ遅れればその餌食になっていた

 

「この聖杯戦争は何なんだ・・・」
先行きの見えない展開に途方に暮れるしかなかった
「キリツグ、オチコマナイ!オチコマナイ!」
これはセイバーの差し金による物だろう、いまだ彼の考える事は理解できない
そんな折に彼の携帯電話に連絡が入る、それは更なる絶望を彩る情報となった

 
 

「第5話」  「第7話」

 
 

URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White