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ウルトラマンデスティニー_第02話

Last-modified: 2007-11-17 (土) 03:47:01

合成獣ダランビア、超合成獣ゲルズゲー登場





火星に現れた怪獣との戦闘中、ミネルバ隊隊員のシン・アスカは光の巨人へと変身した!





ウルトラマン「デアッ!」

マリネリスの前に立ち塞がり、ダランビアと対峙するトリコロールカラーの巨人は、両手を軽く開き構えを取った。

ダランビア「ギュオオオーッ!」

自分より巨大な相手に向かって光線を吐き出すダランビア。直撃すればザフトイーグルすら粉々になる破壊光線だ。

ウルトラマン「ハッ!」

しかしウルトラマンはそれに臆せず右手から手裏剣状の光弾を連射する。それはダランビアの光線と空中でぶつかり、相殺してゆく。

ギル「あれはイーゲルシュテルンか?・・・いや」

ウルトラマン「ゥ~、デヤッ!」

続けて左手からも同じ光弾を発射するウルトラマン。連射速度もどんどん上がっていく。ダランビアも負けじと光線を吐くが全く敵わず押し戻されてしまう。

ダランビア「ギュオ・・・ギャオオーッ!!」

ついにウルトラマンの光弾がダランビアに直撃する。亜空間バリヤーをはる暇もなく、光弾を食らい続けるダランビア。そして・・・

ダランビア「ギュオオーッ!!」

激しい爆発音と共に砕け散るダランビア。

ギル「なんて強さだ・・・」

ルナ「まだ一分しか経っていないのに・・・」

レイ「・・・まだだ!」

そう、白い球体はまだ残っていたのだ。しかし白い球体は逃げるでもなくダランビアの残骸に向かって飛んでいく。

ルナ「何を・・・えっ!?」

ルナが驚きの声をあげる。なんと白い球体はダランビアの残骸と融合していったのだ。

レイ「まずい、ルナ早く撃墜するんだ!」

レイが言うも、時既に遅し。白い球体は周囲の岩石だけでなく、なんと基地までも吸収し、更に巨大となってゆく。





ゲルズゲー「グオオオーッ!」

完全に復活したダランビア、いやすでにこれは別物だ。蜘蛛のような下半身に人型の上半身をもつ、超合成獣ゲルズゲーの誕生である。

ウルトラマン「・・・!」

慌てて構えなおすウルトラマン。だがその体に幾つもの光線が命中する。

ルナ「何よあいつ、両腕がビーム砲になってるじゃない!」

援護しようとするルナだが、亜空間バリヤーによって攻撃を遮られる。

ゲルズゲー「グオオオーッ!」

頭部と両腕、胴体からビームと思しき光線を怒涛のように連射するゲルズゲー。しかしウルトラマンはそれを避けもせず食らい続ける。

レイ「俺たちを守ってるのか!ギル!早くここから離れましょう!」

ギル「うむ」

ピコーンピコーンピコーン

その時ウルトラマンのカラータイマーが点滅を始めた。

ギル「やはりあのウルトラマンも三分程度しか活動できないのか・・・レイ、早く出せ!」

レイ「了解!」

総監たちを連れて発進するザフトイーグルP。ウルトラマンはそれを見ると空高くジャンプした。

ウルトラマン「セイッ!」

上空に飛びあがり敵の光線を避けると同時に飛び蹴りを放つ。しかしゲルズゲーはより強力となった亜空間バリヤーをはってウルトラマンを弾き返す。

ウルトラマン「ウアッ!」

受け身もままならず地に倒れ付すウルトラマン。そのカラータイマーは更に激しく点滅している。

ルナ「このままじゃ・・・」

レイ「負ける!」

二人が最悪の想像を始めた時、巨人に異変が起こり始めた。

シュウウウウ・・・

ギル「なんだ!?巨人の体色が、青から灰色の変わっていく!」

それと同時にカラータイマーの色が青に戻る。だが体のダメージは消えてはいないようで、フラフラと立ち上がる灰色の巨人。

ゲルズゲー「グオーーッ!」

容赦なく光線を乱れ撃つゲルズゲー。多数の光線が命中し、激しく吹き飛ぶウルトラマン。

レイ「ポテンシャルが下がっているのか・・・?」

ウルトラマン「ウ・・・ウウ・・・」

たまらず大地にうずくまってしまうウルトラマン。再びカラータイマーが点滅する。身体的なダメージも影響するようだ。



レイ「ルナマリア!ウルトラマンを援護するぞ!」

ルナ「ラジャー!」

レイとルナは次々とビームを放ち、ウルトラマンをサポートするが、亜空間バリヤーに全ての攻撃を跳ね返されてしまう。

レイ「息を合わせろルナマリア!」

ルナ「こんの~!」

レイ「・・・くっ!」

同時攻撃をしようとするレイだが、ルナは頭に血が上ったのか構わずビームを連射する。

仕方なくルナに合わせようとするレイだが、微妙にタイミングがずれてしまう。しかし

ゲルズゲー「ゲャアアアー!!」

レイ「!?」

不意に亜空間バリヤーが破れ、ルナ機のビームがゲルズゲーに命中する。

ウルトラマン「~~~!」

すかさず体勢を立て直すと全身に力を込め、さらにためた力を両腕から両手に移動させる。光り輝く巨人の両手。

ウルトラマン「~~デャアアッ!!」

そして両腕を前に突き出し、一発ずつ光弾を発射する。しかしその光弾はあまりにも小さい。

レイ「あんなものでは奴は倒せんぞ!」

レイがそう思うのも無理はなかった。実際、一発目はゲルズゲーのバリヤーに弾かれてしまった。だが・・・

パリーン!

ゲルズゲー「クゲオオオッオオー!!」

続く二発目はゲルズゲーの亜空間バリヤーを破壊し、さらにゲルズゲーの上半身を貫くことに成功した。

ルナ「!?」

ギル「なるほど・・・あの怪獣、自らのバリヤの出力を調整していたようだな。ウルトラマンはそれを見抜いた・・・」

レイ「一発目はフェイクで怪獣を油断させ、本命の二発目で怪獣を・・・」

ゲルズゲー「グ、グャオオオー!!」

ウルトラマン「・・・・・・・・・・・・」

断末魔の叫びをあげながら爆発するゲルズゲー。そしてそれを見届けたかのように消えていくウルトラマン。

レイ「勝ったな・・・」

ルナ「でも・・・シンは・・・」

安堵の息をつくレイ。しかしルナは仲間のことを思い表情を曇らせる。その時レーダーに反応が・・・

レイ「ルナ!」

ルナ「何よ・・・」

レイ「シンの救難信号だ!」

ルナ「えっ!?」

シン『おーい、早く助けに来てくれー!』

ハイネ「あいつ、生きてやがったのか!悪運の強い奴だぜ!」

ギル「オマエモナー」

タリア『全く・・・帰ってきたら厳重処分ね!』

シン『おーい!遭難させる気かー!』







こうして今、新たなるウルトラマンが誕生した。

そしてシン・アスカ=ウルトラマンインパルスの戦いがここから始まるのである!