Top > 小話 ◆9NrLsQ6LEU 氏_血溜りの狂笑(仮)_第02話
HTML convert time to 0.003 sec.


小話 ◆9NrLsQ6LEU 氏_血溜りの狂笑(仮)_第02話

Last-modified: 2009-05-11 (月) 20:40:55

C・Eの聖剣伝説とまで謳われる、最強の戦士であるキラ・ヤマト
そしてそのキラの親友であり、正義の騎士と称えられるアスラン・ザラ
いま、再びこの二人が互いの愛機を駆り激突していた。

 

「アースーラ~ン」
「キラ~」

 

キラの操る、ストライクフリーダムから誰でも使えるスーパードラグーンが飛び立ち、
アスランの∞ジャスティス目掛けて、虹色の怪光線を放つ。
キラ様お得意のマルチロックシステムによる達磨ット・フルバーストだ。
すると、今まで激しく回避運動を採っていた∞ジャスティスが突然動きを止め、
展開していたビームシールドを解除した。
当然狙ったとおりに、虹色怪光線が∞ジャスティスの手足を吹き飛ばしたところで
mission completeの文字が画面に現れた。

 

「流石はキラだな、俺じゃ勝てないか」
「そんな、偶々だよ。でもやっぱりアスランは強いね」
「なにを言っているんだ、10回戦って10回ともお前の勝ちじゃないか」
二人は珍しく訓練に禿げんでいたのだ。
アスランは兎も角、努力嫌いで有名なキラが訓練をするのは非常に珍しい、
ので色んな人達がその光景を見ていた。

 

ピンク頭の教祖様は
「まぁ、さすが私のキラですわ~、無敵ですわ~」と褒め称え

 

おっぱいの人の腰に手を回しながら鷹が
「まさに最強か、もう坊主なんて呼べないな、さすがはC・Eの聖剣伝説だぜ」と持ち上げ

 

たゆんたゆんしながら不沈艦長は
「ストライクフリーダムを完璧に使いこなせるのはキラ君だけね」と目を細め

 

片目の虎はコーヒーを飲みながら
「いや~僕の目に狂いは無かった、彼こそ救世主だよ」とうん、うんと深く頷く

 

仕事を放り出してきていた筋肉元首様は
「まったくだな、キラがいれば世界の自由と平和は守られるな」と太鼓判を押す

 

そんな評価を貰った、無敵で最強で完璧な聖剣伝説の救世主様は
「そんな~皆で煽てないでくださいよ~」とちょっと照れてみせた

 

そんな仕草にカメラ抱えた女、銀髪オカッパ、色黒炒飯、赤い髪の少女、黒髪の少女、眼帯をした女、
等々そこに居た全員が幸せそうに

 

「「「「「「あはははははははははは♪」」」」」」

 

と笑いあった、

 

歌姫の騎士団の平和な日常だ。

 

そして、ここに居ない人物に対して

 

『世界で誰もが平和に自由に暮らせている。お前も幸せだろう』と思った。

 
 
 
 

タン タン タン
水滴が床に落ちる音がする

 

タン  タン  タン
だが水ではない、もっと粘性の高いなにかが床に落ちる音がする

 

タン   タン   タン
赤い 紅い 朱い 粘性の高い液体が床に落ちる音がする

 

笑っていろ
哂っていろ
哄っていろ
嗤っていろ
嘲っていろ
最後に喩っているのは誰か見ているがいい

 

 

ククク

 

ククククク

 

クハァーハッハッハッハハァー
さあ!開場だ!開幕だ!開演だ!道化芝居の始まりだ!
笑う
世界が哂う
因果が哄う
呪詛が嗤う
血潮が嘲う
そして運命が喩う

 

影は歩き出す、その瞳に光を持って
その光とは
願いである
理性である
情熱である
希望である
そしてなにより狂気である
残されたのは物言わぬナニカ、そして呟き

 

「まずは・・・ひとつ」

 
 

】【】 【