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Azrail_If_550

Last-modified: 2007-11-09 (金) 21:57:42

「貴方がこれからすることは、彼らに対する裏切り行為ではないんですか?」
「裏切りですか・・・始めに裏切ったのは彼らですよ。同胞だと言いながら
 結果はこれです。地球に居る我々は、同胞ではなかったのでしょう。」
「彼らも貴方方の犠牲に悲しんでいるのに?」
「たしかに手足を切るのは痛いでしょう。ですが、切り捨てられた手足からすれば
 どんな涙もうれし涙にしかみえませんよ」
「私の故郷は非連合加盟国でした。それなのに奴等は私の恋人も、家族も、友人も
 殺したのです。私は奴等に復讐したいのですよ盟主」
「用済みになれば消されるかもしれませんよ?」
「構いません。最愛の人がいないこの世界は寂しすぎますから」
「分かりました。貴方にはヘリオポリスに行ってもらいます。ですが本当に二ヶ月
 で出来るのですか?」
「できます。オートバランサーも作れない自称新人類にはまけませんよ。では」

「宜しかったのですか?盟主」
「アジアにはね、こんな話があります。 毒をもって毒を制す とね」

核を撃たれて非核三原則をした日本と、宇宙だけにすりゃあいいのに地球に
NJ撃ち込んで大虐殺やったプラント。どっちが正しいのでしょうか? 

「おい、ヘリオポリスがザフトに破壊されたらしいぞ」
「これから出発って時に、血バレ血バレと言っといてこれか」
「周りは宇宙で逃げ場もないのに他に思いつかなかったのか低脳め、これで奴等の大義名分は無くなったわけだ」
「ユニウス7とは状況が違うだろ」
「敵の補給を叩くのは基本だ、民間人を避難させなかった奴等にも責任がある。奴等は同じ事をしたんだ
 これからは血のバレンタインを言い訳にはできんよ。それより今後を盟主に御伺いしてくる」

「用件は分かりました。貴方方は第八艦隊の所に向かって下さい。どうやら生き残りが其方に向かっているらしいので」
「はい。一つ宜しいですか、MSの設計図を見させてもらったのですが、態々欠陥も真似しなくても
 良いと思いまして」
「ほう。でしたら改良案も考えてあるんですね?」
「はい。まず搭乗口が前面にある場合うつ伏せに倒れた場合救助が困難です、頭部の前後辺りに変更したほうが良いでしょう
 それから緊急用のシャッターを付けるなら脱出装置に変えた方が生存率が上がるでしょう
 他にも幾つかありますが」
「なるほど。では、貴方方にはOSの他にMSの設計にも加わってもらいます。よろしいですね?」
「分かりました、やらせて頂きます。では」

「正気ですかこれ?いったい誰ですこれをやらせているのは」
「ジブリール氏です盟主」
「すぐに止めさせなさい、これが世間に知れたら面倒なことになります。しかし、彼には
 何かトラウマでもあるんですか?昔苛められたとか、女性に恥をかかされたとか」
「さあ、私にはちょっと」
「こんなものに出費するならNJの方に出した方がよっぽどマシです、素人の僕が思うんですから本職の軍人が
 相手にする訳ないでしょうに。極端にいえば遠隔自爆装置を付けた神風特攻野朗Aチームでも
 作ればいいんです。まったく余計なものをブツブツブツ・・・・・・」
「盟主そろそろ御休み下さい。ここ数日オーバーワーク気味です」
「アジアにはこんな言葉があります 24時間働けますか とね」

盟主はタフなビジネスマンなんです


「君がキラ ヤマト君か?OSを見せてもらったが、荒削りだが素人にしてはいい仕事をしている」
「は、はい。僕がキラ ヤマトですけどあなたは?」
「すまないが君には知る資格が無い、許して欲しい」
「いえ・・・あの、貴方はコーディネイターですよね?なぜ連合にその・・・」
「奴等に大切なものを奪われてな・・・君は血のバレンタインをどう思う?」
「え・・・それは連合が民間人に核攻撃をして、それが戦争の原因に・・・」
「本当にそうかな。核攻撃されてからNJを造り、それを前提としたMS、そしてそれを運用する
 艦艇や訓練、補給物資等、たった2ヶ月でできるわけがない。奴等は戦争をする大義名分が
 欲しかったのさ」
「そ、それじゃあ・・・」
「まああれがなくてもプラントは戦争を仕掛けてきたさ。だいたいあれだけ優遇されて何が
 気に入らないんだか。発展途上国の人が聞いたら激怒するぞ、奴等は地球に搾取されている
 と言うがプラントの建造費を返すのは当然だし、アイドル等の娯楽や各種兵器の建造等
 経済的、精神的余裕が十分にあったのだよ」
「君はアパートの住人が突然家賃を払うのが嫌だから、このいえを寄越せと言ってきたらどう思う」
「それは・・・でも」
「それに、私の住んでいた所は非連合加盟国なのにこれだよ。被害が少ない地域はそうでもないが
 それ以外は私のような者が多い、なんせ億単位の人が亡くなったのだから」
「君はまだ以前のようにプラントに好意的になれるかな?もしなれないならそれではダメだ」
「え・・・」
「君は私の意見のみで判断しようとしていないか?これは私個人の意見だ。色々な人達の意見
 を聞き判断して君の答えを出さなくては、美女に利用されて終わる男になるぞ」
「はい。じゃあどうすればこの戦争は終わると思いますか?」
「まあこの戦争はもうじき終わるが・・そんな顔をするな戦争には金がかかるものだからな
 このままならいずれ資金が底をつく、経済が破綻する前に妥協するさ。それに戦争にも
 ルールがある、それを破れば破滅しかない、人間はそこまで馬鹿じゃない。と話が
 それたな、戦争は政治家が終わらせ、軍人はその手助けをするものだ。もし今度誰かに
 聞かれたら、歴史と常識を勉強しろと言ってやれ」
「人は戦争を始める前命より大事な物があるといい、止めるときは命より大切な物は無いと言う
 軍人はその矛盾の一つだ覚えておくと言い。では元気でな」
「はい。あなたも・・・ありがとうございました。」

「別に礼を言われることはしていないんだが・・・準備はできたか?」
「ええ。たく時間を掛けやがって、知将じゃなくて痴呆だろうが。俺たちの重要性を理解しているのか?」

「えーと、これからはビーム兵器が主流になるだろうからPS装甲ではなくビームコーティングを
 全身に施す方がコストダウンになると・・・なるほど。で彼等は?」
「はい。民間人共無事地球に降り立ちました」
「彼等は本当にいい仕事をしてくれますね、これはなにかあげなくては、MSの
 兵器開発だけではなく、この間保護した彼等も任せましょう。フフフ・・・
 本当にGJですよ、おかげでここ数日家に帰ってません。これは夫婦生活の危機です」
「あ、あの盟主の奥方はどのような御方なのですか?」
「アジアでは彼女の様な女性をこう言うそうです ツンデレ とね」

盟主の奥方は彼の趣味と時代の最先端を両立する御方なのです


「ライフルに喰われて稼働時間が落ちる?ならライフルにもバッテリーを付けろ、次」
「追加装甲?MSの命の機動力と反応速度を落としてどうする。いや、とりあえず何機か渡して現場の意見を聞こう、次」
「ダガーの推力はもう少し上げられないか?三次元機動ができないと唯の的だぞ。そうだエールパックを改良して
 コストダウンすればいけるな、次」
「おー、まーだやってるのか?」
「オルガとスティングか、まだ寝なかったのか?」
「いや、これからオルガ兄さんとな。」
「ああ、と何だこれ、無線式ガンバレルボンバー君一号(仮)~ひでえセンス。使えんのかよ」
「カラミティーとかよりましだ。ご大層な名前付けやがって、あっさりやられたら泣くぞ俺は。と話がそれたな
 いままでの有線よりマシだろ、それに何キロも離れるわけじゃないし、まあ使えるかどうかは現場の判断しだいだな」
「それよりもっと強いMS無いのかよ?俺もスティング達もやってらんねーぞ」
「アニメじゃないんだ、新型新型じゃ整備もパイロットも部品もおいつか「うぇーい」てどうしたステラ?」
「おしっこ」
「だから寝る前にジュウスは飲むなと・・・い、いや怒ってるわけじゃ・・・そ、そうだあめなめるか?
 青汁からセンブリまで七食の味が楽しめる健康ってなんで泣くんだ、何で逃げるんだステラー」
「あ、ラミアス技術少佐あなたなら判って「さあステラいきましょうね」」
「うんおばさん」「おば・・・・」
「なんで誰も判ってくれないんだ・・・」
「あのなあおっさん、あんなの喰ったらトラウマになるぜ?シャニとクロトに試しに喰わせてみたら
 シャニは根暗になるは、クロトは滅殺とか言い出すし」
「オルガ兄さんそれは・・・」
「おっさんじゃない、おじ様だより格調高くな。いずれNJも無力化される、そうなればやっぱり空の王者は
 戦闘機だし、地上の王者は戦車だ。」
「じゃあMSは要らなくなるのか?じゃあそうなる前に俺達も出たほうがいいんじゃねーか?」
「そうはならないだろうが、お前達を戦場には出さんぞ。戦争は大人がするものだ」
「でも俺達もう間接的に人を殺してるんだろ?」
「それでもだ。偽善でけっこう、それを嗤う奴なんざ糞くらえだ」
「MSはこれから色々役に立つぞ。スポーツになったら面白いのにな、○○ファイトーとかな」
「アニオタかよ」「ステラ萌ぇーとかいってんだぜ、ぜったい」
「お前等俺を何だとってか、いったいどこから憶えてくるんだ?」
「「盟主」」
「・・・・・・・」

「じゃあ戦後はこの計画を始めて下さい」
「はい盟主。ですがこの計画のお蔭で、戦後の軍縮の際の失業率が少しは和らぎますね」
「これが世間に受け入れられれば新しいビジネスになりますし、何十年後にはこれで
 国家間の問題も解決するかもしれませんよ?軍隊を否定するつもりもありませんがね」
「アニメの用にはいきませんが。アリーナ計画ですか、よく思いつきますね彼は」
「アジアではね、彼等のことをこう呼ぶそうです アニオタ とね」

盟主は我等にも理解がある御方なのです  


「ブリッツの搭乗者は評議会議員の息子だって?いったい何考えてんだか、そんなに子供に箔をつけたいのかね」
「奴等に常識を求めるのは止めてるよ。どんな奴か会ってみたら、血バレだ同胞だ言うんで俺の過去を話したら泣きながら
 謝りやがって、俺じゃなかったら殺されてるぞ。」
「プラントじゃ成人らしいが所詮ガキだ、肉体より精神の成長の方が早いならとっくの昔に戦争は無くなっている」
「まったくだ。じゃあ俺は盟主にご報告してくる、ついでにあいつ等の摸擬戦も御覧になってもらおう」

「アラスカの被害はザフト地上軍が八割ほど、味方は有志で残った者以外は全員無事撤退しました」
「殆どを無人機にして敵を誘い込む作戦だったとはいえ、全員は無理でしたか。残された遺族の保障を徹底して下さい
 我々にはこれしかしてやれませんからね・・・彼等が命懸けで稼いだ時間無駄にはしません」
「はい。NJの目処も立ちましたし、これで民間人の死傷者も減るでしょう・・・はい・・・盟主、彼から通信が入っていますが」
「繋いで下さい・・・久し振りですね。アラスカの映像は見ましたか」
「お久し振りです盟主。はい、拝見させてもらいましたがあの分けの分からないザフトの新型は欠陥機です」
「欠陥機ですか?十分凄いと思いましたが」
「確かに機動力、攻撃力は凄まじいのですが総ての武装を使うと一瞬止まるのですよ」
「は?」
「ですから戦場のど真ん中で止まるのです。試しにオルガ達に見てもらったらいい的だといっていました、ちなみに
 カラミティーにはそんな欠陥はありませんので御安心下さい」
「そうですか、それを聞いて安心しましたよ。彼等とはその後どうですか?」
「なかなか楽しくやっていますよ。今日も彼等の摸擬戦があるので御覧にってなんだ、何アウルが散々ボコボコにして
 ステラがキレたー?アウルは?やられた?オルガとスティングは?なにいまやられた?じゃあクロトとシャニは?もうやられた?
 やくにたたねー。ステラ、とりあえず落ち着け、な?ほ、ほら炭酸入り青汁でも飲んでって何でこっちに銃口むけるの?
 ちょっまてステラ、話せば分かる、な?すてあーーーーーー」

「さて、次の仕事はなんです?」
「め、盟主よろしいんですか?」
「誰も死んではいませんよ。それより今日は必ず帰るんです、何が何でも。今日は妻の誕生日なんですよ
 それをすっぽかせば・・・・・・・・ころされる」
「しかし・・・・・」
「アジアにはこんな言葉があります それはそれこれはこれ とね」

盟主は妻の影に怯えつつもがんばるビジネスマンなのです


「オーブやプラントの件は聞き及んでおります盟主って大丈夫ですか?ずいぶんお痩せになったんじゃありませんか」
「いえ、大丈夫ですよ。しかし何をトチ狂ってオーブにあんな物を、あれじゃマスドライバーは
 つかえませんね。連合に協力しただの新型MSを強奪しただの、いまさらグダグダと中立国が
 二枚舌なのは常識でしょうに」
「敵を誘い込んで殲滅するのは立派な作戦です、それに引っかかる方が悪いのに自分たちの無能を棚に上げて卑怯だ卑劣だと
 言っているような連中です。だいたい殆ど無人機なんです、動きで判るでしょうに。まあ砲戦型で最前線に出てくる馬鹿共です
 連合軍を舐め過ぎなんですよ。それなのに寄せ集めで此処のマスドライバーを破壊しようなど、しかし作動する前に
 打ち落とせて良かったですよ、まさかあんな物とは」
「対策は出来ていますね?」
「勿論です盟主。元々MSは宇宙用が前提ですからあんな物効きませんよ。それよりクライン親子の方です、シーゲルの方は
 色々な冤罪を付けられ裏切り者として殺されたようですがね。哀れではありますが同情はしませんね、何が穏健派だ
 すぐ殺すのが強硬派なら、ジワジワ殺すのが穏健派ですか?嗤っちゃいますよ」
「親が親なら子も子ですか。歌姫なら歌姫らしく反戦の歌でも歌っていればいいのに、正直僕には理解できませんよ」
「人格はともかく歌は好きなんですがね。それと例のディスクの評価が終わりました、正直余り使えませんね
 まず動力ですがMS用とはいえ原子炉です、専門家がいなければ無理です、MSを整備するのとは違いますから
 消耗品や弾薬を補給するとき一緒にバッテリーも換えますから。自由の方はこの前言いましたが正義の方も色々と
 ありまして、簡単に言いますと後ろの分離する補助兵装、分離中に破壊されると本体はパワーと稼働時間の長い
 デュエルと同じですそれに飛べなくなりますし。あと両機共最大の欠陥は破壊されると核爆発は起こしませんが、大量の放射能をばら撒くと
 いうことです」
「なるほど。また一つカードが手に入ったわけですか。」
「地上でこんな兵器を使うとは、奴等肉体を強化しすぎて精神が退化したんじゃないのか。そうか、だから子供が
 出来ないんだな。種として終わっているとは、さすがプラントの新人類・・・と失礼しました盟主」
「いえ、しかし面白い話ですね。種として終わってますか、まあクローニングもテロメアの問題がありますしね」
「いえ、テロメアの問題はありませんよ。ここまで遺伝子をいじれるんですから、それをしないのは嫌がらせか
 三流ですね。そうゆう奴に限って超人類を作ろうとしたりするんです、アニメじゃあるまいし、私達だって武器を
 持った素人にでも囲まれたらボコボコにされますよ」
「そうゆう風に考えられる人が少ないんですよ世の中にはね」
「私がいくらがんばっても貴方の様には出来ませんよ。では」

「プライドばかりでかくてハーフを差別するようなプラントの奴等はさっさと滅びればいいんだ・・・て
 なんで俺のカツ丼と味噌汁に蜂蜜がかかってるんだ?それも一瓶分」
「おじ様この前紅茶に蜂蜜入れてた」
「いや、紅茶とカツ丼は違うだろ?お前等も見てたらとめろよ」
「だって「「「「なあーー」」」」」
「ステラ悪い子?またあのあめ食べさせられるの?」
「い、いや。ステラはいい子だよただ「うぇーい」・・・ちゃんと最後まで人の話を聞こうよ?
 (こいつ等憶えてろよ、そうだ、今度の新型バッテリーの稼動試験で気になるあの子の名前を
 言わないとずっとちょっとだけよダンスを踊るようにしてやる)・・・いただきます・・・ゴフ」
「ププ・・・よかったなーステラ、あいつ泣くほど喜んでるぞ。これからもがんばれよ」
「うん。すてらがんばる」
「オルガ兄さんは何を読んでるんだ」
「六法全書。将来俺はスーパー弁護士になるからな、恩があるあいつや盟主が捕まったら弁護して
 やろうと思ってな・・・もちろん有料で」
「捕まるのが確定なのか?(まあ脱税とかしてそうだけど)」

「くしゅん・・・と次はこの件ですね」
「盟主、本当に大丈夫ですか?」
「ええ、(明け方の連続三回はさすがに死ぬかと思いました。-ブルーコスモスの盟主腹上死か!?-
 ・・・いやすぎます)
「盟主、何か?」
「いえべつに・・・」
「アジアでは僕の様な漢をこう言います 勇者王 とね」

盟主はどんな時でも女性に恥をかかせない漢なのです


「ボアズ攻略おめでとう御座います盟主」
「いえいえ、僕は地上にいましたから。全ては彼等のお蔭ですよ」
「ここまでこれたのも貴方のお蔭ですよ。それより量子通信システムを組み込んだミサイルの開発に手間取りまして
 申し訳ありません、これが間に合っていれば連合兵の死傷者の数をもっと減らせたのですが」
「しょうがありませんよ、プラント攻略戦には間に合うのでしょう?」
「はい。ですがプラントからはまだ停戦を言ってこないのですか?」
「ええ、切り札でも有るのか未だ何も。早く停戦勧告に合意すればこれ以上死傷者を出さなくてすむのですが・・・
 そういえば例の件済ませておきましたよ、貴方方はそれだけの仕事をしてくれましたからね」
「有難う御座います盟主、これで戦後彼等に普通の生活をさせてやれます」
「いいんですよ、僕にも責任の一端は有りますし。しかしこの程度の善行では地獄行きは確定でしょうけど」
「そのときは私も一緒に逝きますよ、一人よりは寂しくないでしょう。では」

「我々の名を騙ったテロリストの処理が終わりました、それとジブリール氏の進めていた計画を破棄させました
 ですが宜しかったのですか?あれを使えば核ミサイルにNJCを付けずとも「いいんです」」
「この戦争でまた軍事技術が上がりました、次に戦争が起これば確実に人類が滅ぶほどにね
 これ以上の戦力は不要です。せめて僕達が死ぬまでは平和であって欲しいものですがね」
「それより世界中の核兵器がいま月に有るのですね?」
「はいプラント攻略の名目で月に集めさせました」
「ではプラントとの停戦と同時に全て廃棄処分して下さい、旧世紀の負の遺産など僕達には
 必要ありません」
「盟主、貴方という人は歴史に名を刻むことでしょう。私は貴方の補佐が出来た事を光栄に思います」
「大げさですね、僕は盟主としての仕事をしているだけです。それよりもブルーコスモスの名を騙る
 テロリストの排除を徹底してください。彼等は少々やり過ぎた」
「はい、盟主。真に青き清浄なる世界のために」
「アジアにはこんな言葉があります 仏の顔も三度まで とね」

盟主は自然環境保護団体ブルーコスモスの盟主なのです


「戦争終結おめでとう御座います盟主。終わってみれば当然の結果でしたね、人口二千万ほどのプラントが勝てるはずがない
 ですがこれからが大変ですね」
「ええ、戦争は始めるよりも終わらせる方が難しい、それよりも平和を維持する方がもっと難しいですからね。しかし
 量子通信とは便利ですね、ほぼリアルタイムで見ていられましたよ。これも新しいビジネスになります」
「量子通信技術は以前から研究されていたんですが、この戦争で技術が一気に確立しました。戦争で大切なものや
 巻き込まれたことがない者は 戦争こそが人類を進歩させる者だ と本気で思うでしょう」
「まったくです。しかしジェネシスですか?あれにはさすがにまずいと思いましたよ、途中変な奴等が来てすぐ消えましたが、艦艇に装備された光波防御帯も
 あれにはさすがに耐えられませんでしたから。あれの攻略にいったいどんな手品を用意したんですか?」
「手品でも何でもありませんよ。メビウスにミラージュコロイド発生装置を付けただけですから、奴等もそれで
 あんな物を隠していたんですから卑怯とは言えないでしょう。しかし奴等も人的資源不足から量子通信ミサイルを使ってくると
 思っていましたが、最後までMS至上主義を捨てませんでしたね」
「彼等にとってMSは自分たちの正義の象徴ですからね、MSに自由と正義と名付ける位ですから。それよりも
 これからのことです、戦後の復興、NJの撤去、コーディネイター問題等山済みです」
「でしたらまずプラントと共同でユニウス7を平和公園等の施設にしてみてはどうでしょう?この戦争で使われた兵器も
 展示して戦争の悲惨さと残虐さ、平和の尊さや反戦を掲げれば、少しは火種がなくなると思うのですが」
「考えておきましょう。・・・2つほど質問させてもらえますか?」
「質問ですか?」
「1つ、貴方の復讐は終わりましたか?」
「復讐ですか・・・、今でも彼等を許せそうにありません。ですが、彼等にもこうなる事情があったのだと
 今では考えられるようになりました」
「そうですか。2つ目です、貴方はいったい誰なんですか?」
「・・・・・」
「貴方のことは既に調べが済んでいます・・・もう一度聞きます、貴方は誰なんですか?」
「・・・私は唯のコーディネイターの技術者です。それ以上でもそれ以下でもありません。では」

「宜しかったのですか?盟主」
「いいのです。彼が何も言わないのならそれでいいのです」
「アジアにはこんな言葉があります おわりよければすべてよし とね」

「(・・・さようなら、腹違いの兄さん)」

盟主は愛する妻のため今日も戦うビジネスマンなのです