Top > CEvsスペゴジ第04話
HTML convert time to 0.004 sec.


CEvsスペゴジ第04話

Last-modified: 2014-03-10 (月) 15:44:30

ミッション報告から20時間後



ストライクフリーダム、インフィニットジャスティスに装備するAFSを完成した。

本来AFSは、核動力MSであるこの2機に装備するためにカガリ他、アスハ派の技術者たちが開発したもので、

ブルーに装備されていたものはそれらの実験機の一つである。もっとも、実験機と銘打ってあるがその実験機は一基しかなく、

両機に装備される物も、わずかなデータのみで作られた試作品でしかなく、

ブルーに装備されていたものとたいした違いは無く、故障する危険性が無いとも言えない。

しかし、技術者たちは不安など一切抱いてない。よっぽど腕に自信があるのだろう。と思うだろうがそれは違う。

彼らの頭の中には『故障しても、スーパーコーディネイターのキラ様がいる。だからきっと何とかしてくれる。』

という、どうしようもなく他力本願な考えがあった。

実際、この4年間に発生したMSを使ったテロ事件の殆どは、キラとアスランの二人だけで解決してきた。

専用機の圧倒的な力を持って、だ。

さらに付け加えると、キラは機体の整備を他人に任すことをせず、自分だけで行えるだけの才能を持っているのだ。

だから、技術者たちの中にこのような他人任せな考えが生まれてしまっても、おかしくは無いのだ。







AFS完成から10時間後

ところ変わって、オーブ司令部

再び開かれた会議においてロンド・ミナ・サハクは、首長であるカガリ・ユラ・アスハと対峙していた。

対峙した理由は、今後の対生物の戦略における意見のくい違いである。

当初ミナは、劾のもたらした戦闘データを提示し、生物の戦闘能力の高さを改めて示しつつも、

物理攻撃の有効性を説明していた。

このときまでは、カガリもミナに賛成していた。







「現状でMS2機のみで生物と戦うのはあまりにも無謀過ぎる。」

「より詳しいデータの収集と、戦力の回復を待つべきだ。」

と、慎重に進めるべきだと主張したミナに対しカガリは。



「生物が本格的に動く前に叩いておくべきだ」

「戦力が多くとも、町の状態がアレではまともな動きは期待できない」

「ゆえに少数精鋭で一気に決める」

と言う速攻戦をかけるべきだとミナとは逆の主張した。

ミナとカガリの討論は長々と、それでいて激しく続いた。しかし熱戦虚しく、カガリの意見である「ストライクフリーダムとインフィニットジャスティスで速攻をかける」に決定した。

この決定は、カガリの取り巻き将校たちの後押しがあったためである。



会議終了から5時間



現在ミナは、対生物戦で得られた戦闘データの研究を行っている。

それと同時に可能な限り戦力になる人材を探していた。

これらの行為は、もしもキラ・ヤマトとアスラン・ザラが生物に敗北した時、後々の対生物の準備…所謂『保険』である。

彼女自身、これらの行いが無駄なものになってほしいと心の中で思いつつも、この行動は必ず無駄にはならないだろうという、出来ればあってほしくない自信があった。