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DEMONBANE-SEED_ですべのひと_05_1

Last-modified: 2013-12-22 (日) 19:29:13

~ wikiに掲載されている話を見たこと前提 ~


前回までのデスティニーベイン!


遂に現れたブラックロッジ幹部・ティベリウス、ティトゥス。
覇道邸への襲来……ティトゥスと対したのは執事ウィンフィールド。
まさかの活躍を見せ、魔術師相手に互角以上に戦って見せた。
一方九郎達はティベリウスの力に翻弄され、ボコボコにされてしまう。
しかし、その決着に水を差したのは他でもない。
マスターテリオンその人だった……


「へー……
 って、それは原作六話! デスベのおさらいはどこ行った!
 つーか俺は!? シン・アスカは!?」


|(・・;)=3


「逃げるなぁぁぁ!!」

まあ、ド・マリニーの時計のせいか、はたまた神様の悪戯か、
デモベループに巻き込まれてしまったシン・アスカのお話です。
彼が何故ロイガー、ツァールの力を手に入れられたのか、携帯に何が起こっているのか。
それはまあ、これからの展開を楽しみにしていてもらえると。


始まりがアレですがね!


青い空、白い海、光る太陽。
空気違いな程に輝くこの場所。
こうして来てみると、魔術とか邪神とかの存在する世界とはまるで違うように見える。
昔は家族と来たものだけど、今は同僚や上司と来ている。
こうして考えると、大人の付き合いになってきたのかな……。
ちなみに原作と比べるとチビキャラが二人増えてる。まあ言わずもがな。



ところで。
「…………あぢー」
空気の読めない魔法使い族が一体。
「DA☆MA☆RE。
 大体ここに何しに来たと思ってるんだ、お前は」
「そりゃアンタへの依頼だろ?
 それもオカルト絡みでいかにも魔術師の仕事的な」
……あくまで、ここに来た理由は観光ではない。
ここインスマスで起こっている不可解な事態、それの原因究明、解決のためだ。
しかし魔導探偵らしい仕事だと涙すら流した九郎がこれなのはどうか。
「大丈夫だろ。アルだってあんな感じだし」
で、勿論そのだらけ探偵の相棒はちゃんと遊びまくってる。
原作通りの描写は……さあ早く原作で補完する作業に戻るんだ。移植前か移植後かはお好みでどうぞ。
「それに、どうせ今日は何も起こりそうにないし。今日くらいは遊んでもバチ当たらないだろ?」


―――言って気付いた。
何で俺はそんなことを口走ったんだ?
これが普段であれば、俺はこう結論づけるだろう。こんな雰囲気だし別にいいじゃんと。
ならばこれはなんだ。
心の中に妙にひっかかる、この感情は―――


わぷっ!

「どうだ! これぞ我が至高にして究極のコンボ攻撃ぞ!
 某スーパーな大戦に参加した暁には……」すなわち荒れる話題ですね! わかります!「ほーらほら、九郎ちゃんにシンちゃん、油断してると後ろからバッサリよん?」
水鉄砲装備の魔導書とシスターのツインユニットが同時攻撃を仕掛けてきた。
つまりお誘いだ。
我慢の限界なのか、九郎は少しばかり考えた末

→せっかくだから俺はこの「遊ぶ」の選択肢を選ぶぜ
 ころされても あそばない


すっとんでく。
変な選択肢が見えたが気にしない。
俺も参加しようと駆け寄る前に、アルの肩に乗っかってる「双子」が目に止まる。
なぜ海仕様なのかは気にしない。
そいつら、口を開いたと思ったら
「主……凡骨ですか」
「ヘタレ化は進行中のようです」
OK、どうやら二人も俺を誘っているようだ。
闇のゲーム的な意味で。


 機神咆哮デスティニーベイン
  PHASE-5「Evil Shine」


「すみませーん、そのボール取ってくださーい」
(結局九郎含め)皆で遊んでいる最中に、誰かがボールを飛ばしてしまったらしい。
でもなーんか聞き覚えがあるな、と思ったら。
『あ』


凍りつく周囲。
止まったような時間。
無言で歩み寄る二人―――。
「爆撃掌!!」「シェルブリットバースト!!」
皮切りは、クロスカウンターだった。


「何でアンタまで此処に居るんだ! しかもあの奴等に思いっきり溶け込んで!
 多少マシかと思ってたがもうアンタも仲間か! すっかり元の電波ビンビン野郎になってしまったのかよ!」
「電波は否定したいね! 生きていくにはこれしかないわ、フリーダムの存在にも困るわ、
 逃げられないわでこうするしかないじゃない!?」
因縁ある者はやはり因縁ある者と?
九郎達があの科学者やその部下どもと喧嘩している最中、
俺とキラ・ヤマトのマシンガントークも幕を開けた。
よりによってあのキ……もういいや。それと和やかにビーチバレーとか何やってるんだ。


「ええい、仕方あるまい。こんなこともあ(ry

ここらへん原作とあんま変わんないんでスルーしていいですか?
ほら、錆びたドラム缶があそこにあるし。
もうアホかと。馬鹿かと。あまりのアホさに何も言えない俺。
「kiss☆summer!! 我輩とて無限の可能性の中で爆発的な成長を遂げる大天才、
 貴様のような凡人にはこの『患部で錆びてすぐ発進
 ~天才のスーパーウェスト無敵ロボ28號は大変な自由を盗んでいきました~』の違いは分かるまい!」
「色々言いたいが、お前がニコってることだけはわかった。ニコ厨乙」
どんな略語だ、それわ。さすがキ印の扱いは大十字のお家芸だと言いたいが。
なに、貧乏人がそんな単語を知っていていいのかって?
今は西暦何年なのかを考えたらどうでもよくなる。
「汝も随分と読者への発言が板についてきたな」
うるせいよ。そこの読まれる側。

「で―――どうするんだ?」
「フン、こうするまでよ」
俺の問いに答えるように、キ印がギターを取り出す。
「右から スパコディ 文句を言ってきた~♪」
「それ、僕のこと? というか何でその単「天才は それを 左に受け流す~♪」」
「何したの? ねえ、僕が何をしたんだ?」
「――――受け流すのも、自由だァァァ!!」
「聞けよ! つーかいきなりネタ変更されても困るから!」
必死に叫ぶキラ。それを右から左に受け流してギターをかき鳴らすウェスト。
正直聞くに耐えないと思ってたら



「コール、フリーダァァム!」
ガィン。

「――――」
場内の雰囲気が凍りつく。
「……おかしいである。本来ならあれで破壊ロボの中からフリーダムが
 剣を突き立てられた黒ひげの如く出てくるはずなのであるが。
 ……リトライ。コール、フリィィィダァァァム!!」
ガィン。
勿論、ロボ内部からの音だった。

場内の全員の意見が一致した。
―――なにやってんだお前。

「イ゛ェアアアアアア!!」
キ(ry の悲鳴と撲殺音が響く。
なぜだか、この瞬間だけキラと息が合ったような気がした。
「アレでフリーダム呼ばれても失敗しても、なんか嫌じゃない?」
ですよねー。

―――さて。
俺とキラ・ヤマトがここにいる以上は、色々と確執があるし
聞かなきゃならないことも山ほどある。
こいつのやったことも忘れていない。
だけど。
「やめてよね。君がいくら頑張っても僕の前でご馳走にありつける訳ないじゃない?」
「アンタって人はぁぁぁ!!」
今はとりあえずその蟹を返せ。
つーか食うな。俺が懸命に働いて得た機会を潰すな。食うな。
お前自分のあるだろ。お前自分の食えって。
だからちょ、おい、カニ食うなってー!!
「んぐ……はい、完食♪」
「ちくしょー……食われた……」
待ちわびた宴席イベントを食い荒らされ、失意体前屈。
話が遅れたけど、結局話は夜になって今はホテルの中。
覇道の件で行くんだから、どんな食い物が待っているかも気になるところだった。
だのに、これだ。
「うさ(・x・)うさ(・x・)うさ(・x・)うさ(・x・)うっさっぎー!
 ウサギと亀の大一番、勝利したのはウサギさん!
 我輩の配下に勝てぬようでは、役立たずもいいとゴフッ」
「うるさいロボ、博士」
「とりあえずウルセイ」
見事な合体攻撃。なんかキラも波長が合ってきたよなあ。
何でここにキ印がいるか? 俺に聞かないでくれ……。

「主、これを」「お気を確かに」
うう……ロイガーにツァールが慰めてくる。
魔導書に慰められるとかどんだけー。
とりあえず渡された蟹を一口。

……蟹?
「どこから持ってきた」
「「あそこから」」
蟹? あ、いいよ。蟹、いいよ。蟹。
……そこには手付かずの蟹があった。
当人がキ印にかまけているうちに、復讐と言わんばかりにキラの蟹を食い漁る俺。
「つーか、何であいつらの食事も出てるんだ……」
「主、私にも」「私にも」
二人にも分けてやる。普段はちびなんで、少しでいいだろう。
こうして食べる姿を眺めてると、やっぱ仕草とかは双子だなぁと呑気に思っていた。
「……シ~ンく~ん?」
背後の存在をすっかり忘れていた。
「あ、アンタも俺の蟹食っただろ! これでおあいこだよ!」
「……君はd「あなたたち~?」うわ!?」
会話に割って入らないでください総帥。つーか臭っ! 酒臭っ!!
絡まないで腕まわさないで勘弁して。この臭いがなきゃおいしいシチュ……いやいや。
「それは君のラッキースケベを否定する考えじゃないかな?」
うるさい。お前も同じような目にあってるくせに。
つか敵をなんとかしようとしませんか総帥。
「飲みっぷりが足りませんわねぇ~。うり、一杯一杯」
無理そうだ。
そして俺に突き出されるアルコール。
まあ確かにプラントじゃ成人ですが、というか総帥かなり酔って
「 飲 め 」
……はい。

「……うぅ」
ふらつきながら腰にタオル一枚という格好になった俺。
露天風呂にでも入って酔いを覚まそうと。
流石にあの空間にいたら……

 ~回想~
九「一番、大十字! ハムスターやります!
  『はむはー!!』」
姫「反則。ラス○ブネ○ス! ついでに○サルト○ーマー解除!!」
九「ぐげぶほっ!!」
シ「おーい、大丈夫か……?」
九「……よ、ヨ○ンという奴は死んだよ」
シ「ネタ合わせるなよ! GXか!!」
姫「あら、じゃあ次はシンさんにやってもらおうかしらぁ?」
シ「ぐ……に、二番シン・アスカ、仮○ライダーやります!
  『倒してもいいよね? 答えは聞かないけど』」
姫「同ベクトル。必殺、俺の必殺技!」
シ「グアアアアア!」
 ~回想終了~

死体の山になりそうだな。別の意味で。
というわけで、そんな回想してるうちに身体を洗い終わった。
さっさと入るか。野郎のサービスシーンなんて誰も期待してな……
い、一瞬悪寒が走ったけど気のせいだ。
酔っているからだな。断じて一部女性の視線とか感じてない。
そう思って、熱い温泉に身を落とす。
「露天風呂って……気持ちいい……」
一万年と二千年前から……何でもない。



……気が付くと、見知らぬ場所を歩いていた。
暗闇の空、荒れ果てた大地……そして、デモンベインの残骸。
一体ではない。荒れ地のあちらこちらに、
視認できるだけでも何十体ものデモンベインが「亡くなっている」。
ある物は下半身が消えていたり、ある物は腕が欠けていたり、ある物は頭部が飛んでいたり。
ただ―――五体満足なデモンベインは、一つたりともなかった。

ただ、その中を俺はひたすらに歩き続けた。
それしかできなかったから。それしか知らなかったから。
そして、漸くその中で何かを見つけた。
人がいる。
銀の長髪を後ろで束ね、こちらに背を向けている。
俺は、いつしか走っていた。彼女に追い付くために。
何故かは分からないが、俺は「掴まなくてはならない」気がしていた。
それが彼女なのか、はたまた別の大事なものなのか……



そして、やっとの思いで届く位置に手を伸ばした―――瞬間。


霧散した。

視界に拡がる紙。紙。紙。
書かれている文字は読めない。
自らの眼前で、少女の形は砕け散った。
今俺の前にあるものは、ただの紙切れだけだった。
膝をつき、くずおれる。
なぜだか、とても悲しかった。無性に悔しかった。やるせなかった。

「―――まだ、巡り逢える」

この夢の中で、最後に聞いた言葉は、それだった。

「……ちゃん、シ………ん!」
気付いた時には、誰かに揺り起こされていた。
俺はどうやら、風呂の中で寝ていたようだ。
「あ、起きた……もう、お風呂の中で寝るものじゃありません!」
……ライカさんか。
ぼうっとした頭で彼女のことを視認―――

そしてまた夢の世界へと旅立った。

そう。ライカさんの見事な00が、至近距離で俺の視界と煩悩に武力介入してきたのである。
その後無意識に出してしまった鼻血のせいで思考を読まれ、
文字通り叩き起こされたのは言うまでもない。
ツッコミ激シクナリマシタネ。九郎のときより。……なぜに?


いや、ほら。
隠し芸大会で一回脱がれて(水着着てたけど)、
そのあと至近距離の00(タオルあったけど)の武力介入とか。
耐えられると思うか、普通?


それからまあ、またバカ騒ぎに戻ったりして慌ただしくも楽しい一日が過ぎ去っていった。
フラグ? なんの話かな。俺には毛頭関係ないことだ。
ほら、この物語の主人公は俺でもデモンベインの主人公は九郎じゃないか。
チクショー!!


「主、大丈夫ですか」
……ああ。なんか電波が飛んできただけだ。問題ない。
「あちらを」
双子に誘われて向こうを見ると―――


「何でそんなもの持ってるんですか総帥」
着ませんよ。そんな服なんて着ませんからね。
つーか、しまえよ☆セーラーふく!
なにその制服! ちょ、まともに選びなさいよ!
「シンさんにツインテールの髪型ひとつ」
聞いてねえしっ!!
そしてあっと言う間に囲まれる俺。
なに手招きしてるんだ九郎。一人無意味にキマった女装させられたのがそんなに嫌なのか。
俺も嫌だ。そんな骨格が変わって見えるような女装なんて絶対に嫌だ。
そして汗…ベイベェ…のひと、BGMで主題歌を歌わないでください。
とにかくメイドさんたち、頼むから離してくださいってかむしろHA☆NA☆SE!
「黙りや! 男にはなぁ、逃げたらアカン時があんのや!」
女にされそうですがチアキさん。
「主人公下ろされたままの癖に我が儘言わないでくださいですぅ~」
それ、俺に対してこうかはばつぐんだからソーニャ。
「……男のままでいられると目に毒」
本当に性別までは変えませんからねマコトさん。
嗚呼、なんたる四面もとい三面楚歌。
「シン様、お覚悟を」
ごめん四面楚歌。
ウィンフィールドさん、あなたも来るのは反則です。
「君は、何をそんなにいやがるんだい?」
……だからさりげに混じるなよキラ。
しかもこいつもセーラー服似合ってるし。
って、待てよ?
「それでは皆さん……やっておしま~い!!」
総帥、その格好あんたまさか「「あらほらさっさー!!」」


 ~ ぐだぐだ劇場 ~
姫「さあ、始まるザマスよ」
九「いくでガンス……」
キ「ふんがー」
シ「まともに始めなさいよ!
  ……って、やっぱこれかああああああ!!」


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