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R-18_Abe-SeedDestiny-X_安部高和_18

Last-modified: 2007-11-09 (金) 20:43:38

ヴェサリウス、ブリッジ。
「では行ってくる」
「留守番よろしくね」
「ちょっと待ってください」
ヴェサリウスはオーブに寄航していた。まぁオーブは中立故にまっとうな手段での寄航は出来ないので、
人気のない場所に密かに着艦させたのだが。
そしてシャギアとオルバはインモラルの情報を集めようとオーブへ降りようとしたのだが、
アビーから待ったがかかった。
「どうしたアビー?我々に何か問題でもあるのか?」
「大体想像はつくけどね・・・・・・」
「オルバさんは問題ありません。ですがシャギアさん、その格好はなんですか?」
シャギアとオルバは、普段とは違う服装をしていた。いつもの服では目立つし、目的に適した服を着るというのは
工作員としては当然の事だ。まぁオルバはフリーデンに乗り込んだ時もいつもの服でしたが。
オルバはツナギを着ていた。もちろん某ゲイ様の着ているATフィールドのようなツナギではなく、どこにでも
売っていそうな至って普通のツナギだ。モルゲンレーテの作業員に扮してインモラルの情報を集めに行くので、
この服装は非常に理に適っている。
しかしシャギアは、スーツを着ていた。白いワイシャツに黒のスーツ、そして伊達眼鏡なぞをかけていた。
見てくれは普通のサラリーマン、どこぞの会社に潜り込むというのなら分かるが、もちろんそこらの会社に
彼らが望むようなものはない。
「ふむ・・・・・・似合っていないか?」
「そういう事ではありません。あなたは何をしに行くのですか?」
危険を冒してまでオーブに降りたのだ。遊んでいる暇などありはしない。野望成就のため、彼らは日々前へ
進んでいかなければならない。
それはシャギアも重々承知している。と言うか言い出しっぺは彼だ。
そしてそんなシャギアは、アビーの問いに堂々とこう答えた。
「決まっている。教壇に立つのだ」

オーブ市街、国立セイラン高等学校。
「いやはや、助かります。なにぶん教師の数が不足していましてねぇ」
「私でお役に立てるのなら光栄です、教頭先生」
頭の禿げ上がった教頭に連れられ、シャギアは廊下を歩いていた。
このセイラン高等学校――通称セイ学は、アスハ高等学校と並んで歴史のある学校である。偏差値はアス高に
及ばないものの、部活・・・・・・特にテニス部は全国に名を馳せる程だ。なんでも質量を持った残像を発生させる
テニスプレイヤーがいるとかいないとか。
このセイ学に、シャギアは臨時教師としてやってきた。彼は高い金を払って教員免許を偽造し、この学校に潜り込んだ。
では何故彼は教師をやろうと思ったのか。世界をしっちゃかめっちゃかにするという壮大なのか小さいのか分からない
ような目的に、教壇に立つという行為は不必要な事であるにも関わらず。
その理由は、図書館にある。このセイ学には、貴重な書物がいっぱいあるのだ。もしかしたら世界をメチャメチャに
する方法の書いてある本があるかもしれないと、彼はこうしてセイ学に潜り込んだのだ。
「もしかしてあなたはアレですか?金八先生に憧れて教師になられたとか?」
「いえいえ、滅相もない。あんな問題児だらけのB組の担任になるのは御免ですよ」
「だよね。あ、着きました。ここです」
とあるクラスの前で、教頭が立ち止まった。
「一時間目はここでお願いします。まぁ問題のある生徒はいますが、3年B組ほどではありませんので」
「分かりました。それでは後ほど」
教頭が去ったのを見送って、シャギアは教室のドアを開けた。

オーブ、モルゲンレーテ。
「上手く侵入は出来たけど・・・・・・」
ツナギを着たオルバは、モルゲンレーテに潜り込む事に成功していた。
しかし侵入出来たのはいいが、右も左も分からない状況になっていた。
それも当然の事、いつもはスパイからの情報で内部構造やらなんやらを知ってから侵入するのに対し、今回は
一切の前情報無しで侵入したのだ。
「えっと、コンピュータルームは・・・・・・」
目的地はモルゲンレーテの情報が集約されているコンピュータルーム。そこに行ってアビーから受け取ったディスクを
適当なパソコンにインストールすれば、全ての情報がヴェサリウスに流れていくという寸法だ。
なのだが、その場所が分からない。ここにはデパートのような案内図があるわけでもないので、オルバには見当すら
ついていなかった。
誰かに訊くという手はNG。「コンピュータルームってどこですかね?」と訊いては、関係者ではないという事が
即座にバレてしまう。
故にオルバは目立たぬようにあちこちをうろついていたのだが、不意に女性に声をかけられた。
「あなた・・・・・・受け顔よね」
エリカ・シモンズ。この部署の責任者であり、腐った女子と書いて腐女子と読む女性だった。まぁ女子と言うには
歳がゲフンゲフン。
「は?受け?」
「あなた、良いわ。ちょっと来なさい」
「え、ちょ――」
わけも分からずに、オルバはエリカに引っ張られて行った。

モルゲンレーテ、所長室。
「・・・・・・」
椅子に座らされたオルバは、女性に囲まれていた。対面に座ったエリカを始め、他の三人も美人と言えるような
容姿の持ち主だった。
普通に考えるのなら男子諸兄にとってはウヒョーな状況なのだが、
「上よりは下よね、やっぱり」
「半裸の方がいいかしら?それとも全裸?」
「髪を下ろした方がキュートかも。こう、風呂場とかでさ」
全員腐女子だから困る。ちなみに名前は右からアサギ、マユラ、ジュリだ。PLUSモードの信頼度をMAXにしたマユラは
なんかエロいよね。
「えっと・・・・・・僕はなんでここに連れてこられたんですか?」
「夏コミのためよ」
よく見ると、エリカ達はスケッチブックに筆を走らせていた。オルバがちょいと覗き込むとそこには何故か全裸になった
自分が描かれていたので、オルバは考えるのをやめた。
「ええっと・・・・・・」
「あ、動かないで。・・・・・・うん。オルバくん、だったっけ?あなたのエクスカリバーは何センチ?」
「は?エクスカリバー?」
「まぁいいわ、想像で。・・・・・・うん、10センチくらいかしら」
「意味は分からないけどなんかバカにされてる感じがするよ・・・・・・」
ちなみに日本人の平均エクスカリバー長は12センチである。
しかし困った。これではコンピュータルームを探すどころではない。
「あの・・・・・・僕用事があるのですが――」
「ああ、ごめんね。アサギ、紅茶を淹れてちょうだい」
「は~い」
オルバの言葉などガン無視で、エリカはアサギにお茶を淹れさせた。
「はい、どうぞ」
「・・・・・・どうも」
「スケッチしてるから動かないで飲んでね」
なんて無茶な事を言いつつ、エリカは筆を走らせていく。
「・・・・・・、はぁ」
オルバはため息をつき、カップを手に取った。この瞬間、オルバは任務を諦めた。
「・・・・・・美味しい紅茶ですね。アールグレイは僕も好きなんですよ」
「それダージリンよ」
「・・・・・・」
もうどうにでもなれ、とオルバは思った。

オーブ、セイラン高等学校。
「つまりこれは、徹底的に、しつこく、細々と、という意味のある単語である。これはテストに出すからな」
そう言いながら、シャギアは黒板に文字を書いていく。
一時間目。この教室では、国語の授業が行われていた。皆静かに、黙々とノートを取っていた。
と、
「先生!質問です!」
静寂の中、勢いよく手が挙げられた。
手を挙げたのは青い髪の少年。質問があると言いながら、しかし彼の顔は何らかの好機を得たかのような顔だった。
「ふむ、おまえは確か・・・・・・アウル・ニーダ、だったな?で、質問とはなんだ?」
手を挙げたのはアウル・ニーダ。連合の新三馬鹿にして、重度の中二病患者である。
「その単語・・・・・・根掘り葉掘りの根堀りってのは分かるんです。根っこを掘るように徹底的にやるってのは。
だけどさぁ~」
するとアウルは机をばしっと叩き、続けた。
「葉堀りってのはどういう事だよッ!葉っぱを掘ったらすぐに突き抜けちゃうじゃね~かッ!掘れるモンなら
掘ってみろってんだチクショウ!舐めやがって!クソックソッ!!」
言いながら、ボゴボゴと机を乱打するアウル。
「・・・・・・」
突然のアウルのトチ狂いっぷりに、シャギアは言葉を失って他の生徒は「またか・・・」って顔をした。
「・・・・・・、なんだアレは?」
とりあえずシャギアは、一番前の席の生徒に訊いてみた。
「アウル君は中二病なんです。この前も蛙を体に貼り付けて「殴ってはいけない」とかなんとか言ってました」
「なるほどな。しかし今時ジョジョの第五部だとは・・・・・・」
まぁ「あーんスト様」な腐女子がいた事を考えると、昔の中二病患者にはこういった奴もいたのではないかと
容易に推察出来る。俺もスタンド欲しいですよぉ・・・・・・スタンド待ってます・・・・・・ボス・・・・・・。
ともかくアウルの奇行の原因を理解したシャギアは、彼に向かって言った。
「アウル。別に葉堀りはおかしくはないぞ」
「え・・・?」
「確かに『葉堀り』は根堀りに語調を合わせてつけられたものだ。しかし考えてみたまえ。例えば根っこを掘る時、
おまえはどれくらい掘る?」
「え、えっと・・・・・・雑草なら10センチくらいだけど」
「そうだ。せいぜいそのくらいなんだ、根っこを掘るという事は。そして葉堀りだが、おまえは一つ思い違いをしている」
「思い違い?」
「何故おまえは葉っぱを表から裏にかけて掘るとしか考えない。むしろ葉堀りとはな、葉の先端からその付け根に
かけて掘るという意味なのだ。するとどうだ?すぐに突き抜けるか?」
「・・・・・・いや、結構な長さはあるけど」
「つまりそういう事だ。もしその葉がトトロが傘代わりにしていたアレなら、むしろ根を掘るよりもより一層掘れるとは
思わないか?」
「・・・・・・」
まさかマジレスされるとは思っていなかったアウルは、口を噤んでしまった。
「これで問題は解決だ。他に質問はあるか?」
「・・・・・・、ないです」
わけのわからない敗北感に打ちひしがれ、アウルは着席した。
「す、すごいですね、先生・・・・・・」
「なに、私の弟も昔は同じような者でな。同い年ながら昔はよくああ言って納得させたものさ」

セイラン高等学校、図書館。
「ほう?さすがにでかいな、有名なだけあって」
今は昼休み。シャギアは昼食を速攻で食べて、この図書館に赴いていた。
この図書館は校舎とは別に建てられたものであり、むしろ高校よりも大学にあるようなものだった。
「さて、私の欲する書物は、と」
時間的な猶予はあまり無い。シャギアは『さ行』のエリアへ行き、背表紙を順々に見ていった。
「世界をメチャメチャにする本、世界をメチャメチャにする本・・・・・・」
己の欲する本の題名を呟きながら横歩きをするシャギア。しかし――
「ば、バカな!無いだと!?」
シャギアの望む本は置いてなかった。しかしなんと言うか、まぁ、当たり前だ。
その後も思いつく限りの題名を探し歩いたのだが、シャギアの望む本はついぞ見当たらなかった。
「いや・・・・・・冷静に考えればあるはずがないな」
そう悟ったシャギアは、適当な本を持って椅子に着いた。
「ふむ・・・・・・この作者は歳を取らないのか?」
なんとも濃ゆい表紙の本(漫画)を読み耽るシャギア。
「くそっ、zだと!?こっちはxとyで手一杯だってのに!」
すると、そんな声が隣りから聞こえてきた。
短髪で緑色の髪の生徒。ちらりと見ると、彼は教科書や参考書を広げて勉強をしていた。
まぁ図書室で勉強するというのは不自然な事ではない。シャギアは目を本に戻し、ページをめくっていった。
「いや、こいつのパンティは要らないな・・・・・・」
「先生!図書館では静かにしやがれ!」
「いや、明らかにおまえの方がうるさいぞ・・・・・・」
「そんな事より先生!これはどういう事だ!?」
緑髪の生徒――スティングは、とある数式を指してそう言った。
「ふむ・・・・・・」
シャギアの担当は国語と英語である。つまり数学は彼の得意とするところではなく、言ってしまえばシャギアにとって
この数式は象形文字と同じ意味合いを持つものだった。世界をメチャメチャにする本はなかったが、シャギアを
チンプンカンプンにする数式がこの図書館にはあった。
しかし今のシャギアは教師。生徒の前で「分からない」などと言ってはいけない人間なのだ。
「あー、それはだな、うん」
言いつつシャギアは、必死に考えた。この場を切り抜けられるであろう、適当な言葉を。
――む!
そしてシャギアは思い出した。意味はよく分からないが、それっぽい単語を。もちろんそんなもの、調べればすぐに
バレてしまうようなものだが、今日さえ乗り切ればもう彼と会う事はない。この場さえ凌げればそれでいいのだ。
「ふむ・・・・・・それはバルキスの定理を使うといい」
「・・・・・・あんた、言ってる事がうちのアウルと同レベルだぜ」
「・・・・・・」
切り抜けられなかった。現実は非常である。

「よし、それではこの問題を・・・・・・」
五時間目。シャギアは英語の授業を行っていた。
そしてシャギアは、よくない噂を耳にしていた。
曰く、「このクラスには悪魔がいる」。どうやらその悪魔は体育教師よりも恐ろしいらしく、その悪魔の辞書には「容赦」の
文字は存在していないらしい。
しかしシャギアはその悪魔の詳細を知らない。ただ分かっている事は、金髪だという事。
「じゃあおまえだ。ステラ・ルーシェ。前に出て空欄を埋めるんだ」
「・・・・・・」
ステラは無言のまま席を立ち、ゆっくりとした足取りで黒板に向かっていった。
ちなみに彼女は金髪だった。しかしこの時のシャギアは、まさか悪魔が女性であるとは思いもしていなかった。
「・・・・・・」
ステラはチョークを持ったまま、無言で黒板を見つめていた。
「・・・・・・どうした?」
「・・・・・・、分からない」
つぶらな瞳をシャギアに向け、ステラは静かにそう言った。
「そうか。いいかステラ、これはだな・・・・・・」
そう言ってシャギアは空欄に答えを書いた。
「『shine』・・・・・・シャインだ。輝くとかそういった意味の単語だ。分かったか?」
「・・・・・・?」
シャギアを見たまま、かくんと首を傾げるステラ。どうやらあまり分かっていないようだ。
「ふむ。しかしこの単語は非常に覚えやすいものだ。ローマ字で読むと「死ね」になるからな。いいか、「死ね」だ」
「――ッ!?」
瞬間、ステラの肩がびくっと震えた。同時に生徒達が机ごと黒板から離れる。
「・・・・・・?どうしたんだ?」
ステラの挙動を不審に思ったシャギアは彼女の肩に手をかけた。
そして次の瞬間――
「おまえが死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

――「ハアッオ゛!!」
「ぶふっ!?」
モルゲンレーテ、所長室。
突然の兄のテレパシー、それも断末魔に近い叫びを聞いて、オルバは紅茶を吹き出した。
「・・・・・・」
「あ、すみません!」
真正面から紅茶の噴射を受けたエリカは、大層不機嫌な顔をしていた。
――「ど、どうしたんだい、兄さん!?」
――「き、巨乳に襲われているのだオルバよ!」
――「いや、よく意味が分からないんだけど」
――「言葉どおりの意味だハアッオ゛!!」
――「兄さん!?大丈夫なの兄さん!?」
――「これはダメかも分からんね」
――「待ってて兄さん、すぐにそっちに行くから!」
するとオルバは立ち上がり、エリカにこう告げた。
「すみません、急用が出来ましたので失礼します!」
「え?いやもう少しで完成するんだけど」
そして返事も聞かずに、オルバは所長室から出て行った。
「な、なんなのかしら突然・・・・・・」
「怒ったんじゃない?」
「まぁ朝から昼過ぎまで拘束してればねぇ」
「まぁ後はどうとでもなるわよ。問題はエクスカリバーに鞘を付けるかどうかだけど・・・・・・」
「鞘はアリね。なんとなくそんな感じがするし」
オルバが去った後も、彼女らは801談義に花を咲かせていた。

「本ッ当に申し訳ない!」
セイラン高等学校、職員室。
その応接間で、ステラの保護者は頭を下げていた。
「ほら、おまえも謝るんだ!」
「・・・・・・、ごめんなさい」
「いや、別に大した事はないのですが・・・・・・」
そうは言うも、シャギアの顔はボコボコだった。
しかしそんな事よりも、シャギアには気になる事があった。
その保護者は、顔半分をすっぽりと黒い仮面で覆っていた。その様は怪しさ爆発セガサターンであり、とても人の
親とは思えない様相だった。

「その仮面は一体・・・・・・」
「あ、コレですか?いやお恥ずかしながら、戦争の後遺症ってやつで」
もちろん嘘である。これはステラが自分のプリンを食べた時にうっかり「死ね」と言ったせいで付けるハメに
なった仮面である。
「戦争ですか。いや、どうやらまた戦争が始まるようですが」
「そのようですね。でもまぁ、オーブは中立ですから。毎回きっちり巻き込まれてますけどね、実際」
そう言ってワッハッハと笑う保護者。当然笑い事ではない。
「・・・・・・。まぁ、とにかく。これからは気をつけてください。退学もやむなしという声も挙がっているようですので」
「それはもう!今後二度とこんな事がないように言い聞かせますので、退学だけはどうか!」
再度頭を下げる保護者。シャギアは知らないが、彼の言う「二度とこんな事がないように」は既に15回目だった。
と、
「兄さん!!」
ツナギを着た青年がドアを開け放った。
「おお、オルバよ。早かったな」
「兄さん!一体何があったのさ!?ってうわ仮面だ」
「結構気に入ってるんだけどな、これ・・・・・・」
「いや、実はな・・・・・・」
シャギアは事情をかいつまんで説明した。
「そんな事が・・・・・・」
するとオルバはステラをきっと睨み、怒りを込めて言った。
「兄さんをこんな目に遭わせて・・・・・・おまえなんか死んでしまえ!!」
「――ッ!?」
「「あ」」
既に事情を知っている二人は、すぐさまステラから離れた。
「どうしたの兄さん?なんで離れるのさ?」
「オルバよ・・・・・・どうか耐えてくれ」
「よすんだステラ。言っても無駄だと思うけど」
「え?え?何がどうなって――」
「おまえが死ねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「ハアッオ゛!!」
ステラの痛烈なボディブローがオルバの腹に炸裂した。
「これはダメかも分からんね」
「いやもう!今後二度とこんな事がないように言い聞かせますから!」
そんな16回目のセリフが、オルバの断末魔の横で言われた。

機動戦士阿部さんSEED DESTINY X
第十八話~三年B組の問題児の多さは異常~

(番外)打ち切り