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R-18_Abe-Seed_安部高和_10

Last-modified: 2007-12-27 (木) 10:21:49

アークエンジェル、ブリッジ。
キラを加えたアークエンジェルは、次の目的地を決めあぐねていた。
「ハワイなんてどうかしら?」
「艦長・・・遊びに行くんじゃないんですから・・・」
「じゃーもうどこだっていいわ。決まったら起こしてね」
そう言ってマリューは椅子を倒し、眠りにつく。
地球連合の命令を反故にしたアークエンジェルはお尋ね者になっていた。
結果的にはサイクロプスは発動しなかったのだが、発動前に逃げたという事が
お偉いさんにバレたためだ。
加えてザフト製MSの所持・・・アークエンジェルのクルーは戦犯扱いを受けていた。
サイクロプスの件についてアラスカ基地の部隊は混乱しているものの、時期に彼らからの
追撃を受けるのは明白だった。
「浦賀行こうぜ浦賀。来航しようぜ!艦白いけど」
「あ、俺牛丼食いたい!噂によると牛丼屋って殺伐としてんだってな!」
「そんな事よりヨドバシ行かね?」
「フヒヒヒヒ・・・」
皆の意見は分かれ、なかなか決まらない。
と、そこで久しぶりのあの人の声がブリッジに響いた。
「オーブに行きましょう」
キラ・ヤマト。超不本意ながらアークエンジェルを援護してそのまま乗り込んだ、
死んだと思われていた少年だった。
「キラ・・・」
「あそこなら僕達を匿ってくれるはずです。カガリもいるし」
――すげー頼りになんないけど。それにこんな個人情報の詰まったMS、モルゲンレーテ
でもなけりゃ解体できないしね・・・
「でもあそこって中立でしょ?軍艦を入れてくれるかしら・・・?」
「んじゃあちょっと訊いてみるよ」
ピッポッパ
「・・・・・・あ、もしもしカガリ?キラだけど。これからそっちに行っても・・・え?失くしてごめん?
何を言ってるのか分からないよ。・・・え、アスランが?・・・で、ちゃんととどめは刺したの?

 

治療したって!?何考えて・・・・・・石?石がどうかしたの?・・・うん、うん・・・。はぁ!?
カガリそれ騙されてるよ。・・・で、話戻すけどそっち行ってもいいよね?・・・え?軍艦は
ダメ?・・・・・・しょうがないなぁ、せっかくお土産持って行こうと思ったのに。あー、別に要らない
んなら・・・・・・お土産が何かって?・・・・・・うん、すごい貴重な石なんだ。世界に二つとないね。

 

え?言ってない言ってない。カガリは騙されてなんかいないって。・・・あ、欲しいの?うん、
分かった。じゃあ引き換えにAA入港させてよね。・・・うん、分かった、じゃ」
ピッ
「オッケーだそうです」
「んじゃ、決まりね。ノイマン」
「サー、イエッサー!」
交渉が終わったと同時にマリューは目を覚まし、針路をオーブへと向けた。

 

「パナマだ。以上、解散」
ヴェサリウス、ブリーフィングルーム。
そこではまるでテンプレのような光景が広がっていた。
「つまりパナマを落とせばいいんですね?」
イザークも徐々に慣れつつあった。
「そうだ。あそこのマスドライバーは放置しておくわけにはいかんのでな」
「了解しました!」
「今回の任務には新兵器の投入が予定されている。うまくすれば戦闘をせずに落とせる
やもしれんな・・・」
「はっ!必ずやパナマを落としてごらんにいれます!」
「悪いけど、俺は行かないよ」
異を唱えたのは阿部だった。
「阿部貴様!!遠足じゃあるまいし、行かないで済まされると思っているのか!?」
「落ち着きたまえイザーク。・・・阿部、良かったら聞かせてもらえないかな?非常に好戦的
であるキミが作戦を拒む理由を」
「なぁに、ちょっと同僚を迎えに行こうと思ってね」
「ほう・・・。確かに我々はそろそろ宇宙に上がらなければならんからな。ここいらで回収
をしておかねばな・・・」
「そーゆー事。ってわけで、俺はオーブに行ってくるよ」

 

「阿部!おい阿部!!」
ヴェサリウスの艦内通路。
「なんだいイザーク?」
「貴様がさっき言っていた同僚って、まさか・・・」
「御名答さ。今オーブに向かってるっぽいから、ちゃっちゃと回収してくるよ」
「ディアッカが生きて・・・!阿部!その任務、俺にやらせろ!!」
「いや、ダメだ」
「何故だ!?」
「オーブってのは中立だろ?そこに堂々と戦艦引っ下げて行けるわけないでしょ。だとしたら
単機での侵入・・・・・・ここからオーブまで補給なしで行けるのって、俺のインモラルしかないでしょ」
「ぐっ・・・・・・確かにそのとおりだ」
インモラルのエネルギーは事実上無限なので、超長距離の飛行も可能なのだ。
もちろん本来インモラルのエネルギーは無限ではない。
良い男の為せる業、である。
「だからイザークはパナマを落としながら待っているといい。それが終わった頃には
ディアッカとご対面って寸法さ」
「・・・分かった。だが阿部!ちゃんと連れ戻さなかったら承知せんぞ!!」
「ああ。そんときゃ好きにしていいぜ・・・・・・ベッドの上でな」
「・・・・・・!?さ、さっさと行ってしまえ!!」
「赤くなっちゃって・・・・・・カワイイじゃないの」

 

パナマ基地。
ザフトのMS、ジンは、円柱のような形をした機械を次々と設置していった。
『準備、整いました!』
「よし、起動だ!!」
イザークの言葉を合図に、クルーゼの言っていた新兵器『グングニール』が作動した。
『な、なんだぁっ!?』
すると、今まさにこちらに向かわんとしていた連合のMSが、突如糸が切れたように
くずおれた。
「ほう・・・・・・すごいものだな、これは」
グングニール・・・・・・MSの体に良くない電波を発生させてその機能を停止させる、
まるで猛毒のような兵器だった。
「勝敗は決したか。各員、投降する者を速やかに収容しろ!」

 

「いやぁ、すごい兵器でしたね」
パナマ基地全土を見渡せる丘の上。
イザークとニコルは、そこで腰を落ち着けていた。
「ああ。連合のMSなぞ恐るるに足らんという事だ」
「・・・今頃阿部さんはオーブでしょうか」
「ふん!ヘマをしてなきゃいいけどな!!」
「相変わらず素直じゃありませんね・・・」
「ば・・・ニコル!突然何を言い出す!!」
「ふふっ・・・」
穏やかな時間が、緩やかと流れていく。
ここでの仕事は終わり。あとは阿部とディアッカの帰還を待つだけと思われた矢先――
『ぐあぁぁぁぁっ!』
「――!?な、何事だ!!」
コクピットから聞こえてきた味方の悲鳴に、イザークは素早くデュエルに乗り込んだ。
「どうした!?おい、聞こえるか!?何があった!!」
しかし相手からの返事はない。
『い、イザーク・・・・・・あれを』
同じくブリッツに乗り込んだニコルからの通信。
「・・・・・・ば、バカな・・・」
イザークは己の目を疑った。
味方MSを次々と蹂躙していく、肉色のMS。
その配色に、イザークとニコルは見覚えがありすぎた。

 

「・・・・・・・・・・・・い、インモラルだと!?」

 

『あーあー、オーブの皆さん』
オーブ近海。
そこには、連合の艦隊がずらりと並んでいた。
まるでオーブを包囲するかのように。
『そこに足付きが隠れているのは分かっています。すぐに差し出してください』
人を小馬鹿にしたような口調で、この部隊の責任者はオーブ軍にそう告げた。
『30分待ちます。それまでに足付きを差し出さなかった場合には――』
責任者――ムルタ・アズラエルは続ける。
『――オーブを攻撃しちゃいます』

 

「民に避難勧告を出せ!」
「もうやってます!!」
オーブ軍基地。
オーブ首長ウズミ・ナラ・アスハは、そこで声を張り上げていた。
「まさか速攻でバレるとは・・・!」
オーブは再びアークエンジェルを入港させた。
カガリのお願い・・・ではなく、オーブの量産MSの最終調整にどうしてもキラの手が
必要だったからだ。
しかし、今回は前回とは事情が違っていた。
前回のAAは地球軍所属の艦だったが、今のAAはお尋ね者の艦。
中立云々を差し引いても、軽々しく入港させてはいけない艦だった。
ちなみに普通は追跡を撒いたり誤魔化したりしつつ航行するものなのだが、我らが誇る無能艦長様
はクルージングでも楽しむかのようにぽけーっと航行してきたから困る。
「どうしましょうウズミ様!アークエンジェルを差し出しますか!?」
「ならん!事情はどうあれ我らはアークエンジェルを受け入れたのだ!アスハの名にかけて、
我々オーブは最後まで面倒を見る!!」

 

「サイ君、状況は?」
「連合艦隊、以前オーブを包囲しています!!」
「あっちゃあ・・・・・・ちょっちまずいかもね」
アークエンジェル、ブリッジ。
連合の標的とされたAAは、出航の準備をしていた。
「無事に抜けられるといーけど・・・」
「ま、無理だろうなこれじゃ」
「あら少佐。もう訓練はおしまい?」
「こんな時にそんな事やってらんないっしょ。俺は静かに楽しみたいタチなんでね」
「あーっそ。・・・で、これからどーしよっか?」
「艦の安全を第一に考えるとこのままここに隠れてた方がいいんだが・・・そうするとオーブがな。
かといってむざむざ敵の前に出たらあっという間に蜂の巣だ」
「・・・・・・で?」
「いやはや、八方塞ってやつじゃないのか?」
「相変わらず役に立たないのねあなた」
「そう言うなって。新しいOSのおかげでストライクに乗れるようになったんだぜ、俺は!」
キラがフリーダムを受け取ったおかげで、ストライクは空きMSとなっていた。
そこでナチュラル用のOSをストライクに組み込み、フラガがそれに搭乗するという事になったのだ。
「そ。また腹痛になんなきゃいいけどね」

 
 

「艦長、あとどれくらいですか?」
連合艦隊旗艦、ブリッジ。
金髪の男が艦長に問うた。
「は。あと3分です」
「そうですか。・・・・・・で、彼らの準備は?」
「万全であります!」
「ならいい。・・・・・・くっくっく」
金髪の男――ムルタ・アズラエルは、嫌な笑いを零した。
「あー、もういいでしょ。ちょっと早いけどやっちゃいましょう」

 

「敵戦艦、砲撃を開始しました!!」
「んじゃてきとーに迎撃お願い。少佐、あなたも出てくれる?」
「まーかせときなって!この辺で株上げとかないと、坊主に嫌われちまうんでね!」
「・・・!?て、敵MS・・・・・・ガンダムタイプです!!」
「え?・・・まじ?」
「しかも三機です!艦長!!」
「気張りなさい。んじゃ、少佐――」
「あ、あたたっ!!急に腹が!!」
「・・・・・・少佐」
「は、腹が、腹がぁっ!!」
「・・・・・・大丈夫?お腹出して寝てたりしない?」

 

アークエンジェル、捕虜の間。
ミリアリアの手で、鉄格子の扉が開かれた。
「・・・・・・出なさいよ」
「ガクガクブルブル」
隅で縮こまっているのは捕虜になったディアッカ・エルスマン。目下精神崩壊中だ。
「この艦なんかやばい事になるみたいだから。あんたさっさと逃げないと死ぬわよ?」
「ガクガクブルブル」
「・・・・・・はぁ。ここ開けとくから、さっさと逃げなさいよ」
そう言って、ミリアリアは去っていった。

 
 

オーブ近海、海上。
インモラルガンダムは、ミラージュコロイドを展開しつつ飛行していた。
「さぁて、もうちょいで・・・・・・おや?」
そこで阿部は、本土で瞬く戦闘の光を見つけた。
「戦闘中ってか。ま、忍び込むには都合がいいけどな」
そう呟いて阿部は、本土をぐるっと迂回した。
目指す場所は、アークエンジェルのいるドック。
衛星でも見つけられないそのドックの位置を、インモラルのレーダーは詳細に示していた。
「目的はあくまでディアッカの回収だ。・・・・・・だが」
阿部はぺろりと唇を舐めた。

 

「あんなにいると、興奮するじゃないの」

 

ストライクダガーとM1アストレイ。
両陣営の量産期が、次々と刃を交えていく。
そんな中――
「くそっ!!」
フリーダムはバラエーナを発射したが、しかし亀型MSは両サイドのシールドを構えて
その軌道を逸らした。
「な・・・!?」
「おらーいくぜー!!」
次いで大砲MSによる一斉砲撃。それをなんとか回避するも、
「撃滅!!」
MA形態が非常にカッコワルイMSのハンマーを背に受け、フリーダムは体勢を崩した。
フォビドゥン、カラミティ、レイダー。それぞれ禁忌、災厄、強奪と、どこぞの肉色MSを
象徴するかのような名を冠したMSだ。
「くっ、手強い・・・!」
さすがのキラも、新型三機相手には苦戦を強いられていた。
オーブ首長国。
中立国家であるこの国は今、戦禍の渦の中にいた――

 

「はっ、はっ、はっ――」
ディアッカは走っていた。
開け放たれた檻から抜け出したディアッカは、オーブ本土をあてもなく走っていた。
致命的なトラウマに加え、この戦乱。恐慌状態に陥ったディアッカは、やがて
MSのドックに辿り着いた。
「・・・・・・」
そこには、放置された緑色のMS。
かつての愛機、バスターガンダムがそこにあった。
ディアッカはコクピットに上がり、OSを立ち上げた。この戦乱の中で、MSのコクピットは
安全地帯とも言えるものだった。ヘタなシェルターよりも、PS装甲に包まれたコクピット
の中は安全だからだ。
「ガクガクブルブル」
震える手でバスターを操縦するディアッカ。すぐにここから逃げ出したかった。
しかし――
「――!!??!!??!!??」
立ち上がると同時に、メインカメラにある機体の映像が映った。
それは、今のディアッカが恐れて止まないMS・・・
肉色のガンダム――インモラルガンダムの姿が、そこにあった。

 

「おおっと、危ない危ない」
ミラージュコロイドを解き、インモラルはオーブを飛行する。
この戦禍の中、誰も新たなMSを不審に思う者はいなかった。両軍とも目の前の敵の事で
頭がいっぱいで、気にする余裕などなかった。
と――
「アウチ!!」
インモラルに砲弾が直撃した。カラミティの砲撃による流れ弾だった。
インモラルはもちろん無傷。今更砲弾一発で傷つくような装甲ではないという事は
みんな重々理解している事だろう。
阿部がなんとなく目を落とすと、そこには山道を駆ける家族の姿があった。その家族の長男と
思しき少年は、ピンク色の携帯電話を拾い上げて家族のもとへ戻り、再び駆け出した。
「ひゅう♪あの子はなかなか・・・あと二年もしたら良い男になりそうじゃない」
阿部は逃げる避難民の少年に当たりを付けた。
――後のシン・アスカである。
「・・・・・・お、いたいた」
少しして阿部は、立ち上がってこちらを凝視するバスターガンダムを見つけた。
「ようディアッカ。迎えに――」
阿部が言い終える前に、バスターはビームライフルを放ってきた。
「・・・ディアッカ?俺が分からないのかい?阿部さんだよ」
『ガクガクブルブル』
阿部の呼びかけに返事をせずに、バスターはインモラルにビームを撃ち込み続ける。
「ディアッカ・・・・・・。そうか、怖い目に遭ったんだね・・・」
阿部は全てを察すると、両手を広げてバスターに近付いた。
「何も怖がる事はない・・・落ち着くんだディアッカ」
『ガクガクブルブル』
ミザイル、散弾銃・・・そして、連結砲。
ありとあらゆる火器をインモラルに浴びせるも、しかしインモラルは傷一つ負わずにバスター
へと近付く。
そして距離が詰まり、インモラルはバスターの両肩に手を置いた。
『ガクガクブルブル』
「ディアッカ・・・。おまえが今感じている感情は精神的疾患の一種だ。
静め方は俺が知っている。俺に任せろ」
するとインモラルはバスターの体を反転させ、ケツにゲイ・ボルグの発射口を押し付けた。
『ガクガクブルブル――!!?』
「大丈夫、すぐ済む。・・・・・・フンッッ!!」
『ガクガクブル ア ッ ー !!』

 

『・・・あれ?俺、なんでここに・・・』
「正気に戻ったか、ディアッカ」
『――!?阿部さん!?なんでここに!?ってオイ、戦闘中かよ!!』
ディアッカは正気を取り戻した。
ディアッカの受けた精神の傷は、フラガとトールに見せ付けられた行為によるもの・・・
確かに普通の男性――ノンケならトラウマとなるものだが、そうでないのなら話は別だ。
要は、世界が反転したのだ。表が表のままのディアッカが見せられたあの行為はショッキング
なものだったが、裏が表になったディアッカにとってはショッキングでもなんでもなく、むしろ
どうして参加しなかったのだろうとまで思うようなものだった。
世界が変われば常識も変わる・・・・・・常識がトラウマになる道理はなく、ゲイに目覚めたディアッカ
の精神は今ここに復活した。
「ま、何はともあれ良かった良かった。さ、さっさと帰るよ」
『あ、ああ・・・でも、どうやってだよ?』
「心配するなって。ちゃんと俺が抱えてってやるよ」
『抱えてって・・・ま、おっさんならなんでも出来そうだな』
「またおっさんって言ったなおまえ絶頂死ってやつを体験させてやろうか?」
『すいません勘弁してください今掘られたらマジ死ねる』
懐かしの問答を繰り広げ、さぁ帰ろうという時――
『なんだおまえ、新型か!?』
『うぜぇwww』
『なんだかよく分からねぇが、てめぇらも瞬殺!!』
フリーダムに飽きた三機が、インモラルに向かってきた。
「やれやれ・・・相手してやりたいところだけど・・・」
バスターのエネルギーは、さっきのインモラルへの攻撃のせいで空っぽだった。フェイズシフトダウン
を起こし、色は灰に変わっている。
「バスターにゃ流れ弾でも致命傷だ・・・・・・残念だが、ここは退かせてもらうよ」
『ぁあ!?誰が逃がしてやるって言ったよ!?』
『うぜぇwww』
『まとめて撃滅!!』
襲い来る三機。
しかしインモラルは動かず、三機を同時に視界に収めたまま――
「フンッッッ!!」
気合一発、睨みつけた。
『な・・・っ!!?』
『うぜぇwww』
『か、体が・・・・・・動かねぇ!!』
蛇に睨まれた蛙、という表現がぴったりだろうか。
絶対の捕食者たるインモラルの睨みに、か弱き獲物であるフォビドゥン、レイダー、カラミティは、
まるで金縛りにあったようにその動きを止めた。
「このままヤってもいいんだが・・・あいにくとのんびりもしてられなくてね」
そう言って阿部はインモラルにバスターを抱えさせた。

 

「おまえらの相手はまた今度。その時こそ・・・・・・淫夢を見せてやるよ」