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SCA-Seed_MOR◆wN/D/TuNEY 氏_EX03

Last-modified: 2009-02-21 (土) 23:58:51

「…………っ!」
意識を失っていたシンが目を覚ましたのは見知らぬ部屋の中だった。

 

「ここは、それに俺は?」
パイロットスーツを脱がされインナーだけのシンは周囲を見渡した。 
上半身を起こすと節々が妙に痛む。
「ああ、そうか。 俺は……」
その痛みに自分の身に起きた事を思い出す。

 

テロリスト掃討任務の帰還途上に友軍機、あの歌姫の騎士団から
後ろから撃たれ文字どうりの蜂の巣にされたのだ。
「良く生きてるもんだ、奴らが下手なのか?」
こうして生きている事から察して友軍(歌姫の騎士団ではない)が拾い上げてくれたらしい。

 

「……ああ、目を覚ましたのね」
礼を言わなければとベットから立ち上がった時、扉が開き、
現れたのはウェーブのかかった緑色の髪の妙齢女性。
「はい、お陰様で。 ……もしかしてここザフトじゃないんですか?」
女性の格好から見ても、ここが明らかにザフトの施設でないことに気付いたシンは首をかしげた。
「ええ、ここは宇宙開発初期の廃棄されたコロニーよ、買出しに出ていたときに君が流れ着いたの」
「そうでしたか。 助けていただいて本当にありがとうござ……っ!」
礼を言おうと頭を下げたとき、不意に脇腹辺りに痛みを感じ思わずシンは蹲った。
「無理をしてはだめよ。 アバラが骨折しているのだから」
支えられベッドへと横たわるシン。
「すみません……そう言えば俺、名前も名乗ってませんでしたね。 
 俺、いえ自分はシン・アスカと言います」
「私はロミナ、ロミナ・アマルフィよ」
ロミナは少女のような可憐な笑みを浮かべた。

 

「アマルフィさん、すみません。 動ける様になったらたらすぐに出て行きますので……」
「……そんな事を気にしてはだめよ。 貴方はけが人なのだから。まずは怪我を治すことを考えなさい」
そう言うとロミナは自分の子供にするようにシンの頭をそっと撫でた。
「謝ってばかりですね、俺」
「いいのよ、それから私のことはロミナと呼んで、そのほうが気が楽なの……
 それともこんなおばさん相手にするのは嫌?」
「いえ、そんな事ないです! ロミナさんとても……綺麗だし……」
ふとシンの視界が揺れる。 ひどく眠い。 体が泥か、鉛になったように自身の意思を受け付けない。
「薬が効いてきたのね……今は全てを忘れてゆっくりと休みなさい」

 

シンは何年か振りに母の胸元で休むような安らぎを感じながらまどろみの中に落ちていった。

 

(ここまでで力尽きました。 わっふると書かれても続きは出せませn)