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SEED-クレしん_07-106

Last-modified: 2009-07-14 (火) 18:57:48
 
 6月7日

  こほん、こほん……ステラはいま、風邪をひいてしまって学校をお休みしています。
  特にやる事もないのでべッドで寝ながら日記をつけることにしました。
  とりあえず頭が痛くて、寒気がして、体がだるいのでネオに貰ったお薬を飲んで今日は寝ます。
  おやすみなさい……ぐうぐう。

 6月8日

  一晩寝たらかなり元気になりました。まだちょっと体がふらつくけど……
  ネオのお薬飲んで、ごはん食べたらまた寝ます。
  あれ……気のせいかな?ちょっと体がかゆい……

 6月9日

  かなり、元気になったような気がします。でもなぜか体のあちこちがかゆいです。
  それとすごくお腹がすいてしまって我慢できないです。
  スティングもアウルも部屋にいないので、みさえさんに何か食べさせてもらおうと思います。
  とゆーわけで野原家にちょっと行ってきますです。

 6月10日

  なぜかこのごろ、食べても食べてもお腹がいっぱいにならないです。
  ステラがいっぱい食べるから……遂にしんちゃんちの冷蔵庫がカラになりました。
  みさえさんは食材がもうないわ、とあきれ顔でステラに言いました。
  あれー?そうかなあ……ステラの目の前においしそーな食材があるよ?
  それもひいふうみい……3つも。かゆかゆ。

 6月11日

  きょーは、みさえさんが、を、に焼いて、たべちゃいました。
  とてもおいしかった、れす。かゆうま。

 6月12日

  かゆかゆうまうま。かゆうまうま。

 6月13日

  かゆ うま

 6月14日

  ……………(日記はここで途切れている)
 
 

アウル 「な、なあステラよ。なんなんだ?この、書いてあることが意味不明な日記はよ……」
ステラ 「あー勝っ手にステラの日記見ちゃだめー。アウルのえっちー」
しん  「ほうほう。アウル兄ちゃんはえっちなんですなあ」
シン  「えっちー♪」
風間君 「えっちー♪」

 

アウル  「だああああうるせえ!ステラ説明しろ!
      まず6月9日の、『体のあちこちがかゆい』ってのはどういう意味だッ?」
ステラ  「……だって。アウルったら窓開けっぱなしで寝るんだもん。
      おまけに網戸しめてなかったから少し季節はずれの蚊がいっぱい部屋に入り込んできて
      ステラ、あちこち刺されたんだよ?」
スティング「ああ……そういやステラのやつ、あの日虫にさされたって言って体中に虫かぶれの薬塗ってたな」

 

シン   「え~と、じゃあ次の6月11日『みさえさんが、を、に焼いて、たべちゃいました』ってのは?
      なんか、かなり猟奇的な文章なんだけど」
ステラ  「あのね、それは『みさえさんが、(冷蔵庫の奥に隠していた特売のステーキ肉3つを)を、
      (強火のステーキ)に焼いて、(みさえさんとステラの2人で)たべちゃいました』の略だよー」
アウル  「り、略になってねえだろ!むしろまったく意味の違う文になっとる!」
しん   「っていうか母ちゃん、おら達にだまって2人でおいしいもん食べてたの~~!?」 
スティング「なるほど。これで6月10日の最後の文章の意味も分かるな。
      その、みさえさんが大事に隠していた特売肉をステラが見つけちまったってワケか」

 

風間君 「じ、じゃあ最後の『かゆ うま』っていうのは……?」
ステラ 「あのね、すてーき食べたんだけど、まだ少し物足りなかったステラにみさえさんがお粥作ってくれたの!
     そのお粥がすっごく美味しかったから、みさえさんに頼んで毎日作ってもらってるのー♪」
シン  「なるほど。『お粥、美味い』略してかゆうま、か」

 
 

アウル 「な、なんだかなあ……
     こうして読み返してみると、ステラの日記ってノストラダムスの預言書なみに読みにくいぜ。
     ステラは物書きには向かねえだろうなこりゃ」
風間君 「つまり……ステラ・ルーシェさんはッ!現代に甦ったノストラダムスだという事なんですよッ!」

 
 

一同  「な、なんだってーーーーーーー!」

 
 

しん  「と、ところでステラおねいさん。みさえのお粥、ほんとーに美味しかった?」
ステラ 「うん♪とても美味しかったよー」
しん  「そ、そう……」
シン  「ん?なぜ、そんな事を聞くんだいしんちゃん?」
しん  「う~ん……ほら、母ちゃんって九州出身でしょ?前におらが風邪引いたときに……
     その、なんていうか、とんこつ味のおかゆ作ったりしてもんだから」
シン  「そ、それ美味いのか? いや。そもそもあっさり味が身上のお粥でとんこつって……う~む」

 
 

ステラ 「(みさえ粥をすすりながら)ほけ~~~。かゆかゆうまうま~~♪」

 
 

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