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SEED-クレしん_07-321_01

Last-modified: 2009-07-27 (月) 17:46:30
 

クレ種昔話 レイナ姫
【その1】

 
 

しん  「むか~し、むかし。ある所にぶりぶりざえもんというブタ……はどうでもいいや。どうせ今回出番ないし」
ぶりぶり「おい!」
しん  「とにかくむか~し、むかし。ある所にお爺さんとお婆さんがいたんだゾ」

 

ギル  「……で、私がそのお爺さんかね?」
タリア 「おば……(絶句)」

 

しん  「ある時お爺さんは山へシバァ狩りに、お婆さんは川へ洗濯しに行ったんだゾ」

 

キシャー!キシャー!

 

ギル  「むう!さすがはヒンドゥー教の3柱神の1人にて破壊を司る神。一筋縄ではいかないか……だが!
     私にもラ○ァほどではなくてもNT能力が備わっているはずだ!たああああああ!」

 

しん  「死闘の末シバァを悉く倒したお爺さんは、竹やぶで光る竹を見つけたんだゾ。その光る竹には……」

 

ギル  「おお……これは可愛らしい赤ん坊だ。
     そういえば最近タリアが子供ほしいって言って私と別れたがっていたし……
     この子を養子にすればタリアも喜ぶだろうな。うん、そうだな。そうするか」

 

   ※   ※   ※

 

しん  「てな訳で。その赤ん坊はレイナと名づけられて
     お爺さん、お婆さんと一諸に幸せに暮らすようになりましたとさ。
     でも……レイナおねいさんが成長するにつれ、その美しさは都にまで聞こえるようになり、
     レイナおねいさんに求婚者が殺倒するようになったんだゾ」

 

ギル  「う~ん……今日も来てるねえ。レイナは絶対に求婚に応じないと何度も言ってるのに……」
レイナ 「何言ってるんです!そもそもギル達が俺を女の子という事にして育てたのがそもそもの原因じゃないですか!
     俺は見てのとおり男の子なのに!」
タリア 「だって、ねえ?レイに子供の頃から女の子の衣装着せてたら、そりゃあもうすっごく可愛いかったんだもの♪
     あまりに可愛いかったからレイが大人になってもついこうズルズルと……
     そんで気が付けばレイは女の子ということに。ごめんねえ~」
レイ  「ごめんね~じゃないですよ!下手したら俺、男の所に嫁ぐハメになっちゃうんですよ!」
ギル  「ふむ……よし。こうなったら覚悟を決めて求婚者達と会ってみなさい。
     要は彼等が諦めるように仕向ければよいのだ」
レイ  「諦めるようにって……どうするんです?」
ギル  「ふふふ……まあレイ、耳をちょっと貸したまえ」

 

   ※   ※   ※

 

しん  「まあそんなワケで。レイ……いやレイナ姫は求婚者達と対面することになったんだゾ」

 

レイ  「お待たせしました皆さん……レイナ・デュランダルです」

 
 

キラ   (うわあ、こんな綺麗な人がこの世にいたなんて)
ディアッカ(これだよこれ!
      ただ美人なだけなら別に珍しくもないけどよ、こう礼儀作法に通じた清楚で可憐なところがいいんだよなあ!)
イザーク (女などには正直あまり興味はないが……こうでもしないと母上から変な相手を押し付けられるからなあ。
      仕方ないか)
ムウ   (うひょー。こりゃあマリューとは違う意味ですッげえ美人だぜ!)
ハイネ  (うげ、競争相手がこんなにいるとはなあ。どうなることやら……)

 
 

レイナ  「さて……求婚のことに関してですが。正直私、困っています。
      こんなに大勢の殿方に私が求められているなんて……」

 

ディアッカ「い、いや!他の連中はほんのオマケだから!君の本命はグレィトなこの俺だけ」
ハイネ  「おいおい。1人だけ抜け駆けってのは無しだぜ?」
キラ   「まあ何といいますかレイナ姫、選ぶんならこの僕を……」

 

レイナ  「ああ、皆様おやめください。それで……失礼ながら私、皆様方をお試ししようと思います。
      皆様が私をどれだけ大切に……真剣に結婚をお考えになっているのかを」
ムウ   「試す?どうやってだ?」
レイナ  「はい……色々考えた結果、皆様に一つづつ課題をお出ししようと思います。
      その課題を見事クリアーなさった殿方の元へ嫁ごうと思います」
イザーク 「ほう?そりゃ面白い。で、俺たちにどんな課題を出す気だ?」

 
 

レイナ  「はい。まずは……キラ様。あなたにはプラントに単身乗り込んでもらいます。
      そしてニュートロンジャマーキャンセラー搭載の新型MSを奪ってきてください」
キラ   「ええ?単身でって……せめてMSとか使っちゃダメ?」

 

レイナ  「……すいません。そしてディアッカ様にはチャーハンを作っていただき、
      海原〇山氏に美味しいと言わせてください」
ディアッカ「おいおいおい!よりにもよって相手は海原〇山かよ!そりゃあちと難しすぎるぜ!」

 

レイナ  「イザーク様には、幻の宇宙クジラを生け捕りにしてここにお持ち下されば……」
イザーク 「おい、なんか俺だけ妙に過酷な条件だな?」

 

レイナ  「ムウ様はその……エールストライクで『あの方』が操るプロヴィデンスに無傷で勝てれば、
      ご結婚を考えてもいいです」
ムウ   「性能差がありすぎると思うんだがな……しょうがない、やってはみますか」

 

レイナ  「ハイネ様の課題は、あなたが種死の最終回まで出演なさることです。これが私の希望ですわ」
ハイネ  「うええ?てことは……全国ツアーを諦めろって事?そ、そんなぁ……」

 
 

レイナ  「……以上が私から皆様に申し渡す課題です。
      どうしても無理だとお思いになるのでしたら、辞退なさってもよろしいのですが……
      (ていうか諦めろ! 諦めてくれお前達!)」

 

キラ   「………決めた!僕、やってみるよ!」
レイナ  「え」
イザーク 「仕方ないな。そんじゃちとクジラ獲りに外宇宙へ行ってくるか」
ディアッカ「燃えてきたー!グレィトォ!やあぁってやるぜ!」
ハイネ  「お、俺だって!俺だってなあああ!
      こんなきれいな嫁さん貰う為ならツアーのひとつやふたつ、諦めてやらあ!」
ムウ   「やれやれ。これじゃあ、俺だけやらないって訳にはいかないわな」

 
 

ギル  「う~ん。どうもみんなのやる気を煽りたてただけの結果になっちゃったようだね?」
タリア 「ちょっとそんな他人事のように……でも本当にどうなるのかしら?これから」
レイナ (ぼーぜん………) 

 
 

しん  「と、まあそんなこんなで、レイナおねいさんをお嫁さんにする為に求婚者達の大冒険が始まったのでした♪」

 
 

(つづくゾ)

 
 

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