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SEED-クレしん_08-539_03

Last-modified: 2009-08-21 (金) 21:14:03
 

クレ種ソフトボール大会!だゾ
【その3】

 
 

 ~2回の表終了  女子チーム 2-0 男子チーム

 

アビー 『2回の裏、男子チームの攻撃は 4番センター シン』
しん  「たのんだゾ、シン兄ちゃん!」
シン  「よっしゃ、任せろ!」

 

みさえ 「シン君は強烈なバッティングが武器よ……私みたいに柵越えも有り得るわ」
ラクス 「わかりましたわ」
カガリ 「内野は深めに守れ、外野は定位置から三歩下がれ!」
女性全員「了解!」
シン  「……長打を狙うか、確実に出るか……」
ヒルダ 「……? 何を呟いている!?」(ビューーン!)
シン  「そこだぁ!」(コン!)

 

 シンは打つと見せかけて、ヒルダのパワーボールを三塁線に転がした……セーフティバントだ!
 カガリもヒルダも意表を突かれ、なす術もなくシンの出塁を許した。

 

ヒルダ 「しまった……!」
カガリ 「セーフティバントだと?……逃げるな! 打ちに行くほうが……戦いだ!」
ひろし 「ナイスプレー!」
しん  「おーーー! シン兄ちゃんすごいゾー!!」
シン  「……ヘヘッ」

 
 

アビー  『5番ファースト クロト』
クロト  「ここは長打しかねぇな」

 

アズラエル「一発かましちゃって下さい、あなたのバットに期待してますよ!」
ラクス  「……ヒルダさん、これで行きましょう。(スッ)」
ヒルダ  「はっ!(ブゥン!)」

 

クロト  「そらぁぁあぁ!! 滅(……フワッ)なっ!?」
ひろし  「抜いた球か!?」
アズラエル「持ちこたえるんですクロト!」
クロト  「くっそぉーー……!(パキ)」
ラクス  「セカンド、ルナマリアさん!」

 

 クロトの打球はセカンドへ転がる……しかしそれは併殺を意味するものだった。

 

みさえ 「ルナちゃん!」
ルナ  「みさえさん!(ビュン、パシッ!)」

 

シン  「くおぉぉーーー! こんのーー!」
みさえ 「えっ?(ガクッ)なぁ!? 送球が!?」

 

 シンのスライディングにより、みさえがバランスを崩し送球は逸れ、ステラは一塁ベースから足を離して捕球した。

 

トダカ 「セーフ!」
クロト 「た……助かった?」

 

 シンの気迫の走塁で併殺は免れ、クロトはそのまま一塁ランナーとして残った……これで一死一塁。

 
 

アビー  『6番サード キラ』
キラ   「打ってみせる……必ず!」
ヒルダ  「ラクス様のためなら、未来の夫であろうが容赦はしない!(ブゥン……フワッ!)」
ラクス  「初球チェンジアップ!? それは……!」
キラ   「……そこだぁ!(カキィーーーン!)」
ヒルダ  「しまった!?」
ラクス  「長打ですわ! シホさん、エザリアさん!」
シホ、エザリア「くっ……届かない!!」

 

 キラの放った打球は右中間、エザリアとシホの間を割って長打となった。その頃一塁ランナーのクロトはホームに向かって走る。
 そしてエザリアが捕球した際には、クロトは既に三塁を蹴っていた、そしてキラも二塁を蹴る体制に入っている。

 

エザリア「この……舐めるなぁ!(ビューーーン!)」
クロト 「へっ、ホームはいただきだぜ……そりゃあぁぁ! 生・還!(ズザァァァッ!)」
トダカ 「セーフ!」
クロト 「よっしゃぁ、一点返したぜ……(アウトォーーーーー!)!?」
キラ  「ごめん、暴走しちゃった……」

 

 キラは三塁でアウトになってしまった……ホームは間に合わないと判断したエザリアは、アウトカウントを取ることに切り替え、サードに投げていたのだ。

 

ラクス 「エザリアさん、ナイス判断ですわ!」
エザリア「息子ほどじゃないけど、肩には自信あるのよ!」

 

ディアッカ「なぁ……ここで止めたほうがよかったんじゃないのか?」
アスラン 「ああ、そうだな……orz」
アズラエル「でも一点返したからよしとしましょう!」

 
 

アビー 『7番ライト イザーク』
イザーク「よし、来い!(ビューーーン!)もらった!(ガキィン!)なぁっ!?」
ラクス 「レフト! ミリアリアさん!」
ミリィ 「りょーかい♪ (パシッ!)はい、アウト!」

 

レイ  「バットが歪んだ!? ……スピードガンは!?」
ひろし 「120キロ……ついにいっちまった……!!」
男性全員「…………(全員汗)」

 
 

 NEXT 9 ヒルダ
      1 シホ
      2 ラクス

 

 ※ ※ ※

 

アズラエル「さあみんな、しっかり守っていきましょう!」
男性全員 「おう!」

 
 

アビー 『9番ピッチャー ヒルダ』
ヒルダ 「私がチャンスメイクし、チャンスのときにラクス様に回す……これぞ私の使命!」
シャニ 「……ヘッ!(ブゥン……クククククッ!)」
ヒルダ 「甘いね……中に入ってんだよ!(カキィーーーン!)よし、一二塁間に」
アウル 「ハッハハァー!(パシッ……スタン!)」
みさえ 「うそ、側転しながら捕った!?」
カガリ 「もしかして……打球を先読みしてたのでは!?」

 

アウル  「ゴメンねぇ~……守備範囲広くってさぁ!(パシィン!)」
アマギ  「アウトォー!」
ヒルダ  「な……何なんだ!?」
スティング「アウル、ナイス!」
アズラエル「この調子で流れをどんどんもって行きましょう、ワンアウト!」
男性全員 「ワンアウト!」

 
 

アビー 『1番ライト シホ(1 三振)』
シホ  「今度こそ……あの球を打つ!」
シャニ 「打ってみるなら打ってみろよ!(ブゥン……ククククッ!)」
シホ  「待ってたわよ!(……ストン!)何ですって、下の変化も!?(バキ! ……フラフラ)」
シャニ 「(……パスッ)……ヘッ」

 
 

アビー  『2番キャッチャー ラクス(1 遊直)』
ラクス  「次は直球狙いで行きますわ……(ブゥン!)いただきですわ!(カキィーーーン!)
      この高さならしんちゃんでも取れないはず!」
シャニ  「しまった!?」
アズラエル「ショート!」
しん   「ほっほほ~い! しりミット~!(ピョーン、パスッ!)」
トダカ  「アウトーー! スリーアウト、チェンジ!」
ラクス  「ま……またしんちゃんに……orz」
みさえ  「何だかソフトボールを楽しんじゃってるわね……」

 

シン   「出ました、しんちゃんのしりミット!」
キラ   「ナイスプレイ、しんちゃん!」
アズラエル「いやぁ……いとも簡単に三人で抑えるとは、流石ですね……
      さあ、今度こそ試合をひっくり返しましょう!」
男性全員 「おぅ!」

 
 

NEXT 8 しんのすけ
     9 シャニ
     1 アウル

 

 ※ ※ ※

 

 ~3回の表終了  女子チーム 2-1 男子チーム

 

みさえ 「私達だって負けちゃいないわ!」
カガリ 「絶対勝つぞ、この試合!」
女性全員「(円陣組んで)おぉーーーっ!!」

 
 

アビー 『8番ショート しんのすけ』
しん  「今度はオラの打席だぞ!」
シン  「しんちゃん、慎重にね!」
しん  「ほっほ~い」

 

ヒルダ 「……『砂漠の虎』でカフェオレを毎回奪われた借りはここで返す!(ビュゥン……ブゥオン!)」
トダカ 「ストラァーイク!」
キラ  「ライズボール!?」
シン  「浮き上がる球……体の小さいしんちゃんには不利だ!」
しん  「何だか打ちにくいゾぉ~!(ビューーン……ブゥォン!)」
トダカ 「ストライーク!」
ひろし 「もう既に2ストライクかよ!?」

 

ヒルダ 「これで……トドメだ!(ツルッ!)なっ、手が滑った!?(ビューーーン……ブゥオン!)」
シン  「しんちゃん、危ない!」
しん  「お……おわっ!?(カーーーン!)」
ラクス 「カガリさん!」
カガリ 「よし、まかせ……(クゥン!)なっ、曲がった!?(ズザァァッ!)」
キサカ(塁審)「フェア!」

 

 まぐれで打ったしんのすけの打球はカガリの手前で曲がり、三塁線上を這うように打球が転がる。

 

シン  「しんちゃん、急いで!」
しん  「ほっほほーい!(タタタタッタ!)」
ミリィ 「やらせないわよ……みさえさん!(ビューーン!)」
みさえ 「しんのすけぇ!(バシィン!)どりゃぁ!
しん  「おおおおおぉぉぉ!!(ズザーーーッ)」

 

 みさえが捕球したと同時に、しんのすけは二塁に滑り込む……一瞬、時が止まった。

 

アマギ 「……セーフ!」
シン  「よっしゃぁ!」
ひろし 「同点のチャンスだ!」
しん  「……母ちゃんもまだまだ甘いですな」
みさえ 「このガキィ……!!」

 
 

アビー 『9番ピッチャー シャニ』
シャニ 「……ここはバントしかねぇな」

 

ラクス 「みなさん、バントを警戒してください!」
シャニ 「……ヘッ」
ヒルダ 「バントはさせん!(ビュウーーーン、ズドォーーーン!!)」
トダカ 「ストライーク!」
ひろし 「120……また最速が出たぞ!」
ニコル 「除々に重さが増していく!?」
シャニ 「うっせーよ……びびっちゃバントなんかできねーし」
ヒルダ 「これで終わりだ!(ビューーーン!)
シャニ 「ハッ!(コン)」
ラクス 「カガリさん! ……!?」

 

 カガリが捕球した頃には、しんのすけは三塁に到達していた。送りバントは成功したのだ。

 

カガリ 「ええい!(ビュッ、パシッ!)」
アマギ 「アウト!」
シャニ 「……ヘッ」

 
 

アビー 『1番セカンド アウル(1 三振)』
アウル 「大体は読めてきたぜ……コイツのピッチング」
しん  「…………」
アウル 「……よっしゃ、アレで行くか」
ヒルダ 「読めただと……なら実践してもらおうか!(ビューーーン……ズドン!)
しん  「すき焼き!(ダダダダダダ!!)」
アウル 「おし! ……決まれ!(コォン!)」
ひろし 「これは……!?」
みさえ 「スクイズ!?」

 

 しんのすけのスタートを確認し、アウルはボールを当てて一塁線に転がした……スクイズで勝負をしかけたが
、ファーストのステラが驚異的な勢いで前に出てボールを捕球した。

 

しん  「いっけぇぇーーーーー!!(ズザァァーーーッ!)」
ステラ 「こんな所で……私はぁぁーーーー!!(ズザァーーーッ!)」

 

 ステラとしんのすけが同時にホームに突っ込んだ。
 しんのすけの気迫か、ステラの闘志か……もはやその答えを知る時間はあまりも長かった。
 そして……

 

トダカ  「…………セーーーーーーーーーフ!!」
アズラエル「いやぁったぁぁ!!」
アスラン 「同点だ!」

 

しん  「……お? セーフなの?」
シン  「あったりまえさ!」
ひろし 「ナイスガッツだ、しんのすけ!」
キラ  「すごいよ、しんちゃん!」
シャニ 「……しんのすけ!」
しん  「……シャニお兄ちゃん?」
シャニ 「……グっ!(サムズアップ)」

 

ヒルダ 「ラクス様、申し訳ございません……」
ラクス 「いいのです……ヒルダさん、私が今度マウンドに立ちます。あなたはショートに回ってください」
みさえ 「ラクスさん?」
ラクス 「みさえさんはキャッチャーをお願いします」
みさえ 「……ええ」

 
 

アビー  『女性チーム、ピッチャーと守備の交代をお知らせします。
      ピッチャーのヒルダはショート、キャッチャーのラクスはピッチャー、
      ショートのみさえはキャッチャーに代わります……2番レフト スティング(1 三ゴロ)』

 

スティング「おっしゃぁ!」
ラクス  「……(種割れ)!!(ビューーン!!)」
スティング「もらったぁ!(カキィン!)なっ……真っ芯のはずなのに!?」

 

 スティングは絶好球とばかりにボールを振った! 真っ芯のはずだった……しかし何故かボールはショートのヒルダの元までしか飛ばなかった。

 

トダカ  「アウト! スリーアウト、チェンジ!」
シン   「どうしたんだスティング、真っ芯のはずだぞ?」
スティング「ああ……確かに真っ芯だったさ……だがよ」
キラ   「?」
スティング「あのピッチャーの球……小惑星を打った感じだ……」
アスラン 「ラクスが……そんなに重い球を……!」
男子全員 「…………(さらに脂汗)」

 
 

 NEXT 3 カガリ
      4 みさえ
      5 ステラ

 
 

(つづくゾ)

 

 

キラ 「女性チームの攻撃……クリーンアップじゃないか……!」
シン 「なあ、しんちゃん?」
しん 「どうしたの、シン兄ちゃん?」
シン 「この試合、5回までだってさ」
しん 「えぇ~!? 何で?」
シン 「日が暮れ始めてるよ……今はもう4時だぜ?」
しん 「あ……ほんとだ。ということは、あと2イニングですかぁ~」
シン 「そういうこと……早くオレが決勝点たたき出したい所だな」

 

Wしん「じゃ!!」

 
 

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