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SEED-クレしん_15-044_01

Last-modified: 2009-04-22 (水) 00:27:43
 

すごろくでC.E.世界を駆け巡れ!だゾ <前編>

 
 

 雨降る日曜日の野原家……シン達はやる事なくて家の中でゴロゴロしていた。

 

シン  「あーつまんないな……せっかくの休みだってのに」
しん  「テレビも面白いのやってないゾ」
アウル 「じゃあ外出てサッカーやろうぜサッカー。雨天強行の競技だしよ~」
キラ  「だが断る」
アスラン「こんな雨の日に外出て、風邪でもひいたらどうするんだ?」
ステラ 「アウル頭わるい……」
アウル 「な、なんだよ! なにもそうみんなで苛めなくてもいーじゃんかよ!」

 

みさえ 「どうでもいいけど、なんでみんなしてうちに集まってるのよ?」
ひろし 「……俺も聞きたい」
しん  「まあまあ、うちは種キャラの溜まり場だからしょうがないって♪」
ひまわり「たーい♪」
ひろし 「ぬう……なんか納得いかねえなあ……」

 

ピンポーン♪

 

シン  「あ、また誰か来た。はーい今開けますよ~」
議長  「やあ」
レイ  「だらけているようだな。シン」
シン  「ありゃ、議長にレイ。どうしたんですか?」
議長  「いやね、どうせみんな暇してるだろうと思ってね。多数で楽しめる、面白いモノをもってきたよ」
シン  「面白い……モノ?」

 
 

 ……俺はこのとき感じた、たとえようもないほどの胡散臭さに疑問をもつべきだった。
 不幸にもそいつに気付いたのはもう少し先のことなのだが……

 

   ※   ※   ※

 

 デュランダルは野原家に上がりこむと、もってきた箱を開けた。

 

ステラ 「これって………?」
キラ  「すごろく? いや、人○ゲーム?」
アスラン「いやまてこれは……人生は人生でも俺たちの人生○ームみたいだぞ」
ルナ  「アーモリー・ワンからスタートして……メサイアがゴールね」
議長  「これぞ私とレイで作り上げた手製の『種死人生すごろくゲーム』だ!
     みんなでやろうと思ってもってきたのだよ」
ひろし 「はあ……」

 

アウル 「でも面白そうじゃん、これ。どうせ他にやる事ねえし、暇つぶしにやってみねえ?」
シン  「そうだな。で、レイ、これのルールは?」
レイ  「簡単だ。要するにすごろくだからな。まずサイコロを振る順番を決めてくれ」

 

 じゃんけんの末、決まった順番は……

 

しん  「……まず最初がオラとシンにいちゃんだゾ」
ルナ  「次が私、その次はアスラン、キラさん、ステラ、アウル……ってレイ、あんたは参加しないの?」
レイ  「俺はゲームの進行係をする。ではまずWしん、サイコロを渡すので振ってくれ」
シン  「おk~。んじゃあ……てい!」

 

コロコロ………ピタッ

 

アウル 「だっせえ~! いきなり1の目が出てやんの♪」
シン  「うッせえよ!えーと……なになに、『ジープを踏み潰さないようにジンを操縦せよ』………なんだこ」

 

 次の瞬間。シンとしんのすけの姿が皆の前から消えた……

 

 ・・・・・・・・・
 ・・・・・・
 ・・・

 

シン  「……あれ?」
しん  「おお?」

 

 気が付くと2人はMSの操縦席に座ってた。どうやらすでにこのMSは動いているようだ。

 

シン  「え……ええ? お、俺なんでMSなんかに……? 確か居間ですごろくやってたはずなのに……」
しん  「シン兄ちゃん、足元!」

 

 見るとルナマリアを乗せたヨウラン運転のジープがすぐ足元を通過しようとしていた。このままでは踏み潰してしまう!

 

シン  「やべえ! 右足の着地点を修正…! 反動による姿勢制御で機体バランスを……うあああ!
     旧式は扱いづれえええ!」
VRヴィーノ「うわっ!」
VRルナ  「きゃあ!?」
しん  「お~…うん、ちゃんと避けれたようだゾ~ シンにいちゃんえらいえらい♪」

 

   ※   ※   ※

 

シン  「はあ、はあ……な、なんだよこれ……?」
??? 『……シン、聞こえるか?どうやら課題をクリアできたようだな』
シン  「レイの声!?どこから………このサイコロからか! おいレイ!これはどういう事だよ!?」
議長  『まあ怒らないでくれ。実はこれこそ私とレイ会心の『種死体験すごろく人生ゲーム』なのだ!』
シン  「た、種死体験?」
議長  『サイコロを振って止まったマスの時と場所にプレイヤーはワープする。
     その時と場所は種死の名シーン(?)ばかり。
     基本的にマスに書かれている条件をクリアーすれば先に進める、という寸法だよ』
しん  「くりあできなかったら?」
レイ  『1回休み、もしくは罰ゲームだな。ペナルティはマスによってそれぞれ異なる』
議長  『このサイコロは通信機にもなっている。次はルナマリア君の番か……
     次の番が来るまで待機してくれたまえ』

 

 そう言うと通信は一方的に切れた。

 

シン  「お、おいちょ……マジかよ……」
しん  「へー、ここが青森湾? オラ初めて来たゾ」
シン  「ワープ……つーか、本当にタイムスリップしたのか?これ……
     あそこに見えるのがカオスやアビス、ガイアの格納庫だろ、
     こっちに停泊してるのはミネルバ……昔の俺もあそこにいるはず……」

 

しん  「じゃあちょっくら昔のシンにいちゃんに挨拶してこよう♪」
シン  「だ、ダメだ――――!」

 

   ※   ※   ※

 

 ルナの出た目……2

 クリア条件:ジンで自分とレイのザクをガレキの下から掘り起こせ
 

ルナ  「な、なんで自分で自分のMS掘り出さなきゃいけないのよ~~!」

 

 アスランの出た目……5

 クリア条件:ザクで大気圏突入して生き延びろ
 

アスラン「あち!あちちちち!で、できるかこんなの!ザクじゃどうやったって死ぬだろう!?」
レイ  『じゃあギブアップということで罰ゲームですね。あ、向こうからユニウスセブンの大きい破片が』
アスラン「なに!?………へぶしッ!

 

 キラの出た目……3

 クリア条件:ユニウス隕石から地下シェルターに避難せずに生き残れ
 

キラ  「ラクス、空に避難するから地下格納庫のフリーダム貸して!……え?ダメ……?あ、津波。
     フリーダ――ムッ!!!
レイ  『………生き残りました』
議長  『根性あるねえ』

 

 ステラの出た目……4

 

ステラ 「ふりだしに戻る……」

 

 アウルの出た目……6

 クリア条件:ムラサメでオーブ領海に侵入したセイバーを撃ち落せ
 

アウル 「この!当たれよ! ちょこまかと避けやがって……ああもう逃げやがった!
     コンティニューだ! コンティニューを要求する!」
議長  『当然そんなものはない』
レイ  『……流れ弾が飛んできて、アウルのムラサメに当たったようです』
アウル 「え?(ドガーン!)ぐわ! お、落ちていく~!
     どこまでもど~こまでも落ちていくう~~~…………」

 

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

 

しん  「うん、なんかみんなして愉快な目にあってるみたいだね~…」
シン  「う、疑うべきだった……
     あの議長がすごろくやろうだなんて言い出した時、もっとよく考えるべきだった!」
議長  『……聞こえるかね? さあ一巡して次の番だ。シン君、サイコロを振りたまえ」
レイ  『ちなみに誰かがゴールするまで、こちら側に帰れないからな』

 

シン  「くそ……やればいいんだろう!やりゃあ! レイ…後で覚えてろよ……てりゃ!」
しん  「続くかも~」

 
 

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