Top > SEED-クレしん_15-366
HTML convert time to 0.004 sec.


SEED-クレしん_15-366

Last-modified: 2009-04-27 (月) 15:08:00
 

第××話 『かすかべ防衛隊、宇宙(そら)へ!だゾ』

 
 

 ~スーパーミネルバ~

 

シン  「レイは休みか?」
ルナ  「そう言えば今日は見かけないけど」
アスラン「レイなら議長と出張だ」
シン  「出張?どこへ?」

 

 アスランは上を指差す。

 

ルナ  「空?」
アスラン「宇宙だよ」
二人  「「宇宙ぅ?」」
ルナ  「……あっ!」
シン  「どうした?」
ルナ  「確かほら、しんちゃん達も……」

 

   ※   ※   ※

 

~宇宙・ラグランジュ1付近~

 

しん  「いやっほ~~~い!!」
ソル  「このまま最大加速でカットバック・ド○ップターンだ!!」
風間君 「も、もう止めr……ウプッ」

 

 深遠の宇宙空間を裂いて飛ぶ白い影があった。深宇宙探査用MS・スターゲイザーである。
 しんのすけ達『かすかべ防衛隊』は現在、DSSD(深宇宙探査機構)の研究施設の一つ、『トロヤステーション』にいる。
 デュランダルにDSSDから協力を仰ぎたいとの依頼があり、彼に同行する形で社会見学に来ていたのだ。

 
 

~トロヤステーション・展望室~

 

マサオ君 「地球ってキレイだなぁ……本当に青かったんだ」
ネネちゃん「ちょっとした特権ね!」
ボーちゃん「無限に、広がる、大、宇宙……」
レイ   「みんな、そろそろ次の施設に移るそうだ」
3人   「「「は~い!」」」
マサオ君 「ん?」
ネネちゃん「どうしたの?」
マサオ君 「何か光ったような・・・・」
ネネちゃん「隕石でしょ?」
ボーちゃん「人工、衛星、かも」

 

 3人が去った後、マサオ君が見ていた地点に、微かに赤い光が灯る……

 
 

~トロヤステーション・ラボ~

 

セレーネ 「いいわ、始めて」
議長   「……! 何だ? これは!?」
北春日部 「赤い……粒子?」
剛太郎  「不気味……ですね」
ミミ子  「……血の色みたいだわ……」

 

 ラボ内に広がる赤い光……いや、赤い霧とでもいえばいいのだろうか?
 その光は、彼らの目の前にある不思議な円錐状の装置から発せられていた……

 

議長   「……我々に見せたい物というのは……これかね?」
セレーネ 「はい……1週間ほど前、スターゲイザーのテスト中に偶然発見したんです。
      恐らくエネルギー発生装置だと思うのですが、これ1つしかないのでヘタに分解できないのが現状でして……
      分かっているのは電気自体をこの赤い粒子に変換しているという事……
      そして、この粒子にはニュートロン・ジャマーと同じレーダーなどを無効化する力があるという事です」
議長   「これがエンジンとでもいうのか?……北春日部博士はどう思われます? この装置の正体を」
北春日部 「う~む……分からん!」
議長   「は、はぁ……(やっぱりか!連れて来るんじゃなかった!)」
北春日部 「ただじゃ、もしかしたら、もしかしたらじゃよ? 電気そのものを赤い粒子に変えているなら……
      すなわち、この装置の中にある『何か』と反応させておるとすればじゃ、恐らくコイツは……」

 

   ※   ※   ※

 

 スターゲイザーの遥か後方、その姿を捉える「影」があった。それも一つでは無い。
 うっすら太陽光に晒されたその姿―――この世界では「異形」とでも言えばいいのだろうか……

 

風間君 「し、死ぬかと思った……」
しん  「もう、風間君だらしないゾ」
風間君 「お前の方がおかしいんだ!」
ソル  「ハハッ、暫く休んだらステーションに……ん? 何だ?」

 

 モニターに微かな反応があった。しかし、この宙域で活動しているMSはない筈である……

 

しん  「どうかしたの?」
ソル  「……トロヤステーションに戻る」
風間君 「へ? そんないきなり急に……」
ソル  「掴まってて!!」
風間君 「うわぁっ!!」

 

 ソルはペダルをめいっぱい踏み込み、スターゲイザーを発進させた……

 
 

 一方デュランダルとセレーネは、北春日部の仮説に驚愕の表情を浮かべていた……

 

議長  「……そんなバカな!?」
セレーネ「そうですよ! あれはそもそも観測どころか、この宇宙に存在しているかどうかも……」
北春日部「だから、もしかしたらじゃって……」

 

 その時、ステーション全体に警報が鳴り響いた。

 

オペレータ『スターゲイザーから緊急通信です!』
セレーネ 「ソル! 何かあったの!?」
ソル   『追われてるんだ!!』
剛太郎  「追われているだって?」
議長   「追っ手が何か分かるかね!?」
ソル   『多分モビルスーツです! ……でも』
セレーネ 「でも?」
ソル   『……こんな機体は見た事が無い!』

 
 

???  『目標、移動を開始』
???  『あの機動性……間違い無い、奴らだ!』
???  『基地を見張っている連中にも通達しろ、目標はこちらで鹵獲するので同時に基地へ攻撃を開始せよ』
???  『『了解』』
???  『……今度こそ、我等『頂武』の威信にかけて捕らえるのだ……あの忌々しい『ガンダム』を!!』

 
 

 戻る