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SEED-IF_CROSS POINT_第9話

Last-modified: 2010-02-02 (火) 23:49:43
 

第9話 『蘇りし剣』

 
 

「じゃ、現状の説明を頼むわ。
 これでもジャーナリストの端くれだからある程度は理解してるけど、それにも限度があるからさ。
 最近ザラ派の残党が壊滅したってのは風の噂で聞いたんだけど」
「分かっている。……シホ、始めてくれ」
「はい。ではヘブンズゲート以降の動きですが」

 

女性の声にディアッカは目の前の画面に視線を向ける。
ここはプラントの首都、アプリリウスの議長室。
部屋には自分の他にイザーク=ジュールとシホ=ハーネンフース。
現プラント議長代行とその秘書官である。
代行が付くとはいえ実質的なプラントの支配者であるこの男に、自分は直々に呼び出されたのだ。
もっともアカデミー時代からの旧友なので、気後れなどはまったくしていないが。

 

「まず世界に対しての宣戦布告から1週間後、オーブ宇宙軍と接触。
 実の姉であるオーブ連合首長国代表、カガリ=ユラ=アスハ氏が説得するも決裂。
 同時にオーブ軍との戦闘に入り、これを殲滅。
 なお、戦闘時間は3分弱です」

 

映像がチャートからMS戦のものに切り変わる。映ったのは一方的な殲滅。
統制された部隊がわずか1機に面白いように落とされていくその様は、
まるで出来の悪いアニメでも見ているかのようだ。
そしてその映像も、最後に残った黄金の機体があっさりと破壊されたところで終わった。
手際が良すぎて溜息も出ない。

 

「その後、海賊が出没する宙域・紛争を続ける地域に予告も無く介入し、これを鎮圧。
 テロリストを匿っている街を焼き払うといった暴挙を行い始めるのもこの頃からです。
 ただ住民を避難させてからの行為ですので、死者は出ていません」

 

キラのルートを表す矢印が通り過ぎた街の名の中で、タッシルやクレタ等いくつか点滅している。
おそらくこれが焼き払われた場所なのだろう。

 

「先日オーブ近海において、アスラン=ザラ少将及びムウ=ラ=フラガ一佐と交戦。両名を撃破。
 その際にキラ=ヤマトの手に渡ったインフィニットジャスティスとアカツキを、見せしめのために破壊。
 いや、処刑と言った方が良いかもしれませんが……その映像を全世界に放送しています」

 

そして次に映ったのは例の映像。2つの十字架。
もう何度も目にしているが、見ているだけで気分が重くなってくるのは変わらない。

 

「そしてこれは3日前の事になりますが、ザラ派の地下組織と見られるものが多数破壊されました。
 どうやらプラントに隠れて物資や兵を集めていたようです」
「この状況下で何て馬鹿な真似を。これではキラに戦う理由を与えているだけだ……」
「鴨が葱背負って来てるようなもんだな、向こうからしたら」

 

自業自得のザラ派のアホ共はこの際どうでもいい。それより気にすることはもっとある。
画面に映ったジャスティスとアカツキを眺め、3人は溜息を吐いた。
最後にして最強の一手、まさしく切り札であった筈の2機が、いとも簡単に返り討ちにあったのだ。
しかも磔による処刑付きで。時代遅れだが、見せしめとしては十分すぎる。
シホの話によると、軍の中にもキラを受け入れるべきだという声が上がっているのだとか。
クライン派のサクラによる流言ではないかと指摘をしてみたが、
それ以外の者からもその声は聞こえているらしい。
困ったもんだ。

 

「まさかあのアスランが2人がかりで破れるとはな。しかも正面からの正攻法でだ。
 ディアッカ、お前ならどうやってあの2人と戦う?」
「戦う? 馬鹿言うなよイザーク。すっとんで逃げるね、俺なら」

 

その言葉に残った2人も軽く頷く。
彼らもかつては凄腕のパイロットと謳われた事もあったが、流石にそこまで強気にはなれなかった。
インフィニットジャスティスはストライクフリーダムと互角の性能を誇る、CE最強の機体の一つ。
ましてや搭乗者はアスラン=ザラ。おまけにフラガ一佐のアカツキの援護付き。
普通に考えて、勝とうと思う奴なんてこの世界にはいない。
その可能性を持った人間だって微々たるものだ。
しいて名を上げるなら、実際にそれを成したキラか―――

 
 

「それで、今度はシンを駆り出すってのか? もう民間人だぜあいつは」
「十分理解している。だが他に手が無い。
 例え核やジェネシスでキラを討ったとしても、
 このままではキラの人間離れした強大さを後世に伝えるだけだ。
 そしてクライン派の残党はその後もずっと、プラントに反抗し続けるだろう。
 キラやラクス達によって見せて貰えるはずだった、夢の続きを見るためにな」

 

確かにそれは十分ありえる話だ。どの時代にも狂信者というものはいる。
女神達の復讐という言葉を免罪符にテロに奔る、それくらいは十分考えられた。
あの手の連中は、憧れや崇拝という感情が理解から程遠いという事をわかっていない。

 

「だから人の手で討たなきゃならないって言いたいのか? お前は」
「ああ。神に縋ることはできても、負けた死人に縋り続ける事は難しいからな。
 ―――俺達は生きている。そして生きている以上、明日へと歩き出さなければならん。
 八つ当たりや夢想に付き合っている場合ではない」
「手厳しいねえ、お前」
「今の俺は議長代行だ。背負っているものがあるからな。手厳しくもなる」
「………申し訳ありません、続けても宜しいでしょうか」
「すまん、頼む」

 

割り込むシホの声に、2人は会話を一旦止める。今度は画面にMSの映像が映った。
深紅の翼。背中には長剣。そして血涙を流しているようなGタイプの顔―――デスティニー。
キラを撃つ機体に選ばれたのは、かつてのシンの愛機だった。
だがそれを見たイザークは僅かに眉を顰める。
彼が技術部に依頼したのは 『フリーダムを倒せる機体』 だったらしいのだが、
かつてのものと外見上特に変化は無いからだ。
シホが説明を再開する。

 

「フリーダムと遠距離で戦う愚を避けるため、武装は中~近距離に特化させています。
 長距離砲のビームランチャーとビームライフルは排除し、
 ビームマシンガン『スコール』を左のウェポンラックに装備。
 マシンガンと言っても、一発一発がビームカービンの一撃に匹敵します」

 

「あのさ。今更だけど、こんなの俺に見せていいのか? 俺も今は民間人なんだけど」
「俺も暇じゃないからな。報告は纏めて受けたいし、
 お前もプラントの害になるようなことはしないだろう?」

 

点滅する左肩のウェポンラックの光が消え、今度は右肩のウェポンラックが光る。
シホは2人の雑談を気にしないことに決めたようだ。

 

「アロンダイトは長さと威力はそのままに、片手でもスムーズに振れるようスリム化されています。
 またビーム刃の後ろに実体剣があり、もし折れてビーム刃が消失してもある程度の戦闘力は有しています」
「大砲がキラに当たらないのは目に見えてるから妥当だな。ライフルは…まあパルマもあるもんな……」
「大剣ではなく長刀か。だがキラは接近戦も苦手じゃないからな。
 アスランのジャスティスでも駄目だったことだし、一撃離脱を徹底させた方が良いかもしれん」

 

今度は両手の部分が点滅する。デスティニー最大の特徴でもある武装。
『掌の槍』ことパルマフィオキーナだ。
それを見たイザークの目が少し鋭くなる。何か思い入れでもあるのだろうか。

 

「パルマフィオキーナは通常タイプと拡散タイプ、両方のビームが撃てるようになっています。
 通常タイプはビームライフルと同等の威力を有し、
 拡散タイプはドラグーン対策として広範囲に攻撃を放つことができます。
 ……但し、距離に比例して威力は落ちますが」
「ふむ」

 

素早いフリーダムやドラグーンに対し、中距離ではスコールやパルマ (通常)。
近距離は散弾かアロンダイトの一撃離脱。
それがザフトの技術部の出した答えのようだ。ありきたりな答えではあるが、正道である分信頼性も高い。
中途半端な奇策に頼るよりは遥かにマシか。

 

「なあイザーク。デスティニーをフリーダムキラーに改造したのは分かった。
 だけどそれでも勝てるってわけじゃないだろ?
 なんてったって相手はキラだ。天下のスーパーコーディネーター様だぞ、あいつは」
「確かにな。だが、シン=アスカがキラ以上の戦士の素質を持っている可能性だってあるだろう?」

 

そりゃ可能性という言葉を使えば、誰だってキラ以上の可能性はゼロではないが。
そんな言葉遊びよりも彼が何を言いたいのかが気になる。

 

「根拠は?」
「1つは、あいつもSEEDを持っているという事」
「SEEDってアレか? マルキオ導師がよく言ってた」

 

SEED。 『優れた種への進化の要素である事を運命付けられた因子』 と呼ばれる概念。
言葉だけは難しいが、戦闘の際に秘められた力を開放するということしか分かっていない。
まあ要するに、スーパーサ○ヤ人みたいなものなんじゃなかろうかとディアッカは認識している。
所持している奴ら全員、 『戦い』 に関しては尋常ではない力を発揮しているし。
ちなみに、イザークもディアッカもSEEDは持っていない。

 

「もう1つは、デュランダル議長とエンジェルダウン作戦かな」
「エンジェルダウン作戦? シンがキラに勝てた例の戦いか?
 あれはインパルスが何回も戦線復帰できたからってのがその理由じゃなかったか?」
「そうだ。だが俺が気にしているのは作戦自体だけじゃなくて、その背景だ。
 デュランダル議長は遺伝子についての専門家だった。当然シンの遺伝子についても調べていただろう。
 最新鋭のインパルスを、アカデミー主席でもないシンに与えたのがいい例だ。
 その彼が後にデスティニープランの象徴と呼ばれたシンを、わざわざ1対1でキラにぶつけた。
 そして、その戦いでシンはキラを倒した」

 

だから、シンはキラを上回る可能性を持ってると言いたいのか。
ディアッカの目を見て思考を読んだのか、自分が口を開く前にイザークの言葉が続いた。

 

「短絡的だと思うか?」
「お前にしては希望的観測が多すぎる。自分でも信じてないだろ、それ」
「……まあな」

 

図星だったのか目を逸らし苦い顔をするイザーク。シホは2人を表情も変えずに見ている。

 

「だが全部信じてないというわけでもない。俺はかつてのシンの戦いを映像で見たことがある。
 俺達があいつの年齢の頃、あんなに強くはなかった。
 いや、俺達だけじゃなくキラやアスランも含めてもだな。
 考えてもみろ。2つ年下、赤とはいえ主席でもなかったあいつが
 ヤキンを生き抜いたキラやアスランと初陣から数ヶ月で互角に戦っていたんだ。
 むろん機体性能もあるだろうが、それでも才能だけならキラと互角以上だとしてもおかしくない」
「そりゃま、確かにそうだけどな。―――なあ、本当の事言えよ。見ていて辛いぞ」
「………自分でも無様だとは分かっているがな。
 もう何でもいいんだ、俺は。あいつを、キラを人に戻してくれるのなら」

 

それが本音か。年を取っても素直じゃない野郎だ。
いや、年を取ってしまったからか。どちらでもいいけど。

 

人として死なせてやりたい。つまりはそういうことなのだろう。

 

キラと彼は親友だった。ディアッカもキラとは友人だったが、イザークとはそれ以上に仲が良かった。
無論当初はニコルの件で距離があったのだが、元々の相性が良かったのだろう。
熱血しながら突っ込むイザークと戸惑いつつも上手くフォローするキラ。
シンパは多くても友人が少なく、人間関係で落ち込みやすいキラと、
そんなキラに喝を入れつつ励ますイザーク。
気がつけば2人でよくつるんでいたものだ。
それゆえに、今回のキラの変貌に心を痛めていたのだろう。
本来ならこいつが真っ先にキラを殴りに行きそうなものだが、
議長代行という立場もあり、それは不可能だった。
世界はこれ以上指導者を失うわけにはいかない。
貴方とは違うんですと逆ギレしながら簡単に辞めるというわけにもいかないのだ。

 
 

「で?ここに民間人の俺を呼んだ理由は? 愚痴を聞いて欲しかったわけじゃないだろ」
「当然だ。……先日ザフトとオーブの間で、協力してキラを討つという話が決まった。
 地球の部隊から討伐隊をかき集める。集合地点はオーブ。人員と物資の補給も行われる予定だ」
「宇宙軍は治安の維持で精一杯だもんな。
 地球のレジスタンスはまだキラにビビッちゃってるから、ある程度は問題ないか」
「旗艦はミネルバ。部隊を率いるのは……言うまでも無いな」

 

勿論だ。
自爆しようが婚約者を取られようが死にかけようが、キラの事ならヤツは滅びぬ。何度でも蘇るさ。
あいつにとって自機の撃墜など、ゴミの様なものであることだし。

 

「アスランだろ? あのバカがキラを他人に任せて寝てるわけが無い」
「お前はこういう事だけは鋭いな。まあいい、ここからが本題だ。
 オーブでの集合の際に、アスランに渡したいものがある。お前にはそれを護衛して欲しい」
「中身は?」
「先日製造されたMSをアスラン用にセッティングしたものだ。
 今のままじゃあの馬鹿、ムラサメでフリーダムに特攻して自爆しかねんからな。
 ジャスティスやデスティニーほどではないが、性能は折り紙つきだ」

 

なるほどね。
キラといいアスランといい個人的な事情も多く含む内容だからこそ、
公私混同して部下に任せるようなことはしたくないということか。
そういうことなら、まあ断る理由も無い。

 

「別に構わないぜ。ただ、条件が1つある」
「なんだ? 報酬なら十分用意している筈だ。まだ上乗せが欲しいのか?」
「そんなんじゃないっての。今晩一杯付き合えって言おうとしただけだ。
 愚痴くらいなら我慢して聞いてやっから」
「お前にそんな弱味見せてたまるか。……まあいい、たまにはいいだろう」

 

その瞬間、部屋の空気が下がったような気がした。なんだろうこの感覚。
昔なんか感じたことがある空気だ。記憶が正しければ確かアークエンジェルで。
まあいい、めんどくさいことは忘れて今夜は旧友との再会をはっちゃけつつ楽しみますか。

 

「オッケー、んじゃシホちゃん、今日はちょっと旦那借りるぜ?」
「………ええ、構いません。代行も最近お疲れですし、息抜きしてきて下さい」

 

背筋に奔る冷たいものに何やら身の危険を感じるが、気にしたら負けである。
気付かない方が幸せという言葉もあるし。

 
 

そうそう、重要な事を聞き忘れていた。

 

「ああそうだ、アスランやシンには新型を渡すんだろ?俺の機体は何よ?」
「どうせ貴様のことだ、射撃メインの機体しか乗る気が無いのだろう?
 ガナーザクファントム、色は好きに塗れ」

 

ちくしょう。俺にも専用機用意してくれよなぁ。バスターとか。

 

「やっぱりかよ。良い機体だけど汎用機じゃないか。少しは俺にもサービスしろよ」
「今言うな馬鹿もん、パーソナルカラーを許しただけでもありがたいと思え。
 だいたい、そうほいほいと簡単に新型ばかり準備できるか!!」
「なんだよったく……それでもプラント議長か~? ケチだなぁ」
「議長じゃない、議長代行だ!! 本当にお前と言うヤツはしょーもない……」
「………貴方用の新型なら用意しています。機体ではなく特別な武器ですが」
「え、マジ!?」
「ええ。もう、貴方の機体に換装するよう手配しています」

 

冷静な声でシホが呟く。意外なところから良い話が来た。
こめかみに浮いた血管が気になるが、それよりも今は話の内容だ。

 

「グゥレイト!! で、どんなのだ? やっぱ凄いのか?」
「見れば分かります。伝説の兵器を再現した、と言えば良いでしょうか」
「伝説の兵器。やばい、早く見せてくれよ」
「言われるまでもなく。コレです」

 

リモコンのボタンを押すシホ。
だが画面に映る長細い物体を見て、ディアッカのテンションが一気に下がった。

 

胴体部分はなんの変哲も無い円柱だが、色だけは微妙に黒い。
棒の先は卵型に広がっており、逆に根元には丸い玉が2個両サイドにくっ付いている。

 

その形は―――まあぶっちゃけどっからどう見てもナニだった。
……すごく、大きいです。

 

「なんじゃこりゃぁぁぁぁ!!!」
「おお、ネオジェネシススーパーフリー負債仕様ジェネシス砲じゃないか。完成度高けーなオイ」
「何で知ってんだ!! つか何その名前、ジェネシス2回言ってんじゃねーか!!」
「知らんのか? かつてアニメ界を終末へと追いやりかけた "X" plosion というプロジェクト。
 その公式サイトの更新をストップさせた伝説のサイバー兵器だ」
「嘘付け!! あれは監督と脚本が会社に干されただけだろ!!」

 

つかこんなそそり立つサイバー兵器があってたまるかマジで。
駄目だ、この馬鹿じゃ話にならん。今も何言ってんのコイツと言わんばかりの顔してるし。
というか何時からこいつはボケに転向したのか。
あんなにツッコミだったのに、夕暮れはもう違う色。
いや、今はこいつに構っている場合ではない!

 

「なあ。なんなんだコレは、シホちゃんよぉ!! 見た目思いっきりナニじゃねーか!!
 つかこんなもん出しといて何澄ました顔してんだコラ!!」
「まったく、エロチャーハンはいつも卑猥な事しか考えないんですから。
 棒を見るたびにそっちの話に持って行かないで下さい。セクハラで訴えますよマジで。
 これはね、前回の戦争で放たれたレクイエムを相殺してアプリリウスを守った伝説の兵器なんです。
 デスティニープランの象徴はシン=アスカではなく
 このネオジェネシススーパーフリー負債仕様ジェネシス砲という説も…」
「さっきの話と違うじゃねーか!!」

 

こんな地方限定のご神体みたいなもんに守られてたまるか。
てか何で俺がこんな目に遭わねばならんのか。考えられる理由は一つしかないけどな。

 

「あれか、旦那を取られたのが気に入らないのか!?」
「別にそんな事で怒ってなどいません。議長は忙しい方ですし、私とはいつも一緒にいますから。
 たまに会う友人を優先するのは当然のことです。
 ………せっかくお気に入りのレストラン予約してたのに……」
「それ俺のせいじゃないだろ!? イザークに言えや!!」

 

要するにデートを邪魔されたのが理由らしい。
なんだそれ。悪いのイザークじゃん。
何故俺の機体がこんな 「やらないか?」 的な装備を付ける羽目になるのか。

 

「ハッ、大方夜景の綺麗なスウィートルームでの甘いひとときを邪魔されたってやつか?
 俺は一応君の先輩だぞ!? そんなもんでここまでコケにしなくてもいいだろうが!!」
「失礼な!! 私は9800円の安いホテルの方が燃えるタイプです!!」
「聞いてねえよそんなこと!!」

 
 

つか聞かせんな。

 
 

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