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Seed-Crayon_1-520_2

Last-modified: 2013-12-25 (水) 02:57:09

野原家 in DESTINY・50話(メサイア編)
【中編】

 
 

レイ 「ギ……ギルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!

 
 

みさえ「う…うそでしょ……?どうして……」
しん 「ぎちょうの…おじさん…」
ひろし「畜生…ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
    なんでそんなに簡単に命を捨てちまうんだよおおおお!!アンタは!アンタは!!
    くそおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 

 ひろし、究極カンタムにたどりつく。しかし、その足取りは重い。
 議長の消えた方をじっと見つめるタリアとレイ…

 

みさえ「さあ、ここももう危ないわ。早く逃げましょう!」
しん 「ぎちょうの…おじさん…。アクション仮面ごっこ…楽しかったゾ…」
みさえ「しんちゃん…」
ひろし「みさえ、操縦はオレがする。おまえは2人を呼んできてくれ」
みさえ「うん…。艦長、レイ君………さあ…いきましょう」

 
 

 チャキッ!

 
 

タリア(銃を構える)
   「みさえさん…ごめんなさい。私…やっぱりあの人と一緒に行くわ…
    それが…私達の運命なのよ…」
みさえ「そんなっ…!!そ、それじゃあレイ君はどうなるのよ!!」
タリア「レイも…一緒に連れて行くわ」
みさえ「でも…レイ君はさっき生きたいって…」
タリア「仕方ないのよ…運命だもの…。レイも…私も…」
レイ 「うううっ…生きても…ギルがいない…んなら…うううう…」

 

タリア「そういうことなの…ごめんね。みさえさん…」
みさえ「………」(つかつか と銃を恐れず艦長のほうへ歩いていくみさえ)
タリア「こ…来ないで!う…撃つわよ!」

 
 

 バシーン!(平手打ち)

 
 

みさえ「何甘ったれたこと言ってるのよ!!!
    まだわからないの!議長さんが、なぜ手を離したのか!」
タリア「え…?!」
みさえ「あなた達に…あなた達に生きてもらうために、議長さんは手を離したのよ!
    運命を…断ち切る為に!!」
タリア「そんなっ…!」

 

みさえ「たしかに議長さんはあなた達と一緒に死ぬことを望んでいたわ…
    でも、やっぱり本心では生きてほしかった…だから、だから1人で身を投げ出したのよ!
    どうしてそれがわからないの!!」
レイ 「ギ…ギルが…ぼく…たちを…?」
みさえ「ええ、そうよ!
    それなのに!まだ運命だの何だので、死ぬなんて…
    あなた達のしようとしていることは、議長さんの思いを無駄にすることなのよ!!」

 

タリア「う…ううっ…(涙)
    あ…なた…私達の…た…めに…」
レイ 「ギル…ゥゥ…」

 

みさえ「これから…精一杯生きましょう。それが…きっとあなた達の運命…
    議長さんが変えてくれた、あなた達の運命なのよ。
    さあ、行きましょ…このままじゃ本当に危ないわ」

 

          *          *          *

 

 みんな究極カンタム内部に乗り込み発進!
 爆発に追われながら出口へいそぐカンタム!

 

しん 「とうちゃん遅いゾ~!!」
ひろし「うるせえっ!これでもフルスピードなんだ!!」
みさえ「あなたっ…!!」
ひろし「なんだ?!みさえ!!」
みさえ「レーダーをみると…どうやら、出口が閉まってるらしいの!!」
ひろし「な、なんだって!!」
しん 「なんですとー!!!」

 

タリア「聞いたことがあるわ。…ここが崩壊するとき、できるだけ周囲にデブリを撒き散らさないよう
    全ての外壁がオートで閉まるという話を…」
ひろし「やべえ…もうすこしだぞ!どうするんだよ!一体!!」
しん 「大丈夫!オラの究極カンタムなら!カンタムパンチでぶち破れるゾ!」
タリア「無駄よ…言ったでしょ。デブリが外に漏れないようにって…
    このMSの力じゃとても破れないわ」
ひろし「じゃあ一体どうしたらいいんだよぉぉぉ!!!」
みさえ「あなたっ!愛の力よ!愛があれば…なんだってできるわ!!」
ひろし「そうかっ!そうだな!いくぞぉぉぉ!」
レイ 「あ…い…?」
タリア「馬鹿なっ…なんて非科学的なっ…無理よ!絶対無理だわ!」
しん 「大丈夫だよ…オラたちはこうやって今まで色々な事をやってきたんだ。
    今度だって、きっとうまく行く筈だゾ!」
タリア「………」

 
 

みさえ「行くわよ、みんな声をあわせて!」
ひろし「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
みさえ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
しん 「ふぬおおおおおお!究極カンタム・アターーーック!!!」

 
 

 ガキィィィィィン!!!(弾かれる)

 
 

ひろし「くっ…やっぱりダメか…」
みさえ「もう、どうしようもないのかしら…」
しん 「そんな…オラ、お外出たいゾ…
    外で、シン兄ちゃんや、レイ兄ちゃんとまたアクション仮面ごっこしたいゾ!
    絶対!絶対脱出できるもん!!父ちゃんの力が足りないせいだゾ!!」
ひろし「しんのすけ…」
みさえ「もう一度…もう一度やってみるわよ。さあ、艦長とレイ君も力を貸して」
タリア「で…でも…何度やっても…」

 
 

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