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Seed-Crayon_3-91_3

Last-modified: 2008-06-16 (月) 13:29:08

 ――ひょんなことからアスランに会い、紆余曲折を経て記憶を取り戻したシン。
  野原家との別れを惜しみながら、アスランのいる裏山へと向かった――
 
アスラン「お、来たかシン・・・」
シン  「すいません、隊長。迷惑かけて」
アスラン「!?、お前記憶が・・・」
シン  「そうみたいですね」
アスラン「そうか・・・けどお前、あの家族の人たちにちゃんと挨拶してきたか?」
シン  「いえ・・ちょっと言うのがつらくて・・」
 
しんのすけ「シン兄ちゃ~~~~ん!!」
シン  「!!??」
 振り返るとそこには野原一家の姿が・・・
 
しん 「シン兄ちゃんの嘘つき!!ずっと・・ぇぐ・・いっしyoぅっ・・っていったのに!」
ひろし「こらこらしんのすけ、泣くなって。
    ごめんな。来るつもりは無かったんだが、どうしても行くって聞かなくてな」
シン 「・・・・・・」
 シンも胸が締め付けられる思いだった
 
みさえ「ほんとあなたがいた数週間ほんと幸せだったわよ。ちょっとお別れが早すぎたけど」
 シンは思わず、野原家の方へ行き、泣きじゃくるしんのすけを抱きしめた。
 
シン 「オレ絶対、絶対帰って来るから!!しんちゃんにまた会いに来るからな?だから泣くなよ」
しん 「ほ・・ひく・・ほんと?」
シン 「うん、約束する!・・ひろしさん、みさえさん、ほんとにお世話になりました!」
ひろし「何言ってるんだよ、おれ達はもう家族だろ!?」
シン 「えっ!?」
みさえ「そうよ・・あなたの家は、もうここなんだから・・・」
シン 「ぁ・・ありが・・とう・ござい・・・」
 もう言葉にならない・・・
 
アスラン「では、私達はこれで」
 そう言うと、アスランは号泣するシンを抱え、機体の方へ足を進めた。
 
 ――しばらくして――
 
アスラン「大分落ち着いたか?」
シン  「あっ、はい。さっきはほんと・・・」
アスラン「いいんだよ、泣きたい時は泣いて・・・
     けどお前はつらくないのか? なんかケロっとしてるが・・・」
シン  「まぁ辛くないと言えば嘘になっちゃいますけど・・・今は前向きって感じです」
アスラン「えっ?前向き?」
シン  「はい、何かまた守る者が増えたなって・・・がんばんなきゃって・・」
アスラン「そうか、守る者が増えたっか・・・じゃあいくぞシン!!」
シン  「はい!!」
 
 そうして、小さな青と白の飛行機と赤い機体はその町ををあとにした・・・
 
 
 ―完ー
 
 
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