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Seed-Crayon_6-267_1

Last-modified: 2008-07-06 (日) 16:34:49

みんなでお風呂に行くゾ
【前編】

 

 ~野原家~
ひろし 「それじゃみんな、揃ったな?いただきまーす♪」
シン  「いただきます」
みさえ 「うん。このから揚げ、よく出来てるわ。腕を上げたわねルナちゃん」
ルナ  「えへへ…みさえさんの料理の腕に比べたら、まだまだですよ」

 

ひろし 「そう言えば風呂焚いてある?メシ食ったらすぐ入りたいんだけど」
しんのすけ「ほい!おらがやっておいたゾ!」
ひろし 「おお、偉いなしんのすけ。で、ちゃんと風呂焚きあがったらガス止めておいたか?」
しん  「確かおら、シン兄ちゃんに頼んだと思うけど。」
シン  「え?俺は知らないよ……ルナ止めた?」
ルナ  「バカねえ。台所でから揚げ作ってた私が知るわけないじゃない」

 

ひろし 「……ってことは……」
しん  「……」
シン  「……まさか」

 

 ドタドタドタドタ!

 

ひろし 「……やっぱり!焚きっぱなしになってるじゃねえか!くっ!(ガスの元栓を締めた)
     ……ふう。コラしんのすけ!」
しん  「ご、ごめん・・・・」
ひろし 「ごめんじゃないだろ!また家が吹き飛んだらどうするつもりだ!」
しん  「ううっ……おら、おら……」
シン  「あ、あのひろしさん。その辺でしんちゃんを許してあげてください。
     俺もうっかりしていたし……お願いします!」

 

ひろし 「シン君……しょうがないな。しんのすけ、今日はシン君の顔に免じて許してやる。
     2度、いや3度とこんな事すんなよ」
しん  「ブ、ブ・ラジャー!」

 

みさえ 「に、しても……この地獄の釜のように煮えたぎった風呂にはちょっと、入れないわね」
ルナ  「じゃあ今日はお風呂抜きですか?そんなあ……」
しん  「いや!手はあるゾ!みんなで銭湯に行けばいいんだ!」
シン  「セントウ?行ったことないな……話には聞いた事あるけど」
ルナ  「私もないわ。ちょっと興味、あるわね」

 

ひろし 「そうか……シン君もルナちゃんも銭湯に行ったことないのか。
     じゃあ、久しぶりにみんなで銭湯行ってみるか?」
みさえ 「いいわね!銭湯に行くのは……そうね、またずれ荘に仮住まいしてた頃以来かしら」
ひろし 「よ~し、それじゃみんな支度をしろ!メシ食ったら銭湯に一風呂入りに行くぞ~~!」

 

一同  「お~~!」

 

          *          *          *

 

ニコル 「……あれ?野原家のみなさんじゃないですか。こんな時間にどこへ行かれるんです?」
ひろし 「ニコル君。いや……ちょっと色々あってな、今日はみんなで銭湯に行くことになったんだよ」
ディアッカ「なんだ。じゃあ俺達と同じって事じゃん」
しん  「ディアッカのお兄ちゃん達も銭湯?すごい偶然だゾ。」
イザーク「このキョシュケがーー!元々またずれ荘には風呂など付いとらんわ!
     二日にいっぺんは銭湯通いだ、俺達はッ!」
ルナ  「あ……そういうことですか」

 
 

キラ  「あ、みなさんもお風呂ですか?奇遇ですね。僕達もこれから銭湯に行くところなんですよ」
ラクス 「こんばんわですわ♪皆様がた」

 
 

アスラン「あれ?……キラや野原さん達も銭湯に行くのか?うちも最近風呂が不調で、時々銭湯に行ってるんだ」
カガリ 「いっそユニットバスでも取り付けようかと思ってはいるんだがな。これがなかなか……」

 
 

ムウ  「なんだなんだ?今夜はえらく賑やかだな。おい」
マリュー「みんなの家でもお風呂が壊れたのかしら……?」

 
 

ステラ 「あ、シンだ。うぇーいw」
スティング「おいアウル。この間みたいに風呂に入る金でゲーセンになんか行くんじゃねえぞ」
アウル 「分かってるって!俺も不潔なのは嫌いだからよ、今日はちゃんと風呂に行くよ」

 
 

マユ  「あ、お兄ちゃん達だ!やっほー」
フレイ 「ふう……私は水のシャワーだけでも、まあいいんだけど……
     マユちゃんがどうしても銭湯に行きたいって言うもんだから……」
ギル  「自分の我を通さずにマユ君の要望を尊重するようになったあたり、フレイ君も変わったものだな」
クルーゼ「ああまったく」
フレイ 「ど、どこから出てきたのよ!あんた達はッ?!」
レイ  「気にするな。俺は気にしない」

 
 

シン  「お、おいおい……?いきなりみんながゾロゾロと出てきたぞ?どうなってるんだ?」
しん  「みんなで銭湯にお風呂入りに行くんでしょ?えへへ~~、また楽しくなってまいりましたなあ」
シン  「ふう……またか。願わくば平穏無事で済みますように……南無南無」

 

          *          *          *

 

 ~そして、銭湯に到着~
ひろし 「着いた……ここが銭湯だ。じゃあお金払って中に入ろうぜ」

 

ルナ  「じゃあシン、私達は女湯に行くから。3、40分後ぐらいにここで待ち合わせしましょ」
ステラ 「シン……ばいばい」
マユ  「お兄ちゃん!覗いちゃダメだよ!じゃあね♪」

 

シン  「ぐっ……マユのヤツ、兄貴をなんだと思ってんだ……待て、しんちゃん。どこへ行く?」
しん  「え?そりゃあ、おら子供だし~?おねいさん達といっしょに入るゾ!それじゃ」

 

男ども一同「ダメだ。しんのすけは俺達といっしょに男湯に入るんだ!

 

しん  「む~~!横暴だゾー!おらはおねいさん達と……ん?」
シン  「どうした?しんちゃん」
しん  「シン兄ちゃん!ちょっとアレに座ってみようよ!さあさあ!」
シン  「お、おい!なんなんだよもう!」

 

しん  「……(瞑想中)」
シン  「……(瞑想中)」

 

ムウ  「お、2人して番台に座ってるのか?それは今じゃ使われていないヤツみたいだけど」
しん  「シン兄ちゃん。こうして目を閉じて……女湯の方だけを想像するんだゾ。すると……」
シン  「……(瞑想中)」

 

しん  「うひょー!たまんねえなキショー!」
シン  「……ん~…ん~~~!ダメだ。しんちゃん、俺の頭じゃ女湯を想像出来ないよ……」
しん  「んもう。ダメだなあ、シン兄ちゃんは」
シン  「ごめん」
キラ  「しんちゃん、僕とアスランにもその番台に座らせてくれないかな?
     僕達も出来るかどうか、試してみたいんだけど」
しん  「おお~、どうぞどうぞ」

 
 

キラ  「……(瞑想中)」
アスラン「……(瞑想中)」

 

ニコル 「ど、どうなるんでしょう……?」
イザーク「知るか」

 
 

キラ  「(ピキーン!)見えた!番台からきっちり女湯だけ!ラクス、フレイ、ルナさんステラ……
     フリーダーァァム!
アスラン「(ピキーン!)俺も見えた!これが俺の、俺だけのジャスティス!その正義、まさにインフィニティ!

 

 ゴン!ガン!ゴイン!

 

女一同 「そんなもん、見えんでいい!
キラ・アスラン「……すびばせん……」

 

シン  「さて、いつまでもバカやってないで風呂入るか」
しん  「ふう、やれやれだゾ」

 
 

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