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Seed-Crayon_6-527_3

Last-modified: 2008-07-15 (火) 23:21:21

おれがアイツであいつがオレで、だゾ
【後編】

 

ネネちゃん(外見はラクス)「………」
マサオ君(外見はキラ)  「…ね、ねえラクス。僕もオーブ軍の准将になってお給料も上がったんだし、
              ここらでおこずかいの値上げを…」
ネネちゃん「ダメですわ。うちにもまだストフリとか、エターナルとかのローンが残ってるのに…
      おこずかいの値上げなんてとんでもありませんわ!」
マサオ君 「……やっぱりね。いいよ、言ってみただけだから……」
ネネちゃん「(小声で)ちょっと!セリフとばしちゃダメじゃない!ちゃんと台本のとおりにやってくださいな!」
マサオ君 「え?う、うん……ごめんラクス(入れ替わってもあんまり変わらないなあ)」

 

園児A  「ねえ。ラクス先生とキラお兄さん、何やってんのかな?」
園児B  「リアルおままごと、かな?なんか先生達、ネネちゃんとマサオ君みたい」
園児C  「いや、おままごとって言うより先生達の実生活の再現なんじゃないの?あれ」

 
 

キラ(外見はマサオ君)  「せんせ~い!」
ラクス(外見はネネちゃん)「ちょっと聞きたい事があるんですけど~♪」
ネネちゃん「あら?キ…マサオ君にネネちゃん」
マサオ君 「な、なに?どうしたのかな?(…ほ。助かった、かな?)」
キラ   「それが~…ちょっと大声では言えない事なんです」
ラクス  「だから、耳を貸していただけません?そう…もう少し顔を近づけて……今ですわ!
キラ   「え~~~~い!

 

 ごい~~~~~ん!(ラクスとキラが、マサオ君とネネちゃんにジャンプして跳びかかり、額に思いっきり頭突きをした!)

 

アスラン(外見は風間君)「(物陰で見ていた)……どうだ?成功した、か?」
シン(外見はしんのすけ)「ん~~………おお?4人とも、目を覚ましたみたいだゾ」

 
 

ネネちゃん「ん…んん~…何よいきなり……あっ!も、元の体に戻っちゃってる!」
ラクス  「ふう。やっと自分の体に戻れましたわ。まあ…いつまでも子供のままっていうのも困りますものね」
マサオ君 「良かったあ~。これで、ネネちゃんのリアルおままごとからはとりあえず開放されたよ…」
キラ   「……たまに思うんだ。ラクスと付き合っているとさ、時々何もかも忘れて子供だった頃に戻りたいなあ…って。
      実際に戻ってみても、たいして状況は変わらなかったけどね……」

 
 

シン   「うん。4人共うまく入れ替われたみたい」
アスラン 「よし…後は俺たちだけだな!ミネルバに行くぞシン。
      今度こそしんちゃん達から俺達の体を返してもらわないと!」
シン   「ブ・ラジャー!」

 
 

 その数十分後……スーパーミネルバにて

 
 

メイリン「う~~ん。このジュース何が悪かったのかなあ。混ぜ合わせた物に問題が?
     ……ああ、そうするとおそらく元因はたぶん………『アレ』か」

 
 

しんのすけ(外見はシン)「ケツだけ歩き~!そこのおねいさ~ん。おらと一諸にひとつ、どう~~?」
風間君(外見はアスラン)「お、おい。いくらなんでもちょっと調子に乗りすぎだぞ。しんのすけ」
しん  「でもせっかく大人になれたんだゾ?これくらい…」

 

シン  「ああああ~~~!こらー!おらの体でなにやってるのーーー!」
しん  「おお?シン兄ちゃん達だ。やっほ~~~」
シン  「やっほ~…じゃないゾ!しんちゃん、おらの体で何してるんだーーー!」
しん  「んー、ケツだけ歩きとか尻出し星人とか、その他いろいろ」
シン  「ああああああああああ~~~~~!(頭を抱えている)」

 

アスラン「風間君。他のみんなは元に戻ったよ。いい加減、僕達も元の体に戻ろう。いいね?」
風間君 「はい…正直ほっとしてます。俺にはまだ仕事をするなんて無理みたいだし……」

 
 

メイリン「あ、みんな揃ってるみたいですね?元の体に戻るための、特製ジュースの調合が終わりました~。
     さっそくみんなでこれ飲んで、一件落着してくださいね~♪」
アスラン「……よく言うよ。全ての元凶の源のくせしてさ」
メイリン「まあまあ。そんな意地悪言わないでくださいよ~。
     ちょっとジュースに、珍しい素材を混ぜ合わせただけなんですから~」

 

しん  「珍しい?おねいさんはこのジュースに何混ぜたの?」
メイリン「このあいだプラントに里帰りした時に、こっそり削りとってきた宇宙クジラの化石をちょっと」
シン  「あ、あほー!そんな得体の知れないもんが入ったものを人に飲ますなーーー!」
アスラン(う~む……メイリンって意外に危険な女の子かもしれない、な……)

 
 

 ……まあとにもかくにも、メイリンの特製ジュースを飲んでシンとしんのすけ、アスランと風間君は無事元の体に戻ったのでした。
 それと当然のことながらメイリンの特製ジュースは、商品として採用されなかったみたいだ……

 

          *          *          *

 

 翌日……野原家。

 
 

 ジリリリリリリリリ!

 

みさえ 「う、う~ん……もう朝かあ。…ふあ~~。朝ごはんの準備しないと……む?」
しん  「おお?もう母ちゃん、朝起きるのが遅いゾ。おらハミガキにお着替え、おトイレも全部済ませちゃったゾ?」
みさえ 「げ、げえーーー?し、しんのすけが自分で早起きしている?
     ど、どうなってんのよこれ……!」
しん  「母ちゃん!早く朝ごはん食べないと幼稚園のバスが来ちゃうってばー!」
みさえ 「え?あ、ああ…ちょっと待っててね……?(ど、どうなってんのかしよ一体…)」

 

 その頃、野原家地下のシンの部屋では。

 

ルナ  「ちょっとシン!そろそろ起きないと遅刻するわよ……って!
     起きろこらー!(ふとんを一気に剥がした)……む?いない!どこに消えた…
     あ、ふとんにしがみ付いてる。……う~ん、シンってこんなに寝起きが悪かったかな?」

 

 その10分後、野原家の居間にて。

 

ひろし 「へえ。珍しい事もあるもんだ。まるでしんのすけとシン君が入れ替わったみたいだぜ」
シン  「ま、昨日そんな事もありましたけどね。ちゃんと元に戻ましたから後遺症とかは無いハズだと思う。(もぐもぐ)」
みさえ 「ふう…しんのすけ、幼稚園のバスに乗って行っちゃったわ。毎日がこうならいいんだけどねえ」

 

ルナ  「その代わり、今度はシンがぐーたらになっちゃった、か。
     ……ねえ。シンとしんちゃんって何となく、何となくだけどちょっと似ている所があるわよね?
     ひょっとして…一時的に体が入れ替わった事をきっかけに、
     お互いの性格が一部分入れ替わったままになっちゃった……なんてことは」

 

シン  「もう~、ルナったら考えすぎだぞ?」
ルナ  「そ、そう?(なんか今のシン、ちょっとしんちゃんみたいな感じが…)
     あっいけない!このままじゃ私まで遅刻だわ!
     シン、一足先にミネルバに出勤するから後で必ず来なさいよ!」
みさえ 「あ!ルナちゃん、ちょっと」

 
 

 ブロロロロ…ブロロロロロロロ……!

 

ルナ  「よし。今日も私の原チャリは調子いいわね。それじゃ」
シン  「出発おしんこ~~!」
ルナ  「ちょ!シン!何、あんたさりげなく私の原チャリの後ろに乗ってんのよ!」
シン  「まあまあ。気にしない気にしない♪ほら、早くしないと遅刻するゾ?」
ルナ  「もう~~!やっぱり、今のシンにはしんちゃんが少し入っちゃってるじゃない~~~!」

 
 

 ちなみに…シンとしんのすけは数日の間はこんな調子だったけど、そのあとは完全に元の2人に戻りましたとさ。
 めでたしめでたし。

 
 

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