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XXXスレ360 氏_SEED DESTINY AFTER 龍宮の守人編_第1話

Last-modified: 2009-05-30 (土) 01:03:08

「よおーし。モビルスーツ隊発進用意。さっさと終わらせるぞ」

 

ボロボロの白いザフトの軍服を着ているヒゲの目立つ男は、自慢のアゴヒゲを触りながら、
満足げに正面に映るヒラメのような輸送船を見た。
彼らはザフトの中でも、よく言えばザラ元議長やデュランダル前議長を信奉していた者、
悪く言えば『聞き分けが無かった者』が集まって組織された海賊である。
海賊といっても装備の質や人員の練度は現在のザフト正規軍にも劣らず、
そしてある企業をバックにしている組織であった。
そして彼ら自身は、ザフトの支配者の座を力によって『簒奪』したあのピンクの小娘に対して
破壊活動を行うことが、なによりもプラントのためであると思い込んでいるのだ。

 

たとえ結果、プラントの住人が物資の欠乏により苦しむことになったとしてもだ。

 

本日襲うことになるあのヒラメも、恐らくはバックの企業にとって邪魔なものが積まれているのだろうが、
その正体はヒゲの男にとってはどうでもよかった。
今はただ、目の前の獲物をいただいてトンズラかまして、帰ってステーキにありつきたいところだった。

 

「艦長!本艦に急速接近する物体アリ!恐らくモビルスーツです!」
レーダー手の報告に舌打ちをしつつ、ヒゲの男は瞬時に判断を下す。
「モビルスーツ隊緊急発進!迎撃体制…いや!ロメオ1はそのままヒラメを捕捉しろ!人質に使う」
『了解!』
すでに各々のモビルスーツに乗り込んで待機していたパイロットは、
ザフト時代と 変わらない明瞭な返答を返した。
「モビルスーツより入電!『我、ザフトパトロール。速やかに停船し、航海目的を明らかに…』」
「かまうな!迎撃始め!」
艦長の指示により、モビルスーツに向けられるだけのCIWSが発砲し、
高速で接近する機体に対して濃厚な砲火を浴びせる。
しかしモビルスーツは速度を落とすことなく、最小限のスラスター操作で砲弾の雨をかいくぐる。
ついには、エンジン部に接近されてしまった。攻撃を受けたのか、艦内に衝撃が走る。
「メインエンジン破損!機関緊急停止しました!」
「ダメコン班はエンジンブロックの消火を急げ!モビルスーツ隊はどうした!」
「今出ます!ロメオ1から順次発進中!」
「よおし…奴は捕捉したな?」
艦長の問いに答えるように、索敵が捕捉したモビルスーツの姿がディスプレイに表示される。

 

その姿を見て、アゴヒゲの艦長は絶句した。
ダークグリーンに塗装されたそれはザフトカラーのモビルスーツに見えたが、
明らかに《ダガー》系統の姿形をしていたからだ。

 

今しがたエンジンを切り裂いた斬艦刀シュベルトゲベール+(プラス)を両手に携えた《ダガーⅡ》は
艦とすれ違った後に再び向き直る。
丁度そのとき、賊の艦のカタパルトからモビルスーツが発進されたのを確認した。
最初に飛び出た一機はやけに速かった…多分エールパックか、ブレイズウィザードを使った機体だろう。
「ルナ!一機飛び出してヒラメに向かった!そっちを頼む!」
『了解!新兵は支援砲撃に専念!間違っても接近するんじゃないわよ!』
一度相対速度を殺したシンの《ダガーⅡ》では追いつけないだろう、ヒラメ狙いの一機はルナに任せて、
自分はもう一度背中のエールパックの推力を全開にして今度は艦の主砲をすれ違いざまに切り裂いた。
急速離脱しようとしたシンだったが、鳴り響くアラートに注意を喚起される。
身を捻るようにして機体の軌道を変えた直後に、後方からビームの光が飛んできた。
賊の艦から発進したモビルスーツは6機、そのうち一機はここから離れているが、
《ザク》《グフ》《ゲイツ》《ジン》《シグー》とまるでザフトのモビルスーツ勢ぞろいといった様相で、
5機のモビルスーツがシンの《ダガーⅡ》を半包囲するように取り囲んだ。
これに艦のCIWSも加えれば濃厚な火線が提供されることだろう。シンはそのまま離脱を始めた。
モビルスーツに撃たれながら離脱するシンと交差するように、砲弾が賊のモビルスーツ群に放りこまれる。
慌てて散開を開始する敵機を確認してから、シンは再び機体を振り向かせる。
「よし!そのまま砲撃して相手に連携させるな!」
新兵に指示を出しつつシンの《ダガーⅡ》は《グフ》に接近し、二本の刀で袈裟と逆袈裟に切り裂く。
コクピットと頭を残しただけになった《グフ》を賊の艦にぶつけるように蹴って、まず一機。

 

『敵は接近戦仕様だ!距離を取って蜂の巣にしてやれ!』
残った機体のうち《ザク》と《ゲイツ》がビームライフルを撃ちつつ、
《ダガーⅡ》から距離をとろうとする。
うかつな後退だな…とシンは感想を抱きつつ、斬艦刀の切っ先を敵に向けるようにして、
その先端からビームを発射させた。
『な…馬鹿な…』
次々と武装や頭を撃ちぬかれ、《ザク》のパイロットは狼狽した。
(大抵騙せるよな、コレ)
ビームガンとしても使えるようになりシュベルトゲベール、
剣銃の名に恥じない装備となった得物を構えなおしつつ、シンは残りの敵機の掃討に当たった。

 
 

(見つけた、ヒラメを人質に取るつもりね)
別行動をとった賊の《ザク》を捕捉したルナマリアは、紅く塗装された《ダガーⅡ》の得物…
縦に二つの銃口が並んだ大型のライフルを構えた。
バイザー状の狙撃スコープが《ダガーⅡ》の顔を覆い、精密射撃体勢に入る。
(減速するポイントを読んで…今!)
高速移動しながらの偏差射撃。上の銃口から放たれた実体弾は《ザク》の腰部をえぐり、
そのままスクラップにした。だが上半身だけになりながらも、《ザク》は闘志を失わなかった。
よろめきながらも体勢を整え、二撃目を許さないように《ザク》は撃たれた方向に
ブレイズウィザードに積んでいたミサイルを全部ばら撒く。
ルナマリアも大きく回避しつつ、頭部の迎撃システムでミサイルに対応せざるを得なくなった。

 

(早めにカタをつけないと…って、ええ!?)
ルナマリアは《ザク》の横合いに叩きつけるように突進してきたモビルスーツを見て、
思わずロックオンを外してしまった。
オーブ系のモビルスーツ…《レイスタ》らしき機影を確認して、ルナマリアはオープンチャンネルで叫ぶ。
「戦闘の邪魔だ!死にたいのか!」
『うるさい!お前たちが頼りないから、私も出るしか無いんじゃないか!』
「民間機がでしゃばるな!武装も無しで、貴様死にたいのか!」
『ごちゃごちゃと…地球人は黙ってろ』
「な、なんですってえ!」どうやら《レイスタ》に乗っているのは少女らしかった。
それ自体はそれほど珍しくもないのだが、こうも無謀にでしゃばられると、どうしようも無い。
不意を付いた体当たりで《ザク》を飛ばしたあと、《レイスタ》はザクに接近を図る。
射撃の邪魔になって仕方ない。足でも撃ち抜いて黙らせてやろうかと思ったルナマリアだったが、
その後の展開は驚くべきものだった。
散発的にビームライフルを撃つ《ザク》の射撃を見事にかいくぐり、両足を変形させたクレーンで
《ザク》の脇を掴むようにする。その後機体を密着させ、素手で《ザク》の頭をもぎ取ったのだ。
民間機の暴勇に唖然としてしまったルナマリアだったが、賊の《ザク》からの救難信号を
受けて首の付け根から内部構造を抉り取っていく《レイスタ》を止めることにした。

 

『もう降参だあ…助けてくれえ!音が!音があ!』

 
 

上々の戦果だった。賊の船で負傷者が出た以外は双方死者ナシ。
こちらの装備にも損害は出なかった。
(ラッキーだったな)というのがシンの正直な感想であった。
『では、我々はパトロールに戻りますが、そちらは航行に支障はありませんか?』
《パトクロス》よりトライン艦長がヒラメ型の輸送船の安否を聞く。
『ええ、お陰さまで全員無事です。《レイスタ》で飛び出した馬鹿にはきつく言い聞かせますんで』
『まったくそうよ!』
何故かルナマリアが尻馬に乗った。
『何をいう、お前達が下手糞だったから、私が楽させてやっただけじゃないか
 それにザフトが《ダガー》を使うなんて世も末だな』
『こ、このガキ!言わせておけばー!』
『カノンやめとけ。…本当に失礼しました、紅い《ダガー》のお嬢さん。
 ところでプラントに着いたらお茶でも…』
無精ひげはそういう男らしい。
『あー、輸送船《ベイバロン》の幸運を祈る。通信終わり』
トライン艦長は強引に通信を切って、戦闘の後始末の指示を始めた。
『ナスカ級のクルーとパイロットは全員拘束した?陸戦隊は船内をしっかり調査してね。
 モビルスーツ隊は曳航の準備と使えそうなパーツの回収よろしく』
指示を受けてクルーとパイロット達は各々の仕事を始めた。
慣れた仕事をてきぱきとこなしていくが…

 

『アスカ隊長、まるで我々のほうが海賊みたいですね』
新兵の一人が尤もな意見を言った。
「言うな。仕方ないことだ」

 

軍事費2割カットという憂き目にあったザフトでは、海賊の装備も貴重な資源になっていた。

 
 

「まったく…今度やったらぐるぐるの簀巻きにして、宇宙クジラのエサにしてやるからな」
「はあい…」
無精ひげの男に怒られてシュンとなる、カノンと呼ばれた少女。
男は格納庫に出向いて《レイスタ》から降りた少女に、とりあえず拳骨を一発くれてやったあと、
今運んでいる積荷を確認していた。
「しかし…やっぱりコレ狙いだったのかね?情報漏れてたかな」
「さて…欲しがる組織も、良く思わない組織も心当たりがありすぎるゆえ」
無精ひげの男に答えたのは甲板長だった。

 

「さすがは《デストロイ》様というところかねえ。
 パーツになっていてもそのご威光は変わらないってわけだ」
「忌々しいことです」

 

大きなコンテナに詰められているものに、思いを馳せた二人だった。

 
 

《ダガーⅡ》を《パトクロス》に帰還させ、コクピットから降りたシンを、
赤いメッシュが柿のヘタのように見えるヴィーノが出迎えた。
「お疲れさん。流石にやるじゃんか」
ミネラルウォーター入りのパックをシンに投げ渡しながら、ヴィーノはシンの戦果を讃えた。
一度の戦闘で戦艦を戦闘不能に追い込み、モビルスーツも4機撃破、
かつての『スーパーエース』の呼び名は伊達ではなかった。
「サンキュ。まあ、機体に助けられてるけどな。
 量産機にしちゃすこぶる高性能じゃないか?《ザク》より軽い分扱いやすいし」
「何よ、そんなに気に入ってるわけ?このカンオケを」
ルナマリアも乗機を離れて、二人の元に近づいた。
「まあ、シンもルナも生き残ってくれてよかったよ。俺も頑張って機体に慣れるからさ」
「ありがとな、ヴィーノ」
整備を開始するために機体に近づいていったヴィーノの背中にねぎらいの言葉をかける。
慣れない整備に苦労しながら、キッチリ仕上げてくれる彼らメカニックマンの努力には
頭が下がるばかりだった。

 

《ダガーⅡ》は地球連合軍の次期主力機の一つとして開発された機体である。
ダガータイプをベースに、カンオケと評されることとなった《ダガーL》や《ウィンダム》の反省点を
盛り込んで設計されたもので、革新的な特徴は無いが癖の無い良い機体だった。
連合側の機体をザフトが運用しているのには、深くないワケがある。
現在積極的に行われている技術交換のあだ花と言うべきなのか、資金提供と機体の譲渡をエサに、
ザフト…つまり、宇宙でコーディネイターが運用した場合のデータを要求されたのだ。
嘗ての敵に塩を送るようで抵抗が無いわけが無かった。
しかし今はいがみ合うよりも適度にお付き合いをし、適度に双方の良いところを取り入れ、
適度に出し抜くことがプラントにも連合にも要求されているのだ。
そして、そのしわ寄せはかつての《ミネルバ》クルーが集う《パトクロス》に寄せられたというわけだ。
シンはあまり気にしていなかったが、慣れない兵器を実戦運用しなければならない
ストレスというのは容易に想像できる。ルナマリアのほうが、よっぽどまともなのだろう。

 

「ホント…早く《ザク》に戻りたいわ…ああ、見れば見るほど忌々しい」
「そんなに毛嫌いしなくてもいいだろ?ルナ」
「特にこの顔!私はヤラレメカですぅって全力で主張してる顔がどうにかならないかしら!」
「《インパルス》と大して変わんないんじゃない?」
「全然違う!シンは分かってない!」
ギャーギャーわめき散らすルナマリアだったが、これも元気な証拠だと思うことにした。
こういうバカ騒ぎをちゃんと聞ける、自分にしても…《デスティニー》に乗って、ロゴスや
ピンク姫と戦っていた頃よりも、随分立ち直ったなと思った。

 
 
 

ところ変わってプラントのコロニー《アプリリウス・ワン》
今日は最高評議会が開かれており、議長ラクス・クラインも勿論参加していた。
積極的に政治に参加するようになってから、特徴的なピンクのロングヘアーを
ショートカットにした彼女は、今日も微笑を湛えながら、
「我々は独立以前に戻るつもりなのか」とか、「コーディネイターの誇りはどうした」
とか言う議員の主張を聞いていた。

 

…内心では、強烈な毒を吐きながら聞き流していた。

 

「議長は軍縮を進めながらも連合軍への技術提供をやめないのは何故か!
 いずれプラントに大きな毒を残す愚策であるとしか言い様がない!」
「地球連合はもう我々の宿敵ではなく共に歩むべき盟友。
 彼らとの理解を深めることが第一ではありませんか?」
(うっせーなデブ。軍事費浮かして福祉教育を整備しないと後先ないんだよ)

 

「ナチュラルのプラント移民計画にしてもそうだ!
 これはコーディネイターの独立精神に真っ向から反対するものである!」
「ナチュラルとコーディネイターに如何ほどの違いがあるというのでしょうか?
 同じ目と鼻と耳を持った人間ではありませんか。
 お互いに助け合うことが、未来を作る唯一の道だと理解しています」
(戦争で若い働き手がごっそり居なくなってんの分かって言ってるのか?このハゲ)

 

「プラントは独立闊歩の路線を進むべきだ!
 そうでなければ死んでいった英霊たちにどうして申し訳が立とうというのだ!」
「二度の大戦は互いの悲しい誤解から生まれたものです。
 悲しみに固執して前に進めなくなることよりも、少しでも前進を続ける事こそが弔いになるはずです」
(貿易切ったらどれだけの人間が路頭に迷うと思ってるんだ?
 このチビ一度拉致ってスラムにでも放り投げてやろうかしら)

 

こんな感じで、議会は現在嘗てのザラ派と、デュランダル派の一部が連合した保守勢力と、
クライン議長に同調した融和勢力に二分している。
今日の議題も「コロニー補修のための特別予算」を成立させるための会議のはずなのに、
いつもの通り脱線している。
「…30分の休憩とします」
そう言ったラクスが一番疲れていた。
勿論顔は微笑を湛えたまま。

 
 

「お疲れ様ラクス…って、どうしたの!」
ラクスの執務室で彼女を待っていたアンドリュー・バルトフェルドは
彼女が部屋に入るなり、ソファにうつぶせに倒れるように寝転がったので驚いてしまった。
ベージュのツーピースにシワがつくことも構わずに寝そべったラクスはそのまま

 

「デュランダルすげえ…あのワカメ何でこんな仕事できてたんだろ、ホントすげえ…」

 

「君がそれを言っちゃ駄目だろ、ラクス」
暴言を窘めつつ、バルトフェルドはラクスの身体を持ち上げ、ソファに座らせるようにした。
「まあ、議員があんな感じなのは君のお父様が議長だったころから変わらんよ」
「そりゃあ連合とも戦争になるわ」
バルトフェルトが淹れてくれたコーヒーを飲みながら、ラクスは愚痴をこぼした。
今の彼女にとって本当に胸の内を開けて話せるのは、
嘗て砂漠の虎と恐れられたこの隻眼の男と、もう一人だけだった。

 

だからバルトフェルドも、自慢のコーヒーにガムシロップを滝のように注ぐ
彼女の蛮行も窘めようとはしなかった。

 

「デュランダルは偉い奴だったんだなあ…彼のクローン作りたくなる…」
「クローン製造は地球でもプラントでも重罪だよ。それとも法改正でもする?」
「言ってみただけよ、もう…」
(ま、ちょっと性格が変わったとしても根っこはお姫様だったときと変わらないんだし、
 寧ろ成長を喜ぶべきかな?)
最愛の人を失い、自分だけ生き残ってしまったバルトフェルドにとって、親を失った彼女の
保護者たろうというのが、《エターナル》の艦長としてラクスの協力者になって以来の生きがいだった。

 

そしてラクス・クラインは政治の場についてから、
プラントの絶望的な状況を立て直すべく必死に取り組んだ。
福祉・教育・医療・就労に関する絶望的な格差と、膨れ上がる戦費に圧迫された予算…
何せデュランダル前議長が何とか上手くやりくりしていたところを
自分自身の手で粉砕してしまったのだから、何とかしないと目覚めが悪かった。
結果、彼女は父の意思とデュランダルの方針の都合の良い部分だけ引継ぎ、
地球連合との融和に努め始めたのだ。
そのことで問題が起きているのは確か。
特にテロリズムと海賊の急増は大きな問題だった。
しかし貿易や技術交換、人員の行き来が活性化されたことの恩恵も大きかったことも確かだった。
特に低所得者への受けは良かった。
そして、地球連合にとっても《ニュートロンジャマー・キャンセラー》の有償提供をしてくれた
ラクス・クラインは、父の残した毒を濯いでくれる姫として、
そして有用な取引相手として認識され始めたのだ。

 

しかし、ラクス・クラインは変わってしまった。
相次ぐ政争やテロ、そして自身も少なからず命を狙われた経験より磨り減っていったのかもしれない。
表の顔と裏の顔がはっきり違う人間になってしまったのだ。

 

「君は良くやっているよ、ラクス」
「当然よ、今は私にしかできないことなんだから」
たとえラクスが、それが本意で無かったにしろ、
力でプラントの権力を奪った『簒奪者』 だと罵られようとも、
現在ラクスを抜かしてプラントを導くことができるカリスマが居ないことも確か。
そして彼女がお飾りなどではなく、自身の意思で未来を作ろうとしていることも確かだった。

 

「さ、そろそろ戻りましょうか。今度は甘いカプチーノをご馳走してくれたら嬉しいかな?」
「考えておくよ、ラクス」
そしてラクス・クラインは戦いの場へと舞い戻った。

 
 
 
 

今回はここまでです。なお、予定されていた

 

「ドキッ!女だらけのシン争奪水泳大会~ポロリもあるでよ」

 

を変更してお送りしたことをここにお詫び申し上げます

 
 

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