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Z-Seed_カミーユ In C.E. 73 ◆x/lz6TqR1w氏_第19話

Last-modified: 2007-11-12 (月) 12:37:28

ミネルバからアスランが居なくなってしまった事はクルーに多大な精神的ダメージを与えた。
いたたまれない気持ちのカミーユ、シン、ハイネに、ショックの余り茫然自失のルナマリア。
とてもではないが、今は戦える状況では無かった。
そんな時、シンに更に追い討ちを掛ける出来事が起こる。
 
「ステラ!」
 
医務室へ飛び込んできたのはシンだ。
シンがステラに目をやると、そこに居るステラは顔が痩せこけ、肌の色は青白い。いかにも死にそうな表情をしていた。
 
「どうしてステラがこんなになってしまったんです!?」
 
シンが医者に詰め寄る。
 
「こ、この子はエクステンデッドだ。強化された体に効く薬なんぞ私達は持っていない……」
「じゃあ、その薬を作ってくれよ!あんた医者だろ!?」
「…残念だが、それは出来ない。エクステンデッドに関する資料も圧倒的に不足しているんだ。
やはり彼女を本国に送って研究しないと……」
「そんな!?それじゃあステラを実験動物みたいにしろって言うのかよ!?」
「いや…それは……」
「そんな事、俺は絶対に許さない!」
 
シンは医者を睨みつける。その目は憎悪にも似た鋭い目だった。
 
「そんな目で私を睨んでも無駄だ。私にはどうする事も出来ん。
……だが…連合にある技術ならあるいは……」
「ステラを…連合に返す……?」
「それが、この子が生き長らえるのに一番手っ取り早い方法かも知れん。特に今は急を要する状況なだけにそれが最良の選択かもな……上がどう言うかは知らないがね」
「……俺が説得して見せます……」
 
そう言ってシンが医務室を出ようとした時、ステラが一時的に意識を取り戻す。
 
「シ…ン……」
「ステラ!」
 
慌ててステラの下へ駆け寄るシン。
 
「シ…ン…ステラ……守る…って……」
「ステラ、大丈夫だから!絶対に俺が君を治して見せるから!」
「う…うん……ステ…ラ…シン…を……信じる……」
 
やっとの思いで口にした言葉だったのだろう。ステラはそこまでしゃべると再び目を閉じてしまった。

「上に直訴するなら早くした方がいい。私も何とか延命を試みてみるが、それもいつまで持つ
のか分からん。医者としてこの子をこのまま死なせたくないのが本音でもあるからね」
「は、はいっ!」
 
シンは駆け出し、艦長室へと向かっていった。
 
 
「シン、そんなに慌てて何処へ行くのだ?」
「艦長室!」
「艦長室?何があったのだ?」
「ステラが死にそうなんだ!だからステラを連合に返還して貰える様に艦長に頼むんだ!」
「彼女は連合の人質だぞ?」
「そんな事関係ない!俺はステラに死んで欲しくないだけだ!」
 
シンの真っ直ぐな返答にレイは少し笑みを浮かべる。
 
「分かった。俺も行こう」
「レイ!?」
「気にするな。お前はお前のやりたい事をしろ。俺はそれを手伝うだけだ」
「……すまない、レイ……」
 
二人はタリアの居る艦長室へと入室する。
 
「艦長、お願いがあります!」
「…どうしたの、シン?そんなに急いで…」
 
ノックも無しに突然入室してきて藪から棒に大声を出すシンに、タリアは目を丸くして困惑する。
 
「ステラを連合に返還する許可を下さい!」
「私からもお願いします」
「二人とも…どうしたの?」
 
シンとレイの言葉に戸惑うタリア。唐突な事に疑問を感じざるを得なかった。
 
「ステラが死にそうなんです!だから、一刻も早く連合に……!」
「それは出来ないわ。上の方から本国へ輸送の話が来ているもの」
「そんな……」
「残念だけど命令よ。従いなさい」
 
タリアの言葉がシンに突き刺さる。
しかし、シンは諦め切れなかった…諦めるわけには行かなかった。

「俺はそんな命令聞けません!本国へ送るなんて…ステラを見殺しにするようなものです!」
「あなた、軍人でしょう?軍人に個人のわがままは許されないわ」
「ステラを見殺しにする事が軍人なら、俺は軍人で無くたっていい!」
「待て、シン」
 
ヒートアップするシンを抑えるようにレイが前に出る。
 
「艦長、私もシンに賛成です。彼女の命を救う為にも連合に返す許可を頂きたいのです」
「無駄よ。責任者である私からは命令を無視する事は出来ません」
「…それでいいのでしょうか?死に瀕している人間を前にして命令を優先させる事が本当に
正しい事でしょうか?」
「レイ……」
「私はそうは思いません。人の命が人の言葉より軽いなんて事は無いと思います。戦争が人
の命の犠牲の上に成り立つ事は仕方の無い事と思います。ですが、今救える命を救う事が
軍の正しい意義ではないのでしょうか」
「……」
「彼女がこのままでは死んでしまうという事は事実です。それでも艦長は彼女の命を犠牲に
してまで軍の命令を優先させますか?人の命の灯火を命令という人の言葉でかき消します
か?」
 
レイの言葉にタリアは考え込んでしまう。タリアにしてみればレイの言葉は責任者としての
自分を否定されたような気分だった。
 
「艦長、お願いします!早くしないとステラが死んじゃうんです!」
 
シンの必死な言葉にタリアは昔の事を思い出す。
かつて自分が新しい命を欲しがった事、そのせいで一人の男を傷つけてしまった事。
あの時の選択の答えが未だ燻り続けている事が、タリアに決心を鈍らせている理由だった。
それでもあの選択が本当に良かった事なのか、またもや命の選択を突きつけられているタリアは過去と同じ選択をする決意をする。
その裏で、またもや過去の男を傷つけてしまう事に、申し訳なく感じていた。

「……わかりました、許可をします。ただし、この事は私とあなた達、そして医務室の先生
以外には決して口外しない事」
「か、艦長!」
「その後の責任についても私に一任させてもらいます」
「えっ……?」
「当然でしょ?クルーの責任は艦長である私の責任でもあります」
「でも、艦長そんな事では……」
「あなたが言い出したことでしょ、もっとハッキリしなさい。……何とかする自信はあるわ」
「は、はい!ありがとうございます!」
 
シンは深くお辞儀をし、艦長室を急いで出て行った。
 
「タリア艦長……」
「いいのよ、レイ。あの人の事は分かってるわ」
「……」
 
艦長室に残されたギルバート=デュランダルという繋がりのある二人はこれ以上何も語らなかった……

その日の深夜、シンは医務室よりステラを連れ出す。
 
「本当にいいのかね?君はこの子の事を……」
「……いいんです、ステラが死んじゃうよりは、この方が……」
 
退出間際、医者が問い掛けた質問にシンは視線を落としてそう応えた。
それでも、辛そうなその表情に医者は続ける。
 
「だが、その子にとっては君の方がいいのではないのかな?連合に返したところで、もしかしたら彼等はその子をまた兵器として使うかもしれない……」
「俺が頼みます」
「そんな口約束を守るような連中とは私には思えない。何故なら少女を戦いの道具にする奴等だ。ナチュラルとはそういうものだよ」
「……」
「もし、その子と戦場で再開してしまったら…その時はどうするのだね?」
「……行きます……」
 
医者の質問に答えず、シンは眠るステラを背負って医務室を退室する。
その背中を見つめ、医者は深い溜息をついた。自分には外傷を癒す知識はあっても、少年の心の傷を癒す術を知らない。
 
「医学も無力だな……」
 
小さく呟いて椅子に腰を下ろす。そして、それまでのステラのカルテを眺めて片手で頭を抱える。もう一つ深い溜息をついた。
「これと…拾ってきた資料で私にできるだろうか……」
 
引き出しの中から取り出したのは以前連合の研究所から回収したエクステンデッドの資料のコピー。それを見つめ、先程のシンの表情を思い出す。
 
「……やってみるか……」
 
無駄になる可能性が高いと分かっていながらも、何かをしなければ収まりがつかないという気持ちになっていた。医者としての使命感か、それとも人としての純粋な気持ちなのかは分からないが、シンに少しでも協力したいという気持ちになっていた。
その日から、医務室の明かりは連日深夜まで灯り続けることになる……

一方、レイの協力もあり、何とか監視の目を掻い潜ってステラを車まで運び込めたシンであったが、そこから先が難しかった。夜間とはいえ、ゲートには見張りが居る。
そこを通過する為に考えを巡らせていた所、交渉に当ったレイが見張りを抱き込む事に成功した。
基本的に外出は許可されない時間である為、適当な理由では抜ける事は出来ない。では何故抱き込めたかというと、なんとレイは自分の身銭で賄賂を握らせていたのだ。
 
「レイ…いいのか、お前の金だろ?」
「気にするな、俺には余り必要ない。それよりもお前が彼女を無事に返せるかどうかの方が重要だ、しくじるなよ」
「すまない、帰ったらちゃんと返したいけど…」
「俺は悪趣味だが貧乏人から金をせびるほどでは無い。心配するな」
「ちぇっ、言ってくれるぜ」
「フッ、気をつけていけよ」
「ああ、行って来る」
 
シンはガイアのデータベースにあった情報を元に、連合の陣営に向けて車を走らせた。
 
 
「…あれか。向こうもこちらをキャッチしている筈だな」
 
ある程度の距離をおいて車を止める。そして、括り付けてある白旗を確認する。
 
「白旗は…見えてるよな……?」

一瞬不安になったが、シンは発見した連合艦に向けて無線を送る。
 
「連合艦艦長に告ぐ、こちらはザフトパイロットのシン=アスカ。以前の戦闘で捕虜にした人物を返還しに来た。従ってそちらの責任者一人を今から指定するポイントまでよこしてくれ」
 
シンはその場より少し離れた場所を連合艦に指定した。

「尚、その人物の生命活動が非常に危険な状況にある故、早急に決断を下されたし。以上だ」
 
一方的に通信を切ると、シンは指定した場所に移動をした。
連合がこの話を信じるかどうかは分からないが、ネオという人物は何故かやって来るだろうと思った。ステラがうわ言で呟いていたその男に嫉妬したからかなのかハッキリしないが、シンは確信に近い思い込みでネオを信じた。
勿論ステラを戦わせている事を許しはしないが、ステラの命はその男に懸かっているのだ。
これで彼女を見捨てるような事があれば、連合の全ての人間を調べてでもネオに復讐してやろうと決意していた。

そんな風にして考えを巡らせていると、一機のウインダムがこちらへやって来た。
コックピットからは奇妙な仮面を被った男が降りてくる。
 
「シン=アスカ君だね?私があの艦の責任者、ネオ=ロアノークだ」
「こちらの一方的な願いを聞いて貰えて感謝している」
「それで…捕虜、というのは……?」
「この子だ」
 
シンは気を失っているステラを車の中から担ぎ出す。
 
「ステラ…!生きていたのか……」
「そうだ。けど…ステラが死にそうなんだ…だからあんた達の技術でステラを助けてくれ!」
「コーディネイターがナチュラルの技術を当てにするとはな……流石にプラントにはこの子を救える技術は無いか」
「頼めるんだろ?」
「当然だ。私としてもこの子に死なれては寝覚めが悪い」
 
シンはステラをネオに引き渡す。
 
「一つ、あんたに個人的に約束をして欲しい事があるんだが……一方的だってのは分かってるけど…」
「……内容によるな。言ってみろ」
「…ステラをこれ以上戦いに巻き込まないで欲しいんだ。この子は戦いが出来るような子じゃない……」
「……何故それを私に?」
「ステラが苦しんでる時、いつもあんたの名前を呼んでいたんだ」
「私の名前を?」
「…きっとあんたに助けて欲しかったんだと思う。ステラに戦いをさせた事は正直気に入らないけど、あんたならこの約束を守ってくれると思ったんだ」
「そうか……わかった、約束しよう」
 
そう言うとネオはステラを連れて戻って行った。
 
「ステラに優しさを……」
 
残ったシンは飛び去っていくウインダムが見えなくなるまでずっと空を見つめていた……

シンが基地へ戻って来ると其処にはカミーユが待ち構えていた。暗くてその表情はうかがい知る事は出来ないが、取り敢えず車から降りる。
 
「ドライブだよ」
 
シンは突発的に適当な理由を述べる。暗くても全てを見透かされるようなカミーユの視線を警戒しての事だった。
 
「どうにも最近落ち着かなかったからな、夜風を切ってストレスを解消させてただけさ」
 
聞かれてもいないのにシンは先を話す。カミーユの過去を知ったとは言え、シンにとってカミーユはまだ得体の知れない奇妙さを醸し出す人物だったからだ。
 
「結構気持ちよかったぜ、あんたも行って来たらどうだ?気分転換…」
「ステラを連合に返したのか?」
 
シンの口が止まる。
ミネルバの中でもほんの一握りの人間しか知らない事実を何故カミーユが知っているのか驚愕だった。
 
「いや……」
「隠しても分かる。彼女の息苦しい感覚が遠くなっていったからな」
「はぁ!?」
 
訳の分からない事を口にするカミーユにシンは思わず素っ頓狂な声をあげた。

以前から気にはなっていた。
カミーユが発する不思議な感覚と言葉、そしてピンチの時にはいつも駆けつけるカミーユの姿があった。まるで人間がもつ第六感のような閃きで察知したとしか思えない確率で……
今回もそうである。カミーユはステラの事を何でも分かっているような嗅覚でここに現れたのだ。
 
「あ…あんたは一体何なんだ!?いつも訳の分からない事を口走って……どうしてステラが居なくなったのが分かるんだ!?」
 
シンはカミーユの不気味さに余裕を無くしていた。ニュータイプの事を知らないシンには、カミーユは幽霊のように見えていたのかもしれない。

「説明しろよ!でないと…あんたと一緒に戦う事は出来ない!」
「そ、それは……」
 
カミーユは一旦躊躇う。シンにニュータイプの事を話しても果たして意味が通じるか分からなかったからだ。
しかし、話さなければシンは納得しないだろうし、適当な説明で納得させる自信も無かった為、仕方なくカミーユは真相を話すことにする。
 
「それは!?」
「…それは俺がニュータイプだからさ……」
「はぁ!?」
 
ニュータイプという謎の単語にシンはまたも素っ頓狂な声を上げる。
 
「何だよそれ?説明になってんのかよ?」
「まぁ…一応は……」
「その言葉…一体何なんだ?ちゃんと俺に分かるように説明してくれよ!」
「俺も詳しい事は知らない。受け売りでいいなら」
「言えよ」
「分かった。…でも、分からなくても納得しろよ。こっちだって上手く言えるかどうかは分からないんだから」
 
カミーユは一呼吸置いて話し始めた。
 
「ニュータイプと言うのは俺の世界での言葉で、人類の革新だって言われている」
「革新……?」
「ああ、具体的には宇宙に出ることによってそこに適応しようとして得た新しい人間の可能性といったところらしいけど…」
「じゃ、じゃあ、あんたがその新しい人類だって言うのか?」
「そんな大それたモノじゃないけど、この世界で言うコーディネイターみたいなものと考えてくれて構わないかもしれないな」
「俺たちみたいな……?じゃあ、やっぱりあんたにも病気に対する抵抗が強かったりするのか?」
「いや、ニュータイプは自然発生するのが普通なんだ。だから、俺の検査をミネルバでした時はナチュラルだって結果が出ただろ?」
「あ…そうか……。でも、あんたは軽々とコーディネイター以上の操縦技術を持っているじゃないか?」

「それはどうなのか分からないけど、一応それにもそれなりの理由があるみたいなんだ」
「何だよ?」
「ニュータイプの能力ってのは、主に人と人とが誤解無く分かり合う事で、その副産物として普通の人よりも少しだけ勘が良くなるらしい。それがMSで戦っていく上で有利に働いていたんだろうな」
「そっか……カミーユにそんな秘密があったのか……」
「秘密って程大きな力じゃないけど、たまには便利な事もある。俺が彼女を感じられたのはその力がもたらす感覚にある。それで彼女がここから居なくなった事が分かったのさ」
「成る程……それがあの時言ってた"プレッシャー"とかって言葉に繋がるんだな?」
「ああ、息苦しい感覚の事を俺はそう呼んでいる」
 
一つ一つ思い出すようにカミーユは語った。
シンにとって分からない話では無かった。人間の脳は未だその能力のほんの一握りしか引き出せていないことは知っていた。その中の一つを解放させたと思われる人間が居てもおかしくはないと思った。
 
「随分な説明だな。カミーユらしくない言い草だ」
「そりゃあ当然だろ?ほとんど受け売りみたいな物なんだから…」
「でも、分からなくない話だ……いや、違うな…?何て言うか、その……」
「無理して分かろうとしなくていい。形だけ納得してくれれば」
「そうじゃないんだ。そうじゃなくて…俺、その話結構いい事だと思うんだ。そのニュータイプってのが本当ならさ、敵とだって分かり合えるかもしれないんだろ?だったら喧嘩だって無くなるかもしれないし、そうなればさ、戦争だって無くなるかも知れないじゃないか?素敵な事だろ!」
「……実際そう上手くいくもんじゃないけどな。ニュータイプといっても戦争の道具にされるのが現実だったし……」
「それでもカミーユには力があるじゃないか?その力があれば、戦争を終わらせる事だって出来るさ!」
「……力を持っていたって出来ない事は山ほどある……俺は助けなきゃいけない人を助けられなかったんだ……」
「あ……」
 
すぐにシンはこの間話した二人の女性の事を言っているんだろうと直感した。不用意な自分の一言を反省する。
そんなシンに気付いたのか、カミーユの方は気を取り直して表情を変える。笑っていたが、シンにはそれが無理やりの笑顔に見えた。

「でも、そのシンの感じ方はきっといいことなんだと思う。その気持ちを忘れなければステラも救えるし、もしかしたらお前が戦争を終わらせる事になるかも知れない」
「お…俺が戦争を……?」
 
急に大きくなる話にシンは考えを巡らせる。
戦争によって様々なものを失ってきた自分が戦争を終わらせる……これほどシンにとってやり甲斐のある目標はない。
何となく自分に目標が出来たみたいで、シンは急にやる気が沸いてきたような気がした。
 
「どうだ?」
「ああ……ステラを助けて戦争を終わらせる。それが俺の運命だと信じることにする」
「そうか…なら、俺はお前を全力でバックアップする。だから、その運命に負けるなよ」
「ああ……!」
 
自らに使命を課したシンは秘められた可能性を開花させる事になる。それは彼の最後に見せる力に成り得る革新であろう。
しかし、運命はそれを試すかのようにシンを激動の渦に巻き込もうとしていた……